「できそうなことの拡張から、やりたいことへ」映像制作・営業・新規事業立ち上げで培った経験を、AIスタートアップでの挑戦へ。【メンバーインタビュー】

動画制作会社での映像プロデューサーから法人営業、新規事業の立ち上げ、SaaS企業2社でのフィールドセールス、製造業で法人営業。2019年から2026年までの間に、4社でさまざまな経験を積んできました。
元々子どもができたことをきっかけに働き方を見直し、「自分ができそうなことの拡張」というテーマでキャリアの旅に出た後、「自分が本当にやりたいこと」という理想起点の転職でRimoと出会った成田さん。現在は社長室直下のPMMとして、新規サービスの開発や社内のAI研修に取り組んでいます。
これまでのキャリアやRimoとの出会い、入社して感じたこと、そしてこれから挑戦したいことについて聞きました。
Profile 成田 昂平(Kohei Narita) 東京都板橋区出身。2児の父。2019年から2026年まで、動画制作会社、SaaS企業2社、製造業を経験。法人営業、映像プロデューサー、フィールドセールス、新規事業の立ち上げなどに携わる。 |
支援会社から事業会社へ
― Rimoに入社する以前は、どのようなキャリアを歩んできましたか?
最初は株式会社LOCUSという動画コンサルティング会社で、2019年から2022年まで勤務しました。法人営業として、テレビCM、タクシー広告、企業の会社紹介動画、採用動画など、動画と名のつくものであれば企画提案からクリエイティブ制作、納品まで一気通貫で担当していました。2,000〜3,000名規模のお客様を中心に、既存顧客・新規顧客への提案を行い、3名のマネジメントも経験しました。
4年目には新規事業としてYouTubeコンサルティング事業を立ち上げました。動画制作以外の売上を新規で作るために、動画をあえて作らず資料作成を主な納品物として企業様からお金をいただくというモデルです。サービス設計、価格設定、リード獲得から実際の契約、運用まで、3名のチームで一気通貫で行っていました。
2社目は株式会社kubell(元Chatwork株式会社)で、2023年から勤務しました。フィールドセールスとして、1名から300名規模の企業に対してビジネスチャットツール(Chatwork)の導入営業を担当。その後、インサイドセールスとフィールドセールスの混在組織の立ち上げにも従事しました。
3社目は株式会社SmartHRで、2024年に転職。1,500名規模の会社で、51名から200名規模のお客様へ人事労務とタレントマネジメント領域のSaaS導入提案を行いました。国内で競合が非常に多い領域だったため、競合とのバッティング商談がメインでした。
4社目は共和合成株式会社という80名規模の製造業で、2025年に転職。プラスチック成形というものづくりの営業として、有形商材という未経験の領域に飛び込み、既存顧客を中心に受注から納品までの対応をしていました。
顧客ほぼゼロから始めたYouTubeコンサルティング事業
― 特に印象に残っているプロジェクトを教えてください。
1社目のLOCUSで立ち上げたYouTubeコンサルティング事業が、特に印象に残っています。顧客ほぼゼロの状態から始めた新規事業で、大きく3つのことにこだわりました。
1つ目は、実績となる事例をつくることです。官公庁やネームバリューのある大手化粧品会社などに対して、まずは安価でもいいので実績をつくらせていただきたいと直接営業を行い、YouTubeチャンネル運用コンサルティングにおける太い事例をつくりました。
2つ目は、ウェビナーの開発と運用です。1〜2か月に1回程度ウェビナーを開催し、社内で接点のあるお客様を集めて、ニーズ確認しながら新規リードをつくっていきました。
3つ目は、チームづくりです。基本的には3名で事業を進めていましたが、コンテンツ制作が発生した場合に備えて、SNSを通じて自らYouTubeに特化したクリエイターの採用活動を行いました。また、LOCUSが抱えていた700名のクリエイターリストも活用し、チャンネルの特性に合う人材を集めてプロジェクトチームをつくりました。
特にこだわったのは、運用代行費ではなくコンサルティング費として料金をお預かりする立ち位置を独占した設計です。世の中のYouTubeコンサルと名のつくところは基本「バズらせるため」という企画や動画制作を売りにしていたため、動画制作ではなく、チャンネルを立ち上げるにあたるリサーチ・SNSを会社のマーケテイング戦略としてどのような位置付けにするか、チャンネルの方向性の策定、そして定期的なノウハウ提供に主軸を置きました。そもそも動画を作ったことがない企業様に対して、どうやって動画を作るのか、どういうチームを作るのか、どうやって企画を考えていくのかといったことをコンサルティングとして提供していくのが面白みであり、差別化ポイントでした。
― 事業を進めるなかで、どのような課題に向き合いましたか?
ある官公庁の案件では、5人1組のチームが50チームほどあり、200〜250名規模で運用していました。課題自体は把握できていましたが、その原因を特定できていない状態でした。
編集に時間がかかる、企画に時間がかかる、チームごとに進め方がばらばらになっている、権利関係の確認業務が負担になっている。そうした状況に対して、全チームへのヒアリングと業務フローの洗い出しを行いました。
そのうえで、グッドプラクティスをチームで可視化し、マニュアル化しました。定期的な勉強会も行い、ナレッジが蓄積される仕組みをつくった結果、業務の改善だけでなく、組織内で内製化して運用できる状態にもつなげることができました。
家族が増えたことをきっかけに、キャリアと働き方を見直す
― 転職を考え始めたきっかけを教えてください。
一番の理由は、子どもができたことです。家族が増えると、月80〜100時間の残業は、身体的というよりも、家事や育児との両立という面で難しくなりました。
親としての仕事にしっかり向き合う必要があるなかで、ベンチャー企業(かつ新規事業)であることを理解していたからこそ、働き方を調整するというより、潔く調整できる働き方へ転職するという選択をしました。
― 転職先を考えるうえで、重視したことは何でしたか?
大事にしていたのは、「自分ができそうなことの拡張」というテーマです。フィールドセールスからカスタマーサクセスへ、さらにサービスをより良くしていくPMMのような仕事へと、キャリアを広げていきたいという考えのもとでキャリア設計をしていきました。
軸は3つです。法人営業の無形商材という軸、事業会社という軸、そしてIT・SaaSという軸です。
SaaS企業であれば、フルリモートワークという働き方にも挑戦できます。家事と育児の時間を創出するという課題を解決しながら、これまで幅広くやってきたことを1つの領域に濃縮していけるのではないかと考えました。
AIへの興味から、業務委託でRimoに関わり始める
― Rimoを知ったきっかけを教えてください。
4社目の製造業にいたとき、キャリアとして少し休憩を取っていた時期がありました。一方で、自分のやりたいことや興味のあることとして、AIという領域に業務委託で携わりたいと考えていました。
副業的な要素で仕事ができるところを探していた結果、Rimoに出会いました。資料作成や動画制作など、これまでやってきたスキルを活かせるということで、小さく仕事を始めさせていただいたことが、Rimoを知り、仕事に関わるようになったきっかけです。
― Rimoのどのようなところに魅力を感じましたか?
魅力に感じる点は正直たくさんあります。
まず、これだけ盛り上がっているAIという領域のど真ん中で、サービスを展開しているという点です。そして社内でも、決して人数としては多くない規模感で、「AIと働く」ということに本気で取り組んでいる点。経営者の相川さんの「もっともっと仕事をAIに奪わせよう」という考え方が、すごく前向きで印象的でした。世の中では「仕事を奪われる」というネガティブな発言もある中で、そういう考え方を持たれているのは、自分にはない視点で非常に惹かれました。
特に経営者の相川さんについては、Google出身のエンジニアであることをはじめ、エンジニアリングだけでなく、経営や事業の考え方、営業もマーケティングもプロダクトも、どれにも設計・ロジックがあって、話を聞くとどれも腹落ちします。
組織には経営者の思考性が如実に現れるな、とずっと思っていました。例えば営業キャリアから社長になった方だと、どうしても営業感が強くなる。売り方・売るというところに強くなって、その分プロダクトに対しては薄くなりがちです。逆も然り。相川さんはその全部がまとまっていて、率直に美しいなと思ったんです。そこが惹かれたところでした。
また、掲げている未来も魅力的でした。AI議事録というサービスは、あくまで会社を知るセンサーとしての切り口だと考えられていて、その先をどう展開していくのかという展望を持っています。会議という日常をハックして、そこから組織を知る手がかりを得るという発想が、プロダクトや経営者の魅力として感じられました。
さらに、まだ組織としてこれから作られていくというスタートアップ性にも魅力を感じました。そして最後の決め手は、渋谷という街が個人的にすごく好きだということです。
いまはリモートワークと出社のハイブリッドだからこそ、「どこで働くか」を個人的に重要視しています。出社するなら好きな地域に行きたい。好きな街だと、自然とワクワクするんですよね。
その点で渋谷は、1社目のLOCUSもここ(道玄坂)から始まっていますし、学生時代にたくさんアルバイトをしたり遊んだりした馴染みのある場所です。渋谷という街の魅力とエネルギーが、最後の決め手になったと思います。やる気はもちろんありますが、内心「ほっとしている」という表現がバシッときますね。
「面接でさえこのスピード感」だったからこそ、飛び込めた
― 入社の際、特に印象に残った出来事はありましたか?
特段かっちりとした面接というものはなく、約1年くらいお仕事をさせていただいていたので、堀さんや代表の相川さんと定期的にお話しする機会がありました。一定の人間関係を築いた上で、改めていいな、間違いないなと思えたことが大きかったです。約1年かけて社員さんの様子も見ることができ、人がいいなと感じましたし、若い方も多く、新しいことにチャレンジしている。スタートアップだからこそ、前職のキャリアがいろんな業界から来ているというのも魅力的でした。人間関係も組織も一定分かっているので、絶対に入社したいという思いが正直ありましたね。
一方で、4社目の製造業でも周りの社員の方によくしていただいていましたし、一定の義理は大事にしたいタイプなので、退職するタイミングは悩んでいました。そこで相川さんと改めて腰を据えてお話しをして、「AIのスピード感だからこそ、今日から前向きに動きましょう」と言っていただいた。それで腹が決まりましたね。
1つ印象的だったのは、AIのスピード感です。選考も代表が一瞬で決めることができるし、その場で給与の話がポンポンポンポン前に進む。「じゃあいつから行けるか」というスピード感。自分も元々ベンチャー企業からキャリアを始めて、いろんな会社に行った中で、組織の規模やスタイルによってスピード感が落ちることを経験してきました。仕事は早いほうがいいという考えがある中で、相川さんのスピード感と組織としてのスピード感がイコールになっている。面接でさえそのレベルで動いているんだから、仕事はAIによって何倍速で動いていくのだろう、と。
どちらかというと、現状の自分に対しての焦りも感じました。これは今決めないと人生を後悔するし、やらない理由が一つもないなと。もちろん家庭は大事なんですけれども、自分の人生として、好きな仕事にフルスイングするところから逃げたくないなと思ったのが一番です。
これまでの人生を振り返ると、「自分ができそうなことの拡張」というテーマでキャリアの旅に出て、その次に来たのが「自分が本当にやりたいことに向き合いたい」でした。本当に向き合いたいことが目の前にあるのに、先延ばしする理由なんてないだろ。そう自分に問いかけて、再びエンジンをつけた日のことを今でも思い出しますね。
背中を押されて高く飛んでいった、という表現のほうが合うのかなと思います。このタイミングでこのフェーズで、そういうチャンスが自分の目の前に来たというのは幸運だなと思いました。
自由には責任が伴う。GitHubとClaude Codeで情報を取りに行く
― 実際に入社してみて、想像と違ったことはありましたか?
大きな違いはありませんでした。入社前に約1年ほど組織を知る時間があったからです。
ただ、現場に立ってみて気持ちがいいと感じたのは、何もかもが整っているわけではないことです。自分は自由というものが考え方に合っています。ただ、自由は適当ということではなく、必ず責任を伴います。自分の頭で考え、自分で動いていく。その感覚が心地よいです。
もう一つ印象的だったのは、GitHubにほとんどすべての情報が詰まっていることです。Claude Codeを経由して、欲しい情報があれば自分で取りに行ける。しかも、数倍の速さで情報が揃い、まとめるところまで進められます。
オンボーディングの前から、オンボーディングの材料や設定するべきこと、よく人がつまずくこと、相川さんの経営的な考え方、よく読まれている本への見解、事業をどう見ているかといった情報を、自分で調べることができました。
情報が見える化されているというより、引き出せる状態になっています。
自分がやろうと思えばいくらでも勉強できる。その自由さが心地よいですね。
顧客の声を聞きながら、新規サービスとAI研修をつくる
― 現在は、具体的にどのような仕事をしていますか?
大きく2つ動いています。
1つは、まだ新規サービスとして作っているサービスです。Rimo Voiceとはまた違うサービスを作っているのですが、そのプロダクトを作るにあたってのセールス的な動きから、お客様に声を聞いて、今ある形を見せて、フィードバックをもらい、より良いサービスにしていくということをしています。それとともに、価格をどうするか、サービス展開をどうするかといったことも考えています。
プロダクトを考える上では、前提営業もマーケティングもプロダクトも含めて、全部一緒に考えるというのが大事だと思っていて、切り分けるのは違うと考えています。それを考えながらエンジニアの方と一緒に、形を作っていく、より良い前に進む形を作っていくというのが、すごくメインのところです。一応いただいている職種としてはPMMになるのですが、社長室直下なので、本当に幅広くいろいろやっています。また3ヶ月後には変わっているかも。
もう1つの領域としては、社内のAI研修を進めているということです。Claude Codeなど、AIは浸透してきてはいるのですが、なかなかClaude Codeがどう設定するのかといった、形になっていないものもあったりするので、そこを研修として作って、設定方法を教えたり、どうやったら日々の仕事でもっと活用度が上がるのかという問いを考えながら、アウトプットである資料や研修内容を考えていくということを、まだ入って数日ですが、たのしくやっています。
新しいことに挑戦し、いろいろな人と化学反応を起こしたい
― Rimoで今後やってみたいことはありますか?
社長室には、新規サービスがまだ考えの状態のままのものがたくさんあるので、そこに深く入って動かしていくことをスピード感持って取り組んでいきたいです。これが今私が一番やりたいことです。
答えが用意されていない状態で難しい問題を解くことがいちばん面白いと感じるタイプなので。
いまはこれからリリース予定・開発中の機能を担当しています。資料を作って、お客さまに会って意見をもらって、売り方や値段をどうするかなど。事業や事業計画、戦略を作るところは自分としては一番好きな領域なので、社長室という代表に近い場所で、その考え方を一番近い距離で確認しながらやれるのは大きいと思っています。
前職では動画制作とマーケティングなどの知見はあるので動画企画と絡めたものもできたらと思いますし、この規模感なので、領域ややること、職種に関係なく、いろんな人と一緒に仕事をするということもやりたいです。特にエンジニアリングに関する職種の方とは、今まで直接のお仕事をさせてもらったことがないので、そういった方と化学反応をどう自分でも起こしていくかが楽しみです。
体が動く限り、できることは全部やってみたいと思っています。
異業種への転職を考えている方へ
― 最後に、異業種からの転職を考えている方へメッセージをお願いします。
異業種然り、転職自体が不安を伴うものだったりはすると思うんですよね、前提として。ただ、人間の人生は1回きり、平等に与えられているっていう事実がある中で、ちょっと真面目っぽい話をすると、やりたいと思ったことを素直に、少しだけ勇気を振り絞って飛んでみてください。僕はそうしました。そして人生が変わりました。
自分のやりたいこととか成し遂げてみたいこととか、楽しそうだなって思うことには、やっぱ挑戦するしかないんですよね。異業種だからとかAI触ったことがないからとか、そういうのは一旦度外視して。うまくいった人のほとんどがやっぱ挑戦をしたことでしかないので、そういった観点で今一度、周りがどうとかではなく、自分の心に問いを立ててみると良いと思います。
子育てがあると、保育園のお迎えをはじめ、家事や育児はパートナーとの分業が絶対に必要になります。そこには自分もコミットするべきだと思っています。ただ、それでも自分がワクワクするやりたいことからは逃げたくないと思ったんですよね。だから、この道を選びました。
Rimoはフルフレックスだからこそ、その点もうまい具合に調整ができています。また長男と保育園に行ける日が来たことが、何より嬉しいですね。「パパも頑張るから一緒に頑張ろうぜ(笑)」みたいな毎日を、感慨深く思っています。
このフェーズで、そして同じ前向きでポジティブな価値観で、AIのスピードで仕事をしてみたい方は大歓迎で待ってます。気になることがあれば私にでもいいので何でも聞いてください。
Rimoでは、この想いに共感し、
ともに挑戦してくれる仲間を募集しています。
まずは選考ではなく、カジュアルにお話しできる機会として、面談をご用意しています。
「少し話を聞いてみたい」「今すぐ転職するわけではないけれど興味がある」
そんな方も大歓迎です。



