【無料あり】Zoomで文字起こしをする3つの方法!保存方法やツールも紹介

「Zoomの会議の内容を、文字で残したい」
「Zoomの文字起こし機能は、どう設定すればいいの?」
「文字起こしを保存して、議事録に使いたい」
Zoomで会議や商談を行ったあと、内容を振り返るために文字起こしが必要となる場合があります。どうやって文字起こしすればいいのかと、お悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、Zoomの文字起こし機能の使い方を、設定方法から保存方法まで解説します。字幕は無料プランでも使えますが、文字起こしを保存できる機能は、プロ以上の有料プランで使う機能です。あわせて、高品質な文字起こしを求める方のために、外部の文字起こしツールと、精度を高めるポイントも紹介します。
【本記事でわかること】
Zoomで文字起こしをする3つの方法と、事前の設定
サブタイトル機能・フルトランスクリプト機能の使い方と、文字起こしの保存方法
Zoomの文字起こしに使えるツールと、精度を高めるポイント

【無料あり】Zoomで文字起こしをする3つの方法

Zoomで文字起こしする方法は、以下3つあります。
①Zoomのサブタイトル機能を使う
②Zoomのフルトランスクリプト機能を使う
③外部の文字起こしツールを使う
①と②はZoomに搭載されている機能で、Zoomの画面では、①は「字幕」、②は「文字起こし」という名前で出てきます。Zoomのサポートでは、②の文字起こしを有効にする条件を「プロ・ビジネス・エンタープライズのアカウント」としています。無料プランで使えるのは、①の字幕です。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
①サブタイトル | ②フルトランス | ③文字起こし | |
|---|---|---|---|
概要 | [Zoom搭載機能] | [Zoom搭載機能] | [外部ツール] |
特徴 | 発言のたびに表示。 | 会話の全文を表示。 | 自動話者分離・要約・ |
料金 | 無料プランで使える | 有料プラン | 有料(無料で |
リアルタイム | ○ | ○ | △(サービスによる) |
文字起こし | × | ○ | ○ |
サブタイトル機能は、音声を文字起こしすることができますが、テキスト化されたデータを保存できないので、気をつけてください。
文字起こし結果のデータを元に議事録などを作成したい場合は、フルトランスクリプト機能を使いましょう(プロ以上の有料プラン)。無料プランで記録を残したいときは、パソコンに録画して文字起こしツールに読み込ませる方法があります(③)。
Zoomで文字起こしをする前に必要な準備
Zoomでサブタイトル機能やフルトランスクリプト機能を使う前に、Zoomの設定を確かめておきましょう。以下3つの事前準備を順番に解説します。
Zoomのバージョンが適切か確認する
Zoomが正しく設定されているか確認する
ホストが字幕と文字起こしの設定をONにする
※この記事に載せたZoomの画面(設定・字幕・文字起こし)は、2026年5月のZoomの仕様変更より前のものです。ボタンやメニューの名前が、今の画面と違うことがあります。
1. Zoomのバージョンが適切か確認する
パソコンやスマホに入れているZoomアプリのバージョンを確認してください。文字起こし利用時に必要なバージョンは、以下の通りです。
Zoom デスクトップアプリ(Windows・macOS・Linux):グローバル必要最低バージョン以降
Zoom モバイルアプリ(Android・iOS):グローバル必要最低バージョン以降
グローバル必要最低バージョンは、Zoomが定める、使い続けるために必要な最低限のバージョンです。アプリは最新の状態に更新しておきましょう。
パソコンのZoomアプリでは、右上のプロフィール画像をクリックして開くメニューから、今のバージョンの確認と更新ができます。
なお最新情報は、Zoomサポート>ミーティングやウェビナーのホストとして自動字幕を管理するをご確認ください。
2. Zoomが正しく設定されているか確認する
ミーティング前にZoomアカウントで字幕と文字起こしの設定をONにする必要があります。
設定の手順:
1)ZoomのWebサイトにサインインします。画面左側に表示されている個人メニューから「設定」を選び、「ミーティング」タブをクリック。

2)「ミーティング内(詳細)」をクリックし、「自動字幕」と、ミーティングの文字起こしの設定をONにすれば設定完了です。
文字起こしをパソコンに保存できる人(ホストのみ・参加者全員など)や、自動で文字起こしを始める会議も、この設定の中で選べます。
2026年5月の仕様変更で、以前の「完全な文字起こし」「字幕の保存」の設定は、ミーティングの文字起こしの設定にまとめられ、字幕は保存できなくなりました。

3. ホストが字幕と文字起こしの設定をONにする
「自動字幕」とミーティングの文字起こしの設定は、会議を開く人(ホスト)のアカウントでONにします。ホストが「自動字幕」をONにしていなければサブタイトル機能は、ミーティングの文字起こしをONにしていなければフルトランスクリプト機能は使えません。ミーティングの文字起こしの設定は、プロ以上の有料プランで出てくる設定です。
ご自身がホストではない会議でサブタイトル機能やフルトランスクリプト機能を使いたい場合は、事前にホストへ2つの設定をONにしてもらうよう依頼しましょう。
フルトランスクリプト機能では、ミーティングの文字起こしの設定の中に、参加者が会議中に文字起こしを見られるようにする項目もあります。この項目がONになっているかも、ホストに確かめてもらいます。
【無料】Zoomのサブタイトル機能で文字起こしをする方法
ホストが「自動字幕」をONにしていれば、会議中にサブタイトル機能を使えます。ただし、ホストが字幕を使える人を絞っている場合は、ホストへ字幕を使いたいと依頼します。サブタイトル機能を使って文字起こしする手順は、次のとおりです。
1)字幕の設定画面を開く
画面下部の「詳細」をクリックし、メニューの「字幕」を選びます。画面下部に「字幕を表示」(「CC」と書かれたマーク)がある場合は、その横の三角形からも開けます。

2)字幕言語選択
字幕の設定画面が開いたら、字幕で表示したい言語を選択し(ここでは「日本語」を設定)、「保存」をクリック。ここで選んだ言語は、参加者全員の字幕に反映されます。

3)字幕表示を確認
画面下側に発言内容を自動でテキスト化した字幕が表示されます。テキストが表示されている字幕ボックスをドラッグ&ドロップして、表示される場所を移動することも可能です。

以上がサブタイトル機能を使った文字起こしの手順です。
Zoomのフルトランスクリプト機能で文字起こしをし、保存する方法
フルトランスクリプト機能は、会話の全文を画面の右側に表示する機能です。会議を開く人(ホスト)が、プロ以上の有料プランでミーティングの文字起こしをONにしている会議で使えます。文字起こし結果を保存できるので、保存先の確認についても説明します。
1)文字起こしを表示
画面下部の「詳細」を選択し、「文字起こし」をクリックします(以前の画面では、「字幕」の中の「全文の文字起こしを表示」です)。
ホストがクリックすると、文字起こしが始まります。ホスト以外の人がクリックすると、ホストに文字起こしを始めてもらうよう頼む画面が出ます。

2)フルトランスクリプト表示
画面右側にチャット形式で文字起こしされるフルトランスクリプト表示に切り替わります。これですべての会話をテキストで確認することができます。

フルトランスクリプト機能で出力した文字起こしを保存する方法
フルトランスクリプトで表示した文字起こしを保存する方法は、以下の手順です。
1)文字起こしを保存
ミーティング中に、文字起こしのパネルの下にある「文字起こしを保存」をクリック。
※「文字起こしを保存」をクリックしないと、ファイルは残りません。
※ボタンが見当たらない場合は、保存できる人(ホストのみ・社外の参加者を除く全員など)に自分が入っているかを、ホストに確かめてもらいましょう。

2)保存データの確認
「フォルダーで表示」をクリックして、保存した文字起こしファイルにアクセスします。

文字起こしファイルは、テキスト形式(.txt)で保存されます。

なお保存先は、ご自身のパソコン上の以下のフォルダーです。
Windows:C:\Users\[Username]\Documents\Zoom
Mac:/Users/[Username]/Documents/Zoom
Linux:home/[Username]/Documents/Zoom
参考:Zoomサポート>Using Meeting transcripts
Zoomの文字起こしは標準機能で足りる?ツールを使うメリットと選び方

Zoomのサブタイトル機能・フルトランスクリプト機能(以下、標準機能)だけで足りるかどうかは、会議の形や、文字起こしをあとから何に使うかによって変わります。議事録づくりまで効率化したい場合は、外部の文字起こしツールを使う方法もあります。
文字起こしツールとは、音声データ(会議やインタビュー、動画の内容など)をテキストデータに変換してくれるツールです。従来は人が手作業で行っていた文字起こし作業を、AIや音声認識などの技術を活用して自動化するため、作業時間を短縮しやすくなります。
文字起こしするだけでなく、話者分離や議事録作成、多言語対応などの機能を備えたサービスもあります。以下では、標準機能で足りる会議とツールが向く会議、ツールを使うメリット、比較ポイントを順に解説します。
Zoomの標準機能で足りる会議・ツールが向く会議
すべての会議で文字起こしツールを使う必要はありません。少人数の社内の定例で、その場で内容を確認できれば十分な会議なら、Zoomの標準機能で足りることもあります。
標準機能のままでよいか、ツールを使うかの分かれ目は、主に次の3つです。
参加の人数と形:参加者の多い会議や、1台のパソコンを複数人で囲んで参加する会議では、誰の発言かを分けられるツールが向いています
使う会議ツールの数:ZoomのほかにMicrosoft TeamsやGoogle Meetも使う場合や、対面の会議の記録もまとめたい場合は、1か所で管理できるツールが向いています
あとから使うかどうか:議事録をあとで検索したり、引き継ぎに使ったりするなら、記録を残して探せるツールが便利です
社外との会議や参加者の多い会議ではツールを使い、小規模な定例は必要に応じて使う、という使い分けもできます。
文字起こしツールを使うメリット
Zoomの標準機能を使う代わりに、外部の文字起こしツールを利用するメリットは以下の通りです。
精度が高いものがある:Zoomの標準機能より精度が高いツールもあります
機能が豊富:文字起こしのほかに、話者分離・議事録作成・翻訳などの機能を備えたツールがあります(下の表)
柔軟に利用できる:録音済みの音声・動画ファイル以外にも、Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsと連携した自動文字起こしを使えるツールがあります
機能 | 詳細 |
|---|---|
話者分離 | 誰が話しているのかを自動で判別し、発言者を特定する |
議事録作成 | 会議の内容を議事録形式に自動でまとめる |
翻訳機能 | 文字起こし結果を他の言語に翻訳できる |
業界や社内の用語を辞書に登録できるツールもあります。登録しておくと誤変換が減り、直す手間を減らしやすくなります。
文字起こしツールの比較ポイント
文字起こしツールを選ぶ際に確認したいポイントは、主に以下の4つです。
確認したいポイント | 詳細 |
|---|---|
Zoomとの連携 | ・Zoomと連携できれば、会議の記録と活用を |
文字起こしの精度 | ・音声認識の精度が悪い場合、自動文字起こしされた |
操作性 | ・便利機能が多くても、煩雑な操作が必要だと |
機能 | ・リアルタイム文字起こし・話者分離・共同編集・ |
使う目的や回数に応じて、どのポイントを重く見るかを決めます。無料トライアルがあるツールは、ご自身の会議で試してから選びましょう。
Zoomの文字起こしにおすすめのツール3選
数多くの文字起こしツールのなかから、ここではZoomの会議の文字起こしに使えるツールを3つご紹介します。会議の議事録作成やインタビューの書き起こしなど、さまざまなシーンで使える各ツールの機能や特徴を見ていきましょう。
『Rimo』
『Otolio』
『toruno』
より多くの文字起こしツールから比較したい方や、Teamsでの文字起こしの方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事: 音声文字起こしアプリ・ソフト24選!無料で議事録を作成する方法も解説
Teams文字起こしのやり方を徹底解説|Copilotとの違い・精度を上げるコツも紹介
『Rimo』

『Rimo』は、音声だけでなく動画の文字起こし・議事録作成にも対応しているAI議事録サービスです。PC・スマホの両方から使用することができ、会議終了後5〜10分ほどで文字起こしと要約が完了します。
文字起こしの際には「えー」「あー」といった言葉や余計な音を除去するので、読みやすい文章になります。
また自動要約機能(プロプラン以上)では、文字起こし結果から要点をピックアップし、テンプレートに沿った要約を生成します。
セキュリティ認証であるISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際規格「ISO/IEC 27001」と「ISO/IEC 27017」を取得しており、データは日本国内で保管され、AIの学習には使われません。
ツール名 | 『Rimo』 |
|---|---|
主な機能 | ・AIによる自動文字起こし・要約 |
特徴 | ・日本語の会話を専門用語まで認識する、日本語に特化したAI |
おすすめな人 | ・自然な日本語の文字起こしを求める方 |
料金 | 文字起こしプラン:1,650円/月 |
『Otolio』

画像出典:https://www.smartshoki.com/
『Otolio(オトリオ)』は、議事録作成の自動化・効率化を目的としたサービスです。旧サービス名は「スマート書記」です。
会議中にリアルタイムで文字起こしができます。会議が終わったら、すぐに録音を聞き直すこともできます。また自動で話者を分離するため、誰が何を発言したのかを確認しやすくなります。
ツール名 | 『Otolio』 |
|---|---|
主な機能 | ・AIによる自動文字起こし |
特徴 | ・ZoomやCisco Webexなど、多くのWeb会議ツールで、 |
おすすめな人 | ・会議中にリアルタイム文字起こしをしたい方 |
料金 | 初期費用+AIクレジット |
『toruno』

画像出典:https://toruno.biz/
リコーが提供する音声認識サービスで、会議を「文字起こし+録音+画面キャプチャ」で記録します。
画面キャプチャ機能を搭載しているのが特徴です。スクリーンに映し出された資料をメモしなくても、文字起こしと画面キャプチャを時系列順に整理して表示できるため、会議を振り返りやすくなります。
ツール名 | 『toruno』 |
|---|---|
主な機能 | ・AIによる自動文字起こし |
特徴 | ・Zoom・Microsoft Teams・Google Meet・Webexの |
おすすめな人 | ・スモールスタートで始めたい方 |
料金 | 個人:無料(会員登録後累計3時間) |
『Rimo』を使ってZoomの文字起こしをする手順
ここでは、『Rimo』の使い方を例に、Zoomの録画データを使って文字起こしする手順や便利機能について説明します。
Step1.Zoomの会話を録音・録画する
Step2.『Rimo』に録画データをアップロードして文字起こしする
Step3.文字起こし結果を確認する
便利機能1.Zoom録画の自動取り込み
便利機能2.Botによる自動録画
Step1〜3が文字起こしの手順で、便利機能1・2は、録画をアップロードする手間を減らせる機能です。
Step1.Zoomの会話を録音・録画する
Zoomにはミーティングを記録するレコーディング機能が搭載されています。レコーディングしたデータの保存先には、「ローカル保存」(自分のパソコンに保存)と「クラウド保存」(Zoomのサーバーに保存)の2種類があります。
それでは保存先ごとに録画方法を紹介していきます。

ローカル保存:
ローカル保存はZoomの無料ライセンスでも利用できる方法です。
Zoomのミーティング画面下メニューから「レコーディング」を選択すると録画が開始します。(選択肢が出る場合は「このコンピューターにレコーディング」を選択)
録画を終了すると自動でデータ変換が開始します。ミーティング終了後にコンピュータ内の保存先を選択するポップアップが表示されるので、保存先を選択しデータを保存しましょう。
▼Windows

▼Mac

クラウド保存:
クラウド保存はZoomの有料ライセンスのみ利用できます。
Zoomのミーティング画面下メニューから「レコーディング」をクリックし、「クラウドにレコーディング」を選択すると録画が開始します。
ミーティング終了後しばらくしてホスト宛にレコーディング完了メールが送られてくるので、メール内のリンクをクリック。
Zoom上に記録された動画が表示されるので、右上の「ダウンロードボタン」をクリックしてデータをダウンロードしましょう。

ZoomのWebサイトにサインインして「レコーディング」一覧からダウンロードすることもできます。音声のみのダウンロードも可能です。

Step2.『Rimo』に録画データをアップロードして文字起こしする
『Rimo』のアカウントを作ってログインし、「ファイルをアップロード」もしくは「アップロード」をクリック。

「ファイルを選択」もしくは「Drag & Drop」で、文字起こしをしたいファイルをアップロードします。Zoomの会議を文字にするだけなら、音声のみの「.m4a」のファイルを選びます。

Zoomの録画データは、動画を含めた「.mp4」形式と、音声のみの「.m4a」形式で保存されます。音声のみのファイルは、以下の場所にあります。
▼Windows

▼Mac

Step3.文字起こし結果を確認する
アップロードすると、自動で文字起こしが始まります。「音声解析中」の表示が消えたら文字起こしの完了です。文字起こし結果を確認しましょう。手動で文字修正する場合は「編集する」ボタンをクリックし、文字入力します。

便利機能1.Zoom録画の自動取り込み
会議の名前で条件を指定し、条件に合うZoom録画を自動で取り込むことができます。
本機能を使うと、Zoomのクラウドレコーディングが完了するのを待って『Rimo』にアップロードする必要がなくなるため、アップロードの手間を減らせます。


便利機能2.Botによる自動録画
Zoom会議に、『Rimo』の録画用の参加者(Bot)を招待すると、そのBotが会議を録画し、文字起こしします。Botによる録画は、プロプラン・チームプラン・法人プランで使えます。
OutlookカレンダーやGoogleカレンダーを『Rimo』と連携しておけば、カレンダーに入っているZoomミーティングの予定に、自動でBotを招待することもできます。

Zoomの文字起こしの精度を高めるポイント

Zoomのサブタイトル機能・フルトランスクリプト機能を使う場合でも、外部ツールを使う場合でも、音声認識の精度を高める工夫が必要です。
精度は、録る音声の質と、文字にする仕組みの両方で変わります。Zoomミーティングをテキスト化したい場合は、以下の4点に注意しましょう。
適切なボリューム・スピードで発言する
雑音の入りにくい環境を整える
性能の高いマイクを使用する
高精度の文字起こしツールを導入する
1. 適切なボリューム・スピードで発言する
AI音声認識技術は日々進歩していますが、人間の話し方によって精度が左右されます。
まず適度な音量で話すことが大切です。小さすぎる声は認識されにくく、逆に大きすぎる声は音声の歪みを引き起こす可能性があります。
次に適切な速度で話すことも重要です。早口すぎると単語が連なって認識エラーの原因となり、遅すぎると不自然な間が生じて文脈を誤解させる恐れがあります。
明瞭な発音と自然な会話のペースで話すことで、文字起こしの精度を高めやすくなります。
2. 雑音の入りにくい環境を整える
周囲の騒音は、音声認識の精度を下げる原因のひとつです。
エアコンのような室内の機器音・窓の外を走る車の騒音・隣室や廊下からの人の話し声など、さまざまな雑音が文字起こしの障害となります。これらのノイズは、AIが音声を正確に認識し、テキストに変換する過程を妨げ、誤変換や欠落を引き起こす可能性があります。
そのため、できる限り静かな場所を選びましょう。窓を閉める、人通りの少ない時間帯に会議を入れる、などで外からの音を減らせます。
3. 性能の高いマイクを使用する
高精度な文字起こしをするためには、マイクの性能も重要です。
高性能マイクは、背景ノイズを抑えつつ、話者の声を捉えやすくなります。ノイズキャンセリング機能が付いているマイクならば、よりクリアに録音しやすくなります。
また複数の話者がいる環境でも各話者の声を区別しやすくなり、話者分離の編集の手間を減らせることがあります。
なおマイクの設置位置も大切です。話者の口元から適切な距離にマイクを設置することで、より鮮明な音声を録音できるようにしましょう。
対面の会議を文字起こししたいときも、Zoomを立ち上げ、集音マイクをパソコンにつないで録る方法がおすすめです。Zoomの雑音を抑える機能が効くので、ICレコーダーやパソコンの内蔵マイクで直接録るより、きれいな音声を残しやすくなります。
対面の会議では、参加人数に合わせて機材を選びます。4〜5名ほどならスマホの内蔵マイクでも録れますが、10名以上の会議では、会議室の中央に集音マイクを置きましょう。
4. 高精度の文字起こしツールを導入する
AI技術を活用した文字起こしツールには、高い精度で文字起こしできるものがあります。
ツールを使うときは、録り方でも精度が変わります。同じ会議でも、録画・録音したファイルをあとからアップロードしたほうが、会議中にその場で文字にするより精度が出やすくなります。AIが会話全体を見て、前後の文脈から言葉を選び直せるためです。
正確に残したい会議は、Zoomのレコーディングで録っておき、そのファイルを文字起こしツールに読み込ませる方法がおすすめです。
Zoomの会議を文字にして残すなら『Rimo』

ここまで、手順を例に説明してきた『Rimo』は、Zoomの会議の文字起こしから要約までを、1つのサービスで進められるAI議事録サービスです。Zoomのレコーディングで録ったファイルを読み込ませて、文字起こしすることもできます。
Zoom録画の取り込み:会議の名前で条件を指定すると、条件に合うZoomの録画を自動で取り込めます
Botによる録画:『Rimo』の録画用の参加者(Bot)が会議に参加して、録画と文字起こしを行います(プロプラン・チームプラン・法人プラン)
辞書登録:専門用語や社内用語を辞書に登録しておくと、その言葉が正しく文字になりやすくなります
話者分離:声を登録しておくと(声紋登録)、発言ごとに誰が話したかを推定します
AI要約:文字起こしから要約を作成します(プロプラン・チームプラン・法人プラン)
プロプランには1週間の無料トライアルがあるので、Zoomの会議の録画で試してみてください。
Zoomの文字起こしに関するよくある質問

Zoomの文字起こしに関する、よくある質問とそれに対する回答を以下にまとめました。
Q. 無料プランでもZoomの文字起こしは使えますか?
字幕(自動字幕)は無料プランでも使えます。ただし2026年5月の仕様変更で、字幕は会議のあとに保存できなくなりました。会話を文字で残すミーティングの文字起こしは、Zoomのサポートで「プロ・ビジネス・エンタープライズのアカウント」が条件とされています。無料プランで記録を残したいときは、パソコンに録画したファイルを文字起こしツールに読み込ませる方法があります。
参考: Zoomサポート>Enabling or disabling meeting transcripts
Zoomサポート>Frequently asked questions about meeting captions and transcript updates (May 2026)
Zoom>プランと料金
Q. Zoomで表示した字幕は、ほかの参加者の画面にも出ますか?
字幕は、参加者がそれぞれ自分の画面で表示するかを選ぶため、自分が表示した字幕が、ほかの参加者の画面にそのまま出るわけではありません。
字幕の文字の大きさや色などの設定は、自分の画面にだけ反映されます。ただし、字幕の言語の選択は、参加者全員の字幕に反映されます。
参考: Zoomサポート>ミーティングまたはウェビナーで字幕を表示する
Zoomサポート>自動字幕を有効または無効にする
Q. Zoomのリアルタイム文字起こしに制限事項はありますか?
リアルタイムで文字起こしできる自動字幕の精度は、以下の要因に左右されることがあります。
背景の雑音
話者の声の音量や明瞭さ
地域やコミュニティ固有の語彙や方言
そのためZoom公式では、次のように推奨事項を掲載しています。
「このような制限があるため、規定遵守やアクセシビリティを目的とした音声認識サポートを必要とするミーティングやウェビナーでは、所定の正確度を保証できる手動の字幕作成やサービスを利用することをおすすめします。」
引用元:Zoomサポート>ミーティングやウェビナーのホストとして自動字幕を管理する
Q. 外国語で字幕を表示する方法はありますか?
Zoomの翻訳版字幕を使用すると、ユーザーはミーティングやウェビナー中の会話をリアルタイムで他の言語に自動翻訳し、字幕で表示できます。
たとえば話者が英語の場合、字幕をスペイン語・中国語・ウクライナ語などで表示することが可能です。
なお翻訳版字幕を表示するためには以下の前提条件があります。
Zoom デスクトップアプリ(Windows・macOS)がグローバル必要最低バージョン以降であること、またはZoom ウェブアプリを使っていること
ホストが Zoom Workplace のビジネスプラス・エンタープライズ系のプランに加入しているか、翻訳版字幕のアドオンを割り当てられていること(有料)
自動字幕または翻訳版字幕が有効になっていること

参考: Zoomサポート>字幕を他の言語で表示
Zoomサポート>翻訳版字幕を設定また有効にする
まとめ:Zoomでスムーズに文字起こしをしよう!

本記事では、Zoomで文字起こしをする方法について、3つの手法を紹介しました。
Zoomに搭載されているサブタイトル機能やフルトランスクリプト機能を活用すれば、リアルタイムで字幕を表示したり、保存した文字起こしをあとから確認したりできます。さらに外部の文字起こしツールを使えば、文字起こしから議事録づくりまでを効率化しやすくなります。
文字起こしを残さないならサブタイトル機能(無料プランでも使える)、残すならフルトランスクリプト機能(プロ以上の有料プラン)、議事録づくりまで進めたいなら文字起こしツールと、目的に合わせて選びましょう。文字起こしツールを試すなら、『Rimo』の無料トライアルから始めてみませんか。
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