非エンジニアでもRimo(会議データ)×Coworkで「これやっといて」を成果物にする

更新日:2026/01/23 9:36
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この記事のポイント

  • Co-workは「文章を返すAI」ではなく、(許可された範囲で)PC作業を進めて成果物を作るAIエージェント

  • ただしCoworkは 指示(プロンプト)の質で結果が大きく変わる

  • そこで Rimo(会議データ)上で、Rimoのチャット機能にCo-work用プロンプトを書かせた

    • 海外でバズっている投稿をリサーチ→レポート化→ZapierでXの投稿内容を作成させてSlackで共有

  • 結果、非エンジニアでも「会議→指示→成果物」までの初動が速くなった

  • 最後に、この一連を Rimoチャットでブログ化して社内共有までつなげた

そもそもCoworkって何?
(ChatGPT/Claudeの“普通のチャット”との違い)

Coworkを触っていない人も多いと思うので、超ざっくり整理します。

普通のチャットAI(ChatGPT/Claude)

  • 得意:要約、文章作成、構成案、アイデア出し

  • 基本:文章を返す(その後の作業=保存、整理、収集は人間がやることが多い)

Co-work(Computer Use系)

  • 得意:ブラウザで調べる/情報を整理する/ファイルを作る/フォルダに保存する…など
    “作業を進めて成果物を残す” ところまで持っていける

  • つまり「会議で出た依頼(これやっといて)を、成果物まで持っていく」用途で強い

    • 成果物の実行までは別途ツールを使わないとできない

注意点(重要)

  • ログイン・課金・削除などは誤操作リスクがあるので、基本は避けるまたは指示しておく

  • 参照したURLや根拠は必ず残す(後で検証できるようにする)

  • 機密/個人情報の扱いは慎重に(会議データを使うため)

 背景:会議中の「これやっといて」を、会議後に“仕事として完了”させたい

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Rimoの議事録はとっても優秀なので、
会議中に決まったアクションが指名されて記載されます。笑

ただ、こういうアクションは会話の中では理解できても、会議が終わると

  • 調べ始めるまでの初動に時間がかかる

  • 途中で“意図”がズレる

  • 結果として「議事録はあるのに、仕事が進まない」

ということが起きがちです。

今回の成果:Rimo(会議データ)→RimoAIチャットでCowork用プロンプト作成→Coworkでリサーチ/レポート化→ZapierでX投稿自動作成→Slack通知

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結論から言うと、私は Rimoの会議データを起点に、RimoのAIチャット機能でCoworkへの指示(プロンプト)を書かせました。

ここが良かったこと

  • 自分で1からプロンプト(指示文)を考えるのは大変

  • 文字起こしを別のLLMに入れて要約して、さらに整形して…とやっていると

    • 時間がかかる

    • 意図しているプロンプトが出にくい(ズレる)

  • その点、Rimoのチャットは

    • 会議の文脈を見ながら

    • “この会話の流れだと、何をしてほしいのか”を踏まえて

    • 必要な粒度でプロンプトを作れる

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つまり、会議の内容を「そのまま実行できる指示」に変換できたのがよかったです。


Step 1:Co-workでリサーチフォルダを作る

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まずは成果物が散らからないように、作業用フォルダを固定しました。

フォルダ構成

  • media_research_2026-01-22/

    • sources/(参照URLなど)

    • notes/(アカウント別メモ、計画書)

    • report/(統合サマリー)

Co-workに投げた最初の指示(例)

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デスクトップに media_research_2026-01-22 フォルダを作成して中に sources notes report の3フォルダを作成して

Step 2:Co-workで「調査→構造化→レポート化」まで一気に作る

今回のリサーチ成果は、以下のような形でまとまりました。

成果物

  • notes/plan.md:調査観点、検索クエリ、収集フォーマット、対象選定基準

  • notes/accounts/:企業アカウント15社の分析

  • sources/urls.md:参考URL(40件以上)

  • report/summary.md:統合レポート(投稿の型Top5、共通パターン、日本向け調整など)

この段階で「投稿の型(テンプレ)」が揃うので、運用の下地ができます。

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Step3:Zapierで「今日の投稿案」をSlackに届ける(自動投稿しない)

ここから運用の自動化に入ります。

3-1. まず「投稿カレンダー」を持つ場所を決める

ZapierはローカルPCのファイルを直接読むのが苦手なので、現実的には次のどちらかです。

  • A:Zapier Tables に「30日分の投稿カレンダー」を入れる(おすすめ)

  • B:Google Drive / Google Sheets に置く

この記事では Zapier Tables で説明します。

Step 4:Zapier Tablesで「今日の投稿テーマ」を管理する

4-1. Zapier Tables の作り方(超ざっくり)

  1. Zapierにログイン

  2. 左メニューから Tables

  3. Create table → テーブル名 x_calendar

  4. 列を作成:

    • date(YYYY-MM-DD)

    • type

    • title

    • outline

    • cta

  5. 1行=1日分としてデータを埋める

Step 5:Zapierで毎朝「投稿案+画像」を生成してSlackへ通知

5-1. Zapの構成(おすすめ)

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  • Schedule by Zapier(毎日9:00)

  • Formatter(今日の日付をYYYY-MM-DDで作る)

  • Zapier Tables: Find Record(今日の行を取得)

  • AI by Zapier(投稿文+画像プロンプトをJSONで生成)

  • 任意)画像生成(Gemini / nanobanana API)

  • Slack(投稿案+画像を通知)

重要:今回はXへの自動投稿はしません。
Slackに下書きが届く → 人間が確認して投稿の運用にしています(安全性優先)。

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つまずきと学び

課題1:Coworkは大枠は速いが、オリジナルを作るのに時間がかかる

  • 一般化やテンプレ作りは強い

  • でも価値が出るのは「自社の一次情報」

  • 今後やりたいこと:会議データ(Rimo)から “目的/詰まり/判断/学び” を抜くテンプレを固定し、材料供給を楽にする

課題2:Nanobanana APIがうまくいかない

  • 画像生成APIはハマりやすい(モデル指定、レスポンス形式、Zapierでのファイル扱いなど)

  • 対策:まずはZapier外(curl/Postman)で成功→成功リクエストをZapierに移植する

そして最後に:このチャット機能で「やったこと」をブログ化して、社内公開までつなげた

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今回一番良かったのは、作業そのものだけでなく、
Rimoの機能で「これまでのやり取りの内容からブログ記事にまとめてください」と指示を出し、作業ログや学びの共有まで同じ導線でできたことです。

具体的には、Rimoのチャット機能を使って

  • 何をやったか

  • どこで詰まったか(例:プロンプト作成の手間、nanobanana API)

  • どう切り分けたか

  • 次にどう改善できそうか

をそのまま文章にして、ブログ記事として整形し、社内で公開まで行いました。

「会議→実行(Co-work)→共有(ブログ)」が一本につながることで、
個人の頑張りが“再現できる資産”になった感覚があります。

まとめ:非エンジニアでも回すコツ

  • 会議直後に、RimoのチャットでCowork用プロンプトを作る

  • 最初に成果物の保存先(フォルダ構成)を固定する

  • 参照URLや根拠を残す(検証できる形にする)

  • 最後に、やったことをブログ化して社内共有までつなげる

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