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触るだけのAIから仕事で使えるAIへ―3時間で変わる新入社員向け生成AI研修|清水建設株式会社様

今回は当社が実施させていただいているAI研修についてお届けします。
Rimo Voiceをご活用いただく清水建設株式会社様の生産技術本部新入社員向けに、2025年8月〜12月、「生成AI活用実践研修」を全6回実施しましたが、参加者アンケートで満足度9点超え(10点満点)を記録。
建設業界のリーディングカンパニーが次世代人材育成で選んだAI研修プログラムの全貌と、参加者のリアルな声をご紹介します。
研修実施前
生成AIを「手なりで触っている」状態で、体系的な知識がなかった
新入社員のAIリテラシーにばらつきがあった
日常業務でのAI活用が進んでいなかった
研修実施後
参加者24名の満足度が10点満点中9点超えを記録
「今後積極的にAIを活用していきたい」との声が多数、AIが身近な存在に
マークダウン記法やプロンプト作成スキルを習得し、実務での即戦力化
「もっと学びたい」という向学心が芽生え、応用編への参加希望が続出
導入企業だからこそ分かる―議事録ツールから始めるAI教育の合理性
清水建設株式会社は1804年創業、220年以上の歴史を持つ日本を代表する総合建設会社です。同社では、2024年に東北支店でRimo Voiceを導入し議事録作成時間を75%削減する成果を上げたことをきっかけに、現場で有効なツールとして全社の建築部門で紹介。その後、内勤部門にも利用が広がり、現在では多くの部署で活用されています。
生産技術本部でもRimo Voiceを業務で活用する中で、「新入社員にも生成AIの正しい知識と使い方を学んでもらいたい」という想いが生まれ、新入社員研修のカリキュラムにAI研修を組み込むことを企画。
Rimoに研修をご依頼いただいた理由について、生産技術本部 建設DX運用部の小田様は次のように語ります。「実際にRimo Voiceを使って業務効率化を実感しているからこそ、このツールを教材にした研修が効果的だと確信していました。また、Rimo社は単なるツールベンダーではなく、AI活用の本質を理解している企業。新入社員にAIリテラシーを身につけさせるには最適なパートナーだと考えました。」

講義で学び、手を動かして実感―PDCAを回して進化した研修カリキュラム
第一部:生成AIとは
生成AIの基礎知識から始まり、国内企業でのAI導入事例、建設業界での活用可能性まで幅広くカバー単なる知識の詰め込みではなく、小規模なグループワークを挟むことで、参加者同士が意見交換しながら理解を深める設計としました。

第二部:AI議事録作成ツールについて
業界ならではのAI議事録を活用する意義や、実務で利用するからこそのセキュリティ要件やツール利用のリテラシーについても言及しながら、実際にツールを操作します。誤ったツールの利用には、リスクがあることも解説されました。
実際にRimo Voiceを操作した参加者からは「文字起こしの精度をリアルタイムに見られたのがとても面白かった」「なぜAI議事録を導入するのか深く理解できた」という声が上がりました。
第三部:Prompt Idea Farm
研修の最後は、プロンプト作成の実習です。講師から基礎を学んだ後、参加者自身が実際にプロンプトを書いて、AIに議事録を作成させるワークショップを実施。
特に参加者から評価が高かったのが、箇条書きや見出しなどの書式を簡単に指定できる、マークダウン記法。この記法を使った視認性の高い出力方法や、具体的な指示の書き方など、実務で即活用できるテクニックを習得します。
そして最後には毎度アンケートを実施。感想や要望に応じて毎度改善が行われ、研修そのものが進化していきました。
初心者から3時間で実践者へ―参加者24名のリアルな声
研修後のアンケートでは、満足度が10点満点で平均9点台という高評価を獲得。参加者からは多くの前向きなコメントが寄せられました。
「AIが身近になった」という実感
「Rimoに限らず、今後積極的にAIを活用していきたいと感じた」
「手なりで触っていたAIが実際どんなものなのか深く理解できた」研修を通じて、AIが「よく分からないけどそこにある存在」から「業務を助けてくれる身近なツール」へと認識が変わったことが分かります。
プロンプト作成スキルの習得
「プロンプトの工夫により、視認性の高い回答を得ることができるようになると実感できた」
「使い方を教わった後に実際に使う演習があり、身につきやすかった」
「マークダウン形式のやり方はこれから活用する機会があると感じた」実際に手を動かして学ぶことで、プロンプト作成の実践的なスキルが身についたという声が多数寄せられました。
「もっと学びたい」という向学心
「このような研修をまた実施してほしい」
「発展編があれば参加したい」同様の声が多数上がっており、来年度以降も継続実施する予定です。また、要望に応じて既存の部門員への展開も検討しているとのこと。
研修が終わりではなく、AIを学び続けたいという意欲が芽生えることは、人材育成という観点でもRimoが大切にしているポイントでした。今回、新入社員の方々がAIのこれからに興味を持ってくださったことは、我々としても非常に嬉しいことです。
研修プログラムから始まる、清水建設のAI文化醸成
今回の新入社員向け研修は、生産技術本部のAI活用推進における重要な一歩となりました。若手社員がAIの正しい使い方を学ぶことによって、先輩社員も刺激を受け、AIの正しい活用がより広がることを期待したい、と小田様は語ります。「こういった研修を起点に、業務効率化やイノベーションを生み出す文化を育てていきたいですね」というそのビジョンは、部門や企業を超えて、多くのDX担当者の理想ではないでしょうか。
生成AIの基礎を学び、実践的なスキルを身につけ、「もっと学びたい」と感じる研修プログラム。それは、単なるツールの使い方講座ではなく、AI時代を生き抜くための思考法と実践力を育む場となっています。このような生産技術本部の取り組みは、部門単位でのAI人材育成のモデルケースとして、多くの企業に示唆を与えることでしょう。

清水建設株式会社様、ありがとうございました!
全6回、生産技術本部の延べ24名の新入社員の皆様にご参加いただき、満足度9点台という高評価をいただいたことを大変嬉しく思います。
「講義で学び、手を動かして実感する」という実践的なカリキュラムが、AI人材育成の新しいモデルになると確信しています。Rimoは今後も、企業様のAI活用を「ツール提供」だけでなく「人材育成」の面からもサポートしてまいります。来年度以降も、日本の様々な企業様のAI文化醸成に貢献できることを楽しみにしております!
【取材協力】
清水建設株式会社 生産技術本部
建設DX運用部 品質データ管理グループ グループ長
小田英二様
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