ChatGPTで音声の文字起こしは可能?方法とおすすめの代替ツール4選紹介します!

「ChatGPTで、会議の録音を文字起こしできないかな」
「音声ファイルを渡したら、文字起こしできないと言われた」
「文字起こししたデータを、ChatGPTでどう活かせばいいかわからない」
音声の文字起こしにChatGPTを使いたいと考えて、こんなお悩みはありませんか?ChatGPTは、無料版か有料プランかで、音声についてできることが変わります。
本記事では、ChatGPTで音声の文字起こしは可能なのかを詳しく解説します。あわせて、文字起こしの前後でChatGPTを活かす方法や、ChatGPT以外の代替ツール、ツール利用のメリット・デメリットも紹介します。
【本記事でわかること】
ChatGPTの無料版と有料プランで、音声の文字起こしについてできること
有料プランのChatGPTで音声を文字起こしする2つの方法と、無料版で音声を文字にする2つの方法
文字起こしの前後でChatGPTを使う方法(プロンプト例つき)と、ChatGPTの代わりのツール4選

ChatGPTで音声の文字起こしはできる?無料版と有料プランの違い

ChatGPTで音声ファイルを文字起こしできるのは、有料プランです。無料版のChatGPT単体では、音声ファイルを文字にすることはできません。
音声入力:すべてのプランで使えます。マイクのボタンを押して発言すると、話した内容が文字に変換されます。ただ、音声入力は、話した指示を文字にして送るための機能です。会議の音声を流しながら、その場で続けて文字にしていく使い方には向きません
音声ファイルの文字起こし:有料プランと、Business・Enterpriseなどの法人向けワークスペースで使えます(無料プランでは使えません)
会議の録音:Plus・Pro・Business・Enterprise・Eduプランの、macOS版のデスクトップアプリで使えます(詳しくは次の章で紹介します)
出典:Uploading files and audio to ChatGPT
※本文は2026年10月時点の情報です。使える機能はプランによって変わることがあるため、最新の情報はOpenAIのヘルプで確認しましょう。
無料版で、手元の音声や動画をもとにChatGPTに要約や議事録を頼みたいときは、まず別のツールで文字にします。その文字をChatGPTの入力欄に貼り付けてから、要約・校正・議事録作成などを頼みましょう。
有料プランの2つの方法は次の章、無料版で音声を文字にする方法はその次の章で紹介します。文字起こしの前後でChatGPTにできることと、会社の会議を入れる前に確かめたいこと、ChatGPTの代わりに使えるツールは、そのあとの章で紹介します。
なお、プログラムから使う開発者向けには、OpenAIの文字起こしのAPI(今は gpt-transcribe を推奨)や、オープンソースで公開されたWhisperもあります。プログラミングが要るため、本記事では扱いません。
有料プランのChatGPTで音声を文字起こしする2つの方法

有料プランでは、次の2つの方法で音声を文字にして、ChatGPTに要約や議事録づくりまで頼めます。無料版を使っている方は、次の章の方法を見てください。
出典:Uploading files and audio to ChatGPT
始める前に:使えるファイルの形式と大きさ
形式:WAV・MP3・M4A・FLAC・AAC・OGG のほか、音声だけの MP4・WebM
大きさ:1ファイル512MBまで
動画の MP4・WebM は、音声としてアップロードできません
とても長い録音は、途中で時間切れになることがあります
会議を録画した動画のまま文字にしたいときは、後の章で紹介する、動画ファイルに対応したツールを使いましょう。
方法①音声ファイルを添付して頼む
会話の入力欄からファイルを添付する
してほしいことを書いて送る(例:「この録音を文字起こしして、そのあと要約してください」)
返ってきた結果を見て、直してほしい所や追加の質問を送る
録音の中身について「リリースの期限について、どんな発言がありましたか?」のように質問することもできます。
方法②Macのアプリで、会議をその場で録音して要約する
Plus・Pro・Business・Enterprise・Edu プランでは、macOS 版のデスクトップアプリの「録音モード」で、会議や音声メモを録音し、文字起こしと要約を作れます。1回の録音は4時間までです。
ヘルプでは「英語で最もよく機能する」と案内されているので、日本語の会議では結果を確かめてから使いましょう。

無料版のChatGPTで音声を文字にする2つの方法

無料版では、音声ファイルを上げて文字起こしすることはできません。代わりに、次の2つの方法で音声を文字にして、ChatGPTに頼めます。
方法①入力欄のマイクで話して文字にする
無料版を含むすべてのプランで、入力欄のマイクのボタンを押して話すと、話した内容が文字になって入力欄に入ります(音声入力)。送る前に文字を直せるので、言い間違いや誤変換はその場で直しましょう。
音声入力は、話した指示を文字にして送るための機能です。会議の録音をまとめて文字にする使い方には向きません。
出典:音声入力 - FAQ
方法②別のツールで文字にした文章を貼って頼む
会議の録音を文字にしたいときは、先に後の章で紹介するツールなどで文字にします。その文章を入力欄に貼り付けて、要約や議事録づくりを頼みましょう。頼み方の例は、次の章の「活用法③要約・議事録作成」で紹介しています。
文字起こしをテキストやWordなどの文書ファイルにして、添付して渡すこともできます。無料版でアップロードできるのは、1日3ファイルまでです。
出典:Uploading files and audio to ChatGPT
文字起こしの前とあとにChatGPTでできる4つのこと

ここからは、文字起こしの前の準備にChatGPTを使う方法と、文字起こししたデータをChatGPTで活かす方法について解説します。
図のうち、ChatGPTを使うのは1・3・4の段です。2の文字起こしは、有料プランのChatGPTか、後の章で紹介するツールで行います。
辞書登録用の用語リスト作成
文章校正
要約・議事録作成
インタビュー記事作成
1つずつ見ていきましょう。
活用法①辞書登録用の用語リスト作成
ChatGPTは、文字起こしの前の準備に使えます。それが、専門用語を辞書登録するための用語リスト作成です。
社名・商品名・業界用語・社内の略語は、事前に登録していないと、文字起こしツールが正しく文字にしにくい言葉です。辞書登録に対応したツールなら、こうした言葉を登録しておくことで誤変換を減らせます。
ただ、用語を1つずつ手で登録するのは手間がかかります。次の3ステップで用語リストを作ると効率的です。
社内の用語集や、会議でよく出てくる言葉の一覧を用意する
ChatGPTに用語集を入力し、「読み」と「表記」の2列で出力させる
出力をCSVファイル(Excelなどで開ける、カンマ区切りの表のファイル)にして、文字起こしツールに一括で登録する
ChatGPTへの指示は、たとえば次のような形です。
以下の用語集を、「読み(ひらがな)」と「表記」の2列のCSV形式に変換してください。
(ここに用語集を貼り付け)
一括登録の方法やファイルの形式はツールによって違うため、使うツールの案内を確認しましょう。
最初からすべての用語をそろえる必要はありません。文字起こしで誤変換が出た言葉を、その都度リストに足していくと続けやすくなります。なお、日常的に使う言葉と同じ読みの単語を登録すると、かえって誤変換のもとになることがあります。
活用法②文章校正
ChatGPTに文字起こしを貼り付けて頼むと、誤字脱字や語尾の修正ができます。言い間違いを直したり、話し言葉を報告用のフォーマルな文章に修正したりできます。
ChatGPTへの指示は、たとえば次のような形です。
以下は会議の文字起こしです。誤字脱字と言い間違いを直し、「です・ます」の読みやすい文に整えてください。話の中身は変えないでください。
(ここに文字起こしを貼り付け)
ChatGPTを使えば、話し言葉のままの文字起こしを、読みやすい文章に整えやすくなります。
活用法③要約・議事録作成
文字起こしした文章を渡せば、ChatGPTで要約ができます。長い文章から大事な所だけを抜き出し、短くまとめる作業です。
会議を文字起こししたテキストを渡せば、要約して議事録の形に整えることもできます。指示は、たとえば次のような形です。
以下の文字起こしから議事録を作ってください。会議名・日時・参加者・決まったこと・未解決の課題・次にやること(担当と期限)の順に、箇条書きでまとめてください。
(ここに文字起こしを貼り付け)
有料プランなら、文字起こしを貼らずに録音ファイルを渡して、決定事項・未解決の課題・次のステップをまとめさせることもできます。
ChatGPTを用いた要約・議事録作成についてもっと詳しく知りたい方は、ぜひ以下記事をご覧ください。
関連記事:ChatGPTで文章を要約するやり方は?精度を上げるコツやおすすめプロンプトも紹介
関連記事:【無料】ChatGPTで議事録を自動作成!プロンプト付き|モデル比較と注意点も
活用法④インタビュー記事作成
ChatGPTでは、音声を文字起こししたデータを使って、インタビュー記事の作成も可能です。メディア等に掲載する記事の下書きとしても使えるでしょう。
指示は、たとえば次のような形です。
以下はインタビューの文字起こしです。冒頭に200字ほどのリード文を付け、見出しを3つ立てた記事にしてください。話し手の言葉づかいは残してください。
(ここに文字起こしを貼り付け)
このように記事の形を指定すると、思った形に近づけやすくなります。
その他、ChatGPTの詳しい使い方や、インタビューを効率よく文字起こしする方法を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:ChatGPTの使い方は?最新モデルGPT-5でできることや始め方、実践的な活用法を紹介
関連記事:インタビューを効率的に文字起こしする方法は?おすすめAIツール・アプリを紹介
会社の会議をChatGPTに入れる前に確かめたい2つのこと

有料プランでも無料版でも、会社の会議の音声や文字起こしをChatGPTに入れる前に、次の2つを確かめましょう。
誤りは残る:文字起こしには誤りが含まれることがあり、話した人の区別も正確でない場合があります。社名や数字は、元の録音と見比べましょう
学習に使われる設定:無料・Go・Plus・Pro プランは、「設定」→「データコントロール」→「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにすると、新しい会話が学習に使われません。Business・Enterprise・Edu は、初めから学習に使われません
ChatGPTの代わりに音声を文字起こしできるツール4選

ここでは、ChatGPTの無料版の代わりに、音声を文字起こしできるツール4選を紹介します。
無料版のChatGPTで音声ファイルを使いたいとき、動画のまま文字にしたいとき、長い会議をチームで残したいときは、ほかのツールが向いています。
Gemini・Googleドキュメントは無料で、Rimoは無料トライアルで、音声からの文字起こしを試せます。Microsoft Copilotは、使うアカウントやプランによって、使える音声機能が変わります(2026年10月時点)。
サービス名 | 区分 | 利用料 | 音声の入れ方 | テキスト編集機能 |
|---|---|---|---|---|
Microsoft Copilot | AIチャットボット | 無料(有料プランは月額:2,130円〜) | 音声入力(職場・学校のアカウント) | 〇※要約、校正、翻訳など |
Gemini | AIチャットボット | 無料(有料プランは月額:725円〜) | 音声入力・音声ファイル(無料は合計10分まで) | 〇※要約、校正、翻訳など |
Googleドキュメント | ドキュメントツール | 無料(法人契約は有料) | 音声入力 | 〇※校正(スペル・文法)、翻訳など。要約はGoogle AI Pro(月額2,900円)以上で |
Rimo | 文字起こし・議事録作成ツール | 月額:1,650円〜(要約はプロプラン:月額4,950円) | 音声・動画ファイル、オンライン会議の録画、スマホアプリで録音 | 〇※要約、ケバ取り(「え〜」「あの」を消す)、専門用語の辞書登録(法人プラン)など |
※料金は2026年10月時点の月払いの料金です。
出典:個人向け Microsoft 365 プランの Copilot
出典:Google AI Pro と Ultra で Gemini 3.1 Pro などにアクセス
ここからは、各ツールの特徴を1つずつ紹介します。
ツール①Microsoft Copilot

Microsoft Copilotは、Microsoftが提供している、Web検索もできるAIチャットボットです。無料版のほか、Copilotを使える個人向けの有料プラン(Microsoft 365 Personal など)があります。
職場または学校のアカウントでは、入力欄のマイクから話した内容を文字にする音声入力(ディクテーション)が使えます。個人のアカウントで使えるのは、声で会話する「Copilot 音声」です。音声機能は、サブスクリプションや地域によって変わります。
出典:Microsoft Copilot の音声機能の使用を開始する
PDFやWordなどのファイルを添付して、要約や質問を頼むこともできます。1回の会話で20ファイル、1ファイル50MBまでです。
ただ、2026年10月時点のヘルプの対応形式の一覧に、音声ファイルは入っていません。録音を渡したいときは、先に別のツールで文字にしておきましょう。
Microsoftは、Copilotにアップロードしたファイルの内容を、モデルの学習に使わないと案内しています。
出典:Microsoft Copilot でのファイルのアップロード
Microsoft Copilot | |
|---|---|
利用料 | 無料 |
音声の入れ方 | 音声入力(職場・学校のアカウント) |
添付できるファイル | 1回の会話で20ファイル、1ファイル50MBまで |
テキスト編集機能 | 〇※要約、書き換えなど |
出典:個人向け Microsoft 365 プランの Copilot
「Microsoft Copilot(旧:BingAI)の使い方は?始め方やChatGPTとの違いを比較」では、Copilotについて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
ツール②Gemini

出典:Gemini公式サイト
Geminiは、Googleが開発・提供しているAIツールで、Google検索の結果も踏まえて回答してくれます。Googleアカウントがあれば無料で使え、有料のGoogle AI Plus・Pro・Ultraもあります。
入力欄のマイクを使えば、話しかけて指示を入れられます。
無料版でも、音声入力に加えて、音声ファイルをアップロードして文字にできます。ファイルは合計10分まで(Google AI Pro・Ultraは合計3時間まで)、1ファイル100MBまでです。1回の指示に、ファイルを10個まで付けられます。
出典:Gemini アプリでファイルをアップロードして分析する
アップロードしたファイルをもとに、要約や分析も頼めます。やりとりは公開リンクを作って共有できますが、リンクを知っている人は誰でも読めるため、会社の会議の内容を共有するときは気をつけましょう。
Gemini | |
|---|---|
利用料 | 無料 |
音声の入れ方 | 音声入力、音声ファイルのアップロード |
音声ファイルの上限 | 無料:合計10分まで |
テキスト編集機能 | 〇※要約、分析など |
他ユーザーへの共有機能 | 〇※公開リンクで共有 |
出典:Google AI Pro と Ultra で Gemini 3.1 Pro などにアクセス
「Gemini(ジェミニ)の使い方を基礎から徹底解説!スマホ・PCでの始め方や便利な活用例も紹介」では、Geminiの使い方を詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
ツール③Googleドキュメント

文章を書く際によく使われるGoogleドキュメントですが、実は音声認識機能が搭載されています。
スマホでは、キーボードのマイク入力を使えば、話した内容をGoogleドキュメントに文字で入力できます。
PC版では、ブラウザ(Chrome・Edge・Safariの最新版)で音声入力が使えます。ドキュメントを開き、[ツール]→[音声入力]の順にクリックし、出てきたマイクのボタンを押すと始まります。
出典:音声で入力、編集する - Google ドキュメント エディタ ヘルプ
録音した音声をPCで再生してマイクに拾わせれば、Googleドキュメントで文字にできる場合もあります。ドキュメントに直接テキストデータが入力されていくので、入力の手間を減らしやすいのが魅力です。
ただ、Googleドキュメントに残るのは文字だけで、話した音声は保存されません。音声も残したい場合は、別に録音しておきましょう。
できたドキュメントは、相手ごとに「閲覧」「コメント」「編集」の権限を選んで共有できます。
Googleドキュメント | |
|---|---|
利用料 | 無料(Googleアカウント) |
音声の入れ方 | 音声入力(PCはChrome・Edge・Safariの最新版、スマホはキーボードのマイク) |
残るもの | 文字だけ(音声は保存されない) |
テキスト編集機能 | 〇※校正(スペル・文法)、翻訳など。要約はGoogle AI Pro(月額2,900円)以上で |
他ユーザーへの共有機能 | 〇※閲覧・コメント・編集の権限を選んで共有 |
「Googleドキュメントの文字起こし完全ガイド!無料でできる方法や注意点を紹介します」では、Googleドキュメントで文字起こしをする方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ツール④Rimo

Rimoは、音声から文字起こし・要約を自動作成できるAI議事録ツールです。リアルタイムの音声文字起こしだけでなく、音声ファイル・動画ファイルをアップロードして文字起こし・要約作成をすることもできます。
文字起こし・要約作成スピードも特徴で、会議終了後わずか5〜10分で文字起こし・要約作成が完了します。「え〜」「あの」といったケバを取ったり、法人プランでは事前に登録した専門用語を認識して文字にしたりできます。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webexと連携して、議事録を作成することもできます。
情報セキュリティの国際規格であるISO27001・ISO27017の認証を取得しているので、ビジネスで使う場合も、セキュリティの面から検討しやすいツールです。
そのほか利用料金等は以下の表にまとめているので、ぜひご覧ください。
Rimo | |
|---|---|
利用料 | 文字起こしプラン:月額1,650円 |
1ファイルあたりの時間の目安 | 5時間未満を推奨 |
1ファイルあたりの容量の目安 | 音声:1GB以下 |
テキスト編集機能 | 〇※要約(プロプラン以上)、ケバ取り、専門用語の辞書登録(法人プラン)など |
他ユーザーへの共有機能 | 〇 |
Rimo以外の文字起こしツールもくらべたい方は、「音声文字起こしアプリ・ソフト24選!無料で議事録を作成する方法も解説」もあわせてご覧ください。
文字起こしのAIツールを選ぶときに比べたい6つのポイント

文字起こしに利用するAIツールを選ぶ際には、以下6つのポイントで比較してみましょう。
文字起こしに利用するAIツールを選ぶポイント
音声認識の精度・辞書機能
AI要約機能
議事録編集機能の充実度
業務支援機能があるか
料金と利用の上限
対応言語
それでは、各ポイントについて詳しく解説します。
ポイント①音声認識の精度・辞書機能
ツールによって、音声認識の精度は異なります。特に音声認識は、人それぞれのしゃべり方・言語ごとの特性・専門用語などを正確に認識しなければならず、精度の違いが出やすい分野です。
どのツールでも精度は100%にはならないため、辞書機能があると助かります。専門用語や固有名詞を辞書に登録できるAIツールを選びましょう。
ポイント②AI要約機能
ツールに要約機能があれば、文字起こしをChatGPTに貼り付けて要約を頼む手間が省けます。ツールによって要約でできることが違うので、次の例から自分に要る機能があるかを確かめましょう。
AI要約機能の例
長文を要約できる
語尾(ですます調、である調など)を調整できる
重要箇所をマーカーや太字でハイライト表示できる
重要語句が出てくる回数を出せる
誰の立場で、誰に向けて要約するか(ペルソナ)を設定できる
要約用テンプレートがあり、指示文(プロンプト)を書かずに要約できる
要約文書の行数を指定できる
ポイント③議事録編集機能の充実度
議事録作成に活用する場合は、議事録編集に関する機能の充実度も重視しましょう。主な編集機能として、重要箇所のハイライトや、議題・検討事項・決定事項のリストアップがあります。
議事録編集機能が充実していると、議事録作成にかかっていた時間を減らしやすくなります。議事録の書き方を教える時間や、できた議事録を確かめる時間の短縮にもつながります。
ポイント④業務支援機能があるか
文字起こしや要約のみならず、業務支援機能があるかも、ツール選びでは重要です。例えば、参考資料の検索や、課題解決のためのアイデア出しまでできるAIツールなら、議事録を作ったあとの仕事にも役立ちます。
また、ネット検索を活用した回答生成だけでなく、社内データを参照して回答を生成できるツールもあります。社内検索機能として活用できるツールでは、顧客情報や過去の議事録などを参照して回答を得られるので便利です。
ポイント⑤料金と利用の上限
日々の仕事で使用するのであれば、料金プランが予算内かどうかも重要です。料金プランは、月額・年額で決まっているものや、使った音声の時間に応じて料金が変わるものなどがあります。
また、利用に関する制約がないかも確認しましょう。ファイル容量・音声の時間、利用時間などの制限が厳しいと、ビジネスシーンでは使いにくくなります。会議の長さや、月に録る回数を見積もり、その量が上限に収まるツールを選びましょう。
ポイント⑥対応言語
ツールごとに、対応している言語は異なります。本記事で紹介しているツールはすべて日本語に対応していますが、種類によっては日本語に対応していないため注意しましょう。
また、日本語に対応しているものの、英語と比べて正確に文字起こしできないケースもあります。特に、音が同じで複数の意味がある言葉(ほしょう、きこう、たいせい、など)は、文脈から漢字を推測しなければならず、ツールごとに精度の差が現れやすいでしょう。
さらに、専門用語をうまく文字起こしできないケースもあります。誤変換を減らす方法は、ポイント①の辞書機能を参考にしてください。
文字起こしにAIツールを使う3つのメリット

文字起こしにAIツールを使うメリットは、次の3つです。
文字起こしにAIツールを利用するメリット
速度と効率が向上する
コスト削減につながる
多言語に対応したツールもある
メリット①速度と効率が向上する
文字起こしにAIツールを利用する最大のメリットは、効率良く作業を進められることでしょう。人間がタイピングで文字起こしする場合、話す速さに入力が追いつかないため、音声の長さより何倍も時間がかかってしまいます。
しかし、AIツールを使用すれば、長い音声データであっても短い時間で文字起こしできます。また、要約や議事録作成も短い時間で進めやすくなります。
文字起こしに誤りがあっても、校正機能が付いていれば、ツール側である程度直せます。
関連記事:文字起こしのやり方は?早くする方法・コツやパソコンでの手順を解説
メリット②コスト削減につながる
AIツールを利用すると、人件費をはじめとしたコストを削減しやすくなります。人が文字起こしをする場合、会議のたびに担当者の作業時間が必要です。アルバイトや外部に頼めば、そのぶんの費用もかかります。
また、議事録作成となると、作成できる社員を育成する教育コストや、内容をチェックする社員の人件費もかかります。AIツールを導入すれば、議事録を書ける人を育てる手間や、確かめる人の人件費を減らしやすくなります。
もちろん、AIツールを商用利用する場合は、利用料がかかるケースがほとんどです。それでも、利用料を上回るコストを削減できる場合もあります。
メリット③多言語に対応したツールもある
AIツールには、英語・中国語・日本語・フランス語・ドイツ語など多言語に対応しているものもあります。
多言語対応しているツールでは、重要な指標発表や、記者会見、インタビュー動画などを文字起こしして、そのまま翻訳できるので便利です。
逆に、日本語のテキストを外国語に翻訳するのも可能です。外国人観光客向けの文章作成や、外国人向けHPの文書作成など、グローバルにビジネスをしていくうえで役立つでしょう。
関連記事:【無料あり】英語の文字起こしアプリ・ツールおすすめ21選!選び方やメリットも解説
文字起こしにAIツールを使う3つのデメリットと対策

コスト削減や業務効率改善などに役立つAIツールですが、利用にあたっては以下のようなデメリットも考えられます。
文字起こしにAIツールを利用するデメリット
利用料金がかかる場合がある
セキュリティ対策レベルはツールにより様々
人による最終チェックが必要
それぞれ、対策もあわせて紹介します。
デメリット①利用料金がかかる場合がある
AIツールによっては、利用期間やデータファイル容量ごとの利用料金がかかります。
仕事で使う場合は、基本的には有料版を使用するのがおすすめです。無料版では、精度やアップロードできるファイルの大きさ・時間に制限がある場合があります。
すぐに有料契約をするのが不安な場合は、無料トライアルのあるツールで試してみましょう。Rimoは、無料トライアルの始め方の手順で試せます。
複数ツールを比較して、精度や使い勝手で気に入ったものを導入するのがおすすめです。
デメリット②セキュリティ対策レベルはツールにより様々
AIツールごとに、セキュリティ対策レベルは異なります。会議音声や顧客情報が漏洩しないように、プライバシーポリシーやセキュリティ対策などを詳しく調べておきましょう。
具体的には、以下のポイントをチェックしておくのがおすすめです。
セキュリティ対策レベルに関するチェックポイント
ISO認証を取得しているか
プライバシーポリシーに、データの保管についての記載があるか
入力したデータがAIの学習に使われないか
関連記事:ChatGPTのセキュリティ・情報漏洩リスクは?安全に利用する5つの対策を紹介
デメリット③人による最終チェックが必要
どれだけ高精度のAIツールであっても、現状、100%の精度で文字起こしするのは困難です。音声文字起こしにミスが発生する原因として、以下のようなケースがあります。
音声文字起こしでミスが起こりやすいケース
同音異義語(体勢と耐性、石と意思など)の漢字を間違える
話す人が替わったのに聞き分けられず、2人の発言が1つの文になる
ケバ取りがうまくいかず、おかしな文章になる
上記のようなミスが起こってしまうため、最終的には人によるチェックが必要です。それでも、文字起こしから校正、最終チェックまでをすべて人の手でやるより、早く進められます。
誤りを減らすには、録音の段階から見直すのが近道です。文字起こしの誤りが多いときは、ツールの性能より先に、録音環境を疑ってみましょう。
誤りが増えやすいのは、次のような録り方です。
パソコン内蔵のマイクで、広い会議室の声を拾っている
録音機器が話す人から遠い
発言が重なったり、周りの雑音が入ったりしている
対面の会議なら、外付けのマイクを話す人の近くに置きます。オンライン会議なら、会議ツールの録画機能で録ると、音声が聞き取りやすくなります。
また、ツールによっては、その場で文字起こしするより、録音した音声ファイルをあとからアップロードするほうが精度が出やすいこともあります。前後の文脈を踏まえて変換できるためです。
関連記事:ボイスレコーダーできれいに録音したい!環境・話し方のコツを詳しく解説
音声の文字起こしから要約までをまとめて進めるなら『Rimo』

ここまで、ChatGPTの代わりに文字起こしできるツールの1つとして紹介したRimoは、日本語に特化したAI議事録サービスです。音声や動画のファイルから、文字起こしと要約までをまとめて作れます。
ファイルから文字起こし:録音・録画したファイルをアップロードして文字起こしできます
会議後すぐに要約:会議終了後わずか5〜10分で、文字起こしと要約が完了します
専門用語にも対応:専門用語や社内用語を辞書に登録して、文字起こしの精度を高められます(法人プラン)
オンライン会議と連携:Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webexと連携できます
AIによる要約は、プロプラン以上で使えます。プロプランは1週間無料で試せるので、文字起こし・議事録作成にお困りの方は、手元の録音で使い勝手を確かめてみてください。
ChatGPTでの文字起こしに関するよくある質問
Q. 無料版のChatGPTで、音声ファイルを文字起こしできますか?
できません。音声ファイルの文字起こしは、有料プランと法人向けワークスペースで使えます。無料版では、入力欄のマイクで話して文字にするか、別のツールで文字にした文章を貼って頼みましょう。
Q. 無料で音声を文字起こしする方法はありますか?
あります。本記事で紹介したGemini・Googleドキュメントは、音声入力を使って無料で文字起こしできます。Geminiは、合計10分までの音声ファイルも無料版で扱えます。
Microsoft Copilot で音声入力が使えるのは、職場・学校のアカウントです。
音声・動画のファイルから長い会議を文字にしたい場合は、Rimoのプロプランの1週間の無料トライアルで、文字起こしと要約を試せます。
Q. ChatGPTには、どんな音声ファイルを上げられますか?
有料プランなら、MP3・M4A・WAV などの音声ファイルを、1ファイル512MBまで上げられます。動画の MP4 は音声として受け付けないため、動画のまま文字にしたいときは、動画ファイルに対応したツールを使いましょう。
Q. 文字起こしの誤りを減らすには、どうすればよいですか?
専門用語や社名は、辞書登録に対応したツールで登録しておくと、誤変換を減らせます。ChatGPTで用語集を「読み」と「表記」の2列に変えておくと、一括登録の手間も減らせます。
録音の段階では、外付けのマイクを話す人の近くに置く、オンライン会議は会議ツールの録画機能で録るなど、聞き取りやすい音声で録ることも大切です。
まとめ
無料版のChatGPT単体では、音声ファイルの文字起こしができません。有料プランなら、音声ファイルを添付して文字起こしから要約・議事録まで頼めます。
無料版なら、入力欄のマイクで話して文字にするか、別のツールで文字にした文章を貼り付けて頼みましょう。
ChatGPTは、文字起こしの前の用語リスト作成と、文字起こししたデータの校正・要約・議事録作成・インタビュー記事作成に使えます。有料プラン・無料版のどちらでも、会社の会議を入れる前に、学習に使われる設定を確かめておきます。
ChatGPT以外のAI文字起こしツールを選ぶ際には、機能性だけでなく、料金や対応言語もしっかりとチェックしましょう。また、入力するデータの機密性が保てるか、セキュリティ対策に問題がないかも細かくチェックする必要があります。
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