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【2026年版】AIチャットボット15選を比較|自社に合う選び方とおすすめツール

「問い合わせ対応に人手が足りず、同じ質問への回答に追われている」
「AIチャットボットを導入したいが、種類が多く、何を基準に選べばいいのかわからない」
「社外向けと社内向け、どちらのツールを比較すればいいのか整理できていない」
このように感じて、AIチャットボットの比較を始めた方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、社内・社外向け・社内外兼用のAIチャットボット15製品を、用途タイプ・回答方式・料金を軸に比較し、各製品の機能や対応チャネルも紹介します。選び方6つのポイントや、導入で失敗しやすい原因と対策もあわせて解説します。
自社の目的に合ったAIチャットボットを見極める際の判断材料としてご活用ください。
なお、社内の問い合わせ対応やナレッジ活用を目的にAIチャットボットを検討している場合は、自社資料をアップロードするだけで使える「Rimo ナレッジAI」もお試しください。
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【用途別】AIチャットボット15選の比較一覧表
15製品の特徴を、用途タイプ・回答方式・料金の目安で一覧にしました。まず全体像をつかんでから、気になる製品の詳細を確認してください。
サービス名 | 用途タイプ | 特徴 | 料金の目安 |
社内 | 自社資料をアップロードするだけで利用可能な社内特化型。参照元を示しながら回答する。 | 6,000円/人・月、法人プラン月5万円〜 | |
社内 | カテゴリ分類済みテンプレートを備え、ノーコードで立ち上げ可能な人事・総務向け。 | 非公開(初期費用0円) | |
社内 | PDF・Word・Excelの図表やグラフも認識し、RAGで高精度に回答する社内向け。 | 要問い合わせ | |
社内 | ドラッグ&ドロップのノーコード設計でシナリオ作成可能。 | 非公開(個別見積もり) | |
社内 | 社内資料やWebサイトを自動学習し、質問にチャット回答するAI型。 | 月20万円〜(初期構築費用25万円) | |
社外 | メール・電話・SNSなど複数チャネルを一元管理し、有人切り替えに強いCSプラットフォーム。 | $55〜/月・エージェント(年払い) | |
社外 | 質問意図を特定する独自技術を持つ国産CS特化型。FAQの表記ゆれ登録が不要。 | 非公開(個別見積もり) | |
社外 | シナリオ・RAG・生成AIを1パッケージ化。LINE・Web連携に強みを持つCS特化型。 | 要問い合わせ | |
社外 | Web接客ツールと一体化しており、チャットEFOでCVR改善を狙えるフォーム一体型。 | 要問い合わせ | |
社外 | 質問の意図を汲み取り言い換え対応に強み。FAQサイトと連携可能なAIエージェント型。 | 非公開(個別見積もり) | |
兼用 | シナリオ型・AI型・有人対応を1ツールで完結可能。生成AI回答の精度も高い多機能型。 | 要問い合わせ(初期費用0円) | |
兼用 | 専任チームによる伴走支援が手厚いFAQ検索システム。入力途中のサジェストも優秀。 | 非公開(個別見積もり) | |
兼用 | Web URL登録だけで最短5分で導入可能。小規模から始められる生成AI搭載型。 | 0円〜 | |
兼用 | シナリオ・AI・生成AIを組み合わせたハイブリッド型。質問の複雑さに応じて回答方式を変更可能。 | 9,800円〜(年間契約) | |
兼用 | FAQ・Web・社内文書を横断検索し、追加質問で意図を深掘りする対話型AIエージェント。 | 非公開(個別見積もり) |
※料金は2026年8月時点で各社公式サイトに公開されている内容をもとにしています。契約人数やオプションで変わるため、導入前に必ず公式サイトまたは問い合わせで最新情報を確認してください。
AIチャットボットとは|問い合わせ対応を自動化するAIツール

AIチャットボットとは、Webサイトやアプリ上でユーザーの質問にAIが自動で回答するツールです。人が対応していた定型的な問い合わせを自動化し、24時間対応と回答時間の短縮を同時に実現します。
この章では、AIチャットボットの基本を2つの観点から整理します。
AIチャットボットでできること
AIチャットボットは、単純なQ&A対応だけでなく、以下のような業務を代行できます。
業務 | 具体的な内容 |
|---|---|
よくある質問への自動回答 | 料金・仕様・手続き方法など、繰り返し発生する質問に即座に回答する |
有人対応への引き継ぎ | AIで解決できない質問を、担当者へスムーズに引き継ぐ |
社内文書を根拠にした回答 | 規程やマニュアルを読み込ませ、社内固有のルールに沿って回答する(生成AI型・RAG型の場合) |
リード獲得・フォーム代替 | 入力フォームをチャット形式に置き換え、離脱を防ぎながら情報を取得する |
利用状況の分析 | どんな質問が多いか、AIだけで解決できた割合はどれくらいかを可視化する |
対応できる範囲は製品によって大きく異なります。単純なFAQ対応に強いタイプもあれば、社内文書を横断検索して根拠つきで回答するタイプもあるため、自社が代行させたい業務に合わせて選ぶことが大切です。
FAQシステムやWeb接客ツールとの違い
AIチャットボットは、似た役割を持つFAQシステムやWeb接客ツールと混同されやすいツールです。3つの違いを整理すると、次のようになります。
種類 | 主な目的 | 回答の形式 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
AIチャットボット | 双方向の対話で疑問を解決する | チャット形式でAIが個別に回答 | 問い合わせ対応の自動化、有人対応の削減 |
FAQシステム | 質問と回答の一覧を検索できるようにする | ユーザー自身がキーワード検索して探す | 自己解決を促したいが対話までは不要な場合 |
Web接客ツール | サイト訪問者に能動的に働きかける | ポップアップ・バナーなどでの提案 | 離脱防止、クーポン訴求、行動喚起 |
FAQシステムは質問の言い回しが違うと目的の答えにたどり着けない場合があります。一方、AIチャットボットは、多少表現が違っても意図を汲んで回答できる特徴があります。
Web接客ツールは、ユーザーからの質問を待つのではなく、サイト側から能動的に情報を提示する点で役割が異なります。
AIチャットボットの種類|シナリオ型・AI型・生成AI型・RAG型の違い
AIチャットボットは、回答の仕組みによって大きく4つに整理できます。タイプによって、得意な質問の幅や導入時の準備量が変わります。
タイプ | 回答の仕組み | 得意な質問 | 代表製品 |
|---|---|---|---|
シナリオ型 | あらかじめ用意した選択肢やフローに沿って案内する | 手続き方法など定型的な質問 | GENIEE CHAT(一部機能) |
AI型 | 質問の意図を解析し、登録済みのQ&AやFAQから適切な回答を提示する | 言い回しが異なる定型質問 | KARAKURI chatbot、HiTTO、sAI Chat |
生成AI型 | LLMが質問内容や登録情報をもとに、回答文を生成する | 既存Q&Aだけでは対応しにくい幅広い質問 | ChatPlus、MOBI BOT、amie |
RAG型 | 社内文書やデータベースを検索し、その内容を根拠に生成AIが回答する | 社内規定やマニュアルなど自社固有の情報が必要な質問 | Rimo ナレッジAI、OfficeBot、Helpfeel Agent Mode |
シナリオ型は、事前に用意したフロー通りに案内するため、想定外の質問には対応しにくい一方、回答内容を厳密にコントロールできます。契約手続きや予約受付など、案内する内容を間違えたくない場面に向いています。
AI型は、質問の言い回しが多少違っても意図を汲み取り、登録済みのQ&AやFAQから回答を提示できる点が特徴です。FAQの網羅性や質問意図の認識精度が、回答品質を左右します。
生成AI型は、決まったQ&Aにない表現や複数条件を含む質問にも対応しやすい一方、参照情報を適切に管理しなければ、事実と異なる内容を回答するおそれがあります。
KARAKURIやHiTTOのように独自の自然言語処理エンジンで意図特定の精度を高めている製品もあれば、ChatPlusやTebotのように生成AIによる柔軟な回答を組み合わせている製品もあります。
RAG型は、関連する社内文書やデータベースを検索し、その内容を根拠に生成AIが回答する仕組みです。
質問を受けたときに社内文書やデータベースをまず検索します。その後、見つかった内容を根拠にして回答を作るため、社内固有のルールに沿った回答を作りやすくなります。
Rimo ナレッジAIやOfficeBotのように、社内資料のアップロードを起点にするサービスがこのタイプにあたります。
AIチャットボットの選び方6つのポイント

本記事で紹介する15製品を比較する前に、自社に合うAIチャットボットを見極めるための6つの視点を押さえておきましょう。
1. 導入目的に合った用途タイプを選ぶ(社外・社内・兼用)
まず、AIチャットボットを誰が使うかを決めましょう。用途タイプによって、比較すべき製品が絞られます。
社外向け:Webサイトの訪問者や顧客からの問い合わせに対応する。カスタマーサポートの効率化やリード獲得が目的
社内向け:従業員からの問い合わせに対応する。人事・総務・情報システムへの問い合わせ削減や、ナレッジ共有が目的
兼用:1つのツールで社外・社内どちらの問い合わせにも対応する。予算や運用担当者を1つに集約したい場合に向く
社外向けの問い合わせは「早く」「正確に」回答することが優先されるのに対し、社内向けは「自社固有の情報をどれだけ正確に反映できるか」が重視されます。
目的が混在したまま比較すると、機能の過不足が生まれやすいため、最初にどちらを優先するかを決めておくことが大切です。
2. 回答精度の仕組みを比較する(生成AI・RAG対応の有無)
回答精度は、AIの性能だけでなく、どの仕組みで回答を作っているかによっても変わります。
シナリオ型は、設計した分岐と回答内容の正確さが重要です。AI型は、FAQの網羅性や質問意図を正しく認識できるかが、回答精度を左右します。
一方、生成AI型・RAG型では、参照する資料の内容、更新頻度が回答品質に大きく影響する点に注意してください。社内文書を根拠にした正確な回答を重視する場合は、RAG型に対応しているかだけでなく、回答時に参照元を確認できるかもチェックしましょう。
製品ごとに、回答の根拠として使える情報の種類や更新方法が異なるため、自社の運用に必要な情報を正しく参照できるかまで確認しましょう。
3. 社内データの反映方法を確認する
自社の資料をどのように取り込めるかも確認してください。
確認したいポイントは、次の3つです。
取り込める形式:PDF・Word・Excel・PowerPointなど、自社が普段使っているファイル形式に対応しているか
反映の手間:フォルダごとアップロードするだけで済むか、Q&Aとして1件ずつ登録し直す必要があるか
更新の反映速度:資料を差し替えたとき、回答に反映されるまでにどの程度時間がかかるか
Rimo ナレッジAIやOfficeBotのように、既存のファイルをそのまま取り込める製品であれば、Q&Aを1件ずつ作り直す手間を減らせます。
一方、Q&Aを起点に回答を作る製品では、FAQの登録や分類が初期準備として必要になる場合があります。ただし、AI型でもFAQの自動生成やファイル取り込みに対応する製品があるため「AI型だからQ&A登録が必須」とは考えず、製品ごとの設定方法を確認しましょう。
4. 既存ツールとの連携範囲を確認する
AIチャットボットを既存の業務フローに組み込む場合は、普段使っているツールと連携できるかを確認しましょう。
連携先の種類 | 確認するポイント |
|---|---|
チャットツール | Slack、Microsoft Teams、LINE WORKSなどで、質問・回答できるか |
メッセージングアプリ | LINEでチャットによる問い合わせ・自動応答に対応できるか |
ファイル保存先・グループウェア | Google Drive、SharePoint、Boxなどの資料を検索対象にできるか |
メール・カレンダー | Gmail、Outlook、Googleカレンダーなどの情報を参照・検索できるか |
連携できるツールの数だけで判断せず「自社が実際に使っているツールと連携できるか」を基準にしてください。
5. サポート体制を比較する
AIチャットボットは、導入して終わりではなく、継続的な運用が必要です。サポート体制の手厚さは、製品によって大きく異なります。
例えば、sAI Chatは、専任のカスタマーサクセスチームによる伴走支援を特徴としており、KPI管理や利用率向上の施策提案まで対応します。Tebotも初期設定の無償代行サポートを提供しており、運用担当者の負担を抑えやすい設計です。
自社に運用専任の担当者を置けない場合は、サポート体制が手厚い製品を優先すると、導入後の形骸化を防ぎやすくなります。
6. 初期構築の手間とメンテナンス負荷を見極める
見落とされがちですが、初期構築とメンテナンスにかかる工数は、製品によって大きく異なります。
ノーコードで作れるか:ドラッグ&ドロップでシナリオを作成できれば、プログラミング知識がなくても構築可能
類義語・表記ゆれの登録が必要か:FAQで「退会」と「解約」のような言い換えを個別登録する必要があるか、自動で認識・候補生成できるか
精度が自動で改善するか:会話履歴から自動学習する仕組みがあれば、定期的なメンテナンス作業を短時間で済ませられる
導入直後の精度だけでなく「運用を続けるうちにどれだけ手間がかかるか」まで含めて比較すると、長期的なコストを見誤りにくくなります。
社内向け(ヘルプデスク・ナレッジ共有)のAIチャットボットおすすめ5選
まずは、社内の問い合わせ対応やナレッジ共有に向いている、社内向けの5製品を紹介します。
口コミが確認できたサービスには実際の評価も掲載しています。導入検討の参考にしてください。
1. Rimo ナレッジAI|自社資料を読み込ませるだけで使える社内特化型

Rimo ナレッジAIは、Rimo合同会社が提供する社内向けのAIチャットボットです。
社内資料をフォルダごとアップロードすると、AIが内容を解析します。従業員がチャット画面から質問すると、関連資料を横断して探し、参照元を示しながら回答します。資料をQ&A形式に作り直す前処理が不要なため、既存資料を活用して社内チャットボットを立ち上げたい企業に向いています。
総務・人事・情報システムへの定型的な問い合わせを減らしたい場合だけでなく、営業部門が過去の商談記録や提案書をチャットで検索したい場合にも活用できます。
【主な機能】
自社ナレッジの取り込み(フォルダアップロード、チャット・メール履歴からの自動ナレッジ化)
チャット形式での質問・回答と、散らばった情報の横断検索
自社フォーマットを踏襲した資料作成(提案書のたたき台など)
AIインタビューによる暗黙知の形式知化
「先月の大口顧客への対応方針は?」「PCが故障した場合はどこへ申請する?」のような質問をチャットに入力すると、関連する資料を横断して探し、参照元を示しながら回答します。
また、正確なキーワードを覚えていなくても目的の情報にたどり着くことが可能です。一部の担当者しか把握していなかったノウハウを、誰でも引き出せる状態に変えられます。
【対応チャネル・連携先】
Slack、Microsoft Teams、Gmail、Outlook、Box、Google Drive、SharePoint、Salesforce、Dynamics 365、Googleカレンダーと連携できます。既存の保存先を維持したまま検索対象に加えられるため、資料をすべて新しい場所へ移し替える必要がありません。
【料金プラン(税抜)】
プラン | 料金 |
|---|---|
チームプラン | 6,000円/人・月(1名から契約可能) |
法人プラン | 月5万円〜(要見積) |
無料トライアルも用意されているため、まずは気軽にお試しください。
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2. HiTTO|人事・労務などバックオフィスに強いテンプレート型

出典:株式会社マネーフォワード
HiTTOは、株式会社マネーフォワードが提供するAIチャットボットです。独自のAIエンジンを搭載し、事前にカテゴリ分類されたテンプレートを備えているため、シナリオ作成や類義語登録なしで運用を始められる点が特徴です。
人事・総務の担当者がテンプレートに沿って入力するだけで運用を始められるため、情報システム部門に頼らず現場主導で立ち上げられます。
人事・総務・情報システムなど、部門ごとの定型的な問い合わせ対応を効率化し、担当者の負担を減らしたい企業に向いています。
【主な機能】
事前カテゴリ分類による高精度AI応答
「サジェスト」機能によるあいまいな質問への対応(既存カテゴリへの回答追加が容易)
社内情報の一元管理・全社への情報流通
Office365/G Suiteアカウントでのユーザー管理
【料金プラン】
料金は非公開で、利用者数に応じた見積制です。初期費用は0円と公式サイトに明記されています。
【良い評判】
「よくある質問」などの貼り付けベースでのFAQでは、対応し切れない手続の案内など、より踏み込んだ 対応が可能。 |
|---|
【気になる評判】
表示した質問内容では該当がない場合には、チャットポットは終了となるが、質問者が知りたかった内容 を収集できる仕組みがあると改善、拡張に役立つ。 |
|---|
引用:ITトレンド「HiTTOの評判・口コミ」
3. OfficeBot|PDF・Word・ExcelをRAGで読み込む社内向け

出典:ネオス株式会社
OfficeBotは、ネオス株式会社が提供するRAG型のAIチャットボットです。
PDF・Word・Excelなどの本文だけでなく、図表やグラフを含むOCR・画像認識、テーブル構造の認識にも対応している点が特徴です。導入直後から高い精度で回答できるため、担当者が誤答を都度手直しする負担を抑えながら運用を始められます。
ユーザー数を増やしても料金が変わらない設計のため、全社員が利用する規程確認や情報検索の用途で力を発揮します。
【主な機能・特徴】
RAGによる高精度回答(初期から精度90%超)
OCR・画像認識(図表・グラフを含む)
SharePoint/OneDriveからの自動資料取得・RAG追加
【料金プラン(税抜)】
要問い合わせ
【良い評判】
社員からのよくある質問(休暇申請、経費精算ルールなどの社内システムの使い方)をOfficeBoxに 登録し、chatbotが質問回答してくれるようになったことで、問い合わせ対応の工数を大きく削減することが できました。 |
|---|
OfficeBotは、社内の問い合わせ対応を効率化し、従業員の生産性向上に貢献してくれるツールです。 自然言語処理による高度な回答精度により、自然な受け答えができるため、内容も頭に入ってきやすい です。 |
|---|
引用:BOXIL「OfficeBotの評判・口コミ」
4. PEP|プログラミング不要で運用できる社内問い合わせ特化型

出典:株式会社ギブリー
PEPは、株式会社ギブリーが提供する社内問い合わせ特化型のAIチャットボットです。独自の自然言語処理エンジンを搭載し、ドラッグ&ドロップでシナリオを作成できるノーコード設計が特徴です。
選択肢型(シナリオ型)と会話型(一問一答型)の両方に対応し、CRM・SFA・勤怠管理・経費精算ツールなどとAPI連携できます。
外部ベンダーに修正を依頼せずに済むため、現場の声を受けてシナリオをその場で更新でき、改善のスピードが上がります。
プログラミング知識を持つ担当者がいない企業や、シナリオを頻繁に見直したい企業にとって扱いやすいツールです。
【主な機能】
ドラッグ&ドロップによるノーコードシナリオ作成
選択肢型・会話型の両対応
有人チャット連携
CRM/SFA/勤怠管理ツールなどとのAPI連携
【料金プラン】
料金は非公開で、個別見積もりとなります。
5. amie|社内資料を自動学習し、検索と問い合わせ対応を効率化するAI型

amieは、既存の社内資料やWebサイトを学習データとして活用し、従業員からの質問にチャット形式で回答するAIチャットボットです。
シナリオやFAQを一から作成しなくても、資料をもとにチャットボットを立ち上げられる点が特徴です。就業規則や申請手順、製品仕様書などを登録しておけば、従業員は必要な情報をチャットで質問できます。
総務・人事への問い合わせを減らしたい企業だけでなく、営業・開発部門が図面や仕様書を探す時間を短縮したい場合にも向いています。
【主な機能】
社内資料・Webサイトの自動学習
対話検索エンジンによる曖昧な質問への回答
定期的な再学習による資料更新の反映
問い合わせ内容の分析・回答候補の確認
画像読解(OCR)への対応
【料金プラン(税抜)】
初期構築費用は25万円、月額費用は20万円〜です。30日間の無料体験も用意されています。
【良い評判】
amie AIチャットを導入したことで、業務時間外や土日でも、生徒・保護者からのよくあるご質問に自動で 対応できるようになりました。FAQと連携させることで、回答のスピードと正確性が向上し、電話やメールの 対応件数を減らすことができています。特に入塾前の問い合わせに即時対応できる点は、大きなメリット です。 |
【気になる評判】
AIの回答はFAQの設定内容に大きく左右されるため、質問によってはうまく回答できないこともあります。 また、管理画面でのFAQの編集や整理がやや使いづらく、情報の更新に時間がかかると感じる場面も ありました。導入時に、より手厚いサポートがあると安心です。 |
社外向け(カスタマーサポート)のAIチャットボットおすすめ5選
次に、顧客対応の効率化やリード獲得に向いている、社外向けの5製品を紹介します。
1. Zendesk AIサポートプラットフォーム|多言語対応と有人切り替えに強いCS特化型

出典:Zendesk
Zendesk AIサポートプラットフォームは、22,000社以上が選ぶカスタマーサービスプラットフォーム「Zendesk」に搭載された生成AI機能です。
メール・チャット・電話・SNSなど複数のチャネルを一元管理できるオムニチャネル対応が特徴で、AI Agentsによる自動解決と、解決できない場合の有人チャットへのシームレスな切り替えを両立しています。
オペレーターがチャネルごとに画面を切り替える必要がなくなるため、対応漏れや二重対応を防ぎながら、限られた人数でより多くの問い合わせをさばけるようになります。
海外を含む複数チャネルの問い合わせを1つの画面で管理したい企業や、有人対応との連携を重視する企業に向いています。
【主な機能】
AI Agentsによる自動応答・自動解決
メール、Webチャット、電話、LINE、Facebook Messengerなどのオムニチャネル対応
有人チャットへのシームレスな引き継ぎ
Agent Copilot(オペレーター向けAI支援)
【料金プラン(税抜・エージェント1人あたり月額)】
プラン | 年払い |
|---|---|
Suite Team | $55〜(月) |
Suite Professional | $115〜(月) |
Suite Enterprise + Copilot | 要問い合わせ |
無料トライアルは14日間で、Suite Professionalの全機能を試せます。
【良い評判】
使いやすさとカスタマイズ性が良いポイントだと思います。 特に気に入っているのは、カスタマイズオプションが豊富で、自分たちの業務フローに合わせて柔軟に調整 できる点です。 それに、レポート機能も強力でデータを分析しやすく、改善点を見つけやすいです。 |
|---|
【気になる評判】
特定の条件で絞り込むことが難しいことがあり、フィルタリングや検索の精度がもう少し細かく設定できる と便利だと思います。 |
|---|
引用:ITreview「Zendeskの評判・口コミ」
2. KARAKURI chatbot|有人チャット連携と精度改善に強い国産CS特化型

出典:カラクリ株式会社
KARAKURI chatbotは、カラクリ株式会社が自社開発したLLM「KARAKURI LM」を搭載する国産のカスタマーサポート向けチャットボットです。
高島屋などへの導入実績があり、質問意図を特定する独自技術に強みを持ちます。
類義語の登録を手作業で行う必要がないため、運用担当者は登録作業に時間を取られず、FAQの中身を磨くことに労力を回せます。
有人対応との連携を重視しつつ、類義語登録などの初期設定の手間を抑えたい企業に適しています。
【主な機能】
質問意図を特定する独自技術によるFAQ自動応答
生成AIによるナレッジ参照回答(従来AIで対応できない問い合わせに対応)
KARAKURI talk(有人チャットへのシームレスな引き継ぎ)
多言語翻訳機能
「解約したい」「退会したい」のように言い方が違っても、同じ意図の質問として認識して回答するため、FAQの表記ゆれを人手で潰し込む作業を減らせます。あらかじめ登録したFAQでは対応しきれない質問は、生成AIが社内のナレッジを参照して回答を組み立てます。
【料金プラン】
料金は非公開で、個別見積もりとなります。
【良い評判】
管理画面がかなり使いやすい。固まることも無く、チャットGPTを使用した質問ログ自動生成も最近かなり 性能があがり、会話カードを作ったり、日々のトレーニングが負担にならず、日常の業務をこなしながらも どんどん性能を上げていける。 |
|---|
【気になる評判】
会話カードの検索機能が全文一致なのか、会話カードのタイトルを覚えていないと会話カードに辿り着けない。 かなり多くのカードがあるので、タイトルを覚えるのは困難。 「問合せ」を「問い合わせ」と調べただけで検索に出てこないので、ある程度の表記の揺れにも対応して ほしいと思ってしまう。 |
|---|
引用:ITreview「KARAKURIの評判・口コミ」
3. MOBI BOT|LINE・Web連携に対応した顧客対応特化型

出典:モビルス株式会社
MOBI BOTは、モビルス株式会社が提供する顧客対応特化型のAIチャットボットです。
以下の5つの機能を1パッケージで提供しています。
シナリオ応答
表記ゆれに強いVector Search
複数のQ&Aを統合するRAG
生成AIアクション
Web検索
LINEとWebサイトを横断する問い合わせを1つの管理画面でまとめて確認できるため、チャネルごとに別のツールを見比べる手間がなくなります。
LINEでの問い合わせが多く、定型対応と複雑な問い合わせの両方を1つのツールでカバーしたい企業には検討の価値があります。
【主な機能】
シナリオ応答(定型的な手続き案内)
Vector Searchによる表記ゆれに強いFAQ検索
RAGによる複数Q&Aの統合回答
生成AIアクション(複雑な要件理解と手続き自動化)
【料金プラン】
・要問い合わせ
4. GENIEE CHAT|Web接客とリード獲得に強いフォーム一体型

出典:株式会社ジーニー
GENIEE CHATは、東証グロース上場の株式会社ジーニーが提供する、Web接客とチャットボットを一体化したツールです。
入力フォームをチャット形式に置き換える「チャットEFO」により、CVR(コンバージョン率)の改善を狙える点が特徴です。
入力途中で離脱しがちな長いフォームをチャット化することで、途中離脱による機会損失を防ぎながら、営業担当が対応すべき見込み客を効率よく拾い上げられます。
問い合わせ対応だけでなく、フォーム離脱やかご落ちによる機会損失を防ぎたいEC・BtoB企業におすすめです。
【主な機能】
チャットEFO(フォームのチャット化によるCVR改善)
かご落ち対策(離脱ユーザーへのリマインド送信)
有人チャット対応
資料請求フォームを「会社名は?」「ご予算は?」と1問ずつチャット形式で聞く設計に変えることで、長いフォームを最後まで入力せずに離脱していた見込み客を減らせます。かご落ち対策では、カートに商品を残したまま離脱したユーザーへ自動でリマインドを送れます。
【料金プラン】
・全プラン要問い合わせ
5. PKSHA ChatAgent|顧客の言い換え対応とFAQ連携に強いAIエージェント型

PKSHA ChatAgentは、顧客からの問い合わせに対して、質問の意図を読み取りながらチャット形式で回答するAIエージェントです。
FAQサイトの情報をもとに回答し、FAQサイトを更新するとチャットでの回答にも反映できるため、チャットボット用の回答を別管理する手間を抑えやすい設計です。
「退会したい」「契約を終了したい」のように、顧客ごとに表現が異なる質問にも対応しやすく、Webサイト上での自己解決率を高めたい企業に向いています。
【主な機能】
AIによる質問意図の理解と自動応答
類似質問・言い換え表現の自動生成
FAQサイトとの連携・回答内容の同期
在庫確認や入退会手続きなど、定型業務の自動化
未解決問い合わせの分析と改善施策の提案
【料金プラン】
料金は非公開で、個別見積もりとなります。
社内外兼用で使えるAIチャットボットおすすめ5選
最後に、社外・社内どちらの問い合わせにも1つのツールで対応できる、兼用タイプの5製品を紹介します。
1. ChatPlus|月額1,980円(税抜)から始められる多機能型
2. sAI Chat|伴走支援が手厚い次世代型FAQ検索システム
3. OPTiM AIRES|月額0円から試せる生成AI搭載型
4. Tebot|シナリオ型と生成AIを組み合わせたハイブリッド型
5. Helpfeel Agent Mode|社内外の曖昧な質問を対話で深掘りするAIエージェント型
1. ChatPlus|月額1,980円から始められる多機能型

出典:チャットプラス株式会社
ChatPlusは、チャットプラス株式会社が提供するAIチャットボットです。シナリオ型・AI型・有人チャットをすべて1ツールで運用でき、AI AgentPlus機能では生成AI回答精度98%を掲げています。
定型対応から複雑な問い合わせまでを1つの管理画面で完結できるため、複数ツールを併用する運用コストを抑えられます。
小規模からスモールスタートし、必要に応じて機能を拡張していきたい企業との相性が良いツールです。
【主な機能】
シナリオ型+AI型+有人チャットの切り替え運用
生成AI回答(AI AgentPlus機能)
Q&A自動生成、AI分析レポート
24時間365日対応
【料金プラン(税抜)】
・要問い合わせ
初期費用は全プラン共通で0円、無料トライアルは10日間です。
【評判】
顧客から同一の内容の問い合わせが入ることが多く、頻繁に入る問い合わせに関しては解決方法のFAQを用意しましたがそれでも一定数の問い合わせが発生し続けていました。それが、Chatプラスを導入して以降、有人問い合わせの前段階でChatプラスを挟んだことで同一内容の有人問い合わせを80%以上カットすることができ、問い合わせ対応業務の大幅な効率化ができました。 |
|---|
引用:BOXIL「ChatPlusの口コミ」
2. sAI Chat|伴走支援が手厚い次世代型FAQ検索システム

出典:株式会社サイシード
sAI Chatは、株式会社サイシードが提供するAI型のチャットボットです。導入時から精度95%以上を掲げ、専任のカスタマーサクセスチームによる継続的な運用支援を受けられます。
AIチューニングの専門知識がない担当者でも、カスタマーサクセスチームに相談しながら改善を進められます。
運用担当者だけでは改善サイクルを回しきれない企業や、継続的な伴走支援を求める企業にとって心強い存在です。
【主な機能・特徴】
導入時から精度95%以上のAI回答
入力途中の質問候補サジェスト表示
デザイン・サイズのカスタマイズ
KPI管理・利用率向上施策の提案
【料金プラン】
料金は非公開で、Starter・Standard・DXの3プラン構成による個別見積もりです。
【良い評判】
テキスト検索は部分一致とAI検索が併用され、カテゴリ検索や条件分岐など、自由度の高いツールだと 感じます。 レポート機能も充実しており、各ステータスの傾向把握や打ち手の検討に有効です。 |
|---|
【気になる評判】
シンプルで使いやすいですが、もう少し色んな機能が増えても面白いと思います。 企業らしさがでるデザインとかにできたへ嬉しいです。 |
|---|
引用:ITreview「sAI Chatの評判・口コミ」
3. OPTiM AIRES|月額0円から試せる生成AI搭載型

出典:株式会社オプティム
OPTiM AIRESは、東証プライム上場の株式会社オプティムが提供するAIエージェント型のチャットボットです。
WebページのURLを登録するだけでサブページまで自動クロールし、最短5分で導入できる手軽さが特徴です。無料の範囲で社内の理解を得てから有料プランへ移行できるため、稟議を通す前に効果を確かめやすくなっています。
初期費用をかけずに生成AI型のチャットボットを試したい企業や、小規模から始めたい企業が検討しやすいでしょう。
【主な機能】
WebページURL登録(サブページ自動クロール対応)
ドキュメントアップロード(PDF・Office形式対応)
Q&Aデータベース管理(CSV一括インポート対応)
OCR機能・ダッシュボード分析
【料金プラン(税抜)】
プラン | 月額 | チャットボット数 | 月間間質問回数 |
|---|---|---|---|
フリー | 0円 | 2 | 100 |
ライト | 50,000円 | 2 | 5,000 |
カスタム | 65,000円〜 | カスタマイズ可 | カスタマイズ可 |
4. Tebot|シナリオ型と生成AIを組み合わせたハイブリッド型

出典:株式会社アノテテ
Tebotは、株式会社アノテテが提供するAIチャットボットです。シナリオ・AIマッチング・生成AI回答などを組み合わせられ、質問の複雑さに応じて使い分けられる設計になっています。
問い合わせの複雑さや予算の変化に合わせてプランを切り替えられるため、小さく始めて必要な分だけ機能を追加していけます。
料金を抑えながら生成AI型の回答も試したい企業や、質問の複雑さに応じて回答方式を使い分けたい企業に適しています。
【主な機能】
シナリオ型回答(大量の定型問い合わせ対応)
AIマッチング回答(やや複雑な問い合わせ対応)
生成AI回答(URL・PDFアップロードによる専門知識の自動学習)
有人チャット対応・分析レポート機能
手続き案内のような定型質問はシナリオ型で確実に回答し、それ以外の質問はURL・PDFから学習した生成AIが答えるというように、1つの管理画面で使い分けられます。生成AIが回答できなかった場合にオペレーターへ引き継ぐ設定も可能です。
【料金プラン(年間契約の場合の月額料金)】
プラン | 月額 |
|---|---|
シナリオプラン | 9,800円 |
Q&Aプラン | 45,000円 |
生成AIプラン | 80,000円 |
エンタープライズ | 個別見積 |
初期費用は0円で、無料トライアルは14日間です。初期設定の無償代行サポートも用意されています。
【評判】
チャットボットを提供するサービスが数多くあるなか、生成AIの型チャットボットがこの価格で利用できる Tebotは他社のサービスと比較してとても魅力的でした。 また、余計な機能を持たず構造がシンプルであることも、AIに不慣れな担当者にとって操作しやすく良かった 点です。 |
|---|
引用:BOXIL「Tebotの口コミ」
5. Helpfeel Agent Mode|社内外の曖昧な質問を対話で深掘りするAIエージェント型

出典:株式会社Helpfeel
Helpfeel Agent Modeは、FAQ・Webサイト・社内文書を横断して参照し、ユーザーの質問にチャット形式で回答する対話型AIエージェントです。
社外のカスタマーサポートだけでなく、社内ヘルプデスクや営業資料の検索にも活用できます。社内用・社外用のどちらかに限定せず、問い合わせ窓口をAIで整備したい企業に向いています。
独自の意図予測検索により、ユーザーが正確なキーワードを入力できなくても、質問の意図に近い情報を探し出せる点が特徴です。
【主な機能】
FAQ・Webサイト・社内文書の横断検索
チャット形式での追加質問・条件の深掘り
回答の参照元・出典ファイルの確認
PDFや画像に対応するOCR機能
検索傾向の分析とナレッジ改善支援
【料金プラン】
料金は非公開で、個別見積もりとなります。無料デモ・トライアルの詳細は問い合わせが必要です。
AIチャットボットの料金相場と費用対効果の考え方
ここでは、AIチャットボットの費用の目安と費用対効果の考え方を整理します。
初期費用・月額費用の目安
チャットボットの料金は、社内向け・社外向けといった用途よりも、AIの有無や搭載する機能によって大きく変わります。
BOXILが2026年に主要26サービスを調査した結果では、月額固定料金を公開している8サービスの中央値は月額24,000円でした。一方で、26サービスのうち14サービスは月額料金を「要問い合わせ」としており、実際の費用は利用規模や機能によって大きく異なります。
出典:BOXIL「【料金比較表】チャットボットの費用相場は月額24,000円 主要26サービス調査」
料金相場をチャットボットのタイプ別に見ると、次のとおりです。
タイプ | 初期費用の目安 | 月額費用の目安 |
シナリオ型・AI非搭載型 | 0〜10万円程度 | 数千円〜5万円程度 |
AI搭載型 | 10万〜100万円程度 | 10万〜50万円程度 |
シナリオ型などAIを搭載しないチャットボットは比較的低価格で導入できる一方、AI搭載型は初期設定やデータ整備、高度な機能などによって費用が高くなる傾向にあります。
ただし、生成AIやRAG、外部システムとの連携、有人対応への切り替えなどを利用する場合は、上記の相場を超えることもあります。
また、本記事で紹介している15製品にも料金非公開・個別見積もりのサービスが多いため、相場は予算を決める際の目安として捉えましょう。最終的には必要な機能や利用人数を整理したうえで各社から見積もりを取ってください。
オプション機能とサポート費用の内訳
基本料金だけで比較すると、導入後に想定外の費用が発生する場合があります。確認しておきたい主な内訳は、次のとおりです。
費用の種類 | 具体的な内容 |
|---|---|
連携オプション | CRMやIVR(音声自動応答)など、外部システムとの接続が別料金になっているケース |
成果報酬型の費用 | フォームのチャット化などにより、CV数に応じて費用が変動するケース |
利用件数に応じた従量課金 | 自動応答の件数が一定数を超えると、追加費用が発生するケース |
初期構築・研修費用 | 初期費用として、初期設定や運用研修の支援がまとめて含まれるケース |
基本プランの月額だけでなく「自社の利用規模でオプションがどこまで必要か」まで含めて見積もりを取ることが大切です。
人件費との比較でROIを計算する方法
AIチャットボットの費用対効果は、AIによって削減できる問い合わせ対応の人件費と、ツールの月額費用を比較すると簡単に確認できます。
計算式は次のとおりです。
月間の削減効果 = AIで削減できる人件費 − AIチャットボットの月額費用
たとえば、問い合わせ対応に毎月200万円の人件費がかかっており、AIチャットボットでその60%を自動化できる場合、削減できる人件費は120万円です。
200万円 × 60% = 120万円
AIチャットボットの月額費用が30万円であれば、
120万円 − 30万円 = 月90万円
となり、月90万円分の削減効果が見込めます。
初期費用がかかる場合は、この削減効果をもとに「何か月で初期費用を回収できるか」も確認しましょう。
このように、料金の安さだけで比較するのではなく、現在の問い合わせ対応にかかっている人件費をどの程度削減できるかまで含めて判断することが大切です。
AIチャットボットを導入する5つのメリット
AIチャットボットを導入すると、次の5つのメリットが期待できます。
メリット | 内容 |
24時間365日対応できる | 営業時間外や休日の問い合わせにも一次対応できる |
回答時間を短縮できる | 担当者が資料を探す時間を減らし、利用者への回答を早められる |
対応品質を均一化できる | 担当者ごとの回答のばらつきを減らし、回答水準をそろえられる |
問い合わせ内容をデータとして蓄積できる | 質問ログを分析し、FAQやマニュアルの改善につなげられる |
人件費を抑えながら対応件数を増やせる | 定型的な問い合わせをAIに任せ、担当者は複雑な対応に集中できる |
これらのメリットは、AIチャットボットを導入しただけで自動的に得られるわけではありません。次章で紹介する活用シーンや、後述する失敗パターンを踏まえて運用することで、初めて効果として現れます。
AIチャットボットの活用シーン
AIチャットボットは、業種や部門を問わず幅広い場面で活用されています。代表的な活用シーンは、次のとおりです。
シーン | 活用例 |
|---|---|
ECサイトのカスタマーサポート | 配送状況・返品方法など定型的な質問への即時対応 |
BtoBサイトのリード獲得 | フォームの代わりにチャットで要件をヒアリングし、商談化につなげる |
社内ヘルプデスク | 情報システムへの問い合わせ(パスワード再発行、機器トラブルなど)を自動化する |
人事・総務窓口 | 就業規則、経費精算、休暇申請などの定型的な質問に回答する |
自治体の住民対応窓口 | 手続き方法や施設利用に関する問い合わせに24時間対応する |
営業部門のナレッジ活用 | 過去の提案書や商談記録を検索し、新しい提案書のたたき台を作成する |
Rimo ナレッジAIのような社内特化型のAIチャットボットは、特定の部門に限らず、社内ヘルプデスクでの問い合わせ対応から、人事・総務窓口での規程確認、営業部門でのナレッジ活用まで、幅広い活用シーンに対応できます。
自社がどのシーンに近いかを整理すると、比較すべき製品の候補を絞り込みやすくなります。
AIチャットボット導入で失敗する3つの原因と対策

AIチャットボットは、導入するだけで効果が出るツールではありません。ここでは、導入後によく起こる失敗パターンと対策を解説します。
1. 回答精度が低いまま放置される
AIチャットボットの導入直後は、登録データの不足や表記揺れにより、実際の質問に対して十分な回答ができないケースが少なくありません。この未解決ログや誤回答を放置すると、利用者から「役に立たないツール」と判断され、早期の利用停止につながります。
導入後は、回答できなかった質問ログを定期的に分析し、参照資料の追加やQ&Aデータのチューニングを行いながら、段階的に回答精度を高める運用設計が必要です。
2. 利用導線が設計されておらず使われない
高機能なAIチャットボットを導入しても、存在に気づかれなければ利用されません。Webサイトのフッターや社内ポータルの奥深くにリンクを置くだけでは、ユーザーは従来の問い合わせ手段に戻ってしまいます。
定着させるには、疑問や問題が発生するタイミング(FAQページ、申請フォーム周辺、社内ポータルトップなど)にチャット窓口を配置する導線設計が必要です。
あわせて、導入時の利用案内や社内周知を徹底し、「まずチャットボットで調べる」行動を定着させることが重要です。
3. 運用担当者が不在でチューニングが止まる
AIチャットボットは初期設定だけで完結せず、運用開始後に出てくる未解決質問の追加や、更新された社内情報の反映といった継続的なチューニングが前提となります。担当者が明確でない場合、メンテナンスが形骸化し、情報の陳腐化や精度の頭打ちを招きます。
導入前に専任または主担当を決め、「月1回は未回答ログを精査し参照データを更新する」といった具体的な運用ルールと更新頻度を定めておくことが不可欠です。
弊社のAIチャットボットの事例
ここでは、弊社Rimo合同会社が提供・運用するAIチャットボット関連機能の実例を紹介します。
約6億文字の社内データを検索できるRimo VoiceのAI検索機能
AIチャットで問い合わせ回答を自動化
約6億文字の社内データを検索できるRimo VoiceのAI検索機能
議事録や商談記録は、蓄積されるほど「どの会議で何が決まったか」を探す工数が増加します。
そこで、弊社は、AI議事録ツール「Rimo Voice」において、蓄積した全議事録をチャット形式で横断検索できる「AI検索」機能を搭載しています。

利用者は「あの案件の対応方針は?」「先月の会議で決まった担当者は?」とチャットで質問するだけで、過去の会議情報から必要な回答を迅速に取得できるのが特徴です。
サービス開始から6年間で蓄積した自社データ約6億文字を用いた検証でも、大規模データに対する高精度な検索性能を実証しています。
参考:Rimo合同会社「AI議事録「Rimo Voice」、蓄積した議事録をチャット形式で横断検索できる「AI検索」機能をリリース」
AIチャットで問い合わせ回答を自動化
弊社が提供しているRimo VoiceやRimo ナレッジAIでは、プロダクト内にAIチャットボットを組み込み、操作方法や仕様に関する問い合わせを自動化しています。
▼AIチャットへ質問

▼AIが質問に回答

管理画面上で操作手順や機能について質問すると、AIが関連ヘルプや仕様データを検索して即座に回答します。ユーザーはカスタマーサポートの返信を待たずに自己解決でき、サポート側の対応工数削減とユーザー体験の向上を両立しています。
社内の問い合わせ対応を自動化するなら「Rimo ナレッジAI」

ここまで15製品を比較してきましたが、社内の問い合わせ対応やナレッジ共有を目的にAIチャットボットを検討しているなら「Rimo ナレッジAI」も候補に入れてみてください。
Rimo ナレッジAIは、就業規則・経費精算ルール・社内システムのマニュアルなどを取り込み、従業員からの質問にチャット形式で回答する社内向けAIチャットボットです。
資料をフォルダごとアップロードするだけで使い始められるため、FAQを一から作成する手間を抑えながら導入可能です。SharePointやGoogle Drive、Slack、Salesforceなど既存のツールと連携できるため、資料をすべて新しい場所へ移し替える必要はありません。
たとえば「PCが故障した場合はどこへ申請する?」とチャットで質問すると、AIが関連する社内資料を参照し、根拠を示しながら回答します。総務・人事への定型的な問い合わせを減らしつつ、新人も必要な情報を自分のペースで確認できます。
▼質問に対してRimoナレッジAIが回答


過去の提案書や商談記録を登録しておけば「A社と同じ条件で見積もりを作って」といった依頼に対し、AIが関連資料を横断して探し、たたき台を作成することも可能です。
料金は、チームプランが1名あたり月額6,000円(税抜)から、法人プランは月5万円〜(要見積)です。
無料トライアルも用意されているため、まずは自社資料を使い、チャットでの回答精度や使い勝手を確かめてみてください。
社内資料が複数の場所に分散しており、従業員が必要な情報をチャットですぐ確認できる環境を整えたい場合は、以下のリンクから相談してみてください。
AIチャットボットに関するよくある質問
AIチャットボットの比較でよく寄せられる質問に回答します。
Q. 無料のAIチャットボットツールはありますか?
今回比較した15製品のうち、月額0円の無料プランを提供しているのはOPTiM AIRESです。チャットボット数2つ、月間クエリ数100件までという制限はありますが、初期費用をかけずに生成AI型のチャットボットを試せます。
また、無料トライアルを提供している製品もあります。無料プランまたは無料トライアルの情報を公開している製品をまとめると、次のとおりです。
サービス名 | 無料プラン | 無料トライアル |
Zendesk AIサポートプラットフォーム | なし | 14日間 |
Rimo ナレッジAI | なし | あり |
ChatPlus | なし | 10日間 |
OPTiM AIRES | あり(永年無料) | - |
Tebot | なし | 14日間 |
amie | なし | 30日間無料体験 |
本格導入前に、実際の管理画面や回答精度を確認したい場合は、無料プランまたは無料トライアルのある製品から試すとよいでしょう。
Q. AIチャットボットとChatGPTは何が違いますか?
ChatGPTは、汎用的な生成AIチャットサービスです。公開情報をもとに幅広い質問に答えられますが、標準機能では自社の社内規定や商品情報を参照できません。
AIチャットボットとは、自社のFAQや社内文書を回答の根拠として組み込めるように設計されている点が異なります。特にRAG型のAIチャットボットは、社内資料を検索してから回答を生成するため、自社固有の情報にもとづいた回答を出しやすくなります。
ChatGPTの詳しい機能やビジネスでの実践的な活用テクニックについては、こちらの記事で解説しています。
関連記事:ChatGPT最新モデルGPT-4oの使い方を徹底解説!基礎知識から実践的な活用法・コツ・事例も紹介
Q. 社内向けのAIチャットボットは自作できますか?
技術力があれば自作も可能ですが、既存のAIチャットボット製品を利用する選択肢もあります。
自作する場合、社内文書を検索できるようにする仕組み(RAG基盤)の構築、権限管理、回答精度の調整など、専門知識と継続的な運用体制が必要です。
Rimo ナレッジAIやOfficeBotのような既存製品を使えば、ゼロから構築せずに、社内資料のアップロードだけで利用を始められます。
Q. 導入から運用開始までどのくらいかかりますか?
製品やタイプによって運用開始までの期間は異なります。OPTiM AIRESのようにURLを登録するだけで最短5分から使える製品もあれば、社内文書の整理やQ&Aの登録に数週間〜数ヶ月かかる製品もあります。
導入準備に必要な作業は、製品のタイプだけでは判断できません。FAQを整備する製品もあれば、既存資料を取り込んで始められる製品もあるため、自社で用意する情報と設定作業を製品ごとに確認しましょう。
ただし、どのタイプでも「導入して終わり」ではなく、運用しながら精度を改善していく期間を見込んでおくことが大切です。
AIチャットボットを比較して自社に合うツールを導入しよう
AIチャットボットは、社外向け・社内向け・兼用の3タイプに分かれ、回答の仕組みもシナリオ型・AI型・生成AI型・RAG型と多様です。
まずは自社が「誰の問い合わせを自動化したいか」を明確にしましょう。そのうえで回答精度の仕組み、社内データの反映方法、既存ツールとの連携範囲を比較することが大切です。
本記事で紹介した選び方6つのポイントと、失敗しやすい3つの原因を踏まえて、自社の運用体制に合った製品を選びましょう。
社内の問い合わせ対応やナレッジ共有を目的にしているなら、社内資料をアップロードするだけで使える「Rimo ナレッジAI」も検討してみてください。

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