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動画・MP4ファイルの文字起こし方法は?windows・macそれぞれで簡単にできる方法を解説

更新日: 2024/7/1 23:16
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いまの会議、リモってた。
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YouTubeをはじめとした動画媒体の普及により、動画の文字起こしをして集客を図ろうと検討する方も増えてきました。

しかし、動画の文字起こしの方法が分からないという方もいるかもしれません。

本記事では、動画の文字起こしやMP4をはじめとした動画・音声ファイル形式について詳しく解説します。

また、動画の文字起こしをする方法についても併せて解説するため、動画の文字起こしを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

動画の文字起こしとは?

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動画の文字起こしとは動画で流れている音声をテキスト化して目で見てわかるようにすることです。

字幕のように音声に合わせて文字を流すことで、音声を聞けない場所であっても内容を理解できる点が視聴者にとってのメリットです。

MP4とは?主な動画・音声ファイル形式を紹介

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動画と一言で言っても、さまざまなファイルがあるため、まずはファイルの種類について理解しておく必要があります。

ここからは、動画ファイルで最もよく使われるMR4をはじめとした動画・音声ファイル形式を紹介します。

動画の文字起こしもファイル形式ごとに方法が異なるケースもあるため、ファイルの形式について詳しく理解を深めましょう。

MP4

MP4とはマルチメディアファイルストレージ形式の1つで、さまざまなデバイスで動作する国際標準規格です。

他の動画ファイル形式と比較しても高い圧縮率であることが特徴で、比較的小さなファイルサイズで高画質な映像を保存できます。

この点からストリーミングサービスや動画編集ソフトなど幅広いデバイスに対応できる点が特徴です。

さらに、音声成分と映像成分を別々に圧縮することから、圧縮した際によくある画質の低下を防ぎます。

さまざまな機器との互換性を確保しているため、将来的に最新機器を使うことになっても、問題なく継続使用が可能です。

MOV

MOVとは、近年MP4と並んで使用を検討されることの多いファイルで、Apple社がマルチメディア技術の一部として開発したファイルです。

macOSの標準であるため、Apple製品を常用している方にはおすすめです。質の高い音声と動画を保存できる一方で、MP4に比べて圧縮率は低く、ファイルサイズが大きくなります。

macOSのため、Windowsとの相性は良くありません。もしもWindowsでMOVを使うならばQuickTime Playerのダウンロードが必要です。

M4a

M4aとはMP4ファイル形式を音声用にApple社が独自に拡張したもので、MP4ファイルに映像データを入れずにファイル化したものとなります。

小さいサイズのファイルで保存できるため、ストレージ容量を節約しつつ高品質な動画の保存ができます。

幅広いディスクで再生できますが、もしも再生ができなかったという場合でもMP4に変換すれば良いため、容易にすべてのプレーヤーで再生できるようになる点も特徴です。

MP3

MP3は1995年に公開されてから、全世界に急速に普及しており、現在もっとも使われている音声フォーマットです。

ほとんどのデバイスでの再生ができるため、使いやすい点が特徴となります。

CDと同等の音質を保ちながらファイルサイズを約10分の1に圧縮でき、前述したM4aよりも小さいファイルサイズで音声ファイルを保存できます。

そのため、多量の音声ファイルを持ち運べる点がメリットです。

ただし、MP3は現在すでに開発が終了しているため、今後開発される機器に適応できなくなるかもしれません。その場合は、M4aに変換すれば継続して使用できます。

WAV

WAVとはWindows標準の音声ファイルの形式で、コンテナ形式となるため、さまざまな圧縮データを格納できます。

音声ファイルをやり取りする時に、はほとんどの場合ファイルの圧縮が必要です。しかし、ファイルを圧縮すると音質の低下は避けられません。


WAVはファイルを圧縮しなくても良いため、音質を重視するデータを管理する際にはおすすめです。

ただ、ファイルのサイズが大きくなるため送受信やアップロードをする際にはMP3への変換が必要になります。

動画の文字起こしを無料でする方法【Windows・Mac】

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動画の文字起こしはお金をかけなければできないと思っている方もいるかもしれません。

しかし、動画の文字起こしはお金をかけなくてもできます。

ここからは動画の文字起こしを無料でするための方法をWindows・Macそれぞれの機種ごとに解説します。

【windows】音声入力ツールを活用

Windowsにはディクテーションという音声入力ツールがあるため、こちらを活用しましょう。

WindowsキーとHキーの同時押しするとショートカットできます。最初の設定さえ終わらせれば、Ctrl+Windows+Sですぐに音声入力ができます。

Windowsを使っておりなおかつ専用ソフトやアプリの活用が難しいと考えている方はまず音声入力ツールを活用してみましょう。

ただし、長文の聞き取りは不可能に近く、テキスト化された候補から自分で該当する言葉を選択しなければなりません。そのため、手間はかかります。

また、Windows10では日本語に非対応のため、使用する場合にはWindows11にアップグレードが必要です。

【windows】ステレオミキサーを有効化

パソコンで再生している音声から文字起こしをするときに活用できるツールがステレオミキサーです。windowsではデフォルトで搭載されている機能となります。

Googleドキュメントなど、音声入力の機能が備わったツールの使用が必要です。

利用方法が少し複雑なため、機械の扱いが苦手な方にとっては難易度が高いと感じる場合アがあります。

【windows】【mac】Googleドキュメントを活用


Googleドキュメントの使用に慣れている方にとっては楽に利用できる点がメリットになるでしょう。


ただし、Googleドキュメントはマイクから入力した音声をテキスト化するもので、動画ファイルから文字起こしは難しいです。動画ファイルからの文字起こしを検討している方はステレオミキサーなどを活用しましょう。


※関連記事:Googleドキュメントで文字起こしはできる?スマホ・PCそれぞれでのやり方や注意点について徹底解説!

【windows】【mac】字幕機能を活用

YouTube動画やWeb会議ツールを使った会議内容を文字起こししたい場合には字幕機能を活用しましょう。

精度はそれほど高くはないもののリアルタイムでの文字起こしができるため、活用しやすいです。

質の高い文字起こしを希望する場合は、後述するように専用ソフトやアプリをインストールしたほうが良いです。

また、機器によっては字幕機能が使えないものもあるため必ず確認しましょう。

【mac】「BlackHole」をインストールして設定

macOSにはステレオミキサーの機能がありません。そのため、BlackHoleで仮想オーディオデバイスを作成しましょう。インストールや設定はさほど難易度は高くないと感じる方が多いです。

macではSoundflowerが仮想オーディオデバイスとして普及していましたが、M1モデルのMacでは利用できません。

仮想オーディオデバイスにはさまざまな種類がありますが、現在多く使われているBlackHoleをまず活用してみても良いでしょう。

動画の文字起こしを有料でする2つの方法

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無料で動画の文字起こしはできる一方、無料ではできることに限度があります。有料の文字起こしソフトを活用することで質の高い文字起こしを実現できます。

また、多くのソフトにおいて利用する側が楽に文字起こしをできるという点がメリットです。 動画の文字起こしを有料でする2つの方法を解説します。

動画編集ソフトをダウンロードする

動画編集ソフトのなかには文字起こしの機能がついているものがあるため、厳選して活用しましょう。

動画編集ソフトは動画の音声トラックをテキストに変換してくれるため、手動での文字起こしの必要がなくなります。


動画編集ソフトによって文字起こしの機能が異なるため、ダウンロード前にはあらかじめ確認しましょう。

アプリを活用する

近年アプリが急速に導入されたことにより、動画の文字起こしができるアプリも増えてきました。


アプリを活用すれば、手間なく楽に動画の文字起こしが行えます。

AIが自動で文字起こしをしてくれるのはもちろん、発言者をAIを活用して区別してくれるものや、難しい用語にブックマークを事前にしてくれるものなどさまざまな機能を備えています。


アプリは無料のものもありますが、動画や音声の質という点を考慮すると断然有料のものを活用したほうが良いでしょう。


動画に簡単に字幕をつけられるおすすめアプリ・ツール5選

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もっと手軽に動画に字幕を付けたいと考えている方におすすめしたいアプリ・ツールをご紹介します。

特にYouTubeを活用している方、質の高い動画の文字起こしをしたいという方はぜひ参考にしてみてください。

動画編集も無料でできる「CapCut

『CapCut』はAI搭載のオールインワンのクリエイティブプラットフォームでiOS、 Android両方で動画に字幕がつけられます。

『CapCut』は有料版もありますが、無料版でほとんどの機能が使えます。

ただし、『CapCut』で編集した動画そのものについても、商用利用が禁止されているため、商用利用するために作っている動画の字幕を付ける際には『CapCut』の利用はあまりおすすめできません。

YouTubeが提供「YouTube Studio」

YouTubeが提供している『YouTube Studio』はブラウザベースのオンラインツールです。

動画に字幕をいれるというよりも、YouTube上でテロップを自動で差し込んでくれます。

動画のアップロードから分析、収益化まですべてを一括管理で行ってくれるため、YouTubeで収益を図る目的で動画に字幕をいれたいという方におすすめです。


AIを活用した編集が可能な「
Vrew

『Vrew』は自動字幕生成に特化した無料動画編集ソフトです。

他のソフトのように文字起こしや字幕の差し込み以外の機能がない、いたってシンプルなソフトなため機械の扱いが難しいという方には使いやすいでしょう。

一方で、字幕を作りながら動画編集など他のこともしたいという場合にはおすすめできないソフトです。

動画編集は別のソフトで行い、最後の字幕をいれるタイミングにだけ活用しましょう。

質の高い動画の文字起こしなら「Adobe PremierePro

動画制作の初⼼者からプロの映像制作者まで、多くの⽅に使われ、人気のあるソフトです。

動画の音声を自動で文字・字幕に書き起こせる「音声の字幕化」という機能があるため、かんたんに文字起こしができます。

動画編集におけるさまざまな機能が充実しているため、うまく使いこなすことができれば映画やテレビのようなプロの仕上がりも実現できます。


日本語に特化「
RimoVoice

Rimo Voice』は日本語に特化した自動字幕起こしサービスです。

高性能AIにより、雑音や意味のない言葉を全て消してくれるため、日本語であれば質の高い文字起こしが実現できます。

さらに、文字起こし結果をvtt・srtの字幕形式でダウンロード可能で、M4A、 MP3、 WAV、 MP4、 MOV、 AACなど幅広いファイルに対応しています。


動画の内容を議事録やレポートに!おすすめツール5選

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動画の内容を議事録やレポートにまとめるなど、ごく内輪での活用を検討する場合は、次のツールがおすすめです。


高精度なAIが文字起こしの要約まで作成「
RimoVoice

高精度なAIによって1時間の音声データを約5分で文字起こしできる自動文字起こしサービスが『RimoVoice』です。

テキストと音声がシンクするスライダー機能を搭載しているため、文字をクリックしてピンポイントに音を聞くことができ、音声を聞きたい場合には手軽に聞ける点もポイントです。

さらに、文字起こしだけでなくChatGPT を利用して文字起こしの要約まで作成してくれます。

会議の内容やレポートを後から振り返る時にも役立つでしょう。

こちらから無料トライアルの登録できるので、文字起こしツールを検討する際は、『RimoVoice』をぜひ一度お試しください。

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AIによる自動文字起こしが可能!「
toruno

会議の音声を文字起こしすることに特化したソフトで、会議を「文字起こし+録音+画面キャプチャ」で記録できる点が『toruno』の魅力です。

動画ファイルをアップロードして文字起こしするだけでなく、デスクトップ上で再生している動画を記録して文字起こしできます。

共有もかんたんにでき、議事録が不要になるでしょう。

『toruno』アプリはWindowsのみ対応です。Macはブラウザ版のみ対応で、なおかつ『toruno』による録音はできないため、注意しましょう。


議事録作成に適した文字起こしツール「
AIGIJIROKU

『AIGIJIROKU』は議事録作成に特化した文字起こしツールです。

音声認識精度は99.8%と高く、参加者が複数名の場合でもAIが話者を特定し、正確に議事録を作成します。

パーソナライズ技術を搭載したAIの学習機能を活用しており、文字起こしを利用すればするほど文字起こしの精度が向上する点が魅力です。


リアルタイム翻訳30か国語に対応しているため外国人メンバーがいる場合でも安心です。

Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどさまざまなオンライン会議ツールにおける文字起こしが可能となります。


H3 Webブラウザ上で使える「文字起こしさん

音声・動画・画像ファイルをサイト上のフォームにアップロードするだけで簡単に文字起こしができるという手軽さから多くの人に活用されている文字起こしサイトです。

30か国語に対応しているほか、使い方がとてもシンプルで使いこなしやすいのも魅力です。

ただし、無料版の場合、文字起こしできるのは最大10分となるため、長時間の動画を文字起こしする場合には有料版を活用しましょう。

H3 Web会議ツールとの連携も可能「AI議事録取れる君

国内最高峰のAIを活用し、Zoom・Teams・Google Meetでの会議内容を、リアルタイムで文字起こしできるサービスで文字起こしから要約まですぐに行えます。

月5時間まで無料で使え、価格帯は業界最安値です。さまざまなツールを活用してオンラインミーティングを行う機会のある方にはおすすめです。


動画の文字起こしをするメリット

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SNSの普及により、動画を閲覧する人は以前よりも増えています。

また、新型コロナウイルスの影響を受けて以降、オンライン会議の需要が高まり、コロナによる制限が解除された現在でも多くの企業がオンラインミーティングを実施しています。

そのため、動画の文字起こしが必要とされる機会は以前にもまして増えました。

動画の文字起こしをすることで次のメリットが得られます。


動画の内容理解へつながる

動画の文字起こしをして、文字も一緒に表示することで動画の内容がより理解しやすくなります。

Youtube動画を配信する場合や、社内でセミナー動画・研修動画を共有する場合などに、動画だけでなく文字と一緒に参照できることで視聴者の理解が深まります。


難しい言葉を使う場合や細かいニュアンスを伝えたい場合には文字起こしをして、字幕を表示する方が伝わりやすくなるでしょう。


動画のSEOにも役立ち再生回数アップに繋がる

動画に字幕を付けて視聴者の理解を深められると、再生回数アップにもつながります。

そのため、動画のSEOという観点からも動画の文字起こしはおすすめといえるでしょう。

YouTuberなど動画で一定の収益を得ようと考えている方は、動画の文字起こしは必須ともいえるでしょう。


多言語でも動画を共有できる

近年外国人と仕事をする機会も増えてきている方も多く、多言語環境に身を置く方も少なくありません。

動画の文字起こしをして、国に合わせた言語で字幕をつければ多言語で動画を共有できます。

そのため、仕事の幅が広がったり、よりコミュニケーションがしやすくなったりするでしょう。


レポートや記事にして発信できる

動画の文字起こしをすることでレポートを容易に作れます。

また、動画の内容をWeb記事にして発信したい場合にも、動画文字起こしをしておけば、その内容をまとめるのみとなるため、すぐに発信ができます。



ミーティング内容の振り返り・共有がしやすくなる

会議の録画データだけだと、全て見返すのが面倒となり、結局見なくなることもあります。

また、動画が長いと、どの部分に会議において重要な内容を話していたかすぐに取り出せず、時間を無駄にする可能性が高いです。

動画を文字と一緒に共有すれば、会議内容を自分自身の振り返りに活用したり、上司やミーティング欠席者への共有にも活用しやすくなったりします。


動画を文字起こしして字幕・記事・議事録作成するなら『Rimo Voice』がおすすめ!

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動画の文字起こしツールはご紹介したようにさまざまな物がありますが、動画を文字起こしして記事や議事録を作成したい、動画に字幕をいれたいという方には『Rimo Voice』がおすすめです。


Rimo Voice』では文字起こしだけでなく要約も作成してくれるため、記事・議事録作成の場合は効率化が期待できます。

さらに、音声データとテキストが連動しているため、文字を見つつもう一度現場の状況を音声で確認したいという場合にも容易にできるでしょう。


大企業での活用実績も多数あり、信頼度も高いです。動画の文字起こしを検討した際にはぜひ『Rimo Voice』をご検討ください。

こちらから無料トライアルの登録もできるので、文字起こしツールを検討する際は、『RimoVoice』をぜひ一度お試しください。

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まとめ

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動画の文字起こしをすることで、音声を視覚的に確認できるようになり、理解度を深められます。

動画を商用目的で利用している場合には収益が上がる可能性も高まります。

また、会議や議事録作成の目的で動画の文字起こしをする場合には、さまざまな国や地域の人と動画を共有できる上に、AIによって議事録をすぐに作成してくれるので密な情報連携を取れるようになるでしょう。


動画の文字起こしができるツールはさまざまありますが、動画を文字起こしして字幕・記事・議事録作成するなら『Rimo Voice』を活用してみてはいかがでしょうか。

こちらから無料トライアルの登録もできるので、文字起こしツールを検討する際は、『RimoVoice』をぜひ一度お試しください。

最終更新日: 2024 / 7 / 1

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