AIが世界を変える時代に、変えた側にいられるかもしれない

更新日:2025/12/13 3:15
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AIが全部やってくれる時代に、僕の価値はどこにある?

こんにちは。Rimoで営業をしている西田です。
Rimo Advent Calendar 2025、13日目を担当します。


先日、ある契約が取れました。

お客さんは複数の議事録ツールを比較していて、どれにするか迷っていました。
僕は迷わず「どこよりもうちがいいです」とお伝えしました。

すると「社長に比較資料を見せたいんだけど、明日から出張で時間がない」と言われました。
だったら、と私の方で比較資料を作ってお送りしたんです。
結果、その資料がそのまま社長へのプレゼンに使われ、契約が決まりました。

前職ではExcelでシミュレーションをひたすら回すような仕事をしていたので、こうやってお客さんの「決断の背中を押す」瞬間に立ち会えるのは、素直に楽しいなと感じています。


告白しないといけないことがある

ただ、正直に言わないといけないことがあります。

あのとき送ったメールも、提案の戦略も、比較資料も。
全部、AIに指示して作らせました。

もちろん最終的なチェックや調整は自分でやりました。でも、土台は全部AIが作ってくれたんです。

じゃあ、自分の介在価値ってどこにあるんだろう?

Rimoで営業をしていると、こういうことを考えさせられる場面によく出会います。
でも、それこそがRimoで働く面白さなんじゃないかなと、最近は思うようになりました。

今の自分なりの考えを、書いてみたいと思います。

強気すぎて、怒られた話

少し前の話をさせてください。

Rimoのサービスは、精度も使いやすさも本当に自信があります。だから営業でもかなり強気に話すことが多いんです。

ある商談のあと、お客さんからメールが届きました。

「ああいう強気すぎる、強引な営業手法では、私は買いたいとは思いません」

正直、ショックでした。

すぐに謝罪のメールを送って、それ以上トラブルにならないように引こうと思いました。
でも、上司に相談したら、こう言われたんです。

「謝ることは大事。でも、いいサービスだって本気で思ってるなら、もう一回届けに行きなよ。何かあったら俺も一緒に謝るし、そこからまた契約取りに行くこともできるから」

結局、謝罪と一緒に「それでも一度使ってみてほしい」というメッセージを送りました。

返事は来ませんでした。
でも、それでいいと思えたんです。

AIは「引いた方がいい」と言っていた

実はこのとき、AIにも相談していました。

AIの答えは「謝罪だけして、それ以上は引いた方がいい」というものでした。
リスクを考えれば、たぶんそれが正解だったのかもしれません。

でも、自分の意思で、もう一回リスクを取りました。

「いいものを、必要な人に届けたい」

やり方は間違えたかもしれません。
でも、その意思を持って動いたことは、良かったんじゃないかなと思っています。

AIがいろいろ上手くやってくれる時代だからこそ、「自分はどうしたいのか」という意思を持つことが、この先もっと重要になるんじゃないかなと。

最近、そう思うようになりました。

AIエージェント時代に「意思」が起点になる

AIエージェントの時代が来る、と言われています。
AIが自律的に動いて、人がやってほしいことを勝手にやってくれる時代です。

でも、AIを動かすには「どうしたいか」という意思が必ず起点になるんじゃないかと思うんです。

そして、会議には、その意思が詰まっています。

会社がどうしたいのか。どんな決断をしなきゃいけないのか。どこに向かっていくのか。
会議は、その会社の「集合的な意思」が最も色濃く残る場所なんじゃないかなと、個人的には考えています。

だから、その意思を安全に、精度高く蓄積できる議事録ツールは、AIエージェント時代の「1丁目1番地」になれる可能性があるんじゃないかと。

これはあくまで一営業としての一意見でしかないのですが、僕はそんなふうに感じています。

変える側に、来れるかもしれない

世の中を見渡すと、AIで業務効率化しようとしている会社はたくさんあります。

でも、AIを使ったプロダクトを自社で持っていて、それを他社に届けている会社は、実はそんなに多くないように思います。

AIエージェントが何でもやってくれるようになったとき、会社の意思を安全に・大量に蓄積しているRimoは、構造的にかなりいい位置にいるんじゃないかなと。少なくとも、僕はそう信じています。

「変えた側」なんて言うと大げさに聞こえるかもしれません。でも、Rimoは今、議事録ツールとして安全性・精度ともに忖度なしでNo.1と言っていただけるポジションにいます。だからこそ、「もしかしたら本当に変えた側になれるかも」と、現実感を持って思えるんです。


AIが世界を変える。これはもう誰も疑わないと思います。
でも、その「変わった世界」で、変えた側にいられるかどうかは別の話です。

まだまだ未熟な一営業ですが、その可能性にやりがいを感じながら働いています。

いろんな職場があると思います。
条件とか、職種とか、働きやすさとか。

でも今このタイミングでRimoに入ったら、
何年か後、AIで世界を変えた"側"に来れるかもしれませんよ?

そんな可能性を持った職場は、なかなかないんじゃないかなと思っています。
個人的な意見でしかないし、本当にそうなるかは全くわからないんですけどね。

でも、少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。


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