tl;dvの使い方を解説!実際に使ってみた感想や注意点、料金プランも紹介

「『tl;dv』が気になっているけど、どうやって使い始めればいいの?」
「海外のツールみたいだけど、日本語の会議でも使える?」
「無料プランでどこまでできるのか、料金も知りたい」
会議の録画や議事録づくりを楽にしたくて「tl;dv」を調べている方は、こんな疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、AI議事録ツール「tl;dv」の導入方法と主な機能の使い方を、実際に使ってみた感想・注意点とあわせて解説します。あわせて、メリット・デメリットや料金プラン、安全性も紹介します。
【本記事でわかること】
「tl;dv」の始め方(アカウント登録から設定まで)
主な6つの機能の使い方と、使ってみた感想・注意点
導入するメリットと、事前に知っておきたいデメリット
4つの料金プランの違い
安全性と、録画を始める前に参加者へ伝えたいこと

「tl;dv」とは?

「tl;dv」とは、AIを活用したオンライン会議録画・議事録生成ツールです。Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなど主要なWeb会議プラットフォームと連携し、会議の録画や文字起こし、要約を自動化します。
多言語対応により、日本語を含む30以上の言語で利用可能です。録画中のメモ追加やキーワード検索機能を備え、重要な発言をあとから確認しやすくなっています。
さらに、録画内容から重要な部分をクリップして共有でき、議事録作成や情報共有の手間を減らせます。
関連記事:【徹底比較】notta、tl;dv、tactiq... 話題のAI議事録作成ツールの出力結果を検証
「tl;dv」の導入方法・始め方
「tl;dv」を導入するには、まず公式サイトにアクセスし、画面の右上か、左側の説明文の下にある「無料体験を申し込む」のボタンをクリックします。

そうするとサインイン方法が表示されるので、利用規約とプライバシーポリシーへの同意の欄にチェックを入れ、GoogleかMicrosoftを選びましょう。「SSOで続ける」は、企業プランで会社のログインの仕組みとつないでいる場合に使います。

続いて、自動で記録する会議(例:カレンダー内のすべての会議)と、メモを共有する相手(例:すべての参加者)を選ぶ画面に切り替わるので、使い方に合うものを選びます。

その後、使用する言語や部署などを選択する画面に遷移するので、該当する項目を選択してください。

ここまできたら、「tl;dv」の拡張機能を追加するか、アプリケーションをダウンロードする画面に移ります。この画面の下の「スキップして後でインストール」を押して、あとから入れることもできます。
この記事では、Google MeetはChrome拡張機能、ZoomとMicrosoft Teamsはデスクトップアプリで録画する方法を紹介するので、使いたい会議ツールに合わせて選びましょう。

最後にシステム設定を変更し、「tl;dv」が正しく動作するか確認しましょう。PCの種類によって確認方法は異なるので、ご自身が使っているほうで確認してください。
Windows:設定の説明が画面に表示されるので、それに沿って設定する(説明を閉じてしまった場合は、「click here to see it again」をクリックすると、もう一度表示されます)
Mac:「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「アクセシビリティ」の順に選択し、「tl;dv」を許可する
ここまで完了したら、「tl;dv」を利用できます。
なお、サインインのあとの画面は2024年に撮ったものです。録画や管理の画面は英語表示ですが、今は日本語でも表示できるため、ボタンの名前が違うことがあります。
「tl;dv」の主な機能と使い方

ここからは、「tl;dv」の主な6つの機能を例に、具体的な使い方を解説します。今回解説する機能は次の通りです。
オンライン会議の録画機能
タイムスタンプ付きメモ機能
文字起こしと要約機能
キーワード検索機能
切り抜き動画の作成機能
共有機能
各機能の使い方に加えて、実際に使ってみた感想や注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オンライン会議の録画機能の使い方
録画機能の使い方は、「tl;dv」のChrome拡張機能でGoogle Meetの会議を録画する場合と、「tl;dv」のデスクトップアプリでZoomやMicrosoft Teamsの会議を録画する場合で異なります。
Google Meetの会議を「tl;dv」のChrome拡張機能で録画する場合は、まず会議を開始し、画面下部に表示される「tl;dv」ボタンをクリックしましょう。

すると、会議の主催者に、「tl;dv」の録画用アカウント(録画を担当する、tl;dv側の参加者)から参加の申請が届くので、「承諾」をクリックします。

承諾が完了すると、録画が開始されます。

録画を終了したい時は、画面左下にある「tl;dv ■」ボタンをクリックし、「Stop and save」をクリックしましょう。

録画した動画のデータは、「tl;dv」の管理画面から確認できます。

次に、「tl;dv」のデスクトップアプリでZoomまたはMicrosoft Teamsの会議を録画する場合は、デスクトップアプリを起動し、ZoomやTeamsの会議に参加した状態で録画を始めます。
デスクトップアプリで録る場合、録画用アカウントは会議に入らず、パソコンの音声をそのまま記録します。
以上が、「tl;dv」でGoogle MeetやZoom、Microsoft Teamsの会議を録画する方法です。
録画機能を使ってみた感想・注意点
Chrome拡張機能とデスクトップアプリのいずれも、シンプルな操作で録画を開始・停止できるため使いやすい印象でした。また、録画データが「tl;dv」の管理画面上に自動で保存されるため、どこに保存したか迷わずに済みます。
注意点としては、録画用アカウントで録画すると、会議に「tl;dv」の録画用アカウントが参加してくることが挙げられます(デスクトップアプリで録る場合は参加しません)。
突然知らないアカウントが入ってきて不審に思われないように、録画を始める前に、何のために録画し、誰に共有するかを参加者へ伝えておきましょう。
【感想と注意点まとめ】
・シンプルな操作で録画を開始・停止できる |
タイムスタンプ付きメモ機能の使い方
「tl;dv」のタイムスタンプ付きメモは、録画中にリアルタイムで追加できるほか、保存された動画データに後から追加することもできます。
録画中にメモを追加する方法は、「tl;dv」のChrome拡張機能とデスクトップアプリで同様です。録画中に表示されるメモ欄にテキストを入力し、右側のボタンをクリックするとタイムスタンプ付きメモが追加されます。
▼「tl;dv」Chrome拡張機能のメモ欄

▼「tl;dv」デスクトップアプリのメモ欄

追加したメモは、「tl;dv」の管理画面から見られる各録画データの「Notes」欄で確認できます。それぞれのメモをクリックすると、録画データの該当箇所から再生を始めることが可能です。

また、録画した動画の再生中に「Notes」欄の「+」をクリックすると、その時点にタイムスタンプ付きメモを追加できます。
メモ機能を使ってみた感想・注意点
会議の録画中に、チャットのような手軽な操作でタイムスタンプ付きメモを追加できるため便利だと感じました。録画した動画の再生画面で、あとからメモを追加・編集できる点も便利です。
ただし、削除したメモを元に戻す機能は見当たらなかったため、重要なメモを誤って削除してしまわないように注意しましょう。
【感想と注意点まとめ】
・チャットのように手軽にメモを追加し、再生画面で確認できる |
文字起こしと要約機能の使い方
文字起こしと要約機能は、「tl;dv」の管理画面上で利用できます。録画した動画を表示し、「Transcript」を選択すると、文字起こしが表示されます。

文字起こしの特定の箇所をクリックすると、その部分からの再生が可能です。

自動要約された内容は、画面の左側の「Notes」の欄にある「Smart topics」の下に表示されます。自分で追加したメモは、その下の「Manual notes」に並びます。

自動要約された文章をクリックすると、動画内の関連する箇所から再生が可能です。
文字起こしと要約機能を使ってみた感想・注意点
今回は、1分程度の発言を録画して文字起こしを試してみました。
出力されたテキストを見ると、「今日は会議録画ツールを。今日は会議録画ツールを使うことで、」や「これにより これにより、」など、同じ発言を重複して文字起こししている箇所がいくつかありました。
議事録としてまとめる際には、ある程度の修正が必要だと感じました。
AIによる文字起こしの仕上がりは、ツールの性能だけでなく、録音環境や発言の重なりにも左右されます。議事録にまとめるときの修正の手間を減らしたい場合は、次のような録り方を試してみてください。
パソコン内蔵のマイクより、外付けマイクやマイク付きイヤホンで話す
発言が重ならないよう、一人ずつ話すことを意識する
対面の参加者がいる会議では、録音に使う機器を話す人の近くに置く
要約機能については、発言内容が簡潔にまとめられている印象です。また、要約をクリックすると動画内の該当箇所から再生できるため、後から内容を振り返る際に便利だと感じました。
【感想と注意点まとめ】
・1分程度の試用では、同じ発言の重複など、文字起こしに一部修正が必要だった |
関連記事:Teams文字起こしのやり方を徹底解説|Copilotとの違い・精度を上げるコツも紹介
キーワード検索機能の使い方
「tl;dv」の検索機能は、特定の動画の文字起こしを対象にしたものと、全ての動画のタイトルや参加者の名前などを対象にしたものの2種類があります。
特定の動画の文字起こしを検索したい場合は、動画ページの右上にある検索アイコンをクリックしましょう。

検索欄にキーワードを入力すると、文字起こしの中から該当のキーワードを見つけられます。

「tl;dv」で録画した全てのデータを対象に検索したい場合は、画面左側のメニューから検索アイコンをクリックしましょう。

検索欄にキーワードを入力すると、タイトルや参加者の名前などに該当のキーワードが含まれている動画を検索できます。

検索欄の下部にあるメニューからは、会議が行われた日付など細かな検索条件を指定できます。

検索機能を使ってみた感想・注意点
検索欄にキーワードを入力するとすぐに結果が表示されるため、確認したい箇所をスムーズに見つけられました。また、全ての動画を対象とした検索ではキーワードだけでなく、参加者や日時などの条件も指定できるため便利です。
注意点としては、無料プランで全ての動画を対象に検索する場合、文字起こしは検索の対象にならない点が挙げられます。全会議の文字起こしをまとめて検索する機能は、PROプラン以上で使えます。
【感想と注意点まとめ】
・キーワードを入力するとすぐに検索結果が表示される |
切り抜き動画の作成機能の使い方
録画データの一部を切り抜いた短いバージョンの動画を作成したい場合は、録画データに追加したタイムスタンプ付きメモか、自動生成された要約にマウスのカーソルを重ね、出てきた「Create a clip」を選択しましょう。

切り抜き箇所の編集画面が表示されたら、緑の「<」と「>」マークを動かして開始点と終了点を指定し、「Save」ボタンをクリックします。

「Copy link」をクリックすると、切り抜いた動画の再生画面のURLがコピーされます。

切り抜き動画機能を使ってみた感想・注意点
タイムスタンプ付きメモや要約を元に、切り抜き箇所を簡単に指定できる点が使いやすいと感じました。また、実際の動画を再生しながら切り抜きの開始位置と終了位置を指定できる点も便利です。
注意点として、無料プランでは切り抜いた動画の共有方法がリンクのコピーのみに限られることが挙げられます。切り抜いた動画のダウンロードは、有料プランの機能です。
【感想と注意点まとめ】
・タイムスタンプ付きメモや要約から切り抜き箇所を簡単に指定できる |
共有機能の使い方
「tl;dv」で録画したデータと文字起こしを他のユーザーと共有したい場合は、画面右上の「Share」ボタンをクリックしましょう。

次に、共有したい相手のメールアドレスを入力し、権限を「Admin(管理者)」、「Editor(編集者)」、「Viewer(閲覧者)」から選択しましょう。
会社のアドレスの「@」から後ろ(ドメイン)を入れて、同じドメインのアドレスを使う人にまとめて共有することもできます。

右下の「Copy link」ボタンをクリックすると、URLがコピーされます。このURLを送ると、相手に動画と文字起こしを共有できます。

ユーザーを指定せず、リンクを知っている人全員に共有したい場合は、左下の「General access」の項目で「Anyone with the link」を選択してください。

共有機能を使ってみた感想・注意点
簡単な操作で共有のためのリンクを発行でき、ユーザーごとのアクセス権限も指定できる点が便利だと感じました。
ただし、初期設定の「People with access」のままでは、共有する相手側も「tl;dv」にログインする必要があります。
アカウントを持っていない相手に見てもらう場合は、「Anyone with the link」に切り替えます(リンクを知っている人は誰でも見られるようになります)。
録画した動画のダウンロードは、有料プランのみで利用できます。
【感想と注意点まとめ】
・リンクの発行で手軽に共有でき、アクセス権限も指定できる |
「tl;dv」のメリット

「tl;dv」を利用することで、以下のようなメリットが得られます。
無料で議事録作成を効率化できる
5,000種類以上のアプリと連携できる
30種類以上の言語に対応している
対面の会議にも対応している
SSO連携ができる
1つずつ詳しく見ていきましょう。
無料で議事録作成を効率化できる
「tl;dv」は、議事録作成の効率化に必要な基本機能を無料で提供しています。会議の録画から文字起こし、生成AIによる要約作成までを自動で行います(無料プランでAIによる要約を使えるのは10会議分まで)。
文字起こしで直したい箇所は、その文をクリックすると該当する場面から録画が再生されるため、その場で聞き直して確かめられます。
タイムスタンプを付けられるメモ機能や、該当箇所をすぐに確認できるキーワード検索機能、URLでほかのメンバーに届けられる共有機能も、無料で使えます(全会議の文字起こしをまとめて検索する機能は、PROプラン以上)。
費用をかけずに自分の会議で試せるため、初めてAI議事録ツールを使う方にも向いています。
5,000種類以上のアプリと連携できる
「tl;dv」は、PROプラン以上で、Notion、Google カレンダー、Slackを含む5,000以上のアプリと連携できます。無料プランで連携できるのは、メールとカレンダーです。
日常的に使用しているアプリケーションと組み合わせることで、転記などの手間を減らしやすくなります。
たとえば、HubSpotやSalesforceと連携すると、会議の内容を顧客管理の仕組み(CRM)に記録できます。システムへの入力漏れを減らし、顧客の情報をそろえやすくなります。
出典:tl;dv「インテグレーション・ホームページ -tl;dv」
30種類以上の言語に対応している
「tl;dv」は、日本語、英語、中国語をはじめとする30種類以上の言語に対応しています。日本の本社と海外拠点を結ぶオンライン会議など、複数の言語が使われる会議の記録にも使えます。
さらに、文字起こしをほかの言語に翻訳して共有できるため、海外のメンバーとも情報を共有しやすくなります。
操作画面も日本語を含む7つの言語に対応しています。問い合わせへの対応(カスタマーサポート)や、導入後に使いこなすための手伝い(カスタマーサクセス)は、東京を拠点とする日本チームが担当しています。
出典:tl;dv「Transcribe Zoom Calls & Translate Transcripts with tl;dv」
対面の会議にも対応している
「tl;dv」はオンライン会議だけでなく、対面の会議も記録できます。スマホで記録する場合は、モバイルアプリ(iOS・Android)を使います。モバイルアプリは、無料プランを含むすべてのプランで使えます。
パソコンの場合は、デスクトップアプリで記録できます。対面の会議では、周りの声をまんべんなく拾うマイク(無指向性マイク)を使うと、離れた席の人の声も録音しやすくなります。
出典:tl;dv「tl;dv Honest Review, What It’s Like When You Use It Every Day」
出典:tl;dv「tl;dv|AI議事録・録画・文字起こしツールで会議を効率化」
SSO連携ができる
「tl;dv」は、ふだん使っているGoogleアカウントやMicrosoftアカウントでログインできるほか、会社で使っているログインの仕組みとつなぐSSOにも対応しています。
SSOは企業プラン向けで、会社のセキュリティの決まりに合わせてアクセスやユーザーを管理できます。
出典:tl;dv「tldv Pricing: Start Free. Compare Plans & Features」
「tl;dv」のデメリット

便利な機能が多い「tl;dv」ですが、使う前に知っておきたい点もあります。
無料・PROプランでは専門用語を辞書に登録できない
文字起こしの確認・編集は会議のあとに行う
無料アカウントはデータの保存期間がある
録画用アカウントが参加できる会議ツールは限られる
こちらも詳しく見ていきましょう。
無料・PROプランでは専門用語を辞書に登録できない
「tl;dv」の無料プランとPROプランでは、専門用語を登録できる「カスタムボキャブラリー(カスタム単語辞書)」を使えません。この機能は、ビジネスプランから利用できます。
業界特有の専門用語や固有名詞などは、音声からの判別が難しいことがあります。無料プランやPROプランで専門性の高い会議の文字起こしを行う場合、後から手動で修正が必要になる可能性があります。
出典:tl;dv「tl;dv Honest Review, What It’s Like When You Use It Every Day」
文字起こしの確認・編集は会議のあとに行う
「tl;dv」では、文字起こしの全文は会議の終了後に管理画面で確認し、編集します。
会議中は、重要な箇所にタイムスタンプ付きのメモを残しておくと、主要な議題や決定事項を後から確認しやすくなります。
無料アカウントはデータの保存期間がある
無料プランでは、録画や文字起こしのデータの保存期間は、最長3か月です。
過去の会議を長く残しておきたい場合は、有料プランも検討してみてください(有料プランの保存期間は、料金ページで「カスタム」と案内されています)。
出典:tl;dv「tldv Pricing: Start Free. Compare Plans & Features」
録画用アカウントが参加できる会議ツールは限られる
「tl;dv」の録画用アカウントは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議に参加して録画できます。
Cisco Webexなどほかのツールの会議では、録画用アカウントを使えません。その場合は、デスクトップアプリで、パソコン上の会議をそのまま記録します。
出典:tl;dv「tl;dv Desktop App: Record Meetings Without a Bot」
対面の会議は、モバイルアプリからも記録できます(無料プランを含むすべてのプランで使えます)。
「tl;dv」のほかに、Chrome拡張機能で会議の文字起こしができるツールを見比べたい方は、「Tactiq」の記事も参考にしてください。
▶関連記事:【初心者向け】Tactiqとは?機能・メリット・使い方・安全性を解説
「tl;dv」の料金プラン

「tl;dv」には、以下4つの料金プランがあります。
無料
PRO
ビジネス
企業
それぞれのプランを比較しながら見ていきましょう。
無料
無料プランでは主に以下の機能が利用可能です。
Google Meet、Zoom、Teamsの会議を無制限に記録
30以上の言語に対応
AIによる会議の要約(AIメモを利用できるのは10会議分まで)
話者の自動認識
メール、カレンダーとの連携
無料プランには、使える期限がありません(録画や文字起こしのデータの保存期間は、最長3か月です)。 「tl;dv」を使い始めるなら、まずは無料プランからがおすすめです。
無料プランで試すときは、ふだんの会議を1本録画して、次の3点を見ておくと、使い続けるかどうかを決めやすくなります。
文字起こしを、議事録にするためにどれだけ直す必要があるか
要約が、そのまま議事録として使える仕上がりか
録画や要約を、共有したい相手に届けられるか
ほかのツールと比べる場合は、同じ会議の音声で比べましょう。会議が違うと、マイクや参加者の違いで結果も変わるため、正しく比べられません。
PRO
PROプランでは、無料プランに加え、以下の機能が利用できます。
AIによる会議の要約(AIメモ)は無制限
AI議事録テンプレートのカスタマイズ
5,000以上のアプリとの連携機能
全会議の文字起こしをまとめて検索できる機能
アップロードは無制限(無料プランは5件まで)
ほかのシステムとつなぐ仕組み(MCPサーバー、API、Webhook) など
月額料金は4,980円で、年払いであれば月あたり3,080円(年36,960円)になります。 小規模チームでの利用に向いています。
ビジネス
ビジネスプランでは、PROプランに加え、以下の機能が利用できます。
複数言語の文字起こし
カスタムボキャブラリー(専門用語の登録)
AIによる複数会議の分析
AIプレイブックモニタリング(決めた営業の進め方に沿っているかをAIが確かめる)
AIによるオブジェクションハンドリング(商談で出た反対意見への答え方の提案)
チーム管理とチーム全体で使える連携機能
月額料金は6,980円で、年払いであれば月あたり4,980円(年59,760円)になります。営業や顧客対応など、人数の多いチームでの利用に向いています。
出典:tl;dv「tldv Pricing: Start Free. Compare Plans & Features」(2026年10月時点)
企業
企業プランでは、会社ごとの要望に合わせて、次のような機能を使えます。
組織管理とスーパー管理者の役割
SCIMプロビジョニング・カスタムSSO
プライベートホスト型AI
専任サクセスマネージャー
カスタム請求書 など
価格については個別見積もりが必要となるので、まずは営業担当へ問い合わせてみましょう。
上記以外にも様々な違いがあるので詳しくは公式サイトを参照してください。
「tl;dv」の安全性について

「tl;dv」を運営する会社は、個人情報保護の決まりが厳しいヨーロッパに本社を置き、セキュリティへの取り組みを公式サイトで公開しています。
個人情報の保護:ヨーロッパ連合の「GDPR(一般データ保護規則)」に準拠
データセンター:Google Cloud Platform、AWS、Hetznerの施設で保管。どの施設も、ISO 27001などの外部の認証を1つ以上受けている
通信の暗号化:「tl;dv」への接続はすべてSSLで暗号化。暗号化されていない接続(HTTP)は、自動で暗号化された接続(HTTPS)に切り替わる
第三者の認証:SOC 2 Type IIを取得
AIの学習:会議の録画や文字起こしを、AIモデルの学習に使わないと明記
運営会社は、原則として録画データの中身を確認しませんが、サービスの改善や維持のために一部の個人情報を使うことがあります。
社外秘の話が出る会議で使う前には、公式サイトのプライバシーポリシーを読み、社内の情報管理の決まりで録画してよいかを確かめておきましょう。
録画を始める前に参加者へ伝えておきたいこと
「tl;dv」の録画用アカウントで録画すると、そのアカウントが会議に参加します。安心して使ってもらうために、会議の冒頭でひと言伝えてから録画を始めましょう。
「議事録を作るために、この会議を録画します。録画と議事録は、今日の参加者の皆さんにだけ共有します。よろしいでしょうか」
録画するときは、次の3点を守ると、参加者の不安を減らせます。
何のために録画し、録画や議事録を誰に共有するかを伝える
録画を始めたら、同意をもらったことをひと言で録画に残しておく
断られた場合は、その会議は録画しない
社外の方や個人のお客様が参加する会議では、会議の案内のメールにも、録画することを書いておきましょう。
「tl;dv」以外のAI議事録ツールなら『Rimo』
ここまで紹介してきた「tl;dv」は、会議の録画から文字起こし・要約・共有までを無料から試せるツールです。ほかのツールとも見比べたい方には、日本語の会議向けのAI議事録サービス『Rimo』も選択肢になります。

『Rimo』は、日本語の会話を文字起こしし、AIが要約まで作成します。法人プランでは、よく使う専門用語や社内用語を辞書に登録できます。
カレンダー連携:Google/Outlookカレンダーと連携し、会議の録画・文字起こしを自動化できます。録画する会議は、予定ごとに選べます
会議ツール:Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webexの会議に録画用のアカウント(Bot)が参加して録画・文字起こしします
会議のあと:会議終了後5〜10分で文字起こしと要約が完了し、AIチャットで会議の内容について質問できます
セキュリティ:データは日本国内のデータセンターで保管され、AIの学習には使われません。ISO/IEC 27001・27017を取得しています

項目 | 内容 |
|---|---|
サービス名 | Rimo |
運営会社 | Rimo合同会社 |
自動要約 | 可能 |
連携可能な会議ツール | Zoom、Microsoft Teams、Google Meet、Webex |
無料トライアル | プロプランを1週間無料で試せる |
主な機能 | ・Googleカレンダー/Outlook連携による録画管理 |
情報セキュリティ認証 | ISO/IEC 27001およびISO/IEC 27017を取得 |
まずは自分の会議で、使い勝手を試してみてください。
「tl;dv」に関するよくある質問
Q. 「tl;dv」は無料で使えますか?
無料プランがあります。Google Meet、Zoom、Teamsの会議を無制限に記録でき、AIによる要約(AIメモ)は10会議分まで使えます。録画や文字起こしのデータの保存期間は、最長3か月です。
Q. 日本語の会議でも使えますか?
日本語を含む30以上の言語の文字起こしに対応しています。操作画面も日本語を含む7つの言語に対応し、東京の日本チームがサポートを担当しています。専門用語を登録する「カスタムボキャブラリー」は、ビジネスプランから使えます。
Q. Zoom・Google Meet・Teams以外の会議も録画できますか?
録画用アカウントは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議に参加して録画できます。
Cisco Webexなどほかのツールの会議は、デスクトップアプリで、録画用アカウントを入れずに、パソコン上の会議をそのまま記録します。対面の会議は、モバイルアプリからも記録できます。
Q. 録画するとき、参加者に伝える必要はありますか?
「tl;dv」の録画用アカウントで録画すると、そのアカウントが会議に参加します。参加者が不審に思わないよう、会議の冒頭で、録画の目的と共有先を伝えてから始めましょう。
「tl;dv」を活用して議事録作成を効率化しよう
「tl;dv」は、会議の録画・文字起こし・要約を自動で行い、リンクで共有できるAI議事録ツールです。
使い方:録画・メモ・文字起こしと要約・検索・切り抜き・共有の6つの機能がある。録画はChrome拡張機能かデスクトップアプリで行い、メモは録画中にも追加できる。文字起こし・検索・切り抜き・共有は管理画面から使える
料金:無料・PRO・ビジネス・企業の4プラン。まず無料プランで試せる
注意点:録画用アカウントで録画すると、そのアカウントが会議に参加するため、録画の前に参加者へ伝える。無料・PROプランでは専門用語の登録ができない。無料プランはデータの保存期間がある
気になる方は、まずは無料プランから、ふだんの会議1本で試してみてください。
tl;dv以外も含めて自社に合うツールを探す場合は、タイプ別に30ツールを整理した次の記事も参考にしてください。
▶関連記事:【2025年最新】AI議事録自動作成ツール30選!タイプ別の選び方も紹介
文字起こしや議事録専用のアプリも合わせて検討したい方は以下の記事もご覧ください。
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