「研修を受けた後にすべきことは?」
「研修報告書って何を書けばいい?」
「研修報告書の見本が見てみたい」
研修を受けた後、研修報告書の作成に苦労していませんか?
特にはじめて研修報告書を書く方は、具体例がないと何から書き始めて良いのかわからず困惑することが多いでしょう。
過不足ない研修報告書が書けないと、研修の成果が正確に伝わらず、同僚や上司からの評価が下がりかねません。
そこで本記事では、研修報告書に頭を悩ませ時間ばかりが過ぎていくあなたのために、書き方や例文、テンプレートを紹介します。
今すぐ使える!研修報告書の例文とテンプレート
研修報告書に記載すべき項目一覧
研修報告書を作成する際の5つのポイント
例文とテンプレートを参考にすれば、わかりやすい研修報告書が簡単にできあがります。
社会人の必須スキルである、研修報告書の作成方法をマスターしましょう。
研修報告書とは学んだ内容をまとめる書類のこと
研修報告書とは、研修の基本情報や学んだ内容を簡潔にまとめた書類のことです。
研修を受けた社員が作成し、上司や研修の開催部署に提出します。
漠然と研修を聞くだけでは受動的な態度となってしまい、なかなか学んだ内容が身につきません。
研修で見聞きした内容をわかりやすく簡潔にまとめ、今後の自分の業務にどう活かせるかまで考えることで、研修の効果を最大化できます。
研修別!研修報告書の例文とテンプレート
社会人は以下のような研修を受けるタイミングがあり、それぞれ内容に沿った研修報告書を作成しなければなりません。
新入社員研修
ビジネスマナー研修
リーダーシップ研修
OJTトレーナー研修
情報セキュリティ研修
プレゼンテーション研修
簡単に研修報告書が作成できるように、各研修の例文とテンプレートを用意しました。
「新入社員研修」の研修報告書
新入社員が入社したタイミングで一斉に行われるのが新入社員研修です。
多くの場合、各部署に配属される前の一週間~一カ月の期間で、新入社員全員で研修を受けます。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:新入社員研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日~〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者: 新入社員〇名
研修の目的:
会社の基本的なルールや業務内容を理解し、スムーズに業務に取り組めるようになる
研修内容:
(1)会社概要説明(歴史、ビジョン、ミッション)
(2)各部署の業務内容と役割の説明
(3)社内規則とコンプライアンス
(4)ビジネスマナー(名刺交換、電話対応)
(5)グループワーク
研修の所感:
会社の歴史やビジョンを理解することで、入社前の説明会よりも業務内容を詳細にイメージできました。
ビジネスマナーに戸惑いながらも、名刺交換や電話対応の練習を行ったことで、部署に配属されてからも自信を持って取り組めそうです。
グループワークでは「チームメンバーとコミュニケーションを深める方法」について討論し、発表を行いました。
活発に意見交換できるように、できるだけメンバー全員に話を振るように心掛けたため、たくさんのアイディアが出てきたと思います。
特に電話対応はさっそく業務に活かせる内容だったので、明日から積極的に電話を取ってスムーズにやり取りできるよう頑張ります。
社会人になってはじめて作成する研修報告書です。
必要事項や所感をきちんと記入した研修報告書を作成できれば、新入社員として一目を置かれるでしょう。
「新入社員だから書き方がわからないし適当に書けばいいや」と思わずに、丁寧に作成することを心掛けてください。
「ビジネスマナー研修」の研修報告書
社会人として身につけておくべきビジネスマナーの研修です。
主に新入社員が受講しますが、若手社員も定期的に研修を受けるとマナーが身につきます。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:ビジネスマナー研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者: 新入社員および若手社員〇名
研修の目的:
基本的なビジネスマナーを再確認し、社内外でのコミュニケーションを円滑に行うためのスキルを習得する
研修内容:
(1)挨拶と礼儀作法
(2)名刺交換の方法
(3)電話対応の基本
(4)メールマナー(書き方と返信のタイミング)
(5)会議でのマナーと発言方法
研修の所感:
ビジネスマナーの重要性を再確認することができました。
特に、名刺交換や電話対応についての具体的な手順を知ることができ、普段の対応に活かせると感じました。
また、メールの書き方では、宛名の書き方を間違えていたことに気付けて良かったです。
会議の参集方法や司会進行、発言方法についても学びました。
来月に会議の進行役を任されているので、今回の手順を見直して滞りなく進められるようにしたいです。
ビジネスマナー研修で学ぶ内容は、すぐにでも業務に取り入れられることばかりです。
挨拶を丁寧に行うなど、意識的に行動してみましょう。
普段のマナーを見直しつつ、新しい知見も積極的に取り入れてください。
「リーダーシップ研修」の研修報告書
管理職やプロジェクトのリーダーが受講する研修です。
課員やチームのメンバーをまとめるための、知識やスキルを学びましょう。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:リーダーシップ研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日~〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者: 管理職〇名
研修の目的:
リーダーシップの基本原則を学び、チームを効果的に導くスキルを習得する
研修内容:
(1)リーダーシップ理論の基礎
(2)チームビルディングの方法
(3)コミュニケーションとモチベーション管理
(4)問題解決と意思決定のプロセス
(5)グループワークとフィードバック
研修の所感:
リーダーシップの基本原則から教わったので、後の内容の理解度が高まりました。
雰囲気の良いチームをどうやって作り上げていくかを知ることができ、さっそく明日から意識しようと思います。
コミュニケーションを取ることは意識していましたが、モチベーション管理までは考えが及んでおらず、今回学べて良かったです。
リーダーとして、問題解決や意思決定のプロセスを、しっかりと意思を持って取り組もうと思います。
グループワークでは、部下から相談された内容について自分なりに考えを伝えてみましたが、もっと良い伝え方をフィードバックいただき、今後の返答の幅が広がりました。
実際にチームをまとめるとなると、はじめは想定通りいかずに戸惑うことも多いかと思います。
まずは研修で学んだ内容を、確実に実践できるように積極的に行動しましょう。
リーダーシップは課員をまとめるだけでなく、プロジェクトにアサインされた際にも発揮できます。
「OJTトレーナー研修」の研修報告書
新入社員の教育係となるためのOJT研修です。
はじめて後輩指導にあたるという社員が多く集まります。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:OJTトレーナー研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日~〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者:OJTトレーナー〇名
研修の目的:
OJTトレーナーとしての役割を理解し、新入社員への効果的な指導方法を習得する
研修内容:
(1)OJTの重要性
(2)コミュニケーションを取る方法
(3)成長段階に応じた指導計画の作成
(4)グループディスカッション
(5)フィードバックの重要性と方法
研修の所感:
OJTトレーナーとしての責任と役割を確認し、新入社員への指導方法を具体的に学びました。
積極的にコミュニケーションを取れるよう、普段から新入社員を気にかけようと思います。
指導計画を作成する際は他の社員と比べることなく、個人の成長度合いをしっかり確認することが大切だと学びました。
フィードバックは良い面も積極的に伝えてあげると良いとのことなので、褒めるべき場面を見逃さないようにしたいです。
また、他のトレーナーとの意見交換を通じて、指導方法のバリエーションを広げることができました。
新入社員ははじめての社会人生活ということで、緊張の中業務に取り組んでいます。
他の社員と比べて、より積極的に声をかけてあげましょう。
新入社員から、些細なことでも相談されるような関係性を築けるのがベストです。
「情報セキュリティ研修」の研修報告書
社内の情報の取り扱いを学ぶのが情報セキュリティ研修です。
IT部門のみならず、全社員が受講すべき研修でもあります。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:情報セキュリティ研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇(eラーニング)
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者: 全社員
研修の目的:
情報セキュリティの基本知識を習得し、会社の情報資産を守るための具体的な対策を学ぶ
研修内容:
(1)情報セキュリティの基本概念
(2)スパムメールの見分け方
(3)パスワード管理と認証方法
(4)メールとインターネットの安全な使用方法
(5)インシデント時の対応
研修の所感:
情報セキュリティは全社員が学ぶべき内容だと、重要性を再確認できました。
スパムメールの特徴を知ることができたので、万が一の際は、落ち着いて対処したいです。
パスワード管理や認証方法についての知識をアップデートすることができ、特に新たなセキュリティリスクへの対応力が向上しました。
普段何気なくメールやインターネットを使用していましたが、今一度気を引き締めようと危機感を持ちました。
実際にトラブルに遭遇した際は、落ち着いて今回の手順を思い出せるよう、再度内容を読み込んで備えます。
情報資産を守ることは、全社員の責務です。
セキュリティの脅威は日々増加しているので、継続的に知識をアップデートしてください。
IT部門の方は、率先して情報セキュリティ研修を受講しましょう。
「プレゼンテーション研修」の研修報告書
社内外へのプレゼン力を向上するための研修です。
主に営業部やマーケティングなど、対外的な部署に配属された際に受講する機会があります。
報告書の作成日:〇〇〇〇年〇月〇〇日
氏名:〇〇〇〇
研修名:プレゼンテーション研修
研修日時: 〇〇〇〇年〇月〇〇日
研修会場:〇〇〇〇
研修講師名:〇〇〇〇
研修参加者: 営業部およびマーケティング部社員〇名
研修の目的:
効果的なプレゼンテーションスキルを習得し、社内外での発表や提案を成功させる
研修内容:
(1)プレゼンテーションの基本構成
(2)スライド作成のテクニック
(3)クライアントを引きつける話し方
(4)質疑応答の対応方法
(5)グループワーク
研修の所感:
プレゼンテーションの構成から学ぶことができ、実際の流れをイメージできました。
今後は提案資料の作成のポイントや、見せ方のテクニックを活用していきます。
また、クライアントにもっと話を聞きたいと思わせるような話術を、自分も身につけていきたいです。
質疑応答でプレゼンの弱い部分をつかれても、返答次第でリカバリーできることがわかりました。
グループワークではさまざまな視点からのアドバイスを受け、プレゼンテーションスキルを向上させるヒントをもらえました。
他の社員のプレゼンテーションの仕方から、自分でも取り入れられそうなテクニックを学びましょう。
自信を持ってプレゼンできるように、自分でも繰り返し練習してください。
プレゼンテーションのスキルは、上司を説得する際など日頃の業務でも役立ちます。
研修報告書を作成すべき3つの理由
研修報告書は、学んだ内容の理解を深め業務に活かす以外にも、作成すべき理由があります。
研修内容を共有できる
研修の効果を検証する
受講者の理解度を把握する
それぞれ解説していきます。なぜ研修報告書が必要なのか、目的意識を持って作成しましょう。
研修内容を共有できる
研修報告書を作成すると、研修を受講していない社員にも内容を共有できます。
学んだ内容は自分以外の社員でも活かせることが多く、みんなで実践すればチーム全体の業務スキルがアップするでしょう。
他の社員が見ても意味を理解できるように、学んだ内容をわかりやすく丁寧に記載してください。
研修の効果を検証する
研修報告書を作成すると、研修を開催した側が今後の内容について検討できます。
電話対応のクレームが減った
OJTトレーナーのおかげで新入社員の離職率が減った
プレゼンの成功率が上がった
このような成果が得られれば、研修の内容が社員に身についていると判断できるので、社員に有益な研修であったと言えるでしょう。
反対に思ったような成果が得られていないと感じる場合は、研修内容の再検討が必要です。
研修を開催するのにも経費がかかります。効果検証のためにも研修報告書を作成しましょう。
受講者の理解度を把握する
研修報告書の所感を確認すれば、受講者がどの程度内容を理解できたか把握できます。
受講者の理解度の傾向から、次回以降の研修内容を調整することが可能です。
理解度良好:引き続き同じ内容の研修を繰り返すorさらにステップアップした内容
理解度不足:引き続き同じ内容の研修で知識の定着を図るorもう少し初心者向けの内容
受講者の研修報告書を確認し、今後の研修内容を検討しましょう。
また、研修を受けた社員にとっては理解度をアピールするチャンスとなります。
研修で習得した知識や技能を、自分の業務にどのように落とし込めるか等、所感欄にきちんと記載しておきましょう。
研修報告書の書き方とは?記載すべき項目を一覧で紹介
研修報告書に記載するべき主な項目は以下の通りです。書き方が不安な方はこちらをベースに記載していってください。
報告書の作成日
氏名
研修名
研修日時
研修会場
研修講師名
研修参加者
研修目的
研修内容
研修の所感
上記の内容を盛り込みながら記載し、研修報告書の書き方をマスターしましょう。
報告書の作成日
いつ作成した報告書なのかがわかるように、報告書の作成日を記載します。
研修に参加したら、できるだけ早めに研修報告書を作成して提出しましょう。
内容を鮮明に覚えているうちにアウトプットすると、知識も定着しやすくなります。
氏名
自分の氏名を記載しましょう。
同じ研修を何人も受講しているので、記載漏れがないようにしてください。
部署名の記載が求められる場合は、そちらもあわせて記載しておきましょう。
研修名
何を学んだ研修なのか、研修名を記載します。
研修内容がわかるように、端的に記しましょう。
研修名があらかじめ決まっている場合は、そちらを転記すれば問題ありません。
研修日時
いつ受講した研修なのか、研修日時を記載します。
何日間かに渡る場合は〇〇〇〇年〇月〇〇日~〇〇〇〇年〇月〇〇日というように、全日記載してください。
どの年度に受講したかわかるように、〇〇〇〇年から記載しておきましょう。
研修会場
研修を行った会場を記載します。
自社の会議室であったり出先に出向いたりと、会場は研修によって異なります。
オンライン研修やeラーニングの場合はその旨も記載しておきましょう。
研修講師名
研修を担当してくれた講師の氏名を記載します。
何名かいた場合は、スペースに余裕があれば全員分の氏名を記しましょう。
名前は漢字を間違えると失礼にあたるので、気を付けてください。
研修参加者
今回の研修の参加者の名前を記載します。
スペースの問題で全員の名前を記載できない場合は、例えば新入社員〇名といったように、何名参加したかを記録しておきましょう。
参加者の氏名は敬称略でかまいません。
研修目的
研修の目的を記載しましょう。
目的とは「何のために研修に参加しているか」です。
ビジネスマナーの習得、情報リテラシー教育など、研修には達成してほしい目的が設定されています。
研修内容
受講した研修の内容を記載します。
内容がいくつかある場合は(1)、(2)……とナンバリングして箇条書きにすると見やすくなります。
研修の内容をおおまかに分類して5つほど記載しましょう。
研修の所感
研修の所感を記載します。
所感では自分の考えや意見、感想を具体的に記載しましょう。
所感以外は事実のみを端的に記載しますが、所感では自分の主観を具体的に述べてかまいません。
研修報告書を作成する際の5つのポイント
わかりやすい研修報告書を作成できるようになるポイントを、5つ紹介します。
研修中にたくさんメモを取っておく
目的を把握した上で研修を受講する
主観を入れずに記載する
読みやすい文章を意識する
これからの業務に活かせる内容を記載する
研修前から研修中、作成段階とそれぞれのポイントを見てみましょう。
研修中にたくさんメモを取っておく
研修の受講中は、積極的にメモを取りましょう。
メモがあると内容を詳細に思い出せるため、研修報告書の所感を書く際に役立ちます。
研修ではたいてい資料が配布されますが、講師がプラスの知見や情報を教えてくれることが多いので、メモに残しておきましょう。
研修報告書を書く目的以外にも、実業務でも活かせる内容が盛りだくさんです。
目的を把握した上で研修を受講する
研修を受講する前に「何のために研修を受けるのか」という目的を把握してから参加しましょう。
目的を理解した上で研修を受ければ、研修内で特にしっかり聞くべきポイントを聞き逃すことはなくなります。
「プレゼンテーションのスキルを身につけよう」など目的意識を持って、積極的に取り組みましょう。
主観を入れずに記載する
研修報告書の所感以外のパートは、主観を入れず事実のみを記載しましょう。
所感では主観や自分の考えを記載しても構いません。しかし学んだ内容は事実のみを具体的に記載しないと、主催側が内容を把握しにくくなってしまいます。
事実と所感は切り分けて考えましょう。
読みやすい文章を意識する
読みやすい文章で構成された研修報告書は、内容が伝わりやすく書類として優れています。
なお、以下を意識するだけで、文章は格段に読みやすくなります。
トンマナを合わせる(ですます調orだである調を混在しない)
表記ゆれをなくす(できる・出来るが混在しない)
難しい言葉を使わない
固有名詞は正しく表記する
一文は短く簡潔に
一文一義(一つの文章に伝えたいことを二つ以上盛り込まない)
研修報告書に限らず、社会人として書類はわかりやすく見やすいかを意識して作成できると良いでしょう。
これからの業務に活かせる内容を記載する
研修は、学んだことを今後の業務に活かすために受講します。
研修内容が自分の今後の業務にどう活かせるのかを考えて、報告書を作成しましょう。
今後自分がどのように行動していくのかまで記載できると、自分の方向性が明確になります。
適当に項目を埋めるのではなく、自分の業務との関わりを考えて作成してください。
研修報告書を提出した後が肝心!スキルアップし続けるための5つのコツ
研修報告書を提出して満足してはいけません。
社会人としてさらにスキルアップできるよう、以下を実践してみましょう。
研修で学んだことを実業務に取り入れる
具体的なアクションプランを考える
定期的にフィードバックする
他の社員に内容をシェアする
継続的に学習する
研修報告書を提出した後も、積極的に行動してください。
研修で学んだことを実業務に取り入れる
研修で学んだことを業務に取り入れてみましょう。
研修を受講し、理論的に理解できたとしても、実際に手を動かしてみないとその成果はわかりません。
実業務に取り入れてみることで効果があったこと、褒められたこと、改善点などさらなる気付きを得られます。
トライ&エラーを繰り返し、業務の質を上げていきましょう。
具体的なアクションプランを考える
研修で学んだことをどのように業務に取り入れるのか、計画を立ててみましょう。
短期間ですべて達成しようとせずに、計画的に実行していけば問題ありません。
今月は電話応対、来月はお客様対応など、少しずつでも実践できれば上出来です。
具体的に目標を決め、アクションプランに落とし込んでいきましょう。
定期的にフィードバックする
実業務に取り入れてみたことや目標は、定期的に振り返りましょう。
「思ったよりもボリュームが多かった」「もう一段階上の目標でも達成できそう」など、計画には誤差が出てきます。
行動したからこそ気付きが得られるため、定期的にフィードバックを行い、適宜軌道修正しましょう。
他の社員に内容をシェアする
研修で学んだ内容は、他の社員にも惜しみなくシェアしましょう。
チームのレベルが上がるだけでなく、教えることで自分の知識の定着にも繋がります。
研修報告書のみならず、学んできた知識や自分が実践してみた業務を共有しましょう。
お互いが意見を出し合うことで、自分では気付けなかった視点も得られるため、課員みんなでスキルアップできます。
継続的に学習する
研修を受けて満足するのではなく、学習を続けてさらに知識を吸収しましょう。
追加で講習を受ける
関連資格を取得する
書籍などで学ぶ
研修は日々の業務の一つでしかありません。
学び続ければ新しい業務に挑戦できたり、昇格したりといつか努力が実を結びます。
一度の研修で満足せずに、引き続き学習を続けてスキルアップを目指しましょう。
わかりやすい研修報告書を簡単に作るなら『Rimo Voice』がおすすめ!
研修報告書を作成するためには、内容を事細かに覚えておかなければなりません。
内容を思い出せずに研修報告書の作成に苦戦している方は『Rimo Voice』の活用をおすすめします。
『Rimo Voice』は以下が特徴のAI自動文字起こしツールです。
日本語に特化したAI
雑音や意味のない単語は削除される
Zoom、Google Meet、Microsoft Teams(オンライン研修ツール)から自動取り込み可能
研修中に『Rimo Voice』を立ち上げておけば、一語一句メモを取らなくても、研修後に簡単に内容を振り返れます。
研修報告書の作成を手助けしてくれる『Rimo Voice』を、お試しからぜひ体験してみてください。
最終更新日: 2024 / 9 / 6
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