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【徹底比較】notta、tl;dv、tactiq... 話題のAI議事録作成ツールの出力結果を検証

1時間の会議のために、15分以上議事録を作っていませんか?
会議中にメモをとり、要点をまとめ、体裁を整えた議事録を作成する。企業やクライアントワークでは当たり前だった光景ですが、「AI議事録ツール」を使えばそんな面倒な作業から解放されます。
しかし最近では多くのAI議事録ツールが登場し
「結局、どのツールが一番賢いの?」
「文字起こしの精度や要約の質は、本当に仕事で使えるレベル?」
「料金や機能を比較して、後悔のない選択をしたい」
と悩んでしまい、なかなか導入できていない方も多いでしょう。
そこで本記事では、話題のツールを実際に契約してすべて試し、「まったく同じ音声データ」で性能を徹底的に比較しました。
さらに、「無料プランでどこまで使えるか」から「失敗しない8つの比較ポイント」まで、AI議事録ツール選びの全知識をこの記事に凝縮しました。
自社にあったツールを選び、毎回の議事録作成から解放されましょう。

おすすめAI議事録ツール4選
AI議事録ツールは、単に音声をテキスト化する「文字起こし」ツールとは異なります。
AI議事録ツールを使用すると、会議の発言を文字起こしするだけでなく、AIが内容を理解して要約を作成したり、決定事項やタスクを自動で抽出したりします。
簡単な操作でWeb会議にAIの「Bot(ボット)」を参加させるだけで、これまで時間がかかっていた議事録作成の大部分を自動化可能です。
ここでは、数あるツールの中から実際に試し、「これは本当に仕事が楽になる」と実感したものだけを4つ厳選しました。それぞれ個性があるので、ぜひあなたのチームに適したツールを見つけてください。
ツール名 | 特徴 | 無料プランの有無と内容 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|
・日本語に強いの高精度文字起こしAIを搭載 ・ChatGPT/Claudeによる強力な要約機能 ・ブラウザ録音・Bot・アップロードすべて対応で対面/オンライン両方で活躍 ・ | 無料トライアルあり ・1週間の無料利用 | ・日本語会議の文字起こし精度を最優先する人 ・要約やタスク抽出まで自動化し、会議後の業務を効率化したい人 ・チームでの本格導入を視野に入れ、セキュリティを重視する人 | |
・録画と文字起こしが無制限で利用可能 ・30以上の言語に対応 ・AIによる要約やハイライト抽出もできる | あり ・録画と文字起こしは無制限 ・ただし要約や保存期間に一部制限あり | ・コストを抑えてAI議事録を始めたい人 ・会議の録画と振り返りが主な目的の人 ・多言語での会議が多い人 | |
・104言語に対応するグローバルなツール ・PCとスマホでデータを同期できる ・リアルタイム翻訳機能も搭載 | あり ・月間120分まで無料(1回3分まで) ・話者識別やファイル取込も利用可能 | ・海外との会議が多い人 ・スマホで手軽に文字起こししたい人 ・多言語でのコミュニケーションが多い人 | |
・Chrome拡張機能で手軽に導入 ・リアルタイムで字幕を表示 ・ボット不要でブラウザ上で完結 | あり ・月10回までの会議が無料 ・5件分のAIクレジット付き | ・AI議事録ツールを気軽に試したい人 ・会議の参加者に知られずに利用したい人 ・個人のメモ補助として使いたい人 |
表にあるように、各ツールで強みは異なります。
各ツールには無料プランやトライアル期間が用意されているので、まずは気になるツールを試して、AI議事録の便利さを体験してください。
AI議事録ツールを選ぶ9つの比較ポイント
AI議事録ツール選びで後悔しないために、押さえておきたい9つの比較ポイントを解説します。
自分にとってどの機能が譲れない条件かを考えながら、一つずつ見ていきましょう。
文字起こしの精度
文字起こしの精度は、AI議事録ツール選びで最も確認すべきポイントです。
精度が低いと手作業での修正に多くの時間を費やすことになり、ツール導入の効果が薄れてしまいます。
無料トライアルなどを活用して、以下のような点を確認しておくと安心です。
専門用語・業界用語の認識率
固有名詞(自社サービス名、人名など)の正確性
複数人が話したときの分離精度
句読点や言い淀みの自然な処理
実際の業務で使う音声データで試すのが、ツールの実力を見極める一番の近道です。修正の手間を省き、ツール導入の効果を最大限に引き出すためにも、文字起こしの精度は必ず確かめておきましょう。
要約機能の質
長い会議の内容を短時間で把握するために、AIによる要約機能の質も重要です。
質の高い要約を自動で作成できれば、会議の参加者はもちろん、欠席したメンバーにも、要点をスピーディーに共有できます。
ツールを選ぶときは、特に以下のような機能があるかを確認しましょう。
決定事項や確認事項の自動抽出
担当者と期限を含んだタスクリスト作成
会議全体の要点の構造化
自社で使っている議事録フォーマットに近い形式で出力できるツールを選べば、共有までの時間をさらに短縮できます。自分の求めるレベルの要約が可能か、精度と形式をしっかり確かめましょう。
リアルタイムでの議事録確認機能
リアルタイムでの議事録確認機能があれば、会議の質そのものを向上させます。
会議中に参加者全員がテキスト化された発言を追えるため、「言った、言わない」といった認識のズレをその場で解消できるからです。
この機能には、具体的に以下のようなメリットがあります。
聞き逃し防止:音声が途切れてもテキストで内容を補完できる
認識ズレの即時修正:発言の解釈違いをその場で確認・訂正できる
議論への集中力向上:メモを取る負担が減り、会話に集中できる
より質の高い議論を実現するためにも、リアルタイム機能は非常に役立ちます。
他サービスとの連携のしやすさ
普段使っているツールとの連携のしやすさは、日々の業務効率にも大きく影響します。
カレンダーやチャットツールと連携できれば、会議の予約から議事録の共有までが自動化され、手作業による設定漏れや共有忘れを防ぐことができます。
例えば、以下のようなツールとの連携が可能かを確認すると良いでしょう。
Web会議ツール:Zoom、Google Meetなど
カレンダーツール:Googleカレンダー、Outlookカレンダーなど
チャットツール:Slack、Microsoft Teamsなど
タスク管理ツール:Trello、Asanaなど
会議後に抽出されたタスクを、普段使っているタスク管理ツールに自動で投稿できると、さらに便利です。ツールが孤立せず、普段の仕事の流れにスムーズに溶け込むか、という視点でチェックしましょう。
料金プランと導入コスト
料金プランと導入コストは、費用対効果を見極めて選びましょう。
自社の利用状況に合わないプランを選ぶと、無駄なコストが発生したり、いざというときに機能が使えなかったりします。
プランを比較する際は、月額料金だけでなく、以下のような制限項目も必ず確認してください。
確認すべき項目 | チェックポイントの例 |
---|---|
利用時間の上限 | 月間の文字起こし可能時間 |
利用人数の制限 | 1ライセンスあたりのユーザー数 |
機能制限 | 高度なAI要約の利用回数など |
支払い方法 | 月払い、年払い、従量課金など |
例えば、毎日会議があるチームが時間上限の厳しいプランを選ぶと、月末には業務が止まってしまうかもしれません。自社の会議頻度や規模に見合うプランを慎重に選んでください。
セキュリティ面の安全性
法人利用では、絶対に軽視できないのがセキュリティです。議事録には、社外秘の情報や個人情報といった機密情報が含まれる可能性があります。
会社の重要な情報を守るため、公式サイトなどで最低限、以下の点を確認しましょう。
通信や保存データの暗号化
ISO27001など国際認証の取得状況
IPアドレスによるアクセス制限機能
AI学習へのデータ利用の有無
自社が定めるセキュリティポリシーの基準を満たしているか、慎重に見極めましょう。わからない場合は、社内の情報システム部門に相談しておくと安心です。
対応デバイス(スマートフォン・PC)
柔軟な働き方を実現するために、スマートフォンとPCの両方で使える「マルチデバイス対応」も確認しておきたいポイントです。
PCのブラウザ版だけでなくスマートフォン用のアプリが用意されていると、利用シーンが大きく広がります。外出先で急に過去の会議内容を確認したくなったとき、手元のスマートフォンからすぐに議事録を検索・確認できるのは非常に便利です。
場所を選ばない働き方のために、マルチデバイス対応は今や欠かせない機能の一つです。
録画の質・再生しやすさ
テキストだけでは伝わらない発言のニュアンスや、画面共有された資料の内容を補完するために、録画機能もチェックしましょう。
後から内容を確認する際の効率を上げるため、特に以下のような機能があると良いでしょう。
高画質・高音質な録画機能
発言テキストと映像・音声のタイムスタンプ連動
テキストをクリックした箇所からの頭出し再生
キーワード検索による該当発言箇所へのジャンプ機能
会議に参加しなかった人が議事録を読む場合でも、テキストに対応する会議音声にすぐにアクセスできます。テキストだけでは伝わらない議論の「温度感」まで正確に共有でき、認識のズレを防止することが可能です。
日本製か海外製かの違い
意外と見落としがちですが、日本製か海外製かも、使いやすさに直結するポイントです。
日本製ツールは、UI(操作画面)が自然な日本語で、日本語でのサポートも充実しているため、ITツールに不慣れな方でも安心して導入できます。
一方、海外製ツールは、機能の豊富さや多言語対応に強みがある場合がありますが、UIが英語中心であったり、日本語訳が不自然だったりすることもあります。
チーム全体のITスキルや、日本語サポートの必要性を考慮して、どちらが自社に合っているかを見極めましょう。
【検証】4つのAI議事録ツールを「同一音声データ」で徹底比較
AI議事録ツールの実力は、実際に使ってみないとわかりません。そこで実際に、社内定例会議を想定した「同一の音声データ」を使い、主要なAI議事録ツールの実力を比較検証しました。
今回検証したのは、人気の高い以下の4つのAI議事録ツールです。
各ツールの比較結果を一覧にまとめました。
ツール | 文字起こし精度 | 要約の質 | リアルタイム性 | 使いやすさ(UI) | 料金 | 特徴 |
Rimo Voice | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 【文字起こしプラン】 月額1,650円(税込) 初回60分間の無料利用あり ・インタビュー文字起こし ・ユーザーヒアリング ・会議の逐語録作成 ・動画の字幕作成 ※議事録作成機能なし 【プロプラン】 月額4,950円(税込) 7日間の無料トライアルあり ・ミーティングの記録 ・会議の議事録作成 ・記事コンテンツ作成 ・ウェビナーの記録・共有 ※議事録作成機能あり 【法人プラン】 要お見積り | ・日本語特化の高精度AIを搭載 ・ChatGPTによる強力な要約機能 ・主要なWeb会議ツールと連携可能 ・ISO 27017準拠で高いセキュリティ |
tl;dv | △ | △ | ◎ | ○ | 【無料プラン】 ・30言語以上対応の無制限トランスクリプション ・無制限の動画レコーディング ・発言者の自動認識 ・Slack、メール、カレンダーの統合 ・会議の自動録画 ・永年無料で最小限の機能が利用可能 【Pro】 月額4,980円(税込) ・無料プランの機能に加えて、以下の機能が利用可能 ・無制限のストレージ ・レコーディングのダウンロード ・アップロード(無制限) ・すぐにレコーディングアクセス可 ・CRM(Salesforce、HubSpotなど)との無制限の連携 ・5,000ツール以上と連携 【Business】 月額10,180円(税込) ・PROプランに加えてさらに多機能 ・AIを使った営業プロセスの測定機能 ・AIによる発言者の分析情報(複数の会議) ・AIによる異議申し立てへの対応 ・フィードバック機能 ・専任カスタマーサポート など | ・無料プランでも録画 ・文字起こしが無制限 ・AIが会議のハイライトを自動生成 ・30以上の言語に対応 |
Notta | ○ | ○ | ○ | ◎ | 【フリー】 月に120分間までのデータを文字起こし可能 【プレミアム】 月額1,980円(税込) ・フリープランの機能に加えて、以下の代表的な機能が利用可能 ・月1,800分の文字起こし ・文字起こしデータのダウンロード ・テキストの翻訳 ・単語登録 【ビジネス】 月額4,180円(税込) ・プレミアムの機能に加えて、以下の代表的な機能が利用可能 ・文字起こし時間無制限 ・Web会議の録画 ・セキュリティ認証レポート ・利用状況レポート | ・104言語に対応するグローバル対応 ・PC・スマホ・タブレットでデータ同期 ・リアルタイム翻訳機能を搭載 |
Tactiq | ○ | ○ | ○ | ○ | 【無料】 月に10件まで議事録作成が利用可能 【プロ】 月額12ドル(約1,750円(税込)) ・議事録作成が無制限 ・自動文字起こしの一時停止が可能 【ビジネス】 月額20ドル(約2,915円(税込)) ・プロの機能に加えて、以下の機能が利用可能 ・優先カスタマーサポート ・トランスクリプトをチームと自動共有 ・無制限の AI クレジット | ・Chrome拡張機能で手軽に導入 ・Botを招待せずに利用可能 ・30以上の言語に対応 |
4つの項目で検証した結果、「Rimo Voice」が最もバランスの取れたツールとなりました。
各ツールの比較結果を、具体的な出力を踏まえて詳しく解説します。
使用した同一音声データのスクリプト
使用した同一音声データのスクリプトは以下の通りです。
会議スクリプト 司会者: えー、皆さん、お集まりいただきありがとうございます。あのー、今日はですね、新商品のローンチ戦略について話し合いたいと思います。商品名は、えー、「TechGadget Pro」です。 マーケティング担当: はい、えーっと、TechGadget Proのターゲット市場なんですけど、20代から30代の、いわゆる若者層を想定しています。で、価格は…そうですね、49,800円を予定しています。 初年度の売上目標としては、うーん、5万台を目指す形になります。 開発担当: あ、はい、開発面に関してですが、えー、今回はAI機能の強化を重点的に進めてまして、その結果として、ユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれます。 リリースは、そうですね、来月の15日を目指しています。で、特に注力しているのが、えー、機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化ですね。 営業担当: はい、それで、販売チャネルなんですけれども、えー、オンラインストアと、それから主要な家電量販店を中心に展開していく予定です。 それから、初期のプロモーション期間は、えーっと、3ヶ月間を想定してまして、その間に特別割引なんかも提供するつもりです。 司会者: ありがとうございます。えー、では次回の会議では、そうですね、もう少し具体的なプロモーション戦略を決定していきましょう。 特に、デジタルマーケティングキャンペーンの詳細について、しっかり詰める必要があるかと思いますので、皆さん、それぞれ準備をお願いできればと思います。 |
各ツールの性能を公平に比較するため、実際のビジネス会議を想定した音声データを用意しました。
音声には、文字起こしや話者識別の精度を多角的に測るための要素を含んでいます。
【テスト用音声の主な特徴】
専門用語: AI機能、機械学習アルゴリズム
固有名詞: TechGadget Pro
数字認識: 49,800円、5万台、来月の15日
この音声データを各ツールに読み込ませ、どの程度の精度が出るのかを検証します。
1. Rimo Voice

出展:https://rimo.app/about/voice
Rimo Voiceは、日本語に特化した高精度AIを搭載しているため、文字起こし精度の高さに定評がある議事録ツールです。特に、社内会議で飛び交う専門用語や固有名詞の認識に強く、議事録作成の手間を削減できます。
社内利用で気になるセキュリティ面では、情報セキュリティの国際規格である「ISO 27017」に準拠したクラウド基盤を採用しており、安心して機密情報を扱える点も大きな特徴です。
日本製のツールなので感覚的に使いやすく、問い合わせも対応もスムーズな点も安心です。
Rimo Voiceの文字起こし
Rimo Voiceの文字起こし精度を検証しました。
以下が、Rimo Voiceで文字起こしした結果です。
【文字起こし】 皆さんお集まりいただき、ありがとうございます。今日はですね、新商品のローンチ戦略について話し合いたいと思います。商品名はテクガジェットProです。まずは山本さんお願いします。はいクレジットプロのターゲット市場なんですけど、20代から30代のいわゆる若者層を想定しています。 価格はそうですね。4万9800円を予定しています。初年度の売り上げ目標としては、うん。5万台を目指す形になります。田中さん、開発面についてお願いします。はい。開発面に関してですが今回はAI機能の強化を重点的に進めてまして、その結果として、ユーザーエクスペリエンスの向上等が見込まれます。 リリースは、そうですね、来月の15日を目指しています。特に注力しているのが、機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化ですね。佐藤さん、営業戦略はどうですか。はい。それで販売チャンネルなんですけれどもオンラインストアと、それから主要な家電量販店を中心に展開していく予定です。 それから初期のプロモーション期間は3ヶ月間を想定していまして、その間に特別割引なんかも提供するつもりです。ありがとうございます。では次回の会議では、そうですね。もう少し具体的なプロモーション戦略を決定していきましょう。 特に、デジタルマーケティングキャンペーンの詳細についてしっかり詰める必要があるかと思いますので、皆さんそれぞれ準備をお願いできればと思います。 |
価格「4万9800円」や目標「5万台」、「ユーザーエクスペリエンス」といった専門用語まで正確に認識しています
「クレジットプロ(TechGadget Pro)」のような一部の固有名詞に誤りが見られましたが、全体的に自然な会話の流れで精度が高い文字起こしができていました。
Rimo Voiceの議事録作成
議事録作成機能では、文字起こしされたテキストからAIが要点を自動で整理してくれます。作成された議事録は以下の通りです。
▼Rimo Voiceの議事録のキャプチャ

【議事録】 ## 決定事項 - 新商品「テクガジェットPro」の基本仕様を決定 - ターゲット市場:20代から30代の若者層 - 価格:49,800円 - 初年度売上目標:5万台 - リリース予定日:来月15日 - 販売チャンネル:オンラインストアと主要家電量販店での展開 - 初期プロモーション期間:3ヶ月間(特別割引を提供) ## アクションアイテム - 次回会議までに各自でデジタルマーケティングキャンペーンの詳細について準備する - 具体的なプロモーション戦略の検討・準備 ## 議論のポイント ### 商品概要・開発状況 - 商品名:テクガジェットPro - AI機能の強化を重点的に推進 - 機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能を強化 - ユーザーエクスペリエンスの向上が期待される ### 営業・販売戦略 - オンラインストアと主要家電量販店を中心とした販売展開 - 3ヶ月間の初期プロモーション期間を設定 - プロモーション期間中は特別割引を提供予定 ### 今後の課題 - デジタルマーケティングキャンペーンの詳細策定が必要 - より具体的なプロモーション戦略の決定が次回会議の議題 ## テクガジェットProの新商品ローンチ戦略会議 - 新商品「テクガジェットPro」のローンチ戦略について議論、価格は4万9800円で20代から30代をターゲットとし、初年度5万台の売上目標を設定 - 開発面ではAI機能強化に重点を置き、機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の向上によりユーザーエクスペリエンスの改善を図る - 来月15日のリリースを目指し、オンラインストアと主要家電量販店を中心とした販売チャンネルで展開予定 - 初期プロモーション期間を3ヶ月間設定し、特別割引の提供を計画 - 次回会議でデジタルマーケティングキャンペーンの詳細を含む具体的なプロモーション戦略を決定する予定 |
良い点としては、Web会議の録画ボタンを押し、会議ツールのURLを入れるだけで簡単に文字起こしと議事録作成が完了する手軽さです。「決定事項」や「議論のポイント」で全体が把握できるので、会議に参加していなくても内容が把握できるレベルの品質です。
テキストと音声が同期しており、議事録の気になる箇所をクリックすれば、ピンポイントで該当箇所の音声を聞き返せるので、発言のニュアンスを確認したい場合に便利です。
文字起こしの段階で間違っていた文章も、議事録作成の段階でAIが文脈を判断して修正してくれていました。
Rimo Voiceの料金と利用方法
Rimo Voiceでは、以下のように3つのプランが展開されています。
▼Rimo Voiceの料金プランのキャプチャ

出展:https://rimo.app/about/voice
項目 | 詳細 |
ツール名 | Rimo Voice |
提供会社 | Rimo合同会社 |
特徴 | ・日本語特化の高精度AIを搭載 ・ChatGPTによる強力な要約機能 ・主要なWeb会議ツールと連携可能 ・ISO 27017準拠で高いセキュリティ |
料金プラン | 【文字起こしプラン】 月額1,650円(税込) 初回60分間の無料利用あり ・インタビュー文字起こし ・ユーザーヒアリング ・会議の逐語録作成 ・動画の字幕作成 ※議事録作成機能なし 【プロプラン】 月額4,950円(税込) 7日間の無料トライアルあり ・ミーティングの記録 ・会議の議事録作成 ・記事コンテンツ作成 ・ウェビナーの記録・共有 ※議事録作成機能あり 【法人プラン】 要お見積り |
こんな人におすすめ | ・日本語会議の文字起こし精度を最優先する人 ・要約やタスク抽出まで自動化し、会議後の業務を効率化したい人 ・チームでの本格導入を視野に入れ、セキュリティを重視する人 |
文字起こし精度 | ◎ |
要約の質 | ◎ |
リアルタイム性 | ◎ |
使いやすさ(UI) | ○ |
実際に無料トライアル版を使ってみると、Googleアカウントでログイン後、右上のWeb会議の録画ボタンを押し、Zoom会議のリンクを貼り付けるだけで文字起こしがスタートしました。
▼Rimo Voiceメニュー画面のキャプチャ

▼Rimo Voiceの録画ボット設定画面のキャプチャ

発言から文字が表示されるまでのラグは2秒程度なので、会議の進行中にリアルタイムで文字起こしが生成されます。
会議中・会議後にAIに質問し、決定事項や聞き逃しを気軽に確認できるので、手軽に素早く議事録が作成できました。
▼Rimo Voiceの文字起こし中のキャプチャ

Rimo Voiceには、文字起こし機能のみのプランと、議事録作成まで可能なプランがあります。
議事録作成まで自動化したい場合は、プロプランの7日間無料トライアルを試してみましょう。
Rimo Voiceの評価
Rimo Voiceの総合的な評価は以下のとおりです。
評価項目 | 評価 |
---|---|
文字起こし精度 | ◎ |
要約の質 | ◎ |
リアルタイム性 | ◎ |
使いやすさ(UI) | 〇 |
検証の結果、Rimo Voiceはほとんどの項目で高いレベルにあることがわかりました。
日本語の文字起こし精度や、多角的なAI要約の質は他のツールより優れています。音声とテキストの同期機能により、確認・修正作業がスムーズな点も高く評価できます。
手作業での修正を最小限に抑えつつ、質の高い議事録を作成したい方には、Rimo Voiceがおすすめです。
まずは7日間の無料トライアルで、その便利さを体験してみてください。
2. tl;dv

tl;dvは、無料プランでも会議の録画と文字起こしが無制限で利用できる、コストパフォーマンスに優れた議事録ツールです。
30以上の言語に対応しており、グローバルな会議にも活用できます。
セキュリティ面では、データの暗号化やアクセス制御といった対策を講じており、安心して利用できる体制を整えています。
tl;dvの文字起こし
tl;dvの文字起こし精度を検証しました。以下が、tl;dvで文字起こしした結果です。
【文字起こし】 商品名はテクガジェットプログです。お願いします。 はい、ダイエット市場なんですけど、20代から30代を想定しています。今日は、そうですね、49,800円を予定しています。今日としては、未来を目指す形になります。質問についてお願いします。 に関してですが、絵のもの的に進めてまして、ソフスペリエンスの向上がミチューアルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化ですね。佐藤さん。 それで販売チャンネルなんですけども オンラインストアとそれから主要な家電量販店を中心に展開していく予定ですそれから初期のプロモーション期間はえーっと3ヶ月間を想定していましてその間に特別割引なんかも提供するつもりですありがとうございます プロモーション戦略を決定していきましょう詳細について |
文章の途切れや誤認識が多く、そのまま文字起こしとして使うには大幅な修正が必要です。認識できていない部分も多く、文字数も不足しています。
価格「49,800円」など数字は正確に認識できていますが、「テクガジェットプログ(TechGadget Pro)」という商品名の誤りや、「ダイエット市場(ターゲット市場)」など、文脈が変わりかねない誤認識が目立ちました。
「AI機能」といったキーワードが認識されていない部分もあり、精度には課題が残ります。
tl;dvの議事録作成
Tactiqの議事録作成機能は、会議終了後にダッシュボードからAI要約を生成する形式です。
▼tl;dvの議事録のキャプチャ

【議事録】 製品戦略と市場投入 テクガジェットプログ、20-30代向けダイエット市場に49,800円で投入 00:04 パーソナライズ機能強化、オンラインと家電店で販売、初期3ヶ月間特別割引 00:49 |
tl;dvの議事録作成機能は、会議のハイライトを自動で抽出し、動画のタイムスタンプと連携して表示するのが特徴です。
良い点としては、無料プランでも会議の録画から文字起こし、要約作成までの一連のプロセスを自動化できる点が挙げられます。
気になる点としては、AIによる要約の内容が他のツールに比べて非常に少なく、議事録としては使用できないことが挙げられます。
また、操作画面が英語表記のため、人によっては日本語に設定し直す手間が必要です。
tl;dvの料金と利用方法
tl;dvの料金形態は、以下のとおりです。
▼tl;dvの料金表のキャプチャ

項目 | 詳細 |
ツール名 | tl;dv |
提供会社 | tl;dv B.V. |
特徴 | ・無料プランでも録画 ・文字起こしが無制限 ・AIが会議のハイライトを自動生成 ・30以上の言語に対応 |
料金プラン | 【無料プラン】 無料 ・30言語以上対応の無制限トランスクリプション ・無制限の動画レコーディング ・発言者の自動認識 ・Slack、メール、カレンダーの統合 ・会議の自動録画 【Pro】 月額4,980円(税込) ・無料プランの機能に加えて、以下の機能が利用可能 ・無制限のストレージ ・レコーディングのダウンロード ・アップロード(無制限) ・すぐにレコーディングアクセス可 ・CRM(Salesforce、HubSpotなど)との無制限の連携 ・5,000ツール以上と連携 【Business】 月額10,180円(税込) ・ビジネスプランでは、PROプランに加えてさらに多機能になる ・AIを使った営業プロセスの測定機能 ・AIによる発言者の分析情報(複数の会議) ・AIによる異議申し立てへの対応 ・フィードバック機能 ・専任カスタマーサポート など |
こんな人におすすめ | ・コストを抑えてAI議事録を始めたい人 ・会議の録画と振り返りが主な目的の人 ・多言語での会議が多い人 |
文字起こし精度 | △ |
要約の質 | △ |
リアルタイム性 | ○ |
使いやすさ(UI) | ○ |
▼tl;dvのメニュー画面のキャプチャ

録画したいオンライン会議への招待リンクとパスコードを入力し、「Start Recording」ボタンをクリックすると録画が開始されます。
会議に「tl;dv」のアカウントが参加する形で録画が始まるため、事前に他の参加者へは説明しておくと良いでしょう。
▼tl;dvの招待リンクとパスコード入力画面のキャプチャ

会議を終了するか、「tl;dv」のデスクトップアプリに表示されている「■」ボタンをクリックすると録画が終了し、会議の音声が保存され、文字起こしが開始します。そのため、会議中にリアルタイムで文字起こしの確認・編集はできません。
tl;dvの評価
tl;dvの総合的な評価は以下のとおりです。
評価項目 | 評価 |
---|---|
文字起こし精度 | △ |
要約の質 | △ |
リアルタイム性 | ○ |
使いやすさ(UI) | ○ |
検証の結果、tl;dvは無料で使える機能の範囲が広く、コストをかけずにAI議事録ツールを試したい方に最適なツールです。
ただし、日本語の文字起こし精度には課題があるため、議事録として利用するには手動での大幅な修正が前提となります。また、議事録についても要約されすぎてしまい、議事録としての役目を果たせていませんでした。
手間がかかってもいいから、無料で試してみたい方向けです。
まずは無料プランに登録して、コストパフォーマンスの高さを体験してみてください。
3. Notta

Nottaは、104言語に対応するグローバルな自動文字起こしサービスです。
PCだけでなくスマートフォンやタブレット用のアプリも提供しており、場所を選ばずに利用できるのが大きな特徴です。
リアルタイム文字起こしやAIチャットにも対応しており、会議中に文字起こしの確認や編集が可能です。
セキュリティ面では、データの暗号化はもちろん、国際的なセキュリティ基準であるSOC 2やGDPRに準拠しており、企業利用でも安心してデータを扱えます。日本製のツールなので安心して利用できる点も魅力です。
Nottaの文字起こし
Nottaの文字起こし精度を検証しました。
以下が、Nottaで文字起こしした結果です。
【文字起こし】 皆さんお集まりいただきありがとう今日はですね、新商品のローンチ戦略について話し合いたいと思います。商品名はガジェットブログです。まずは山本さんお願いします。はい。クレジットプロのターゲット市場なんですけど、20代から30代のいわゆる若者層を想定しています。価格はそうですね。4万9800円を予定しています。初年度の売り上げ目標としては、もうご案内を目指す形になります。私、開発部についてお願いします。はい。開発面に関してですが、今回はAI機能の強化を重点的に進めてまして、その結果として、ユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれます。リリースは、そうですね、来月の15日を目指しています。特に注力しているのが、機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化ですね。佐藤さん、営業戦略はどうですか。それで、販売チャネルなんですけれどもオンラインストア、それから重要な量販店を中心に展開していく予定です。それから、初期のプロモーション期間は3ヶ月間を想定していまして、その間に特別割引なんかも提供するつもりです。ありがとうございます。では次回の会議では、そうですね。もう少し具体的なプロモーション戦略を決定していきましょう。特に、デジタルマーケティングキャンペーンの詳細についてしっかり詰める必要があるかと思いますので、皆さんそれぞれ準備をお願いできればと思います。 |
会議終了後、数秒後には文字起こしが完了していました。
しかし、商品名「ガジェットブログ(TechGadget Pro)」や「ご案内(5万台)」など、重要な固有名詞や数字の誤認識が多く、議事録として利用するには少し手直しが必要です。
Nottaの議事録作成
Nottaの議事録作成機能は、AIが文字起こし結果から要点を抽出し、チャプターごとに整理してくれます。
良い点としては、文字起こしの精度はいまひとつでも、AI要約は会議のポイントを押さえてくれます。
また、発言者ごとに整理された対話形式で書き出されるため、誰が何を話したかがわかりやすいです。テキストと音声が紐づいているため、誤変換された箇所もピンポイントで聞き返して修正できます。
気になる点としては、文字起こしの精度が音声の質や話者の活舌に左右されるため、手直し作業は必須と考えた方が良いでしょう。
完全に自動で正確な議事録が完成するわけではないので注意が必要です。
▼Nottaの議事録のキャプチャ

【議事録】 # 要約 会議では、新商品「ガジェットブログ」のローンチ戦略について議論されました。
山本さんは、ターゲット市場が20代から30代の若者層であり、価格は4万9800円を予定していると報告しました。また、初年度の売上目標についても言及しました。
開発部からは、AI機能の強化に重点を置いており、特に機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化に注力していることが報告されました。リリース日は来月15日を目指しているとのことです。
佐藤さんは、販売チャネルについてオンラインストアと主要な量販店を中心に展開する予定であり、3ヶ月間の初期プロモーション期間中に特別割引を提供する計画であると説明しました。
最後に、次回の会議ではより具体的なプロモーション戦略、特にデジタルマーケティングキャンペーンの詳細について決定することが確認されました。参加者全員に準備を依頼して会議は終了しました。 # チャプター ## 新商品「ガジェットブログ」のローンチ戦略会議の開始 司会者のTohruが会議を開始し、新商品「ガジェットブログ」のローンチ戦略について話し合うことを宣言しました。 ## ターゲット市場と価格設定 山本さんが、ガジェットブログのターゲット市場は20代から30代の若者層であると説明しました。価格は4万9800円を予定しており、初年度の売上目標についても言及しました。 ## 開発状況とリリース予定 開発部からAI機能の強化を重点的に進めていることが報告され、その結果としてユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれるとのことです。リリースは来月15日を目指しており、特に機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化に注力していると説明されました。 ## 営業戦略と販売チャネル 佐藤さんが営業戦略について説明し、販売チャネルはオンラインストアと重要な量販店を中心に展開する予定であると報告しました。初期のプロモーション期間は3ヶ月間を想定しており、その間に特別割引も提供する予定であるとのことです。 ## 次回会議の議題と準備 司会者のTohruが、次回の会議ではより具体的なプロモーション戦略、特にデジタルマーケティングキャンペーンの詳細について決定する必要があると述べ、参加者全員に準備を依頼しました。 # 行動項目 - [ ] 山本さんはガジェットブログのターゲット市場(20代から30代の若者層)と価格設定(4万9800円)について詳細を報告しました。 - [ ] 開発部は来月15日のリリースに向けてAI機能と機械学習アルゴリズムを活用したパーソナライズ機能の強化を継続します。 - [ ] 佐藤さんはオンラインストアと主要量販店での販売展開と、3ヶ月間の初期プロモーション期間中の特別割引提供を計画します。 - [ ] 全参加者は次回会議に向けて、より具体的なプロモーション戦略、特にデジタルマーケティングキャンペーンの詳細について準備する必要があります。 |
Nottaの料金と利用方法
Nottaの料金は以下のとおりとなっています。
▼Nottaの料金表のキャプチャ

項目 | 詳細 |
ツール名 | Notta |
提供会社 | Notta, Inc. |
特徴 | ・104言語に対応するグローバル対応 ・PC・スマホ・タブレットでデータ同期 ・リアルタイム翻訳機能を搭載 |
料金プラン | 【フリー】 月に120分間までのデータを文字起こし可能 【プレミアム】 月額1,980円(税込) フリープランの機能に加えて、以下の代表的な機能が利用可能 ・月1,800分の文字起こし ・文字起こしデータのダウンロード ・テキストの翻訳 ・単語登録 【ビジネス】 月額4,180円(税込) プレミアムの機能に加えて、以下の代表的な機能が利用可能 ・文字起こし時間無制限 ・Web会議の録画 ・セキュリティ認証レポート ・利用状況レポート |
こんな人におすすめ | ・海外との会議が多い人 ・スマホで手軽に文字起こししたい人 ・多言語でのコミュニケーションが多い人 |
文字起こし精度 | ○ |
要約の質 | ○ |
リアルタイム性 | ○ |
使いやすさ(UI) | ◎ |
実際に登録し、Web会議の文字起こしからZoomの会議リンクを貼り付けて試したところ、会議終了後、数秒で文字起こしと要約が完了しました。
▼Nottaのメニュー画面のキャプチャ

▼Nottaの会議ボット設定のキャプチャ

操作は非常にスムーズで、ストレスなく文字起こしができました。
Nottaの評価
Nottaの総合的な評価は以下のとおりです。
評価項目 | 評価 |
---|---|
文字起こし精度 | ○ |
要約の質 | ○ |
リアルタイム性 | ◎ |
使いやすさ(UI) | ◎ |
検証の結果、Nottaはリアルタイム性と使いやすさに優れており、特に多言語対応とモバイルアプリ対応が特徴です。
文字起こしの精度には改善の余地がありますが、要約の質は悪くありません。
海外との会議が多い方や、外出先でスマートフォンを使って手軽に議事録を確認・編集したい方には、Nottaがおすすめです。
まずは無料プランで、Nottaの手軽さを試してみてください。
4.Tactiq

Tactiqは、Chromeの拡張機能をインストールするだけで、すぐに利用できる手軽さが魅力の議事録ツールです。
Google MeetやZoomなどのWeb会議にBotを招待することなく、自分の画面上だけでリアルタイム文字起こしができます。
セキュリティ面では、国際的な監査基準である「SOC 2 Type II」に準拠しており、企業の機密情報を扱う会議でも安心して利用できます。
Tactiqの文字起こし
Tactiqの文字起こし精度を検証しました。
以下が、Tactiqで文字起こしした結果です。
【文字起こし】 商品のローンチ戦略について。 話し合いたいと思います。 商品名はテクガジェットプロムです。 はいえーと。クレジットプロのターゲット市場なんですけど。 20代から30代のいわゆる若者層を想定しています。 そうですね。49,800円を予定しています。 売上目標としては。50,000台を目指す形になり。 面についてお願いします。 開発面に関してですが。Ai機能の強化を重点的に進めてまして。 その結果としてユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれます。 15日を目指しています。注力しているのが、機械学習アルゴリズムを活用した。 ライズ機能の強化ですね。 と佐藤さん営業戦略はどうですか? それで販売チャネルなんですけれども。 オンライン。ストアとそれから。 主要な家電量販店を中心に展開していく。 それから初期のプロモーション期間。 その間に特別割引なども提供するつもりです。 今回の会議ではそうですね。 訓練の詳細についてしっかります。 |
価格「49,800円」などの数字は認識できています。しかし、「テクガジェットプロム」や「クレジットプロ」といった商品名の誤認識や、文章が不自然に途切れている箇所がやや目立ちます。手直しなしでの利用はやや難しい印象です。
Tactiqの議事録作成
Tactiqの議事録作成機能は、会議終了後にダッシュボードからAI要約を生成する形式です。
▼Tacticの議事録のキャプチャ

【議事録】 今回の会議では、商品「テクガジェットプロム」のローンチ戦略について話し合い、ターゲット市場を20代から30代の若者層とし、価格を49,800円に設定、売上目標は50,000台とした。開発面ではAI機能強化と機械学習アルゴリズムを活用した機能向上に注力し、販売面ではオンラインストアと家電量販店を中心に展開し、初期3ヶ月間は特別割引などのプロモーションを行う予定。次回の会議では販売チャネルの詳細を詰めることが確認された。 # ミーティング詳細まとめ ## 商品名とターゲット市場 - 商品名は「テクガジェットプロム」で、主に20代から30代の若者層をターゲットとしている。[00:01] ## 価格設定と売上目標 - 販売価格は49,800円を予定している。 - 売上目標は50,000台を目指すという設定である。[00:15] ## 開発面 - AI機能の強化を重点的に進めている。 - 特に機械学習アルゴリズムを活用した「ライズ機能」の強化に注力しており、これによりユーザーエクスペリエンスの向上が見込まれる。 - ローンチ目標日は15日を設定している。[00:25] ## 営業戦略と販売チャネル - 販売チャネルはオンラインストアおよび主要な家電量販店を中心に展開。 - 初期プロモーション期間は3ヶ月間を想定し、その間は特別割引も提供予定。[00:45] ## 次回会議のアジェンダ - 次回の会議では販売面の詳細をしっかり詰めて決定していく必要がある。[00:55] ### Quick summary ### During this meeting, Tohru and Sato discussed 商品のローンチ戦略について。ターゲット市場は20代から30代の若者層で、価格は49,800円を予定し、売上目標は50,000台である。開発面ではAI機能の強化に注力し、販売はオンラインストアと家電量販店を中心に展開、初期プロモーション期間中に特別割引を提供する計画が話し合われた。 ### Action items for Tohru ### - [ ] AI機能の強化について開発を進める - [ ] 機械学習アルゴリズムを活用したサプライズ機能の強化を完了させる - [ ] 次回会議に向けて商品の詳細仕様を準備する ### Action items for Sato ### - [ ] 販売チャネル(オンラインストアおよび家電量販店)との提携を確定させる - [ ] 初期3ヶ月間のプロモーション期間中の特別割引プランを策定する - [ ] 次回会議に向けて営業戦略の詳細をまとめる - [ ] 商品名「テクガジェットプロム」のローンチ戦略を最終決定する - Everyone - [ ] AI機能強化の進捗管理とユーザーエクスペリエンス向上の実現 - 開発チーム - [ ] 機械学習アルゴリズムを活用したライズ機能の強化を推進 - 開発チーム - [ ] 販売チャネル(オンラインストアおよび家電量販店)の確定と準備 - 営業チーム(佐藤さん) - [ ] 初期プロモーション期間の特別割引内容および期間(三ヶ月間)を確定・実施 - 営業チーム(佐藤さん) - [ ] 次回会議で販売チャネルおよび商店の詳細を確定するための準備 - Everyone |
文字起こしの精度に課題はありつつも、少しの手直しを加えるだけで、フリープランでも十分に議事録として使えます。
AIツールのクイックプロンプトを選べば、用途に合わせて要約を生成できるのも魅力です。
一方で、気になる点としては、要約が長くなる傾向があるため、要点だけを短く把握したい場合には不向きかもしれません。
無料プランでは月10回の利用制限があり、利用環境がブラウザ版のZoomに限られるなど、一部制約があります。
Tactiqの料金と利用方法
Tactiqの料金は、以下のとおりです。

項目 | 詳細 |
ツール名 | Tactiq |
提供会社 | Tactiq Pty Ltd |
特徴 | ・Chrome拡張機能で手軽に導入 ・Botを招待せずに利用可能 ・30以上の言語に対応 |
料金プラン | 【無料】 月に10件まで議事録作成が利用可能 【プロ】 月額12ドル(約1,750円(税込)) ・議事録作成が無制限 ・自動文字起こしの一時停止が可能 【ビジネス】 月額20ドル(約2,915円(税込)) ・プロの機能に加えて、以下の機能が利用可能 ・優先カスタマーサポート ・トランスクリプトをチームと自動共有 ・無制限の AI クレジット |
こんな人におすすめ | ・まずAI議事録ツールを気軽に試したい人 ・会議の参加者に知られずに利用したい人 ・個人のメモ補助として使いたい人 |
文字起こし精度 | ○ |
要約の質 | ○ |
リアルタイム性 | ○ |
使いやすさ(UI) | ○ |
実際にChromeウェブストアから拡張機能をインストールしたら、連携するツールのアクセスを許可するための画面が出るため「ENABLE TACTIQ」をクリックしましょう。
▼Tactiqのメニュー画面のキャプチャ

▼Tactiqの使用許可画面のキャプチャ

その後、Web会議ツールの許可を求める画面が表示され、「許可する」をクリックし、アカウントを登録すれば使用できます。
Tactiqの評価
Tactiqの総合的な評価は以下のとおりです。
評価項目 | 評価 |
---|---|
文字起こし精度 | ○ |
要約の質 | ○ |
リアルタイム性 | ○ |
使いやすさ(UI) | ○ |
検証の結果、Tactiqは導入の手軽さとリアルタイム性に優れており、文字起こしの精度も実用レベルといえます。
Botを招待する必要がないため、相手に気兼ねなく利用できるのも大きなメリットです。
まずはAI議事録ツールがどのようなものか試してみたい、という初心者の方におすすめです。
無料でも月10回まで利用できるので、ぜひ一度Tactiqの手軽さを体験してみてください。
AI議事録作成ツールは無料と有料どちらを選ぶべきか
ビジネスで本格的にAI議事録ツールを活用するなら「有料プラン」がおすすめですが、まずは試してみたい方は「無料プラン」からでもOKです。
以下ではそれぞれの利点を詳しく解説します。
両方の側面を理解して、自社に最適な選択をしてください。
有料プランのメリット
AI議事録ツールの有料プランは、ビジネス利用を前提とした高機能がそろっており、利用制限を気にせず使えるため、結果的に費用対効果が高くなります。
月間文字起こし時間:無制限または上限が大幅に緩和
AI要約機能の利用回数:無制限または上限が大幅に緩和
セキュリティ:高度なセキュリティ対策
無料プランの場合、重要な商談が終わって議事録を作成しようとしたときに、上限に達していて作成できないという可能性も。
有料プランに登録すれば、高精度な文字起こしや要約機能をいつでもストレスなく利用できます。
議事録作成にかかる時間を削減できる価値を考えれば、有料プランへの投資をしてみてもいいでしょう。
無料プランのメリット
無料プランのメリットは、費用をかけずにAI議事録ツールの使用感を試せる点です。この期間を活用すれば、「導入したけれど、使いにくくて誰も使わなくなった」という失敗を防げます。
具体的には、自社の環境で以下の点を確認してください。
実際の会議音声での文字起こし精度
専門用語や固有名詞の認識率
操作画面が直感的で使いやすいか
チームメンバーとの共有がスムーズか
まずは複数のツールを無料で試し、操作性や精度を比較検討しましょう。
その上で、最も自社に合うと感じたツールに投資をしてみてはいかがでしょうか。
AI議事録作成ツールの導入メリット
AI議事録作成ツールを導入するメリットは、単に手間が省けるだけではありません。会議の質やチームの生産性そのものを向上させる、多くの利点があります。
具体的には、主に以下の3つが挙げられます。
実際の業務にどう役立つのか、一つずつ見ていきましょう。
手作業を減らして生産性を向上できる
AI議事録ツール導入の最大のメリットは、これまで議事録作成に費やしていた時間を大幅に削減できることです。
例えば、これまで週に3時間かかっていた議事録作成が、AIによる自動化で見直しを含めて10分程度に短縮される場合もあります。
削減できた時間に、企画立案や顧客へのフォローアップといった、本来注力すべき業務に集中できるため、社内の業務効率もアップします。
会議中に必死でメモを取る必要がなくなるため、議論そのものに集中できるようになり、会議の質が向上する点も、議事録作成者としてはうれしいポイントです。
会議後のタスク管理を効率化できる
AI議事録ツールは会議で決まった「ToDo」が自動でリスト化してくれるため、タスク管理が劇的に効率化されます。
AIが「誰が」「いつまでに」「何をすべきか」を会議の発言から抽出し、一覧にしてくれるため、「このタスク、誰が担当だっけ?」といった確認の手間や、タスクの実行漏れを防ぎます。
具体的には、以下のような効果があります。
担当者、内容、期限が紐付いたタスクリストの自動生成
会議後の確認作業や指示出しの手間の削減
会議終了直後からのスムーズなアクション開始
会議が終わった瞬間にネクストアクションが明確になるため、プロジェクトの推進力が格段に向上します。
社内への共有が簡単になる
議事録の共有がスムーズになり、チーム内の情報格差を減らすことができます。
生成された議事録はURL一つで簡単に共有でき、会議の不参加者でも必要な情報に素早くアクセスできるからです。
例えば、急用で会議を欠席しても、移動中のスマートフォンで要約を読んだり、議論が白熱した部分だけを音声で再生したりして、短時間で状況をキャッチアップできます。
メールにファイルを添付したり、長文を貼り付けたりする手間もなくなるため、情報共有の心理的なハードルも下がります。
AI議事録作成ツールの導入デメリット
便利なAI議事録作成ツールですが、導入前に知っておきたい注意点もいくつかあります。
具体的には、主に以下の3点が挙げられます。
ここでは、それぞれの注意点と、うまく活用するための対策をあわせて解説します。
ツール導入時に社内のルール整備が必要になる
AI議事録ツールを効果的に活用するために、社内での利用ルールを整備しておく必要があります。
なぜなら、明確なルールがないままでは、現場の混乱を招いたり、情報管理上のリスクが生まれたりする可能性があるからです。
全員が安心してツールを活用するために、例えば以下のような項目を事前に決めておくと良いでしょう。
利用対象の会議:全社会議、部署の定例、1on1など
データの保存期間:プロジェクト終了後1年で破棄など
アクセス権限:部署メンバーのみ、プロジェクト関係者のみなど
クライアント会議での利用可否:事前許諾の要否、など
あらかじめ利用ルールを定めておくことが、スムーズな導入と安全な運用の鍵となります。
利用環境によって精度の影響が左右される
AI議事録ツールの文字起こし精度は、会議の「音声環境」に大きく左右される、という点も理解しておく必要があります。
AIによる文字起こしは、マイクが拾う音声の質に直接依存するため、環境によっては精度が低下してしまいます。
例えば、以下のような環境では精度が落ちる可能性があります。
周囲が騒がしいカフェでのWeb会議
声が反響しやすい広い会議室でのオフライン会議
複数人が同時に発言する場面
このような場合でも、性能の良いマイクを使ったり、一人ずつ発言するよう心がけたりといった、少しの工夫で精度は大きく改善します。ツールの性能を最大限に引き出すには、クリアな音声で会議に参加する環境づくりも必要です。
機能を全部活用するにはコストがかかる
全ての機能を制限なく活用するには、有料プランへの登録、つまりコストがかかるのが一般的です。
無料プランは機能や利用時間に制限があることが多く、ほとんどのツールでは高度な要約や法人向けのセキュリティ機能などは、有料プランでしか利用できません。
しかし、これは単なる「出費」ではなく「投資」と捉えることもできます。議事録作成にかけていた時間をコア業務に集中できることを考えれば、月額数千円のコストを上回る生産性向上が期待できるでしょう。
AI議事録作成ツールを導入する方法
AI議事録作成ツールは簡単な5つのステップで始められます。
導入で失敗しないために、以下の手順で進めるのがおすすめです。
各手順で具体的に何をすべきか、一つずつ見ていきましょう。
無料トライアルに登録する
まずは気になるツールの無料トライアルに登録していきましょう。
始めてAI議事録ツールを使用する場合は、いきなり有料プランを契約するのではなく、実際にツールを触って自社の業務に合うか確かめてみてください。
この記事で紹介した中から2つ程度に絞って公式サイトから登録してみてください。多くはメールアドレスだけで簡単に始められます。
複数のツールを同時に試して比較することで、それぞれの長所・短所が明確になり、自社に最適なツールを見つけやすくなります。
Botのカレンダーと連携する
次に、登録したツールのAI Botと、普段使っているカレンダー(GoogleカレンダーやOutlookカレンダーなど)を連携させます。
この初期設定を行うことで、AI BotがWeb会議に自動で参加するようになり、招待の手間や漏れ、議事録の取り忘れを防ぐことができます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
会議の予定が入るとBotが自動で参加
手動でBotを招待する手間が不要に
議事録作成を安定運用できる
会議のたびに手動で設定する手間をなくし、議事録作成の自動化を完全に実現するためにも、この連携は必ず行っておきましょう。
テスト会議で文字起こしを確認する
カレンダー連携が済んだら、いよいよツールの性能を試すテスト会議です。
公式サイトのデモだけではわからない、自社特有の専門用語や音声環境での「リアルな精度」を確認することが目的です。
同僚に協力してもらい、5〜10分程度の模擬会議を開いて、以下の点を確認してみましょう。
自社の専門用語や商品名が正しく認識されるか
複数人が同時に話したときの分離精度
少し早口で話したときの追従性
このテスト結果を踏まえることで、導入すべきツールかどうかの的確な判断ができ、全社展開に向けた具体的な検討も進められます。
要約・タスク抽出のフィードバックを行う
文字起こしの精度の次は、要約やタスク抽出の質を確認します。
AIが生成した結果があなたの意図通りかを確認し、自社の業務に合わせて最適化していく作業です。
AIが作成した要約を読み、具体的に以下の点を確認しましょう。
要約の適切性:「ここは決定事項ではなく意見交換だ」といったニュアンスの違い
決定事項の網羅性:重要な決定が抽出されているか
タスクの過不足:「このタスクが抜けている」などの漏れ
ツールによっては、要約結果にフィードバックを送ることで、次回以降の精度が向上します。例えばRimo Voiceでは、企業文化や業界特性に合わせて要約形式や重点項目をカスタマイズすることも可能です。
社内ルール策定して正式導入する
ツールの有効性を確認できたら、いよいよ正式導入です。その最終準備として、チームや部署で活用するための社内ルールを策定します。
最低でも以下の項目はチームで話し合って決めましょう。
利用する会議の範囲(例:クライアントとの会議は除く)
データの保存期間と削除ルール
議事録へのアクセス権限の設定
利用マニュアルの共有とあわせて明確なルールを定めることで、AI議事録ツールは個人の便利ツールから、組織全体の生産性を高める「共通インフラ」へと進化します
まとめ|Rimo VoiceでAI議事録ツールを体験しよう
本記事では、主要なAI議事録ツールを同一データで徹底比較し、文字起こし精度や料金など9つの選び方を解説しました。
どのツールが良いか迷ったら、まずは文字起こし精度、要約・録画の質が高い「Rimo Voice」を試してみてください。
Rimo Voiceの主な特徴は以下のとおりです。
日本語に最適化された高精度な文字起こし
決定事項やタスクを自動抽出するAI要約
直感的に操作できるシンプルな画面
ISO認証取得で万全なセキュリティ
Rimo Voiceは、ただ文字起こしをするだけでなく、会議の要点を自動で整理してくれるため、議事録作成の手間を劇的に削減してくれます。

まずは7日間の無料トライアルで、Rimo Voiceがあなたの会議をどう変えるか、その驚きの便利さを体験してみてください。
最終更新日: 2025 / 6 / 28
Improve work efficiency by entrusting meeting minutes creation to AI in Rimo
Easy automatic transcription. Available on smartphones and computers.

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