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BIZMEEの安全性や使い方を解説!無料で使えるWeb会議ツールの魅力とは?

在宅勤務やオンラインでの打ち合わせが当たり前になった今、Web会議ツールは欠かせない存在です。
とはいえ、有料プランでないと長時間の会議ができないなど、不満を感じた経験はないでしょうか?
そこで注目したいのが、無料で利用できるWeb会議ツール「BIZMEE」です。手軽に利用できるうえ、セキュリティ面でも安心できるため、ビジネス会議にも適しています。
本記事では、BIZMEEの基本的な機能や使い方、ほかの主要ツールとの比較を紹介します。
オンライン会議を効率的に行うために、ぜひ本記事をお役立てください。
BIZMEEとは?

BIZMEE:https://bizmee.net/
株式会社grabssが提供する、無料のWeb会議システムがBIZMEEです。
利用中に広告が表示される仕組みを採用することで、ユーザーは料金を負担せずに会議を行えるようになっています。
一般的なWeb会議ツールと比べて高度な機能は備えていないものの、必要最低限の機能で十分と考えるユーザーにとっては、非常にコストパフォーマンスに優れたツールといえます。
BIZMEEのメリット
BIZMEEには、コストを抑えながら業務を効率化したいユーザーにとって、魅力的なポイントが複数あります。
BIZMEEを利用するうえでの主なメリットは以下の3つです。
すべての機能を無料で利用可能
会員登録・インストール不要
セキュリティ面でも安心
各メリットを詳しく見ていきましょう。
すべての機能を無料で利用可能
多くのWeb会議ツールは無料プランに時間制限が設けられており、長時間の利用には有料プランが必須となるケースがあります。
これに対してBIZMEEは、会議に必要な基本機能をすべて時間制限なく無料で利用できます。
画面共有やホワイトボード、議事録といった日常的に使う機能を制約なく使えるため、コストを抑えながらも効率的に会議を進められるでしょう。
さらに、標準機能に満足できない場合には、オリジナルのWeb会議システムを作れる、有料のカスタマイズパッケージを追加することも可能です。
会員登録・インストール不要
会員登録や専用アプリのインストールを一切必要とせず、ブラウザからアクセスするだけで利用できるのもメリットの1つです。
ほかのWeb会議ツールでは、参加者にアカウント作成を依頼したり、アプリをダウンロードしてもらう手間が発生し、会議開始までに時間を要するケースもあるでしょう。
その点、BIZMEEはURLを共有するだけですぐに会議に参加できるため、急な打ち合わせでもスムーズに進められます。
また、社内のセキュリティポリシーによって新規アプリのインストールが制限されている環境でも問題なく利用できる点は、多くの企業にとって導入しやすいポイントです。
初期設定やアカウント管理が不要なため、会議運営の効率そのものを高められるでしょう。
セキュリティ面でも安心
BIZMEEはセキュリティ面においても安心して利用できる設計がなされています。
その大きな特徴が、サーバーを介さずに端末同士を直接繋ぐP2P(Peer to Peer)ネットワークで通信を行っている点です。
一般的なWeb会議ツールでは、音声や映像、テキストメッセージが一度サーバーを経由して配信される仕組みを採用しているため、データがサーバー側に保存されるリスクを完全に排除できません。
BIZMEEではデータが収集されず、通話や映像のやり取りが第三者に保管される心配がないため、安心して利用できます。
さらに、会議室ではパスワードの設定も可能で、不正アクセスを防ぐ仕組みも備えています。
BIZMEEのデメリット
コストパフォーマンスに優れたBIZMEEですが、利用するうえでのデメリットもあります。
BIZMEEの主なデメリットは以下の3つです。
最大接続数が少ない
バーチャル背景が使えない
録画・録音機能がない
それぞれ具体的な影響を解説します。
最大接続数が少ない
BIZMEEの推奨される利用人数は2〜4人程度で、入室上限も6人までに制限されています。
これは、BIZMEEがサーバーを介さずに利用者同士が直接つながるP2P方式を採用しているためで、人数が増えるほど通信負荷が大きくなり、接続が不安定になりやすいのが要因です。
そのため、5人以上で定例会議を行うようなケースや、大人数を対象にした研修・セミナーといった利用には不向きといえます。
少人数での打ち合わせや1on1ミーティングなどで利用するようにしましょう。
バーチャル背景が使えない
Web会議ツールの多くで標準搭載されているバーチャル背景ですが、BIZMEEにはこの機能がありません。
自宅などで会議に参加する際に背景を隠せず、生活感が映り込んでしまうリスクがあります。
画面越しの印象を整える目的でバーチャル背景を利用する方は多く、バーチャル背景が使えない点は大きなデメリットです。
物理的にパーテーションを使うなどの工夫もできますが、環境を問わず常にきちんとした見え方を求めるユーザーにはBIZMEEは不向きといえます。
録画・録音機能がない
BIZMEEのデメリットとして、録画・録音機能がないのもデメリットとして挙げられます。
特に議事録作成や欠席者への情報共有が必要な際には不便さを感じやすいでしょう。
そのため、会議内容を録画・録音してあとから振り返りたい場合には録画ソフトやPCの画面収録機能を利用する必要があります。
ただし、録画・録音を行う際には、コンプライアンスの観点から必ず参加者全員の事前許可を得ることを忘れないようにしましょう。
関連記事:PCで使える無料・有料の録音ソフト12選!選び方も詳しく解説
BIZMEEの基本機能
シンプルな設計でありながら、BIZMEEにはWeb会議に必要な基本機能がひととおりそろっています。操作も直感的で、初めて利用する方でもすぐに使いこなせるのが特徴です。
BIZMEEの基本機能は以下のとおりです。
ホワイトボード
画面共有
議事録
参加者のカメラ映像表示
パスワードロック
本章では基本機能の特徴や活用方法を解説します。
ホワイトボード

BIZMEEのホワイトボード機能は、会議をより効率的に進めるためのツールとして活用できます。
自由に文字や図を描けるほか、画像をアップロードしてそのうえに直接メモを書き込むのも可能です。

たとえば資料のスクリーンショットに補足を加えたり、設計図やフローチャートに手書きで修正点を記入したりと、紙に書き込むような感覚で議論を進められるでしょう。
また、手書きのペンの色や太さは自由に変えられます。
画面共有

会議参加者に資料やブラウザ画面をそのまま提示できる画面共有機能も搭載しています。
画面下部のボタンを押すと、画面共有の操作に進みます。手順はブラウザに依存しており、初めて利用する方でも比較的簡単に共有できるのがポイントです。
ただし、ZoomやTeamsといった主要ツールに比べると画質の面では劣る部分があり、細部まで鮮明に表示する必要がある場面では不向きです。
高解像度を求めないユーザーにとっては、問題なく会議が行えるでしょう。
議事録

BIZMEEには議事録専用の書き込みスペースが用意されており、会議中に決定事項やタスクをその場で整理できます。
議事録欄に記入した内容は、右上の青い送信ボタンを押して初めて参加者に共有される仕組みになっています。
議事録を取る人が内容をまとめ、誤字脱字などを修正したうえで配信できるので安心です。
一方で、送信し忘れると参加者に反映されないため注意が必要です。

会議終了後には議事録の内容をコピーして保存できます。終了時の「議事録データをテキスト形式でダウンロードする」にチェックを入れないと内容が削除され、あとから見返すこともできませんので注意しましょう。
参加者のカメラ映像表示

ほかのWeb会議ツールと同じく、参加者のカメラ映像が画面に映し出されます。
入室した際はカメラがオンになっていますが、必要に応じてカメラをオン/オフできます。
カメラ映像の画質は参加者のPCスペックや通信環境に依存するため、主要なWeb会議ツールと比べても特に劣る部分はなく、問題ありませんでした。
ただし、先述のとおり、参加者が多くなるほど通信が不安定になる可能性があるため、その点は注意しましょう。
パスワードロック

BIZMEEには会議室にパスワードを設定できる機能が備わっています。会議URLを知っているだけで第三者がアクセスできてしまうため、参加者を限定するには、このパスワードロックの利用を推奨します。
社内の情報など、外部に漏れてはならないデータを扱う場合はパスワードロックをかけておくと安心です。
パスワードは、参加者が入室する際に入力する必要があるので、事前の共有を忘れないようにしましょう。
操作は簡単で、主催者が入室して鍵マークのボタンを押し、任意のパスワードを入力するだけです。
BIZMEEと主要Web会議ツールとの比較
Web会議ツールには多くの種類がありますが、それぞれ無料で使える範囲や機能、参加可能人数などに違いがあります。
Google Meet・Zoom・Teamsと比較し、BIZMEEの特徴をより具体的に見ていきましょう。
項目 | BIZMEE | Google Meet | Zoom | Teams |
無料で使える範囲 | 時間制限なしで利用可能 | 1回60分まで ※1対1の通話は時間制限なし | 1回40分まで | 1回60分まで |
主な機能 | 画面共有 議事録 ホワイトボード | 画面共有 バーチャル背景 チャット カレンダー連携 | 画面共有 バーチャル背景 チャット ホワイトボード カレンダー連携 | 画面共有 バーチャル背景 チャット カレンダー連携 |
レコーディング | なし | 有料プランで可能 | 無料版は40分まで録画可能 | 有料プランで可能 |
無料版の参加可能人数 | 最大6人 | 最大100人 | 最大100人 | 最大100人 |
アカウント登録 | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 |
セキュリティ | P2P通信 パスワードロック | 通信暗号化 参加リクエスト制御 | 通信暗号化 待機室機能 | 通信暗号化 アクセス制限管理 |
比較表からわかるように、BIZMEEは少人数での打ち合わせや、手軽に会議を始めたい方に向いています。
一方で、大人数での会議にはGoogle Meet・Zoom・Teamsが適しています。
また、録画機能を重視する方はZoomを利用しましょう。ただし、無料プランでは1回40分までという時間制限があるため、注意が必要です。
関連記事:Zoom録画(レコーディング)データはどこに保存される?保存先の確認と変更方法について解説
BIZMEEの使い方【4STEP】
BIZMEEは操作がシンプルなため、初めて利用する方でもすぐに使いこなせます。
実際の利用手順は以下のとおりです。
会議室を作成
URLを参加者に通知
会議開始
会議終了後に議事録を保存
会議の作成から議事録の保存まで、4つの手順を見ていきましょう。
1.会議室を作成
まず、BIZMEEの公式サイトにアクセスし、「https://bizmee.net/」に続く任意の文字列を入力しましょう。

入室ボタンを押すと、Web会議のルームに入れます。
入室する際にカメラやマイクを利用するか聞かれたらOKを選択します。
2.URLを参加者に通知
先ほど設定した会議室のURLを参加者全員に共有しましょう。
パスワードロックをかけている場合は、あわせて共有が必要です。
3.会議開始
参加者が全員揃ったら、カメラやマイクをオンにして会議を開始します。
必要に応じてホワイトボードや画面共有機能を使いながら会議を進行していきましょう。
4.会議終了後に議事録を保存
会議中に議事録を作成した場合、会議終了時に保存の操作を行う必要があります。
退出時に「議事録データをテキスト形式でダウンロードする」にチェックを入れ忘れないようにしましょう。
レコーディングから議事録まで自動化するなら『Rimo Voice』

会議の進行だけであればWeb会議ツールでも十分ですが、レコーディングや議事録作成まで自動化したいなら『Rimo Voice』が最適です。
『Rimo Voice』は会議を録画しながら、AIが発言内容を自動でテキスト化し、議事録を生成します。
会議終了時刻が近づくとリマインドを行い、決定事項を自動でまとめて参加者へ投稿する機能も搭載しています。これにより、会議終了時に全員が内容を再確認できるため、頭の中を整理できるでしょう。
生成された議事録や録画データは会議後に簡単に共有でき、情報共有もスムーズに行えます。
Google Meet、Zoom、Teamsとの連携や、音声・動画ファイルのアップロードにも対応しているため、普段使用している環境に組み込めるのも魅力です。
無料トライアルも実施していますので、ぜひご体感ください。
BIZMEEのメリット・デメリットを理解して賢く活用しよう
BIZMEEは、会員登録やインストール不要ですぐに始められ、無料で時間制限なく利用できるといったメリットがあります。
少人数での打ち合わせや、コストをかけずにオンライン会議を行いたい方には適したツールといえるでしょう。
一方で最大接続数が6人までに限られていることや、バーチャル背景、録画・録音といった機能がない点はデメリットです。
そのため、大人数の会議や充実した機能を重視する場合はZoomやTeamsなど、ほかのツールと使い分ける必要があります。
BIZMEEのメリット・デメリットを理解したうえで、利用シーンに応じて活用すれば、オンライン会議をより効率的に進められるでしょう。
最終更新日: 2025 / 9 / 5
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