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【活用事例あり】生成AIでできることとは?ビジネス業務を効率化する使い方

更新日: 2024/9/10 23:25
いまの会議、リモってた。
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業務効率化のために生成AIを導入したいけれど、具体的な活用方法がわからず悩んでいませんか?

「せっかくツールを導入したのに、うまく使えずコストだけがかかる状況は避けたい。」

「自社には専門知識がないから使いこなせないのでは?」と不安になりますよね。

不安を解消するには、さまざまな企業が生成AIをどのように活用しているか、事例を知るのが有効です。

本記事では、生成AIを使った成功事例を業務ごとに紹介します。

生成AIを使いこなすコツや導入に向けた手順も解説するので、自社の課題解消に最適な生成AI活用法を明確化しましょう。

生成AIとは?

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生成AIとは、利用者が入力した内容を元に、文章・画像・動画・音楽などの創作物を作りだすツールです。

議事録などの長文要約や頭の中で思い描いているイメージから画像作成が可能で、大幅な業務効率化が叶います。

従来のAIは、収集したデータの範囲内で情報を判断する、迷惑メールの振り分けやカメラによる顔認識などで活用されていました。

対して生成AIは、収集したデータを元に新たな情報を作成する場面で用いられます。

誤った回答を導き出す可能性もあるため、正誤チェックなどミスを防ぐための施策が必要な場合がありますが、AI自身で新たな回答を作りだす柔軟性は幅広い業務で役立ちます。

ビジネスパーソンが活用できる理由

生成AIをビジネスパーソンが活用できる理由は、高い理解能力やコンテンツ生成力により、企業のさまざまな業務を効率化し、負荷を軽減できるからです。具体的には、企画・資料の下書き作成などを生成AIに任せることで、成果物の品質や作成スピードを上げることができます。これにより、従業員はより重要な仕事に時間をかけられるでしょう。

また、利用方法もシンプルで、アカウントを作成すれば、チャットですぐにAIに指示を出せます。始める際に、専門的な知識やスキルは必要ありません。

ビジネスで役立つ機能や始めやすさから、世界の生成AI市場は急速に拡大しています。2023年の106億ドルから、2030年には2,110億ドルと、約20倍に成長すると予測されています。日本市場も現在の市場規模から15倍となる1兆7,774億円に到達する見通しです。

今後も市場規模が大きくなることが予想されるため、ビジネスにおいても活用シーンが広がるでしょう。

出典:一般社団法人 電子情報技術産業協会「生成AI市場の世界需要額見通しを発表

生成AIでできることの代表例

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生成AIを活用してできる代表的なことは、以下の4つです。

具体的にどのようなことができるのか、1つずつ解説します。

文章生成:メール作成・企画書の文面作り

生成AIは、テキストボックスに質問や依頼したい内容を入力すると、最適な回答を自動生成します。

メールや企画書をはじめとした資料の文章作成だけでなく、議事録・講演会などの長文データの要約や、プログラミングコードの打ち間違えチェックができます。

質問内容を工夫することで、新たなアイデアの創出(自社課題を踏まえたマーケティング施策など)なども可能です。

文章生成に役立つ代表的なツールには、『ChatGPT』や『Claude』などがあります。

画像生成:設計デザイン・広告作成

イメージや概念・特徴を踏まえた文章や数値など、入力したデータを元に画像の自動生成が可能です。

既存の画像を読み込み編集・修正をしたり、一つのテーマに対する複数枚の画像生成もできます。

広告や建築などデザインが欠かせない業務に加えて、医療分野でも役立つツールです。患者のデータから詳細な画像を生成すれば、診断の精度を高められます。

画像生成に役立つ代表的なツールは、『DALL・E 3』や『Adobe Photoshop』です。

動画生成:プロモーション動画・研修用の動画作成

可視化したいイメージを文章で入力すると、動画を自動生成するツールです。字幕や翻訳をつける作業を自動で行い、担当者の負担を減らします。

既存の映像を参考に新たな動画を生成できるツールでは、以前活用した動画を素材にして、効率的に作業を進められます。

動画生成AIの主な活用場面は、企業・商材のプロモーション動画や新入社員向けの研修動画などです。情報をわかりやすく可視化したい場面で力を発揮します。

動画生成に役立つ代表的なツールは、『Spirit Me』、『Vrew』などです。

音声生成:カスタマーサービス対応

読み込んだ音声データの特徴を学習して、新たな音声データを作りだす生成AIです。

特定の人の声などの短い音声データをベースにした、デジタル音声を作成できる特徴を持つツールもあります。

イントネーションや感情などの細やかな表現を再現できるため、カスタマーサービスなどで役立ちます。多言語対応しているツールを導入すれば、商業施設の案内などさまざまな言語の相手に対応する場面で活用が可能です。

音声生成に役立つ代表的なツールには、『Amazon Polly』、『Coqui』などがあります。

 生成AIをビジネスで活用するメリット

生成AIを自社でうまく使いこなせば、コストを最小限に抑えながら効率的に成果を上げる仕組みを作れます。

ツールを使い自社でコンテンツ作成をすれば、外部依頼で発生する外注費を減らせます。

生成AIを用いれば休みなく作業を進められるため、人間に依頼する際は生じる、スケジュールの配慮が不要です。

メール文章の作成等の雑務では、生成AIに下書きを作成してもらい完成した文章を手直しすることで、雑務にかかる時間を大幅に短縮できます。

生成AIを効果的に活用するには、業務のすべてを任せ切ってはいけません。

業務に取り組むとき、足りないものを補うサポートの役割で取り入れてください。

自身の業務にうまく生成AIを取り入れることで、効率的な業務遂行ができます。

【一覧表】生成AIの業務活用シーン5選

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生成AIは、ビジネスのさまざまな場面で活用でき、業務効率を大幅に向上させます。本項では、生成AIを活用した具体的な業務活用シーンを5つ紹介します。

できること

具体例

市場調査・分析

市場分析を行い、ターゲットユーザーを提案

企画の立案・アイデア出し

企業のブランドイメージを高める施策の立案

情報の整理と資料作成

情報をわかりやすくまとめ、パワーポイント化

キャッチコピーの作成

商品の購買意欲を高めるキャッチコピーを生成

社内データのリサーチ・抽出

社内文書や膨大なデータベースを瞬時に分析、必要な情報を抽出

活用方法を参考に、自社の業務を見直し、生産性向上や業務効率化などにつなげましょう。

1.市場調査・分析

生成AIは、膨大なデータをリアルタイムで処理し、市場のトレンドやパターンをすぐに把握できます。従来の手法では時間とコストがかかっていた市場分析が、生成AIを活用することで大幅に効率化されるのです。

例を挙げると、Web上にある情報やSNSの口コミなどから、市場分析を行いつつ、ユーザーのニーズを分析できます。

例えば、下記のように、命令文を与えると市場分析を行ってくれます。

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上記のように、ターゲットユーザーの候補とニーズを出力してくれました。

商品やツールの情報や狙いたい市場などの情報を細かく記載すると、詳細に市場分析を行ってくれます。

2.企画の立案・アイデア出し

生成AIは、人間が考えつかないような斬新な考えを、数秒から数十秒で複数提案してくれるため、企画立案やアイデア出しに役立ちます。具体的には、「10分で100通りの企画案を立案する」といった大量のアイデア出しが可能です。

さらに、AIが生成したアイデアを別のAIに評価させ、ブラッシュアップもできます。より質の高いアイデアを効率的に生み出せるでしょう。

例として、生成AIに「IT企業のブランドイメージを高める施策を5つ出してください」という命令文を与えました。

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このように、ブランドイメージを高める施策を多種多様な観点から提案してくれます。想定していた回答と違う場合は「別の角度からアイデア・企画を出してください」などを伝えて、再考してもらいましょう。

3.情報の整理と資料作成

生成AIを活用することで、情報をわかりやすくまとめることが可能です。実際に「生成AIの活用シーンをわかりやすく資料化してほしい」と依頼することで、以下のような回答を得られます。

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このように、資料の構成案を作成してくれました。

また、上記で出力された構成案をもとに、プレゼンテーション資料やレポートを自動で作成できます。

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構成案をパワーポイントで出力してくれました。情報をまとめて、資料化する際のたたき台作りに役立つでしょう。

現状は、デザインを細かく指定できませんが、生成AIでたたき台を作ることで、資料作成が効率化できます。

4.キャッチコピーの立案

生成AIは、商品やサービスのキャッチコピー作成にも活用できます。実際に、ブランドのコンセプトや商品の特徴を入力すると、AIが複数のキャッチコピー案を提案します。キャッチコピー案をそのまま使用したり、アイデアのヒントとして活用したりすると、クリエイティブな業務の効率を高められるでしょう。

例えば、以下のように、新商品のキャッチコピーが思い浮かばないときに、AIに候補を生成させる使い道があります。

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上記のように、依頼内容や商品情報などを明確に伝えることで、キャッチコピーを作成できます。生成AIを活用することで、軽く手直しするだけで使えるコピーを短時間で作成できるでしょう。

5.社内情報の検索・抽出・要約

生成AIを活用すると、社内文書やデータベースから必要な情報を要約や抽出することができます。例えば、過去の営業報告書を元に全体の傾向をまとめたり、着目すべき顧客について示唆を与えたりできます。

そのほかにも、他部署の資料を調べる場合、資料がどこにあるのかメンバーに聞くことなく、AIチャットボットに問い合わせをするといった使い方も可能です。。

なお、セキュリティの観点から、ChatGPT等の生成AIに直接社内情報を入力するのは推奨されていません。生成AIを用いて検索・抽出・要約を実施したい場合、専用ツールの導入や自社の開発が必要となる点を理解しておきましょう。

生成AIができない4つのこと

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生成AIは多くの分野で革新的な成果を上げていますが、できないこともあります。

本項では、生成AIの限界について4つの観点から解説します。

1.ゼロから独自のものを生み出すこと

生成AIは、既存のデータをもとに新しいものを生み出すのは得意ですが、ゼロから独自のものを生み出すことは不得意です。人間は独自の発想や価値観、感情をもとに全く新しい表現や創作物を生み出せますが、AIは学習したデータの範囲内で組み合わせたり模倣したりするためです。

例えば、新しい芸術作品を創造する場合、AIは過去の作品を参考に生成することはできますが、革新的な表現を自ら考案できません。

したがって「誰に向けて」「何の目的で作るのか」など、前提となるプロンプトを与える必要があります。

2.人の感情を理解すること・表現すること

生成AIは言葉の意味を処理することはできますが、その背後にある感情や文脈を正確に理解することは苦手です。実際に、同じ褒め言葉でも、相手の表情や状況によって受け取り方が変わることをAIは理解できません。

また、怒っている相手と喜んでいる相手で対応を変えるような臨機応変な判断も難しいでしょう。そのため、感情理解が必要な場面では人間が対応し、データ分析などAIが得意な領域を任せるという役割分担をすると良いでしょう。

3.常識的・倫理的に判断すること

AIは与えられたデータと学習アルゴリズムに基づいて判断を行いますが、人間社会の複雑な常識や倫理観を完全に理解することはできません。人間が長年の経験を通じて培ってきた暗黙知的な判断力をもっていないためです。

例を挙げると、法律の条文を理解できても、社会的背景を踏まえた解釈は難しいでしょう。そのため、AIの出力結果に対しては、人間が常に常識的・倫理的な観点からチェックを行う必要があります。

4.最新情報について正確に回答すること

生成AIが回答する際に元としている情報は、基本的には学習したデータの範囲内に限定されます。(※ChatGPT等、学習していないデータについてもインターネット検索をしながら回答をするケースもあります)

また、生成AIの特徴として、問と回答のセットをそのまま学習していなくても、学習した内容を元に問に対する自分なりの回答を創造出来るという点があります。その特徴が悪影響を及ぼす例が「ハルシネーション(幻覚)」です。

例えば、生成AIに「○○に関する理論を提唱している論文を複数教えてください」と聞いた際に、実際に存在する論文以外に架空の論文名を挙げるケースなどがあります。

そのため、事実に関する情報を取り扱う際には、生成AIの回答をそのまま使うのではなく、一度チェックをしてから利用・展開するようにしましょう。

【資料作成などに役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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資料作成などに役立つビジネス向けの生成AIの活用事例を5つ紹介します。

1時間の作業はたった数分・数秒まで削減|長野県庁

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https://www.gocrew.jp/casestudies/nagano-crew

国と市区町村の間を取り持つ窓口として、多様な事業に携わる長野県庁。

県庁内のデータを生成AIに管理させて、検索・調査・情報の質の判断など、手間がかかるが欠かせない作業の効率化を図っています。

ツールを活用し始めたばかりで正確なデータを取れていませんが、通常1時間程度かかる作業が最大数秒で済み、9割もの業務時間を削減できる予測です。

生成AIを用いれば、長文をわかりやすく要約することも可能です。

膨大な分量で専門用語や独自の表現が多く使われている資料を読み込ませ要約をすることで、資料を理解するために情報を調べなおしたり思い返す時間の短縮にも成功しました。

 メルマガなどの作成コストを2/3縮小成功|オーガライフプラス株式会社

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https://sakubun.ai/case/orgalife

オーガライフプラス株式会社は、オーガニック健康食品の開発や販売をしている会社です。

メルマガやコラムなどの記事作成や自社ECサイト用の商品紹介など、文章を作成する業務が多い特徴を持っています。

文章制作は業務委託しているライターへ依頼するため、人件費の膨らみを感じていました。イレギュラーが起き納期が後ろ倒しになれば、コンテンツ作成自体が滞る懸念があります。ライターによって文章の質に差が生じる点も課題です。

そこで、EC関連のテンプレートが豊富な生成AIを導入して、文章作成のコストの削減を目指します。

その結果、導入前と比較してコストを約1/3まで縮小に成功。金銭的負担が減ると同時に業務に費やせる時間が増え、注力したいプロジェクトに取り組める余裕が生まれました。

特許出願依頼文の作成時間を約90%削減|リーガルテックグループ Tokkyo.Ai株式会社

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000211.000042056.html

リーガルテックグループ Tokkyo.Ai株式会社は、知財の活用や保護をサポートするサービスを展開しています。

特許出願業務の際に、知財部から弁理士に提出する依頼文の作成に大幅な時間がかかることが悩みでした。

生成AIを導入・活用することで、既存の特許出願事例を参照しながら正確な情報を用いた出願依頼文の生成が可能に。約15時間かかっていた簡易特許調査がたった1〜2時間で済む業務改善に成功しました。

膨大なデータから必要な内容を抽出できることで生成AIの導入前と比較して、より精度の高い文書を作れるように変化した事例です。

マーケティングのリソース不足を解消|株式会社イーエムネットジャパン

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https://japan-ai.co.jp/news/casestudy/2024/07/240716dj/

SNSの運用代行やデジタルマーケティングのサポートを手掛ける、株式会社イーエムネットジャパン。

マーケティング手法が多様化するスピードの速さに対応するためにとった対策が生成AIの運用です。

マーケティング手法の情報を簡単に引き出し、営業担当者の業務の負担削減に努めています。

将来的な目標は、資料作成や広告出稿のサポートなど幅広い業務で利用して、会社全体の業務負担を削減することです。

海外政府がリリースした情報を要約|株式会社三菱総合研究所

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https://www.mri.co.jp/service/large-language-model-support.html

生成AIに関する総合的なサポートを提供している株式会社三菱総合研究所。

生成AIに情報を取り込ませることで生じる、機密情報の漏えいや誤った情報の生成などを防止するトータルサポートサービスを活用しています。

海外政府からの情報など、高度な情報管理が求められ、正しく翻訳しなくてはならない内容の要約などにも最適です。

【社内データの管理に役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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社内データの管理に役立つビジネス向け生成AIの活用事例を3つ紹介します。

退院サマリーシステムで医療現場の負担削減に挑戦|社会医療法人財団 石心会 川﨑幸病院

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https://aitechsolutions.co.jp/news/20240718/

川﨑幸病院は、入院患者の診断情報・手術や措置の情報・入院経過などの情報を集約する退院サマリーシステムの開発を専門業者に依頼しています。

退院サマリーは、患者の退院する際に主治医や看護師が必ず制作するものです。患者が医療機関や施設で今までの健康情報を求められたとき、正確で円滑な情報共有をするために欠かせません。

退院サマリーの作成作業は手作業の入力が多く、医師や看護師が残業をして業務をこなしています。

業務改善のために退院サマリーの作成時間を5分程度(現在の1/10程度の時間)で完成させられる生成AIの開発・活用に着手して、医療現場の負担を減らす対策を講じている事例です。

社内データの検索の手間を効率化|アサヒビール株式会社

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https://www.asahibeer.co.jp/

ビールをはじめとしたアルコール飲料などを開発・販売する国内最大企業、アサヒビール株式会社。

顧客満足度の高い新商品を開発するために、社内で保管されている過去データを活用しています。

開発したい商品に最適なデータを探し出すために、膨大な情報を確認する手間と負担が課題でした。

そこで生成AIを導入し、検索ボックスにキーワードを入力したら求めた情報が引き出せる仕組みを構築します。

引き出した情報収集を100文字程度に要約する機能をつけることで、情報の概要と重要なポイントを効率よく把握できる仕組み作りに成功しました。

半年で2万時間以上の業務時間を創造|株式会社LIFULL(ライフル)

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https://lifull.com/news/32171/

株式会社LIFULL(ライフル)は、国内最大規模の不動産情報サービス事業を展開している企業です。

文章生成・データ分析やアイデア出しなど、各従業員が自身の業務に合わせた使い方をして業務効率化を図っています。

71.8%の従業員が生成AIを活用して、20,732時間もの業務時間削減に成功しました。(2023年10月〜2024年3月の半年間で)

ツールの使い方講座やSlackを介した相談窓口を設置して、生成AIツールに対する苦手意識を減らすために工夫を凝らした結果、半数以上の従業員が業務効率化に加えて業務の質も向上したと感じています。

【FAQ作成に役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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FAQ作成に役立つビジネス向け生成AIの活用事例を2つ紹介します。

 業務のマニュアルの統合で不便を解消|株式会社ソフトクリエイト

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https://www.softcreate.co.jp/rescue/AI/8

株式会社ソフトクリエイトは、システム運用やプロダクトの開発など、ITに関する複合的なサービスを提供しています。

顧客やパートナー企業向けに作成する見積書や受注業務フローに関するルールが、取引先ごとに異なる点に負担を感じていました。自社内でも、営業関連のマニュアルが社内に複数存在しているため情報統一が必要でした。

そこで生成AIに、受注事業フローや営業関連のマニュアルを学習させ、情報の可視化を実施します。生成AIが足りない情報を補足してくれるため、使うたびにツールの精度が向上する点が特徴です。

効率的に情報を引き出すだけでなく、新入社員などが社内業務のルールを学ぶ教材としても活躍しています。

大規模なコンタクトセンターで円滑な情報共有を実現|第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社

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https://www.helpfeel.com/works/daiichisankyo-hc-direct

国内外に向けて健康・美容製品を製造・販売している、第一三共ヘルスケアダイレクト株式会社。

複数箇所に拠点を構えるコンタクトセンターごとに、取り扱う商品や共有すべき情報が異なります。共有する情報の選択や連絡を担う本社の担当者は、作業負担の大きさに課題を感じていました。

そこで取り組んだのが、情報の絞り込み検索が可能な生成AIの導入です。精度の高い社内FAQを作成して、スピード感ある情報共有を実現しました。将来的には、顧客向けFAQの質の向上も目指しています。

【画像生成に役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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画像生成に役立つビジネス向け生成AIの活用事例を3つ紹介します。

過去の広告を活用したユーザー交流|日本コカ・コーラ

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https://aismiley.co.jp/ai_news/coca-cola-generative-ai/

世界規模で炭酸飲料の製造販売をしているコカ・コーラは、画像生成AIツールを活用してオリジナルのクリスマスカードを作れるWebサイトを展開しました。

ポーラーベアなど、コカ・コーラの歴代の広告で登場したキャラクターが登場する仕組みで、広告を懐かしみながら商品を身近に感じてもらえる効果があります。

完成したカードは簡単にSNSへ発信できる動線を作っているため、ユーザーたちが自然とコカ・コーラの宣伝をしてくれます。生成AIを活用してユーザーの好奇心を掴んだ成功事例の一つです。

ファッションにより高い創造性をもたらす|東京モード学園

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https://maisonai.io/blogs/interview/interview-1

国内最大級の東京モード学園は、生成AIで作ったデザインから実際に着用できる洋服を作成する授業を実施しました。

通常のデザイン方法だと、縫製などの問題で避けてしまう可能性のある個性的なデザインがあります。

しかし、生成AIがあれば学生たちのインスピレーションを最大限活かしたデザインの可視化が可能です。できたデザインに対して、どのような工夫で洋服を作り上げるか考える力を養えます。

自分で絵を描く必要がないため、デザイン画の作成に苦手意識を持つ生徒が新たな才能を発揮できる可能性も秘めています。

展示会の魅力とオリジナリティの増幅に成功|坂本龍一トリビュート展

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https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2023/tribute-to-ryuichi-sakamoto-music-art-media/

2023年に逝去した世界的音楽家 坂本龍一氏のトリビュート展は、画像生成AIを活用した展覧会として注目を集めました。坂本氏が音楽・アートの未来やAIの開発に関心を持っていたことがきっかけで採用された演出法です。

技術と音楽・アートを組み合わせることで表現の幅が広がり、来場者により没入感を与えられる空間の構築に成功しました。

空間の演出は、セミナーや展示会をはじめとしたビジネスシーンでも欠かせません。自社商品材への理解を深めつつ、内容に自然と集中してもらえるコンテンツ作りができる可能性を示した事例です。

【動画生成に役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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動画生成に役立つビジネス向け生成AIの活用事例を2つ紹介します。

コンセプト動画・絵コンテ作りを自動化|株式会社ホワイトフィルム

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https://academy.ainnowave.com/

動画作成(PVやMVなど)事業を担う株式会社ホワイトフィルムは、代理店から受け取った企画書を絵コンテに落とし込む作業にかかる膨大な作業時間に悩んでいました。

そこで生成AIを活用した、絵コンテの自動作成を開始。完成品をプロデューサーが確認して手直しを加える作業方法で、業務負担の削減を実現します。

絵コンテの後に作るコンセプト動画も生成AIを活用して、参考動画の検索や選定の手間を減らしました。

モデル・音楽・動画すべてを生成AIで作成|株式会社パルコ

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https://www.parco.co.jp/blog/detail/?id=678

商業施設の運営など幅広い分野のサービスを提供している、株式会社パルコ。

広告に登場する、人物・背景・グラフィック・ナレーション・音楽などすべてを生成AIで作成する挑戦をしました。

その結果、デジタルメディア協会主催のデジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'23の年間コンテンツ優秀賞受賞を果たします。

最先端の技術を活用したクリエイティブ精神が、今後の広告業界に新たな方向性を示した事例です。

【カスタマー業務に役立つ】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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カスタマー業務に役立つビジネス向け生成AIの活用事例を3つ紹介します。

月20万件の架電の自動化で100人分のコストを削減|株式会社クレディセゾン

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https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/credit-saison/

ファイナンス事業や不動産事業などで活躍している大手企業の株式会社クレディセゾン。

月間30万件発生するクレジットカードの未入金に対する案内業務に人手が足りず限界を感じます。

そこで実施したのが、生成AIを使った自動架電の入金案内です。延滞の状況に応じて案件を、生成AIと人間に振り分けました。

その結果、月間20万件程度の案件を生成AIが受け持つことに。約100人分のオペレーター業務の効率化に成功しました。

わずか半年で問い合わせ業務を861時間削減|UTグループ株式会社

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https://www.tifana.ai/news/aisakura-ut

UTグループ株式会社は、人材派遣事業に携わる会社です。

社内のヘルプデスクには就業者からさまざまな問い合わせが届くため、莫大な業務負担がかかります。

そこで講じた対策が、勤怠管理などの情報を提供するアプリへの音声生成AIの導入です。

24時間365日いつでもアプリを介して就業者の疑問を解消できるため、運用開始からたった半年で、861時間分の業務負担のカットに成功しました。

お問い合わせの対応時間を約5分短縮|KDDI株式会社

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https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_pr-1153.html

KDDI株式会社は、電気通信事業を請け負う国内屈指の企業です。

2024年3月から、国内企業初の生成AIを活用したLINEアカウントを運用しています。

生成AIがお客様からの問い合わせに対して、不足している情報を補う質問を自動で実施するため、円滑な疑問の解決が可能です。

生成AIが持つ人間らしさを活かし、温度感のある問い合わせ窓口を作った事例です。

コンタクトセンターの業務負担を軽減|株式会社ベルシステム24

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https://www.bell24.co.jp/ja/news/bell24/20231011/

株式会社ベルシステム24は、日本マイクロソフト株式会社とGoogle Cloudとの共同で、生成AIを活用したコンタクトセンター業務の実証実験に取り組んでいます。実証実験では、日本マイクロソフトの「Azure OpenAI Service」上で提供される「GPT-3.5」と「GPT-4」、Google Cloudの「Vertex AI」の「PaLM2」といった最先端の生成AIモデルを活用しています。

目的は、コンタクトセンター業務の効率化を図り、労働人口減少に伴う人材不足の課題解決につなげることです。

実証実験の結果、生成AIを活用することで、対話データの要約精度が大幅に向上し、応対1件あたりの処理時間も大幅に短縮できたことが明らかになりました。これにより、オペレーターの負担軽減に大きな効果が期待できます。

【その他】ビジネス向け生成AIの面白い活用事例

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その他で役立つビジネス向け生成AIの活用事例を4つ紹介します。

理想のカスタマイズを可視化して車の構成時間を20%削減|フェラーリ

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https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/ferrari-generative-ai-case-study/?did=cr_card&trk=cr_card

世界的に有名なイタリアの高級自動車メーカー フェラーリは、顧客が望むカスタマイズを可視化するために生成AIを導入しています。

ホイールの種類・内装オプション・塗装カラーなどの組み合わせ何百万通りを再現可能です。

ズームや回転ができる3D画像で車を再現することで、購入後のイメージが掴みやすくなり、販売リード数増加に成功しました。

より深い英語学習に生成AIによる英会話が活躍|中央大学

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000017082.html

グローバルな人材育成を目指すために、多角的な取り組みをしている中央大学。日本の英語教育では、英語を話す能力を伸ばしづらい点に課題を感じていました。

そこで用いたのは、生成AIを活用した英会話アプリです。AIが再現する感情豊かな対話で実践的な英語を効果的に学べ、アプリを利用した78.6%の学生から高い満足度を獲得しました。

国内外の相手とのコミュニケーションが求められる企業のスキル学習に活用できる事例です。

プロンプト自社特化AIの開発で労働時間を18.6万時間削減|パナソニックコネクト株式会社

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https://news.panasonic.com/jp/press/jn240625-1

パナソニックコネクト株式会社では、OpenAIの大規模言語モデルを基盤として、自社のニーズに特化したAIアシスタント「ConnectAI」を開発しました。

ConnectAIの活用による労働時間の削減効果を検証するため、社員を対象にアンケート調査を実施したところ、生成AIの利用1回あたり約20分の時間短縮につながったことが明らかになりました。

また、1年間で、全社員の労働時間を合計18.6万時間も削減できています。直近3ヶ月間のアクセス回数は、前年同期比で41%増加しており、社内でのAI活用が着実に浸透していることがわかります。生成AIを業務に取り入れることで、生産性の向上と労働時間の現象を同時に実現できる可能性を示す事例です。

多種多様な生成AIの活用で従業員の生産性を向上|LINEヤフー株式会社

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https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/007755/

LINEヤフー株式会社では、従業員が多様な生成AIを自由に選択・活用できる環境の整備に力を入れています。具体的には、生成AIを活用する上での主要なリスクやプロンプトの工夫などについて、全従業員が受講必須のeラーニングを実施しています。AIの適切な利用方法を習得した社員には、独自開発のAIアシスタント「LY ChatAI」の利用権限が付与される仕組みです。

AIアシスタントの導入により、従業員約2万人の生産性が約7%向上したと確認できました。

また、エンジニアを対象に、2023年10月から約7,000名を対象に、AIペアプログラマー「GitHub Copilot」の導入も行っています。活用することで、コーディング作業の生産性が10〜30%向上したという調査結果も得られました。

LINEヤフーでは、生成AIの社内利用に向けたインフラ整備と、AIを適切に活用するためのリテラシー教育を進めることで、従業員の負担軽減と生産性向上を叶えています。

生成AIを効果的に使いこなす3つのコツ

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生成AIの活用でより多くの効果を得るための代表的なコツは、以下の3つです。

生成AIの得意・不得意を知る

生成AIは、膨大なデータを参考に新たなコンテンツを作成する作業が得意です。一方、複雑な問いかけに対して正確な答えを導き出す作業は苦手です。

ツールを導入する際は、自社のどのような業務を効率化したいかを洗い出し、生成AIの活用が有効かを確認してください。

ツール導入後、自社が課題を抱える業務を、うまく効率化できないトラブルを避けるために欠かせない取り組みです。

情報漏えいなどリスク予防のために運用ルールを設ける

生成AIは、入力したデータの学習を繰り返して回答の精度を高めていきます。一度入力したデータは、他の利用者が回答を求める際に役立てられる可能性があるため、意図せず重要な情報を漏えいさせてしまうリスクがあります。

リスク回避に必要なのは、生成AIに与えていい情報・与えてはいけない情報の線引きなどの運用ルールです。

使用範囲を決めると、機密情報漏えいや著作権侵害などで信用性を損なう危険性から、自社を守れます。

研修を実施してAIリテラシーの向上を図る

生成AIを運用開始する前の時期で重要なのは、社内研修を実施して生成AIの基礎知識を学んでもらう働きかけです。

マニュアルを作成・配布するなどの工夫をして、適切な使用方法や活用で生じるリスクの認知を図りましょう。

会社全体で生成AIへの理解を深めれば、最小限のリスクで最大限の業務効率化が達成できます。

生成AIの導入に向けた4つの手順

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生成AIを導入する際の手順は以下の4ステップに分けられます。

手順①導入の目的を明らかにして利用範囲を決める

生成AIを導入して解決したい課題は何か、課題に対してどの程度の範囲で生成AIを活用したいかを具体的に考えましょう。

データ抽出や分析・アイデアの創造・顧客対応など、課題に応じた最適なツール選定や費用感の把握が可能です。

ツールを活用する目的や達成したい目標から逆算すると、円滑な利用範囲の設定ができます。

手順②導入したい生成AIの候補を複数に絞る

生成AIの活用範囲と費用感を明確にしたら、導入検討する生成AIの候補を複数挙げましょう。

複数のツールで見積もりを取り、機能や予算感を比較すると、ツール導入後に必要な機能を使うには追加予算がかかるなどのトラブルを防げます。

サポート体制がどの程度充実しているかも、ツール選びでは重要です。

国内向けのカスタマーサービスがある・スピード感のある対応をしてもらえるなどの条件が整っていると、安心感を持ってツールを運用できます。

手順③トライアル運用を実施する

導入したいツールを一つに絞ったら、トライアル運用を始めます。ツールによって無料お試しができるものもあります。

トライアルでは、使いにくさを感じた点などの情報をまとめておくと、運用時つまずきやすいポイントを把握できます。

本格運用が始まると、操作に慣れるまでの期間にさまざまなトラブルが発生する可能性があるため、迅速な課題解決ができるように備えましょう。

手順④本格運用後は課題の発見と改善を繰り返す

ツールの本格運用を開始したら常に修正・改善を繰り返し、よりよい業務効率化を図りましょう。

運用開始がゴールだと思っていると、ツールの社内浸透が進まなかったり、操作が難しいなどの課題を感じて運用から遠ざかってしまったりする可能性があります。

導入したツールを最大限活かすために、運用に関して不便さを感じていないか社内アンケートを定期的に実施するなど、ブラッシュアップの工夫を図ってください。

【できること別】生成AIのおすすめ5選

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生成AIの技術は日々進化し、さまざまな分野で活用されています。本項では、できること別の生成AIのおすすめを紹介します。

それぞれの特徴を理解して、生成AIを活用しましょう。

1.ChatGPT|幅広い用途で利用可能

ChatGPTは、OpenAI社が開発した多機能な対話型AI言語モデルです。2023年4月までの膨大なデータを学習しており、テキストや画像の入力に対して適切な応答を生成します。

できることとして、リサーチ業務や文章の添削、契約書の作成まで、幅広い用途に活用できます。

ビジネスシーンでは、市場調査レポートの作成や、プレゼンテーション資料の骨子づくりなどに役立ちます。幅広い用途で利用できるため、アイデア次第でさまざまなシーンに活用できるでしょう。

2.Claude|人間が書いたかのような文章生成が得意

Claudeは、Anthropic社が開発したAIチャットモデルで、2023年3月に一般公開されました。質疑応答や文章生成、長文の要約など、多岐にわたる機能を備えています。

特徴は、人間の感情やニュアンスを考慮した表現が可能な点です。従来のAIに見られがちだった機械的な回答ではなく、自然な日本語を生成します。

ビジネス上では、メールの作成時に、必要な情報を入力して状況に合った文面を作成する際に役立ちます。また、社内ブログやSNS投稿の作成にも有効です。

Claudeの詳しい活用方法は下記の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

【2024年最新】最強AI Claude(クロード)3とは?ChatGPTやGeminiとの違いも説明!

3.Midjourney|イラストを自動生成

Midjourneyは、高品質なイラストを自動生成するAIツールです。Discordアプリを介して操作し、テキストで指示を入力すると、画像を生成します。

最新のAI技術により、鮮明で詳細な画像の作成が可能です。また、ユーザーの要望に応じて、画像のスタイルや構図をカスタマイズすることもできます。

それにより、広告デザインやWebデザイン、アート作品の制作など、さまざまな分野で活用できるでしょう。そのほかにも、新商品開発におけるコンセプトイメージの生成にも役立ちます。

4.vrew|動画編集や字幕生成が可能

vrewは、AIを活用して動画編集や字幕生成を自動化するツールです。簡単な文章を入力するだけで、AIが台本から画像、音声まで自動で動画を作成します。

具体的には、AI音声分析による自動字幕生成や、動画の無音部分を自動検出し削除など、多彩な機能を備えています。動画編集作業の効率化が期待できるでしょう。

ビジネス上では、SNS投稿用の動画生成や会社説明会用の動画編集・字幕付与などで活用できます。

5.ElevenLabs|テキストを自然な音声に変換

ElevenLabsは、AIを使用してリアルな音声を生成するサービスです。人間が読み上げているかのような、自然な音声を作り出せます。使用方法は簡単で、言語モデルを選択し、テキストを入力するだけです。生成された音声はMP3形式でダウンロードできます。

ElevenLabsの高度な技術を使って、動画へのナレーション追加に活用できます。また、IOSアプリでは、記事やPDFなどのテキストを音声で聞くことも可能です。

企業で活用する生成AIに迷ったらRimoがおすすめ!

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自社の課題解決に最適な生成AIを活用することで業務効率化を実現できます。

しかし、数多く存在する生成AIの中から自社に合うツールを選定して使いこなすには膨大な労力が必要です。

身近な業務から効率化を図りたい方や、業務効率化を図りたいが具体的な方法が思い浮かばずお悩みの方におすすめしたいのが、AI議事録ツール『Rimo Voice』です。

Rimo Voice』は、Web会議などの音声や動画をAIで文字起こし・要約するツールです。1時間の音声データをたった5分で議事録化します。

会議や打ち合わせなど多彩なシーンで活用が可能なため、さまざまな部署で活用が可能です。

負担を感じやすい議事録整理から業務改善を目指したい方は、ぜひ一度 『Rimo Voice』をご検討ください。

最終更新日: 2024 / 9 / 10

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