全社員に100万円の裁量を渡す「100万円ルール」とは

こんにちは。Rimo合同会社、広報の安藤です。
このブログでは、Rimoという会社の文化や制度を、中から見た視点でお伝えしていきます。
今回は「100万円ルール」について。
ある日、代表から発表があった
「全社員に、1人あたり100万円の利用権を渡します」
ある月の全社会議で、代表の相川からそう発表がありました。使い道は自由、事前承認は不要、基本は事後報告。
発表後、一度全員が「どう使うか」をプレゼンする場が設けられました。ただ、それ以降は誰かに追われるわけでもない。いつまでに使わなければいけない期限もない。「使い道が変わった」という人も普通にいる。
そういう制度です。
なぜこの制度があるのか
目的は大きく3つです。
金銭感覚のアップデート。 Rimoは年商10億円を超えた会社ですが、現場で個人が判断する金額はまだ数万円単位になりがちです。会社スケールの投資判断・コスト構造を、自分ごととして体感してほしいという意図があります。
意思決定のスピード。 承認フローがあると、「やってみよう」と思った瞬間に止まってしまう。承認を取りに行く間に、タイミングを逃す。現場の判断で即動ける環境を作るための設計です。
小さな実験を止めない。 失敗してもいい。まずやってみる。その文化を、制度として明文化したのがこのルールです。
実際に何に使われているか
Rimoには「Demo Day」という週次の全社定例があるのですが、そこで共有された事例を一部紹介します。
採用・広報まわりでは、ブランドムービーの制作(30〜50万円)、採用イベントへの出展、Wantedlyなどのコンテンツ発信強化。
開発環境の整備として、FigmaやCursorのアップグレード、モニターやCPUの購入、技術書の購入。
業務効率化としては、IntercomやSalesforceの活用、AIツール(Claude、Cursorなど)の課金。
チームビルディングとして、営業合宿、ワーケーション、社内ノベルティの制作。
個人のスキルアップや環境改善として、人間ドックの受診、ジムの移転、会社近くへの引越し検討まで。
使い道を聞いていると、その人が仕事で何を大切にしているかが見えてくる気がします。
広報担当としての使い方
私はこの制度を使って、PR戦略の外部コンサルタントを起用しました。
PRは長期的な仕掛けなので即効性が見えにくく、ベンチャーでは予算を取り出しにくい領域です。稟議を通そうとしたら止まっていたかもしれない。でも100万円ルールがあったので、自分の判断でテスト的に動けた。
結果、100万円以上の価値があるとも言える成果に結びつけることができました。
やってみないとわからない領域に踏み込めたのは、この制度のおかげです。
「自由」は、自分で考えることとセット
承認がないということは、うまくいかなかったときも自分の判断。「これに使っていいか」を自問する習慣が自然につきます。
誰かに許可をもらわない分、成果を出したいという気持ちも強くなる。そういう経験の積み重ねが、経営者視点の感覚につながっていくのだと思います。
Rimoはこういった「自分で決める」文化を大切にしている会社です。
興味を持っていただいた方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。
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