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インタビューの質問リスト120個を公開!質問作りの方法やコツも紹介します

更新日: 2024/8/28 07:41
いまの会議、リモってた。
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「インタビューすることになったけど、質問内容が思いつかない」

「インタビュー相手によって質問内容を考えるのは大変」

「インタビューの質問の作り方がわからない」

インタビューするとき、このようなお悩みをお持ちではありませんか?

広報や人事担当者にとって、社員や顧客へのインタビューは重要な業務の1つです。

しかし適切な質問が思いつかなかったり、準備に時間がかかったりと「質問作成」に苦手意識を持つ方も多いでしょう。

そこで本記事ではインタビューに悩むあなたのために、以下の内容をまとめました。

本記事の質問例を使えば、インタビューの準備で悩む時間を大幅に減らせます。

さらにインタビュー後の面倒な文字起こしを、あっという間に終わらせる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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シチュエーション別!インタビューの質問例リスト

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インタビューでは毎回異なる相手やシチュエーションに合わせて、最適な質問内容を考える必要があります。

とはいえ自分ではなかなか質問内容が思いつかなかったり、相手が変わると質問内容を考え直したりと手間のかかります。そこで以下のようなシチュエーション別に、120個の質問を一気に紹介していきます。

こちらの質問はそのままインタビューに使えます。また、この質問からヒントを得て内容をアレンジできると、より具体的なインタビューになるでしょう。

社員インタビュー向けの質問例

自社の社員に向けたインタビューでよくある、3つのカテゴリについて質問例をまとめました。

社員にインタビューすると、仕事のやりがいやその会社で働く魅力について、就活生やステークホルダーへアピールできます。そのため、キャリアビジョンや企業の特徴を引き出せるような質問であるとよいでしょう。

社員向けのインタビューではリアルな声が聞けるので、同じ会社で頑張る仲間を身近に感じられ、社員のモチベーションアップにもつながります。

仕事内容とやりがい

仕事内容とやりがいの質問例は以下の通りです。

仕事に対する社員のモチベーションを知るチャンスです。

会社説明会や入社式で紹介したら、社会人として働く姿を想像しやすくなるでしょう。

入社の経緯と入社後の変化

入社の経緯と入社後の変化の質問例は以下の通りです。

入社の経緯をインタビューすると、今後の採用活動で企業の強みをアピールする際の参考になります。

また、社員の成長や変化を実感できる、よい機会となるでしょう。

キャリアビジョンと将来の目標

キャリアビジョンと将来の目標の質問例は以下の通りです。

自分がどんな未来を思い描いているのかを言語化してもらい、今後の仕事のモチベーションとしてもらいましょう。

社員のキャリアビジョンを達成するために、企業が何をすべきかも明確になります。

お客様の導入事例インタビュー向けの質問例

お客様に導入事例をインタビューする際は、以下の質問をおさえておきましょう。

商品の購入やサービスを導入してくれた顧客に直接インタビューできる機会です。

商品を選んだ理由や実際の使用感などを質問し、今後の認知拡大を目指すためのヒントとしましょう。

他社と比べた際の優位性や、購入・利用することでどんな未来を得られるのか具体的にイメージできるような質問がおすすめです。

商品・サービスに興味を持ったきっかけ

商品・サービスに興味を持ったきっかけの質問例は以下の通りです。

顧客が興味を持ったポイントを把握し、ニーズや課題を深掘りします。

今後の商品開発に役立てられるよう、詳しく聞かせてもらいましょう。

商品・サービスの調査や比較のポイント

商品・サービスの調査や比較のポイントの質問例は以下の通りです。

競合との差別化ポイントや顧客の評価基準を知るために、具体的に聞いてみましょう。

顧客の目線で他社と自社を比べてもらえる良い機会となります。

商品・サービス導入後の成果

商品・サービス導入後の成果の質問例は以下の通りです。

商品の購入を検討している人に向けて、成功事例を共有できるような質問にしましょう。

口コミは商品を選ぶ際に参考にする人が多いので、消費者にとって有益な情報となります。

採用面接向けの質問例

採用面接で最低でも聞いておきたい質問は以下の3つです。

優秀な人材を採用できるよう、就活生の人柄やスキルなどを見極めましょう。

自社で働いた際に、会社に利益をもたらす人材かどうかを判断するための質問が求められます。

また、就活生と企業のミスマッチを防ぐためにも聞いておきたい内容です。

経歴と経験、人物像

経歴と経験、人物像の質問例は以下の通りです。

就活生のバックグラウンドを理解した上で、長所と短所を把握します。

採用面接の導入で質問しましょう。

志望動機とキャリアビジョン

志望動機とキャリアビジョンの質問例は以下の通りです。

入社に対する本気度を確認できます。また、長期的なキャリアビジョンを聞くことで、成長度合いを予測できるでしょう。

問題解決能力と実務スキル

問題解決能力と実務スキルの質問例は以下の通りです。

就活生がどのような業務に向いているか、適応能力を確認できます。

実務スキルを把握し、教育カリキュラムの参考にしましょう。

新製品開発・市場調査インタビュー向けの質問例

新製品を開発する際には市場調査が必要不可欠です。以下の質問でニーズを把握しましょう。

インタビューは、既存顧客や一般の消費者を対象とします。

特に既存顧客に対しては、現在の製品と比較した内容をヒアリングできるため、潜在的な不満や課題を見つけ出せます。それを新製品に活かせるよう詳しく質問しましょう。

また、一般の消費者目線の意見は貴重なので、わかりやすく的確な質問が求められます。

現状の問題点と課題

現状の問題点と課題の質問例は以下の通りです。

顧客の不満を把握し、改善点を探る質問としましょう。自社製品の抱えている課題について、第三者目線で把握できます。

製品・サービスの利用状況、競合の評価

製品・サービスの利用状況、競合の評価の質問例は以下の通りです。

実際の使用感は競合分析に役立つ質問なので、ぜひ聞いておきましょう。

忖度のない意見は、今後の製品開発に活きてきます。

新製品への期待・要望

新製品への期待・要望の質問例は以下の通りです。

新製品の方向性を決定したり、顧客満足度を高めるヒントを得たりできるため、貴重な意見です。

顧客が何を期待するのか把握できると、その要望にピンポイントでアピールできます。

インタビューの質問を作成する4ステップ

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インタビューの質問を作成するステップを、以下の4段階に分けて解説します。

  1. インタビューの目的を決める

  2. 相手の情報を十分に調べる

  3. 質問を作成する

  4. 質問リストを事前に相手に送る

質問を作成する前の準備も大切です。具体的な手順を確認しましょう。

1. インタビューの目的を決める

インタビューする前に目的を決めておきましょう。

目的を定めると読者に伝えたいことが明確になり、それに沿ったインタビューがしやすくなるからです。

インタビューの目的は、具体的に以下のようなものが考えられます。

どのような目的でインタビューしたいのか、事前に整理しておきましょう。

また、誰にインタビューするかによって記事の方向性が定まりやすくなるため、インタビュー対象者の選定基準を決めておくのも効果的です。

例えば「仕事と育児の両立のコツを紹介して、社員が辞めにくい風土を作りたい」場合は、育休を取得し、復帰後も仕事を頑張るママさん社員にインタビューするとよいでしょう。

目的を決めることで、ゴールに向かってインタビューを進めやすくなります。

2. 相手の情報を十分に調べる

インタビュー対象者の背景や経歴など、事前にしっかり調べてからインタビューに臨みましょう。

直接話を聞ける貴重な機会なので、調べればわかる一般的な質問は避けましょう。場合によっては「こんなこともわからないのにインタビューしているの?」と、不快に思われるかもしれません。

公式ホームページや書籍などを参考にすると、対象者がどの分野で成果を挙げてきたのかわかるため、しっかり読み込んでおきましょう。

また、過去のインタビューやSNSは人となりがわかりやすく、一通り目を通しておくとアイスブレイクなどにも活用できます。

相手の情報がわかっているとインタビューしやすいため、準備に時間をかけましょう。

3. 質問を作成する

インタビューの質問を作る際は、以下を意識するとインタビューしやすくなります。

大前提として、インタビューの目指すゴールに向かえるような質問を考える必要があります。目的に沿った質問内容を考案できているか確認してください。

インタビュー中はいくつかのトピックに区切って質問すると、内容を整理しやすくなります。トピックごとに分類し、いくつか質問を用意しておきましょう。

また、インタビューをスムーズに進めるには、質問の流れが重要です。過去、現在、未来など相手が話しやすい順番で質問できるよう意識してみてください。

悩んだ際には質問例リストを活用しましょう。

4. 質問リストを事前に相手に送る

インタビューの質問を考えたら、あらかじめ相手に質問リストを送付しましょう。その際はテキストやPDFデータがおすすめです。

インタビュー対象者は、自分の考えを話すことに長けているとは限りません。事前に質問リストを送付しておくと当日までに回答を考えてもらえるため、スムーズにインタビューが進むでしょう。

回答がある程度できあがっていると、当日はそこからさらに深掘りした質問をするだけでインタビューが成り立ちます。

ただし、当日の話の流れや時間によってはすべての質問が予定通り進むとは限りません。当日に急遽、質問内容を変更する可能性がある旨は必ず伝えておきましょう

インタビュー対象者と目的や質問を共有することで、ゴールに向かいやすくなります。

インタビューの質問の作り方・コツ5選

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良いインタビューをするには一般的な質問例を活用するだけでなく、ぜひご自身で質問を作ってみてください。

インタビューの質問作成の方法やコツは以下の5つです。

これらを意識するだけで、より有意義なインタビューになります。

オープン/クローズド・クエスチョンを使い分ける

インタビューする際は、オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンを使い分けましょう。

オープン・クエスチョンとは、相手の想いや考えを、自由に思うまま回答してもらう質問方法です。質問例として以下のようなものがあります。

インタビュー対象者の考えを具体的に知ることができるため、オープン・クエスチョンをなるべく多めに用意するとよいでしょう。

クローズド・クエスチョンは「はい」や「いいえ」で答えられたり、回答が一言で完結したりする質問のことです。質問例として以下のようなものがあります。

こちらは事実確認に使用することが多く、今までのインタビューの流れを整理したい場合に有効です。

ただし、クローズド・クエスチョンを頻繁に使うと一方的なインタビューになりがちなので、多用はおすすめできません。

インタビューの流れに沿って質問方法を適切に使い分けられると、相手の伝えたいことをまとめやすくなります。

「6W2H」を具体的にする

インタビューでは、「6W2H」を意識して質問すると、内容がより具体的になります。

6W2Hとは、5W1Hに「Whom」と「How match」を加えた以下の8つです。

What(何を?):この製品の1番の魅力は何ですか?

Why(なぜ?):なぜこの製品を選んでくれたのですか?

Where(どこで?):どの市場に参入しようと考えていますか?

When(いつ?):このサービスをいつ知りましたか?

Who(誰が?):あなたが影響を受けた人物は誰ですか?

Whom(誰に?):この製品は誰に使って欲しいのですか?

How(どのように?):人生で困難があったとき、どのように解決しましたか?

How match(いくらで?):このサービスの価格設定はどう決定しましたか?

漠然と質問するのではなく具体的に質問することで、インタビュー対象者も答えやすくなります。

簡潔でわかりやすい質問にする

インタビューでは複雑な言い回しはせずに、簡潔でわかりやすい質問をしましょう。

インタビュー対象者は聞きたい内容に精通しているとは限りません。また、読者も専門家ではないため、難しい用語を使うと記事を最後まで読んでもらえない可能性があります。

どうしても専門用語や難しい用語を使わざるを得ない場合は、説明を補足してください。

複雑な質問は避け、シンプルな表現でインタビューを進めましょう。

質問は中立的な表現を心掛ける

インタビュー担当者は、あくまでも中立的な立場であることを心掛けましょう。

あらかじめ準備した質問やゴールに向かってインタビューを進めたくなりますが、それでは相手が本当に伝えたいことを取りこぼしてしまうかもしれません。

例えば「新商品は安いと思いますか?」ではなく「新商品の価格についてどのようにお考えですか?」といったように、主観的な表現や誘導的な問いかけではなく、中立的な言葉で質問しましょう。

必須の質問と予備の質問を準備する

インタビューは時間に限りがあったり、流れによって質問が変わってきたりと自分の思うようには進みません。

そこで、質問を2種類にわけて用意しておくのがおすすめです。

限られた時間を活用するには質問の優先順位を決めておき、聞き逃しのないよう順番に聞いていきましょう。

質問から派生してさらに面白い話が聞ける可能性がある一方で、思ったよりもパッとしないといったこともよく起こります。

なかなか話が膨らまない場合を想定して、予備の質問は多めに準備しておくと安心です。

もし十分な質問の数を思いつけない場合、以下リストも参考にしてみてください。

部門別インタビュー質問リスト【150選】

インタビュー文字起こしは『Rimo Voice』がおすすめ

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インタビュー中は相手の話に集中するためにメモは取らず、ICレコーダー等で録音するのが一般的です。

そのためインタビュー後に記事にする際は、インタビュー音声をテキストに変換する「文字起こし」が必要です。

しかし、音声をすべて人の手で書き起こすと膨大な時間がかかってしまいます。

そこで作業負担を減らすために多くのインタビュアーが導入しているのが「自動文字起こしツール」です。

特にAI文字起こしツール『Rimo Voiceは、AIを用いて高精度かつ高速で文字起こしができるため、従来と比べて大幅に時間が短縮されます。

Rimo Voice』の特徴は以下の通りです。

作業負担が大きくクリエイティビティが必要とされづらい文字起こし業務はRimo Voiceに任せることで、より本質的な業務に時間を割くことができます。

まずは無料トライアルから、ぜひ一度『Rimo Voice』を体験してみてください。


最終更新日: 2024 / 8 / 28

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