非エンジニアがClaude CodeでSalesforce実装をを3時間→5分に爆速化!非エンジニアがClaude Codeを業務に導入してわかったこと

こんにちは。AI議事録SaaS「Rimo」でマーケティング・RevOpsを担当している佐伯です。
先日、社内のデモデーで「ビジネス側のClaude Code活用」について発表しました。エンジニアの間ではもはや当たり前になりつつあるClaude Codeですが、非エンジニアの自分が実際に業務で使ってみたら、想像以上にインパクトがあったという話をします。
「コードが書けないと使えないんでしょ?」と思っている方にこそ、読んでいただきたい内容です。
そもそも、ビジネス側の業務って何をしているのか
Claude Codeの話をする前に、まず「ビジネス側の業務」を整理させてください。日々の仕事を抽象化すると、大きく3つに分類できます。

この3つの中で、AIによる自動化が最もやりやすく、かつ効果が出やすいのが①の定型作業です。ここから着手して、徐々に②の分析・判断領域に広げていくのが現実的なアプローチだと考えています。
一方で、「作っても使われない」という問題もあります。企画業務をしている私は便利な少しでも営業の役に立つようなツールを時間をかけて作り込んだのに、結局使いづらいし、作業してる中で手間だから誰も使わなかった、、、、これはよくある話です。
だからこそ、プロトタイプを素早く作って試し、ダメなら捨てるというサイクルが重要になります。そして、このサイクルを圧倒的に加速してくれるのがClaude Codeでした。
Salesforceのフロー作成が「3時間→5分」に
Rimo社のSalesforce環境の特殊事情

RimoではSalesforceを使って商談や顧客情報を管理していますが、ライセンスコストを最適化するために少し特殊なカスタマイズ設定をしています。この背景情報を知っている人が限られているため、新たに施策展開やキャンペーン実行に伴ってSalesforceの構築・改修作業が必要な際に、Salesforce実装担当の私のところで止まってしまうという課題がありました。
通常、Salesforceのカスタマイズはノーコードで行います。
ノードをポチポチ配置
分岐を作って
条件や参照項目を設定して
テストして・・・
設計自体はシンプルなフローでも、手作業で組んでいたら2〜3時間かかったりします。
Claude CodeでSalesforce実装を実現するためにやったこと
やったことはシンプルです。

SalesforceのCLI(sfdx)をセットアップ -メタデータの取得・デプロイができる環境構築
Salesforce向けのMCPスキルを導入 - Claude CodeがSalesforceの実装を理解するため
セットアップが終わったら、あとはプロンプトを書くだけです。
実際に書いたのは3〜4行程度。「こういう設計で、こういう条件分岐で、このフローを作ってください」と指示しただけで、ものの5分で完成しました。

Before / After
手作業 | Claude Code | |
|---|---|---|
所要時間 | 2〜3時間 | 約5分 |
必要スキル | Salesforceフローの知識、GUIの操作習熟 | やりたいことを言語化する力 |
属人性 | 高い(環境の背景知識が必要) | 低い(メタデータで勝手に背景を含められる) |
修正コスト | ノードを一つずつ手作業で修正 | プロンプトを修正して再生成 |
特に重要だったのが属人性の解消です。Salesforceの特殊な環境設定という「暗黙知」をClaude Codeのコンテキストとして渡してしまえば、誰でも同じ品質のアウトプットを出せるようになります。
実例② 広告分析の自動レポーティング
課題:分析のたびに数時間が消える
マーケティング業務では、広告の運用状況を定期的に分析する必要があります。その作業フローはこんな感じです。

毎回この作業をやるのに数時間かかり、業務が立て込むと後回しにしてしまう。結果として、パフォーマンスが悪化していても改善のアクションが遅れる——という悪循環に陥っていました。
Claude Code × n8nで自動化
この課題に対して、Claude CodeとN8N(ワークフロー自動化ツール)を組み合わせて解決を試みています。
具体的には、N8NのMCPをClaude Codeに導入し、「週次で広告データを取得→分析→示唆付きレポートを生成する」という簡易的なフローを、プロンプトだけで構築してみました。

分析レポートのプロンプト部分など、まだ改善の余地はある状況ですが、改善させるにも何行かのプロンプトを入れれば勝手にアップデートしてくれるので、ちょっとずつ改善をさせていっています。
n8nではなく直接広告のAPIを叩いてシステムとして構築したほうが効率的かもしれないとも感じています。ただ、Claude Codeならどちらのアプローチでもプロンプト数行で試せるので、「まず作ってみて、合わなければ別のやり方で」という柔軟な進め方ができるのが大きな利点です。
なぜ「非エンジニアこそClaude Code」なのか
ここまでの実例を踏まえて、私が強く感じているのは、Claude Codeはもはやエンジニアだけのツールではないということです。
ビジネス職の業務こそ、Claude Codeと相性がいい
ビジネス職の業務はツール間の連携・データの移動・定型的な入力作業が大量にあります。Salesforceに入力し、スプレッドシートにまとめ、メールで報告し、広告管理画面を確認する——こうした「ツールとツールの間」に落ちている作業をうまくAPIやMCPをかけ合わせることでClaude Codeのプロンプトひとつで自動化できる領域です。
ただこれまではそういったツールがほしいと思っても、要件を整理して、エンジニアに依頼して、開発してもらって...というプロセスが必要でした。しかし、時間もコストもかかるし、そもそもそんなリソースはないことがほとんどでした。
Claude Codeがあれば、プロトタイプを5分で作れます。使ってみて微妙なら捨てればいい。修正も「ここをこう変えて」の一言で済む。この「試行のコストが限りなくゼロに近い」という状態は、ビジネス側のAI活用を根本から変えるものだと感じています。
大事なのは「設計の考え方」
Claude Codeを使いこなすために、コーディングスキルは必要ありません。ただし、「何を作りたいか」を構造的に考える力は求められます。
たとえば:
「毎週月曜に、先週の広告データをまとめたレポートがSlackに届くようにしたい」
「Salesforceで商談ステージが変わったら、自動で担当者にリマインドメールを送りたい」
「新規リードが来たら、過去の類似商談と自動でマッチングして優先度をつけたい」
こういった「業務のあるべき姿」を言語化できる人が、Claude Codeを最も活かせる人です。そしてそれは、日々その業務をやっている当事者——つまりビジネス職の人間こそが最も得意なはずです。
まとめ:ビジネス職がClaude Codeを使うべき3つの理由
定型作業が消える — Salesforceのフロー構築やレポート作成など、「やれば終わるけど時間がかかる」作業をプロンプト数行で完了できる
属人性が解消される — ツールの背景知識や暗黙知をコンテキストとして渡せば、誰でも同じアウトプットを出せるようになる
試行錯誤のコストがゼロになる — プロトタイプを5分で作って試し、ダメなら捨てる。このサイクルの速さが、業務改善の質を根本から変える
エンジニアの世界ではAIで開発するのが当たり前になりつつあります。ビジネス側でも、同じ世界がすぐそこまで来ていると、この数週間の実体験を通じて確信しています。
Rimoでは、
ともに挑戦してくれる仲間を募集しています。
まずは選考ではなく、カジュアルにお話しできる機会として、面談をご用意しています。
「少し話を聞いてみたい」「今すぐ転職するわけではないけれど興味がある」
そんな方も大歓迎です。
