人事歴21年。新たな環境で、あえて「上場しない」方針の組織づくりに挑む【メンバーインタビュー】

Rimoは、株式会社ではなく「合同会社」であることが大きな特徴の一つです。外部資本を一切入れず、上場も選択せず、自己資本のみで堅実な成長を遂げることを目指しています。
そんな当社におけるコーポレート部門の業務を、一手に担っているのが大谷昌継さんです。大谷さんは人事歴20年以上のベテランであり、複数の会社で活躍してきました。
大谷さんはなぜ、Rimoに参画することを決めたのか。また現在、どのような取り組みに注力しているのか、組織運営の裏側について聞きました。
Profile 大谷 昌継(Akitsugu Otani) 新卒でソフトバンク株式会社入社し、2001年に創業間もないオイシックス株式会社(当時)に入社。物流部長を務めた後、2005年以降、人事担当として活躍。2014年にウォンテッドリー株式会社に参画し、人事責任者を務める。採用、労務管理、制度設計などを含めた人事・組織運営業務全般を担ってきた。2023年6月、Rimoに入社。 |
「AIに対する正しい理解がある」40代後半で決めた新たなチャレンジ
―― 大谷さんは、どんなきっかけから人事領域の仕事に携わることになったのですか?
大谷:私は20代の頃、当時まだ創業間もなかったオイシックス・ラ・大地株式会社(以下、オイシックス)に、6人目の社員として入社しました。
当初は物流部門の仕事をしていたのですが、組織拡大に伴い人事専任の担当者が必要となったため、私が引き受けることになりました。どうやら、周りの人から「人事に適性がある」と判断されたようです。それが、ちょうど21年前のことですね。
―― 以降、オイシックスで13年、ウォンテッドリー株式会社にて9年、人事業務全般、組織拡大に伴う制度設計などに従事されていますね。会社を移るタイミングは、どのように判断してきたのでしょうか。
大谷:人事の仕事は、会社の規模や組織のフェーズによって大きく変動します。私が得意としているのは、社員数が10名程度から150名程度まで拡大するプロセスにおいて必要とされる仕事です。そのフェーズを超えたときは、より適性のある担当者にポジションを譲った方がよいはず。今まで、そうした考えに従って転職をしてきました。
―― 会社規模・組織のフェーズがマッチすること以外に、働く会社を選択するうえで重視していることはありますか?
大谷:私は、プロダクトをつくる人たちが好きなんです。Rimoに参画したのも、プロダクト開発にしっかり重心が乗っていたことが一つの決め手になりました。優秀なメンバーと良いプロダクトの両方が揃っているのは、すごく運がいいことですから。
Rimoの場合はそれに加えて、代表の相川さんがAIを正しく理解している、と感じられたことも大きかったですね。
―― “AIを正しく理解する”とは、具体的にどのようなことでしょうか。
大谷:「これからはAIだ!」と、表面的なトレンドや社会全体の気運などに踊らされるのではなく、技術を正確に捉えていると思います。
現実問題としてAIには何ができて、何はできないのか。そうした技術的な特性を正しく理解したうえで少し先の未来を見据え、社会に役立つプロダクトを開発しようとしている。そうした地に足のついた会社の在り方が、とても良いと思いました。
国内で売り手市場が続く中、インドにて新卒エンジニアの採用に着手
―― 2023年6月の入社以来、大谷さんがRimoでどのような役割を担っているのか教えてください。
大谷:人事だけではなく、労務や総務、経理などを含めたコーポレート業務全般を担当しています。現在のRimoは社員がおよそ25名で、これから成長していくにあたり、組織的な仕組みづくりや制度の整備を行っていく必要があります。
前提として、Rimoは株式会社ではなく、あえて「合同会社」であることを選択しています。外部資本を入れていないため、自分たちだけで会社の方向と成長速度を決定できる環境です。
資金調達をしなくても、現時点では前期比170%以上の成長を遂げており、キャッシュフローもしっかり回っています。今後も健全な状態でストレッチをしていけるよう、組織の成長を支えるための基盤を構築することが、私の重要なミッションです。
―― 現在、採用活動では長く売り手市場の状態が続いており、どの企業も苦戦を強いられています。この問題解決に向けて、取り組んでいる施策がありましたら教えてください。
大谷:私たちは現在、社員数において「年2倍」の成長目標を掲げています。しかし日本国内での採用活動だけでは限界があることが明らかなため、2024年春からインドでの新卒エンジニア採用に着手しています。
2025年に3名が正社員として入社し、現在17名のインターン生が活動しています。前職でも外国籍エンジニアの採用を担当した経験は多少ありますが、完全に英語ベースでのコミュニケーションは私も今回がはじめての挑戦です。
国内での採用と比べると、フォローアップが非常に大変なので、現状、私の業務の大半は彼・彼女らのことで占められていますね。
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―― 外国籍のメンバーが増えることで、組織運営の仕方はどのように変化していくのでしょう。
大谷:当社はもともと年齢層や性別などが幅広く、働き方も個々に合わせて選択できる柔軟な組織です。さらに2026年には、インド国籍のエンジニアが全社員数の3分の1を占めるようになる見込みです。
今後はより一層、国籍などの属性やライフステージが異なる多様なメンバーが、最高のパフォーマンスを発揮できる組織の構築を目指します。
事業の拡大と、柔軟な働き方の尊重は両立できるのか
―― 事業の拡大と個々人の状況や希望に応じた柔軟な働き方の実現は、両立できるものなのでしょうか。
大谷:確かに、組織を急速に拡大していく場合、無理な採用を繰り返し、制度設計や組織内の仕組みづくり、人材育成などが追いつかず、ひずみが生まれてしまうケースが多々あります。
しかし、繰り返しになりますがRimoは自己資本のみで経営しており、外部からの資金調達や上場などをあえて選択肢から外し、堅実に成長していくことを重視した組織運営を行っています。そのため、これから先もある程度は、事業の拡大と個々の柔軟な働き方の両立が可能だと思います。
こうした方針の会社に携わるのは、私も今回がはじめてです。これまで勤めた会社では上場まで見届けてきましたが、Rimoでは今までと異なるモデルの組織を実現できればと考えています。
―― これからこの環境で働くメンバーには、どのようなマインドを持っていてほしいですか?
大谷:当社としては、今後も働き方の多様性を尊重するカルチャーを守り育てていく方針です。人事領域でもどんどんAIを活用して、公正・公平な人事評価を実現する仕組みを構築していくことを視野に入れ、実際に技術開発に着手しています。
とはいえ現在のRimoは、働き方の自由度が高くリモートワークがメインであるため、基本的に最終的なアウトプットで評価される、ある意味では非常に厳しい環境かもしれません。
だから万が一「自由な働き方ができる!」という動機だけで入社してしまうと、大きなミスマッチが生じるでしょう。働く側の権利と義務は、表裏一体であることを十分に理解し、自ら乗り込んだ船のオールを漕いでいく、といった気概を持っていただけたらと思います。
大切にしたいMy Value
Rimoでは、会社として大切にしていきたい4つの考え方を提示しています。最後に、この4つのValuesからひとつをピックアップし、自身の考え方や価値観との共通点を語ってもらいました。

Fair exception
大谷:Rimoではインドでの新卒エンジニア採用を強化しているため、国籍や文化、働き方まで、これから多様化が一層進んでいくと想定されます。そのため企業として、“それぞれのあたりまえ”を公平な形で実現できる環境をつくる必要があると考えています。
私は40代後半でRimoに入社し、現在、社内では最年長です。AIによる技術変革が起きている渦中で、その技術を有効に活用しようとする人たちと働けることは、自分自身にとっても大きな価値だと感じています。
今、Rimoに集まってくる優秀な仲間──プロダクトをつくる人も、それを世の中に広げる人も──と一緒に仕事をするのがとても楽しいんです。これからも、多様な才能をもった仲間に出会えることを楽しみにしています。
Rimoでは、この想いに共感し、
ともに挑戦してくれる仲間を募集しています。
まずは選考ではなく、カジュアルにお話しできる機会として、面談をご用意しています。
「少し話を聞いてみたい」「今すぐ転職するわけではないけれど興味がある」
そんな方も大歓迎です。


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