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Googleドキュメントで文字起こしはできる?スマホ・PCそれぞれでのやり方や注意点について徹底解説!

更新日: 2024/6/14 08:38
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いまの会議、リモってた。
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Googleドキュメントで文字起こししたいと思われている方の中には、

「スマホやPCを使ってGoogleドキュメントで文字起こしする方法について知りたい」「Googleドキュメントで文字起こしをするときの注意点や音声入力の精度を高める方法について知りたい」

このように思われている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではGoogleドキュメントの文字起こしに関する悩みについて解決していきます。

以下に当てはまる方は、ぜひ記事を最後まで読んでいただき、参考にしてみてください。

それではさっそく見ていきましょう。

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Googleドキュメントで文字起こしをする方法|スマホ編

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まず、スマホを使ってGoogleドキュメントで文字起こしをする方法を解説していきます。

スマホの中でも、iPhoneとAndroidでは文字起こしする方法が異なるので注意が必要です。

どちらにも対応できるようにそれぞれの方法についてしっかりと理解しておきましょう。

iPhoneで文字起こしをする方法

iPhoneのGoogleドキュメント(アプリ版)で音声入力をする方法について解説します。

Googleドキュメントはアプリを取得せずにブラウザから見られますが、アプリを取得しておけばアクセスが簡単になるので、インストールしておくといいでしょう。

iPhoneで文字起こしする手順は、以下のとおりです。

  1. App StoreからGoogleドキュメントのアプリをダウンロードし立ち上げる

  2. 画面右下に表示されている「+」を押す

  3. 「新しいドキュメント」を選択し、新しくドキュメントを作る

  4. iOSキーボード右下のマイクマークを押すと、iPhoneマイクを使った音声入力が自動的にスタート

  5. 音声入力が開始された場合、画面の下部分に音声の波形が表示される

  6. 再度波形を押すことで、音声入力による文字起こしが停止される

以上がiPhoneで文字起こしする手順です。

なお、iPhoneで音声入力はiPhoneに内蔵されているマイクを利用します。

あらかじめ「設定」→「プライバシーとセキュリティー」→「マイク」より使用可能な設定にしておきましょう。

決して難しい手順ではありませんので、気になる方は一度試してみてください。

Androidで文字起こしをする方法

次にAndroidを使ってGoogleドキュメント(アプリ版)の音声入力をする方法について解説します。

Androidで文字起こしする手順は、以下のとおりです。

  1. Google PlayからGoogleドキュメントのアプリをダウンロードし立ち上げる。

  2. 画面右下に表示されている「+」を押す。

  3. 「新しいドキュメント」を選択し、新しくドキュメントを作る。

  4. キーボード右下のマイクマークを押すことで、内蔵マイクを使った音声入力が自動的にスタート

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  1. 入力を終了する際は、キーボードの「停止」もしくは同様の意味があるマークを押して停止させる

※利用しているAndroidによっては、マイクのマークが設置されている場所が違う場合もあります。マイクのマークが見つからない場合は、サポートセンターに問い合わせ確認してください。

以上がAndroidで文字起こしする手順です。

こちらも、決して難しい手順ではありませんので、気になる方は一度試してみてください。

Googleドキュメントで文字起こしをする方法|PC編

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ここまで、スマホを使った文字起こし方法について解説してきました。

つづいて、この項目ではPCを使った文字起こしの方法について解説していきます。

PCで文字起こしをする方法

PCでGoogleドキュメントの文字起こしをする方法は、以下のとおりです。

  1. メニューに表示されている「ツール」を押す。

  2. 「音声入力」の部分を選ぶ

  1. 表示されているマイクマークを押す

※以下のように「次の許可を求めています」という表示が出た場合、「今回は許可」もしくは「すべてのアクセスで許可」をクリックしてください

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  1. マイクマークが赤色に変わったら音声入力がスタート

  2. 文字起こしを停止する場合は、再度マイクマークを押す

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以上でPCを使って文字起こしする手順は終了です。

PCであれば録音音声の文字起こしも可能!

ここまでリアルタイムで話した音声を入力する方法を解説してきましたが、PCであれば録音音声をPC上で再生して文字起こしすることも可能です。

録音音声をPC上で再生してもうまく文字起こしがされない場合、以下手順で端末設定を確認しましょう。

なお、スマートフォンでボイスメモの保存・文字起こしをされたい方は、以下記事をご覧ください。
https://help.rimo.app/6d1fd6b9fcca4f828f158476453ff888

◆Windowsの場合

  1. 画面右下にあるタスクバーの音声マークの表示を右クリック

  2. 「音量ミキサーを開く」をクリック

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  1. 音量ミキサー内の各アプリ項目のボリュームを大きくする

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ここからは前述した文字起こし方法と同様の手順です。

◆Macの場合

Macには、Windowsと違ってステレオミキサーが標準装備されていません。

そのため、音声ミックスアプリや仮想オーディオデバイスなどをインストールする必要があります。

代表的なアプリには、「Ladiocast」や「BlackHole」などがあります。

これらアプリはすべて無料で使えるため、ぜひインストールしてみてください。

Googleドキュメントで文字起こしをするときの注意点5選

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Googleドキュメントで文字起こしをする際には、いくつかの注意点が存在します。

ここからは、文字起こしで注意するべき以下5つのポイントについて解説します。

1つずつ見ていきましょう。

Google chromeでしか使えない

Googleドキュメントは、Google chromeのブラウザでのみ使用が可能です。

そのため、日常的にGoogle chrome以外のブラウザを使っている人の場合、逆に業務効率が悪くなってしまう可能性があります。

業務効率を良くするために音声入力を使う方が多いかと思いますので、Google chromeブラウザに限り、Googleドキュメントが使えることを理解しておきましょう。

句読点が入らない

音声であれば抑揚や間がある場合でも分かりにくくなることは少ないですが、Googleドキュメント上に文字起こしでテキストとして表示すると句読点が入りません。

そのため、音声データが長く、文も長くなってしまうような際には、繋がり方が不自然な部分が発生してしまう可能性が高いです。

そのような事態を招かないためにも、文字起こし後には自分の目で入力された文章に不自然な部分はないか、正しい日本語になっているか確認し、もし不自然な場合は適切な位置に句読点を入力してください。

発言者の区別がつかない

Googleドキュメントを使った文字起こしでは、誰が発言したのか判別できません。

あくまでも、音声をそのままテキストとして入力する機能のためです。

誰が発言したのか判別できないため、対談など複数人参加している会議で活用しようと思うと、文字起こしできたとしても、この発言は誰がしたのかが判断できません。

 そのため、多くの人の声が聞こえる会議などで文字起こしを使う場合は、あくまで会議内容を参考程度に確認するものとして利用しましょう。

もし発言者を特定したい場合は、発言をする前に名前を名乗るなどのルールを作っておくと、文字起こしされたテキストを見たときにわかりやすいです。

なお、発言者を特定できる機能がついた文字起こしツールも存在するため、そのようなツールを使うのもいいでしょう。

勝手に入力が止まるときがある

Googleドキュメントの文字起こしでは、発言者が頻繁に替わるような会議などでは、音声認識が上手くできない可能性があります。

認識が上手くできないだけでなく、場合によっては音声入力が停止してしまう可能性もありますので、音声入力する際はできるだけ同じ発言者になるようにするのがおすすめです。

 また、Googleドキュメントの文字起こしでは、長い沈黙がある場合も文字起こしが途中でストップしてしまう場合もあります。

あまりにも長い会議も途中で音声入力が止まってしまうことがあるので、定期的に問題なく入力ができているか確認するようにしましょう。

音声データが残らない

Googleドキュメントの音声入力は、あくまでも文字起こしをするだけなので、音声データを残す機能はついていません。

そのため、音声データが残せないことで、文字起こしが上手くできていなかった際に、録音機能による文字起こしや会議内容の再確認ができなくなる可能性があります。

 そのような大変な事態にならないためにも、重要な会議で文字起こしを使う場合は、Web会議のレコーディング機能や、別でスマホに搭載されているボイスメモやボイスレコーダーなどを使用するのがおすすめです。

Googleドキュメントで音声入力の精度を高める方法3選

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Googleドキュメントで音声入力を利用する方は、業務の効率化を図るために利用する方が多いかと思います。

しかし、音声入力の精度が悪く正しく文字起こしできていなければ、逆に業務効率が悪くなってしまいます。

そのような事態を招かないためにも、Googleドキュメントで音声入力を利用しようと思われている方は、精度を高める方法について理解しておくことが大切です。

そこで、この項目では音声入力の精度を高める3つの方法を解説します。

1つずつ解説していきます。

音声が拾いやすい環境にする

音声入力の精度を高めるには、音声が拾いやすい環境にすることが大切です。

マイクの種類により推奨距離は変わるものの、口元とマイクの距離は1m以内で使用するのが最適な距離だといわれています。

そのため、会議室で大きいテーブルにマイク1つだけ置いている場合、距離が近すぎたり、離れすぎたりすることによって、マイクが音声を上手く拾えない場合があります。

このような場合、マイクの位置を変えることで、認識精度を上げられる可能性が高いです。

 

また、録音する際は、できるだけ雑音が少ない静かな環境で行うようにしましょう。

できるだけ雑音を無くすことにより、認識精度をさらに高められる可能性があります。

たとえば、空調設備の音や周囲の話し声、会議中に紙をめくる音といった、雑音が発生する要因は多く存在します。

雑音すべてを無くすことは難しいかも知れませんが、少し意識するだけで音声認識精度を高めることが可能です。

通信環境を安定させる

通信環境を安定させることも、音声認識の精度を上げるために重要なポイントです。

とくにWeb会議などでは通信が途切れた際に音声も一緒に途切れるため、ポケットWi-Fiなどよりも光回線などの安定した通信環境で行うようにしましょう。

話し方に気を付ける

できるだけ人間が聞いて分かりやすいように喋るよう意識してください。具体的には、できるだけ滑舌良く喋るようにすると良いでしょう。

ボソボソ喋ってしまうと、人間でも聞き取りにくいのと同じように、音声認識で文字起こしする際にも上手く認識できない可能性が高いです。

そのため、できるだけ一音一音しっかりと発するよう意識してください。

また、音を飛ばさないようにするのも大切なポイントです。

音が多少飛ぶくらいであれば、音声認識に影響しないこともありますが、徐々に音声認識精度が落ちてしまう要因になりますので注意する必要があります。

 

さらに一定の適切な音量で喋ることも精度を上げるポイントです。

極端に大きい声や小さい声の場合、人間でも聞き取りにくく感じてしまいます。

そのため、一定の適切な音量で喋るように意識しましょう。

 

ただし、この適切な音量はマイクにより変わってくるため、自分が使っているマイクにとってどの程度の音量であれば精度が高いのか把握する必要があります。

発話では、先頭や末尾の声量が小さくなることも多く、そのような場合に上手く認識されないケースが少なくありません。

先頭や末尾もできるだけ一定の音量で発言するよう心掛けましょう。

まとめ

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文字起こしの方法には、スマホとPCの2種類があります。


スマホにはiPhoneで文字起こしする方法と、Androidで文字起こしする方法があるため、Googleドキュメントで音声入力をしたいと思っている人は、それぞれの方法についてしっかりと理解しておくことが大切です。

 実際にGoogleドキュメントで文字起こしをする際には、句読点が入らない、勝手に入力が止まるといった注意すべき点があるため、しっかりと押さえておきましょう。


また、Googleドキュメントで音声入力の精度を高めるためには、音声が拾いやすい環境にしたり、通信環境を安定させたりすることが大切です。 

今回解説した方法や、注意点、精度を高める方法を参考にすることで、Googleドキュメントの音声入力を効果的に利用できるようになるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。


精度の高い文字起こしを手軽に行いたいという方には、AI文字起こしツールである「Rimo Voice」の利用もおすすめです。

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Rimo Voiceは、日本語に特化したAIエンジンを搭載している文字起こしツールで、リアルタイムの音声入力だけでなく、録音・録画データをアップロードすることで文字起こしが可能です。1時間の録音データであれば5分で文字起こしが完了します。

「えー」「あのー」といったフィラーが自動除去されるほか、話者分離機能・要約機能・辞書機能等の便利機能も搭載がされています。

スマホのボイスメモからも文字起こしが可能です。

こちらから無料トライアルの登録ができるので、手軽に文字起こしの精度を高めたい方は、ぜひ一度Rimo Voiceを使ってみてください。

最終更新日: 2024 / 6 / 14

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