ChatGPTの使い方完全ガイド|基礎知識から仕事で使いこなす活用例まで

「ChatGPTを触ってみたものの、仕事でどう使えばいいかわからない」「業務の効率化にうまく結びついていない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
ChatGPTを実務で活かすために、複雑な技術知識は不要です。メール作成や情報収集、資料の要約など、日々の業務に沿った指示の出し方さえ押さえれば、すぐに作業時間を削減できます。
本記事では、ChatGPTの基本操作や、仕事ですぐに使える活用例、精度の高い回答を得るコツ、最新機能の使いどころまでわかりやすく解説します。
【本記事でわかること】
ChatGPTを使い始めるための基本操作
メール作成や資料整理など、仕事ですぐ試せる具体的な活用方法
ChatGPTから欲しい回答を引き出すプロンプトのコツ
タスク・プロジェクト・エージェントなど、仕事を効率化する便利な機能
料金やセキュリティなど、仕事で使う前に知っておきたい注意点
※本記事の内容は2026年10月時点の情報です。ChatGPTは機能や料金の更新が頻繁に行われるため、利用前に公式情報もあわせてご確認ください。

1. ChatGPTとは?

ChatGPTとは、Generative Pre-trained Transformer (GPT) と呼ばれる言語モデルを使用して開発されたAIチャットボットプラットフォームです。
メッセージアプリに似たインターフェースで、ユーザーが入力した質問や話題に対して、的確で詳細な回答を返してくれます。
膨大なインターネット情報や書籍などを学習し、幅広い知識を持っているため、追加学習をさせなくてもさまざまな分野で専門性の高い回答ができるのが特徴です。
1-1. ChatGPTでできること
ChatGPTでは、質問への回答だけでなく、文章作成や情報収集、ファイルの整理など、仕事や日常生活のさまざまな作業をサポートしてもらえます。
代表的な使い方をまとめると、以下のとおりです。
できること | 活用例 |
質問・相談 | わからない用語を説明してもらう、仕事の進め方を相談する |
文章作成・修正 | メール、企画書、報告書、SNS投稿などの下書きを作る |
要約・整理 | 長い文章やPDFから要点だけをまとめる |
情報収集 | Webを検索し、複数の情報源から必要な情報を整理する |
アイデア出し | 企画案、タイトル案、改善案などを複数提案してもらう |
ファイルの読み取り | PDFや表計算ファイル、資料を読み込ませて内容を整理する |
データ分析 | 売上データなどを分析し、傾向や課題を整理する |
画像の読み取り | 写真やスクリーンショット、グラフの内容を説明してもらう |
画像作成・編集 | 指示した内容をもとに画像や図解を作る |
音声での会話 | 声で質問したり、会話しながら考えを整理したりする |
複数工程の作業 | 調査から資料作成まで、複数の手順をまとめて進めてもらう |
例えば、会議後にホワイトボードの写真をChatGPTへ添付して、以下のように依頼すれば、写真の内容を読み取り、会議後に確認しやすい形へ整理できます。
決定事項・未決事項・担当者・期限に分けて整理してください |
ほかにも、PDFを添付して重要な部分だけを抜き出したり、Excelのデータから傾向を整理したりできます。
なお、ChatGPTでは利用するモデルや機能によって、得意な作業や利用できる範囲が異なります。モデルの選び方や具体的な活用方法は「2-4.用途に合わせてモデルを切り替える方法」で詳しく紹介します。
1-2.ChatGPTの日本語対応について
ChatGPTは日本語に対応しているため、日本語で質問すれば、そのまま日本語で回答してもらえます。
以下のように、日本語で普段どおり指示すれば問題ありません。
「取引先に送るメールを丁寧な文章にしてください」
「この文章を初心者にもわかるように説明してください」
「会議の内容を箇条書きで整理してください」
ChatGPTの画面自体も日本語で利用できるため、英語が苦手な方でも使い始めやすくなっています。
また、文章の入出力だけではなく、音声での会話や、日本語を含むPDF・画像なども扱えます。
ただし、専門用語や固有名詞、海外サービスの名称などは、ChatGPTが意味を取り違える場合があるため、注意してください。そのようなときは、以下のように条件を付けると、意図に近い回答を得やすくなります。
「専門用語には簡単な説明を付けてください」
「わからない言葉は推測せず、わからないと回答してください」
1-3. 有料版と無料版の違い|料金プランを詳しく解説
ChatGPTには無料版のほか、Go・Plus・Proなどの有料プランがあります。プランによって、利用できるモデルや機能、利用上限が異なります。
2026年9月時点の主な違いは以下のとおりです。
項目 | Free | Go | Plus | Pro |
月額料金 | 0円 | 1,400円 | 3,000円 | 16,800円〜 |
主なモデル | GPT-5.6 Luna | GPT-5.6 Luna | GPT-5.6 Sol・GPT-6 Astra(Chat)、GPT-6.1 Sol(Work・Codex)など | GPT-6 Pro(Astra)・GPT-5.6 Sol Pro(Chat)、GPT-6.1 Sol(Work・Codex)など |
ファイルアップロード・画像生成 | 上限あり | 利用可能 | 拡張 | さらに拡張 |
Deep Research | 上限あり | 上限あり | 利用可能 | 拡張 |
Codex | 上限あり | 上限あり | 利用可能 | 拡張 |
ChatGPT Work | 制限あり | 制限あり | 利用可能 | 利用可能 |
参考:ChatGPT「料金」
※GPT-6 Sol・GPT-6 Lunaに加え、GPT-6.1 Solも登場しました。GPT-6.1 SolはPlus以上の対象プランでChatGPT WorkとCodexから利用でき、通常のChatでは未提供です。GPT-6 AstraはPlus以上の通常のChatでも利用できます(プラン別の上限あり)。
参考:OpenAI「GPT-6.1 Solのご紹介」https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-6-1-sol/
無料版でも、文章作成や要約、情報収集など基本的な使い方は十分に試せます。
一方、仕事で頻繁に使う場合や、複雑な分析・大量のファイル処理などを任せたい場合は、Plus以上を検討すると良いでしょう。
※料金や利用できる機能は変更される場合があるため、最新情報は公式ページをご確認ください。
ChatGPTの料金プランについては以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:【2026年最新】ChatGPT無料版vs有料版|違いを徹底比較!月額料金と乗り換え判断基準
1-4.ChatGPT・Gemini・Claudeの違い
生成AIには、ChatGPT以外にもGoogleの「Gemini」やAnthropicの「Claude」があります。
どれも文章作成や要約、情報収集などに使えますが、それぞれ得意な使い方が異なります。
サービス | 主な特徴 | 向いている人 |
ChatGPT | 文章作成・調査・画像生成・データ分析など幅広い作業に対応 | 1つのAIでさまざまな仕事を進めたい人 |
Gemini | GmailやGoogleドキュメントなどGoogleサービスとの連携に強い | Google Workspaceをよく使う人 |
Claude | 長い文章や資料の読み込み、文章作成などに強い | 長文の整理や文章作成を重視する人 |
迷った場合は、まずChatGPTを使ってみて、自分の用途に合わせてGeminiやClaudeと使い分けると良いでしょう。
たとえば、Googleサービスを中心に仕事をしているならGemini、長い資料や文章を扱うことが多いならClaude、幅広い作業を1つのサービスで進めたいならChatGPTという使い分けができます。
それぞれのサービスの使い方は以下の記事を参考にしてください。
▶関連記事:【2026年最新】最強AI Claude(クロード)とは?できることやPC操作を自動化する機能も解説!
▶関連記事:Gemini(ジェミニ)の使い方を基礎から徹底解説!スマホ・PCでの始め方や便利な活用例も紹介
2. ChatGPTの始め方・基本的な使い方
ChatGPTは、アカウントを作らなくても公式サイトを開くだけで試せます。ただし、会話の履歴を残したい場合や、画像生成などの機能・有料プランを使いたい場合は、無料のアカウント登録とログインが必要です。
ここでは、PCとスマホでの始め方を手順どおりに説明し、モデルの選び方と日本語表示の設定まで解説します。
2-1. PCでの始め方・使い方
ステップ1:ChatGPTの公式サイトを開く
ブラウザでChatGPTの公式サイトを開きます。ログインしていなくても、画面中央の入力欄に質問を入力すれば回答が返ってきます。

サインインやログインをしなくても、こちらの画面のチャット入力欄に質問を入力し、送信すれば回答が得られます。
ステップ2:無料アカウントを作成してログインする
人との自然な対話のように過去に話した内容を踏まえて会話を進められるのが、ChatGPTの魅力なので、無料のアカウント登録・ログインをおすすめします。

アカウントを登録する際は、画面左下の「無料でサインアップ」をクリックし、メールアドレスとパスワードを設定してください。
登録が完了するとログインが可能になります。

登録済みのアカウントでログインする場合は「ログイン」をクリックし、登録時に設定したメールアドレスとパスワードを入力してください。
ステップ3:入力欄に質問や依頼を入力して送信する
ログインが完了したら、ChatGPTへの質問や要求をテキストで入力しましょう。

ChatGPTは入力された内容を解析し、適切な回答を生成します。回答はモードによって異なりますが、Instantであれば数秒以内、Thinkingモードなら数分程度で表示されます。
ステップ4:回答を見て、続けて質問する
回答に対して、そのまま追加で質問できます。ログインしていればやり取りが保存されるため「先ほどの回答をもう少し短くして」のように前の内容を踏まえた指示ができます。
ただし、やり取りが長くなると前半の内容を踏まえにくくなるため、そのときは大事な前提をもう一度伝えましょう。
ステップ5:話題が変わったら新しいチャットを始める
内容の異なる質問をするときは、画面左上のメニューから新しいチャットを始めます。1つのチャットで話題を混ぜると、回答が前の話に引っ張られやすくなります。チャットの名前変更や削除は、画面左側に並ぶチャット名の横のメニューから行えます。

同じチャット内で質問を繰り返すと動作が重くなるため、内容の異なる質問をする際はこちらを利用するのがおすすめです。
チャットの削除や名前変更をしたい場合は、既存チャット右側にある「…」をクリックし、該当する項目を選びましょう。

2-2. スマホでの始め方・使い方
スマホでは、ブラウザからでも使えますが、公式アプリを入れると音声での会話もしやすくなります。アプリでの始め方は次の3ステップです。
ステップ1:公式アプリをインストールする
アプリを利用する場合は、まずGoogle PlayもしくはApp Storeで「ChatGPT」と検索しアプリをインストールします。似た名前のアプリもあるため、提供元が「OpenAI」になっているかを確認してからインストールしましょう。
ステップ2:アカウントでログインする
アプリを起動し、PCと同じアカウントでログインします。同じアカウントを使えば、PCで始めた会話の続きをスマホで確認できます。
ステップ3:質問を入力して送信する
入力欄に質問したい内容を入力して送信すると、ChatGPTから回答が表示されます。

▼音声で質問する
文字入力だけでなく、音声でもChatGPTに質問できます。移動中や文字を入力しにくい場面でも利用できます。
▼ウィジェットからすぐに起動する
スマホのホーム画面にChatGPTのウィジェットを設置できます。アプリを開かず、テキスト入力や音声入力などをすぐに始められます。
2-3.日本語で使う方法
ChatGPTは、ブラウザやスマホの言語設定を自動で読み取り、対応している言語なら画面をその言語で表示します。日本語の環境で使っていれば、最初から日本語で表示されます。
英語など別の言語で表示されている場合は、次の手順で日本語に変更しましょう。
【PC(ブラウザ)の場合】
画面のプロフィールアイコンをクリックする
「設定」を開く
「一般」を選ぶ
「言語」のプルダウンから「日本語」を選ぶ

【スマホアプリの場合】
サイドバーを開き、画面下部のプロフィールアイコンを選ぶ
「アプリ言語」から「日本語」を選ぶ

参考:OpenAI「ChatGPT の言語設定の変更方法」
2-4.用途に合わせてモデルを切り替える方法
ChatGPTでは、利用しているプランや画面に応じて、複数のモデルから用途に合ったものを選べます。
モデルによって、回答の速さや複雑な問題を考える力が異なります。簡単な質問であれば高速なモデル、複数の資料を使った分析や判断が必要な作業であれば、より高性能なモデルが適しています。
主なモデルの使い分けは、次のとおりです。
活用シーン | モデル選びの目安 |
日常的な質問やメールの下書き、短い文章の要約(高速で回答) | GPT-5.6 Luna |
企画の検討や複雑な分析、専門的な業務 | GPT-6.1 Sol |
複数の手順や判断を含む、特に難しい作業 | GPT-6 Astra |
モデルを変更するには、入力欄に表示されているモデル名を選択し、一覧から使用するモデルを選びます。
また、推論レベルも調整できます。メールの下書きや簡単な要約では低め、企画や資料作成では標準、複雑な分析や重要な判断を伴う作業では高めに設定するのがおすすめです。
▼ モデルと推論レベルを切り替え可能


まずは標準で設定されているモデルと推論レベルのまま使用し、回答が浅い場合や、複雑な条件をうまく整理できていない場合に変更すると良いでしょう。
参考:OpenAI Developers「Reasoning models」
3. ChatGPTの便利な使い方や活用例
ここでは、ChatGPTの使い方を基本・中級・上級に分けて紹介します。
【基本】文章作成とアイデア出しを効率化する
【基本】情報を整理して企画や分析に活用する
【基本】英語のメールや資料を翻訳する
【中級】ファイルや資料の要点・傾向を整理する
【中級】複数の資料をクロスレビューする
【中級】データを分析して表やグラフを作る
【中級】画像・図解・スライドを作る
【上級】Deep Researchで出典付きの調査レポートを作る
【上級】営業・問い合わせ対応を効率化する
それぞれの使い方を、具体例とともに見ていきましょう。
3-1.【基本】文章作成とアイデア出しを効率化する
ChatGPTは、文章作成やアイデア出しを効率化する際に役立ちます。
例えば、以下のような作業を依頼できます。
企画案のブレインストーミング
企画書やプレゼン資料の構成作成
作成済み文章の校正やリライト
メールや問い合わせへの返信文の作成
議事録やマニュアル、FAQの作成
新しい企画で行き詰まったときは壁打ち相手として使い、文章を作成したあとは不自然な表現や説明不足を確認してもらえます。
ここでは、会議の文字起こしから議事録を作成する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませるデータ

▼ 入力するプロンプト 添付した会議の文字起こしから議事録を作成してください。決定事項、今後のタスク、担当者と期限、議題ごとの要点に分け、確認できない情報は「要確認」と記載してください。 |
▼ ChatGPTの出力結果


このように、会議中の口語的なやり取りから、決定事項や今後のタスクを整理した議事録を作成できます。
ChatGPTで議事録を作成する方法は、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:ChatGPTで議事録作成する方法・プロンプト・コツを徹底解説!おすすめのAI議事録ツールも紹介
関連記事:ChatGPTで文章を要約するやり方は?精度を上げるコツやおすすめプロンプトも紹介
ChatGPTには、会議やブレインストーミング、音声メモを録音し、文字起こしや要約を作成する録音モードもあります。ただし、利用できるプランや端末は変更される可能性があるため、公式ページで最新の対応状況を確認してください。
ChatGPTの録音モードを利用できない環境や、会議の記録を継続的に管理・共有したい場合は、AI議事録ツールを利用する方法もあります。
『Rimo』なら、1時間の音声データを約5分で議事録化でき、作成した議事録の編集や共有もスムーズです。無料トライアルも利用できるため、議事録作成を効率化したい方は一度お試しください。
3-2.【基本】情報を整理して企画や分析に活用する
ChatGPTは、与えられた情報を整理し、企画やマーケティングに必要な仮説を作る際にも活用できます。
例えば、以下のような作業が可能です。
新商品のターゲット像を考える
顧客の悩みやニーズを整理する
商品の強みや訴求方法を考える
企画に不足している情報を洗い出す
情報を箇条書きで渡すだけでも、目的に応じて表や企画案へ整理してもらえます。
ここでは、新しいスキンケア商品の情報をもとに、マーケティング用のペルソナを作成する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに入力する商品情報
商品カテゴリ:国産オーガニックスキンケア
コンセプト:「頑張る毎日を、自然の力で癒やす。」
特徴:国産の無農薬ハーブを使用
価格:化粧水4,500円、美容液6,800円
想定顧客:30代から40代の働く女性
▼ 入力するプロンプト
上記の商品情報をもとに、主要な顧客となるペルソナを1名作成してください。年齢・職業・生活習慣・悩み・商品を選ぶ理由・よく使う情報収集手段を表にまとめてください。
▼ ChatGPTの出力結果


このように、商品の特徴や想定顧客をもとに、具体的な人物像を作成できます。
ただし、ChatGPTが作成したペルソナはあくまで仮説です。実際の商品開発や広告施策に利用する場合は、顧客アンケートや販売データなども確認しましょう。
3-3.【基本】英語のメールや資料を翻訳し、言い方を調整する
ChatGPTは、文章を翻訳するだけでなく、相手や目的に合わせて言い方を調整できます。
例えば、以下のような使い方が可能です。
日本語のメールを英語に翻訳する
海外の資料を日本語で要約する
ビジネス向けの丁寧な表現に整える
難しい英語を簡単な表現に言い換える
「初めて連絡する相手なので丁寧に」「社内向けなので簡潔に」など、相手や状況を伝えることで、用途に合った文章を作成できます。
ここでは、営業担当者が海外の取引先へ納期変更を伝える場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
顧客からの通知と、日本語で作成したメール

▼ 入力するプロンプト
添付したメールを、海外の取引先に送る英語へ翻訳してください。納期が3日遅れることへのお詫びと、新しい納品予定日が丁寧に伝わる文章にしてください。
▼ ChatGPTの出力結果

このように、相手や状況に合ったメールを英語で作成できます。メールアドレス等を記載するとそのまま送信することも可能なので、文章をコピーして貼り付けるという手間も要りません。
送信前には、社名や日付、金額などが正しく翻訳されているか確認しましょう。
3-4.【中級】ファイルや資料の要点・傾向を整理する
ChatGPTにPDFやWord、PowerPointなどを読み込ませると、資料の要点や複数ファイルの違いを整理できます。
例えば、以下のような作業に活用できます。
長い資料から重要な部分を抜き出す
新旧の資料を比較して変更点を確認する
マニュアルから必要な手順を探す
アンケートや口コミから共通する意見を抽出する
資料に記載された情報を表にまとめる
確認したい内容を指定すれば、資料を最初から読み直さなくても、関連する情報をまとめてもらえます。
①ここでは、総務担当者が新旧の就業規則を比較する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
2025年度版と2026年度版の就業規則


▼ 入力するプロンプト
添付した2つの就業規則を比較し、変更された内容を「変更項目・変更前・変更後・従業員への影響」の4列で整理してください。
▼ ChatGPTの出力結果

このように、複数の資料を比較し、変更された箇所と影響をまとめて確認できました。シンプルにまとめてくれているので、すべての書類に目を通す必要がなくなります。
②また、ファイル内の情報を分類し、全体の傾向を調べる使い方も可能です。
ここでは、通販サイトの担当者が購入者アンケートから不満や改善要望を整理する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
購入者アンケートの自由回答をまとめたファイル

▼ 入力するプロンプト
添付したアンケート回答から、配送・商品の品質・価格・問い合わせ対応に関する不満を抽出してください。項目ごとの件数と代表的な意見を表にまとめてください。
▼ ChatGPTの出力結果

大量の回答から共通する不満や改善要望を分類できます。すべての口コミに目を通し共通項を見つけてまとめる作業は非常に時間のかかる作業ですが、ChatGPTなら数十秒で対応可能です。
3-5.【中級】複数の資料をクロスレビューする
ChatGPTは、一つの資料を確認するだけでなく、形式の異なる複数の資料を照合し、内容の矛盾や抜け漏れを探す作業にも活用できます。
例えば、以下のような確認が可能です。
提案書と見積書の金額が一致しているか
料金表と見積書の単価が一致しているか
スケジュールと契約書の納期が一致しているか
商品資料と営業資料の仕様が一致しているか
表やグラフの数値が元データと一致しているか
人がファイルを一つずつ開いて確認する場合と比べて、確認すべき箇所を効率的に絞り込めます。
ここでは、営業担当者が顧客へ提出する提案書と見積書、社内の料金表をクロスレビューする場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
顧客向けの提案書
顧客へ提出する見積書
社内で使用している料金表


▼ 入力するプロンプト
添付した提案書・見積書・料金表を照合してください。商品名、数量、単価、合計金額、納期、契約期間に食い違いがある箇所を表にまとめ、どの資料を確認すべきか示してください。
▼ ChatGPTの出力結果


PowerPoint、Excel、PDFなど形式の異なる資料を横断し、記載内容の整合性を確認できました。
複数の資料を客観的な目線でチェックすると見落としが発生しがちですが、ChatGPTなら膨大な情報であっても素早く正確に確認可能です。
ただし、ChatGPTがすべての誤りを発見できるとは限りません。提出前には、金額や契約条件などの重要項目を人の目でも確認しましょう。
3-6.【中級】データを分析して表やグラフを作る
ChatGPTにExcelやCSVなどのデータを読み込ませると、集計や比較、グラフの作成を依頼できます。
例えば、以下のような作業が可能です。
売上が増減している商品や店舗を確認する
月別や店舗別の実績を比較する
アンケート結果を集計する
条件に合うデータを抽出する
必要なExcel関数を作成する
Excelの関数や分析方法がわからない場合でも、確認したい内容を言葉で伝えれば、適切な方法でデータを整理してもらえます。
ここでは、飲食店の本部担当者が店舗別の売上データを分析する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませるデータ
店舗別・月別の売上データ

▼ 入力するプロンプト
添付した売上データから、前月より売上が10%以上減少した店舗を抽出してください。減少率が大きい順に表へまとめ、店舗ごとの変化がわかるグラフも作成してください。
▼ ChatGPTの出力結果



条件に合うデータの抽出から、表やグラフの作成まで依頼できます。視認性を高めてくれるので、分析作業が捗り、改善施策を立案する時間が生まれるでしょう。
ChatGPTに分析の結果から改善施策の案を出してもらったり、壁打ちをしたりすることも可能です。
3-7.【中級】画像・図解・スライドを作る
ChatGPTは、文章だけでなく、画像や図解、プレゼン資料の作成にも利用できます。
例えば、以下のような作業が可能です。
プレゼン資料の構成を考える
文章の内容を図解にする
スライドごとの見出しを作る
資料で使用する画像を生成する
添付した資料をスライドにまとめる
最初から完成版を作らせるのではなく、構成を確認してからスライドや画像を作成すると、修正の手間を減らせます。
ここでは、人事担当者が新入社員向けの情報セキュリティ研修資料を作る場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
情報セキュリティ規程


▼ 入力するプロンプト
添付した規程をもとに、新入社員研修で使用する10枚のスライド構成を作ってください。
▼ ChatGPTの出力結果

※ChatGPT内で編集も可能
このように、元の資料からスライドを作成できます。
プレゼン資料やスライドの作成に特化したおすすめAIツールの特徴や比較については、こちらの記事をご覧ください。
▶関連記事: スライド作成AIのおすすめ比較!編集・構成重視で選ぶ業務効率化ツール
3-8.【上級】Deep Researchで出典付きの調査レポートを作る
Deep Researchは、複数のWebページを調査し、出典付きのレポートにまとめる機能です。
例えば、以下のような調査に活用できます。
商品やサービスを詳しく比較する
業界や市場の動向を調べる
競合企業の特徴を整理する
制度や法律に関する情報を確認する
通常の検索よりも多くの情報源を確認し、調査結果をまとまったレポートとして確認したい場合に適しています。
ここでは、総務担当者が社内へ導入するAI議事録ツールを比較する場面を例に紹介します。
▼ 入力するプロンプト
国内で利用できるAI議事録ツールを5つ調べ、料金・対応言語・オンライン会議との連携・無料体験の有無を比較してください。各情報には公式サイトのURLと確認日を付けてください。
▼Deep Researchを選択

▼Deep Researchが開始

▼ ChatGPTの出力結果



出力した結果を確認したところ、一次情報をしっかりと調べつつ、その中でも必要なページを横断的に検索して回答を提示してくれました。
このように、複数の情報源を調べ、サービスごとの違いを出典付きで整理できます。
3-9.【上級】問い合わせ対応を効率化する
ChatGPTは、顧客から届いた問い合わせと社内資料を照合し、対応に必要な情報や返信案を作成できます。
例えば、以下のような作業が可能です。
顧客の要望を整理する
問い合わせの緊急度を判断する
不足している情報を洗い出す
社内で確認すべき内容を整理する
顧客への返信文を作成する
単に返信文を作るだけでなく、問い合わせ内容と注文情報、配送状況などを照合して対応案を作る点が、基本的な文章作成との違いです。
ここでは、カスタマーサポート担当者が、商品の発送遅延に関する問い合わせへ返信する場面を例に紹介します。
▼ ChatGPTに読み込ませる資料
顧客から届いた問い合わせ
注文内容
現在の配送状況
発送遅延時の対応マニュアル


▼ 入力するプロンプト
添付した問い合わせ内容と社内資料を確認し、お詫び・現在の配送状況・新しい発送予定日を記載した返信案を作成してください。資料から確認できない情報は推測せず、社内確認事項として分けてください。
▼ ChatGPTの出力結果

このように、顧客へ伝える内容を論理的かつわかりやすく記載してくれました。
作成された文章をそのまま送信せず、顧客名、注文番号、発送予定日などに誤りがないか確認してから利用しましょう。
問い合わせのたびにマニュアルや過去の対応履歴を探す負担が大きい場合は、Rimo ナレッジAIのように、社内情報を横断して回答案を作成できるサービスを活用する方法もあります。必要な情報を探して返信文にまとめるまでの時間を短縮できます。
4.ChatGPTを使いこなすコツやプロンプト術
ChatGPTから意図に近い回答を得るために、難しい専門用語や長いプロンプトを覚える必要はありません。
必要なのは、ChatGPTだけでは分からない前提を伝えたうえで、目的や完成形、参考資料、判断基準を明確にすることです。
ここでは、初心者でも実践しやすいChatGPTの使いこなし方を順番に紹介します。
4-1.前提条件と参考資料を共有する
ChatGPTは、あなたの会社の事情や仕事の経緯、社内ルールまでは自動で把握できません。状況に合った回答を得るために、必要に応じて次の情報を共有しましょう。
自分の立場や相手との関係
これまでの経緯や現在の課題
守ってほしい条件や社内ルール
参考にしてほしい資料
必要な情報がPDFやWord、Excel、画像などにまとまっている場合は、ファイルを添付すれば、すべてを文章で説明する必要はありません。
例えば、取引先へのメールを作成するときは、次のように依頼します。
▼ プロンプト例
私は食品メーカーの営業担当者です。添付した商品資料と過去のメールを確認し、翌月5日が最短の納品日であることを伝える返信メールを作成してください。資料に記載されていない情報は推測しないでください。
前提条件と参考資料を共有することで、事実と異なる内容が追加されるリスクや、回答を何度も修正する手間を減らせます。
同じチャットやプロジェクトですでに情報を共有している場合は「これまでのやり取りと添付資料を踏まえて回答してください」と伝える方法もあります。
4-2.目的・完成形・役割などを具体的に伝える
ChatGPTに依頼するときは、目的や完成形など、回答の方向性を決める情報を伝えましょう。
伝える内容 | 指定例 |
目的 | 経営会議で導入するサービスを検討するため |
役割 | 情報システム部門の担当者として |
完成形 | 料金・導入期間・セキュリティ・運用負担を比較表にする |
優先順位 | 料金よりもセキュリティを重視する |
実際のプロンプトでは、次のように組み合わせます。
あなたは情報システム部門の担当者です。経営会議で導入するサービスを検討できるように、A・B・Cの3サービスを比較してください。料金・導入期間・セキュリティ・運用負担を表にまとめ、料金よりもセキュリティを重視して評価してください。
すべての項目を毎回指定する必要はありません。回答がずれそうな部分を具体的に伝えることで、目的に合った回答を得やすくなります。
4-3.判断基準とやってはいけないことを伝える
条件が複数ある依頼では、ChatGPTが迷ったときに何を優先するのかを伝えましょう。
例えば、初心者向けの記事を作る場合は、次のように指定します。
専門的な情報を増やすことよりも、初めて読む人が迷わず理解できることを優先してください。
あわせて、やってほしくないことも伝えましょう。
確認できない数値は推測しない
添付した元ファイルは上書きしない
参考資料にない事実を追加するときは、先にWebで確認する
特にWeb検索やファイル編集などを任せる場合は、禁止事項を具体的に伝えることが大切です。ChatGPTによる不要な推測や変更を防ぎ、回答を確認・修正する手間を減らせます。
4-4.複雑な作業では、最初に計画を立ててもらう
調査や資料作成など複数の工程がある作業では、最初に作業計画を立ててもらうと進め方を確認できます。
例えば、AI議事録ツールの比較調査を依頼する場合は、次のように伝えます。
国内で利用できるAI議事録ツールを5つ比較してください。まず、調査する項目・確認する情報源・比較方法・最終的なまとめ方を計画してください。計画を私が確認してから調査を始めてください。
すると、ChatGPTは次のような流れを先に整理します。
比較するサービスを選ぶ
公式サイトで料金や機能を調べる
同じ項目で比較する
比較表と結論をまとめる
作業前に計画を確認すれば、必要な調査項目の漏れや、意図と異なる進め方を早い段階で修正できます。
途中の確認が不要な場合は、次のように短く伝えても構いません。
最初に作業計画を立て、その計画に沿って最後まで進めてください。結果を大きく左右する情報が不足している場合だけ質問してください。
4-5.回答が不十分なら、対話しながら修正する
ChatGPTの回答がイメージと違う場合は、最初から指示を書き直す必要はありません。回答を見ながら、追加の指示を出して修正できます。
例えば、採用イベントの企画を考える場合は、次のように進めます。
▼ 最初の指示
新しい採用イベントについて、切り口が重ならない企画案を5つ出してください。
▼ 気になる案を選んで修正する
2案目と4案目の良い部分を残して、1つの企画にまとめてください。
▼ 不足している内容を確認する
事実が曖昧な箇所、論理が飛んでいる箇所、具体例が不足している箇所を指摘し、修正案を出してください。
このように、複数案から良い部分を選び、追加の指示で改善していけば、自分の考えを整理しながら完成度を高められます。
一部だけ直したい場合は「初心者向けに言い換えてください」「具体例を追加してください」など、修正したい箇所だけを伝えてみましょう。
より意図に合った回答を得るためのプロンプトの組み立て方は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:プロンプトの書き方で差をつける!ChatGPTを効果的に使うコツを紹介
5. ChatGPTを使ううえでの注意点
ChatGPTは便利ですが、検索・ファイル・外部サービスを扱えるようになったことで、従来の「情報が間違っている」という内容以外にも確認すべき点が増えています。
特に仕事で使う場合は、以下の点を押さえてください。
5-1.情報が常に正確とは限らない
ChatGPTなどの大規模言語モデルは、プロンプトに沿って自然な文章を生成できますが、それが事実を保証するものではありません。
特に注意すべきなのがハルシネーションという現象です。これは、AIが「もっともらしいが誤った情報」を断定的に出力してしまうエラーを指します。
最新モデルのGPT-6 Astraでは、OpenAIの社内評価で、事実と違う内容を答える割合が1つ前のGPT-5.6 Solの12.2%から4.2%に下がったと発表されています。
2026年9月に追加されたGPT-6 Solも、OpenAIの社内評価で、事実の誤りが前のモデルの約半分に減ったとされています。
ただし、減ってはいてもゼロではありません。
数字・日付・固有名詞・法律に関する回答は、そのまま使わず、公式サイトや原典で裏を取ってください。調べものを任せるときは、出典元のページまで開いて確認するのが安全です。
また、AIを使うときには、次のことを意識しましょう。
まず 情報源を明らかにしてもらう
必要に応じて 検索を併用するモード を活用する
出てきた情報を 複数の信頼できる資料で裏を取る
専門性の高い話題では、 回答をそのまま信じず疑ってかかる
そして何より大事なのは、最終的には人間の目でダブルチェックすることです。
AIが出す答えは強力な手助けですが、最後は自分自身で確認を重ねてこそ安全で信頼できる使い方になるでしょう。
出典:OpenAI「GPT Astra」
出典:OpenAI「Introducing GPT-6 Sol and Luna」
5-2.入力した機密情報・個人情報がAIに学習されるリスクがある
ChatGPTに入力した内容は、設定によってモデルの改善に使われる場合があります。個人向けのChatGPTでは、学習への利用を停止する設定も可能です。
学習への利用を止めたい場合は「プロフィールアイコン」→「設定」→「データコントロール」と進み「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。
▼ 学習への利用をオフにする設定
プロフィールアイコンをクリックする
「設定」を選ぶ
「データコントロール」に移動する
「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにする

履歴にも残したくない場合は、一時チャットを利用しましょう。一時チャットはモデルの改善に使われず、履歴やメモリにも残りません。
ただし、設定を変更しても、機密情報を自由に入力して良いわけではありません。個人名や企業名を「XXX」「A社」などに置き換え、自社の利用ルールを確認してから使用してください。
参考:OpenAI「データコントロールに関する FAQ」
個人情報保護委員会「生成 AI サービスの利用に関する注意喚起等」
なお、ChatGPT BusinessやEnterpriseなどの組織向けサービスでは、入力・出力データはデフォルトでモデルの学習に利用されません。
5-3.ブラウザ操作や作業の代行を任せるときは、作業範囲を限定する
ChatGPTにブラウザ操作を任せると、Webページ内に隠された指示を読み取り、意図しない操作をする可能性があります。これは「プロンプトインジェクション」と呼ばれるリスクです。
ブラウザ操作を任せるときは、次の点を意識しましょう。
ログインが不要な作業は、ログアウトした状態で行う
送信や購入などの重要な操作は、実行前に内容を確認する
操作するページや対象、実行して良い範囲を指定する
例えば「メールを確認して必要な対応をして」ではなく、次のように具体的に伝えます。
今日届いたA社からのメールだけを確認し、内容を要約してください。返信や削除はしないでください。
作業範囲を限定すれば、意図しない情報の送信や操作が行われるリスクを抑えられます。
参考:OpenAI「ChatGPT Atlas をプロンプトインジェクション攻撃に対して継続的に強化しています」
5-4.共有リンクは中身を確認してから送る
ChatGPTの会話は、共有リンクを作成して他の人に見せられます。ただし、リンクを知っている人は共有された会話を閲覧できるため、送る前に個人情報や機密情報が含まれていないか確認しましょう。
スケジュール済みタスクを共有する場合も、タスク名や指示文に健康・金融情報、パスワード、口座番号などを記載しないでください。共有前に内容と相手を確認することで、重要な情報を誤って公開するリスクを減らせます。
出典: OpenAI「ChatGPT での会話とスケジュール済みタスクの共有」
5-5.著作権を侵害する恐れがある
ChatGPTを利用する際には、著作権侵害のリスクに注意を払いましょう。
ChatGPTは膨大な量のテキストデータを学習していますが、その中には著作権で保護された作品も含まれている可能性があります。そのため、ChatGPTが生成した文章や情報が、意図せず他者の著作物を模倣したり、引用したりする恐れがあります。
特に、特定の著作物を参考にするように指示した場合、生成された内容が元の著作物と酷似し、著作権侵害と見なされる可能性が高くなります。また、ChatGPTに長文や詳細な情報を生成させると、既存の著作物から無意識に情報を引用してしまう可能性もあるでしょう。
著作権侵害を避けるためには、ChatGPTの出力を鵜呑みにせず、必ず人間の目で内容を精査し、必要に応じて修正を加えることが重要です。
6.【業界別】ChatGPTの導入事例

ChatGPTやOpenAIのモデルは、文章作成や要約だけでなく、社内業務の効率化、情報検索、商品データの整備など、さまざまな業務で活用されています。
ここでは、企業が実際にどのような業務へAIを取り入れ、どのような成果につながっているのかを紹介します。
6-1.【金融】三菱UFJ銀行|約3.5万人にChatGPT Enterpriseを展開

三菱UFJ銀行では、約35,000人の行員を対象にChatGPT Enterpriseを展開しています。
単にChatGPTを利用できる環境を用意するだけではなく、利用前のeラーニングの提供やカスタムGPTの研修を実施し、各部署にはAI活用を支援する担当者を配置しています。
その結果、カスタムGPTの研修後4か月で1,800件を超えるカスタムGPTが作成されました。また、AI動向の調査や社内向け報告資料の作成など、一部のリサーチ業務では作業量を20〜30%削減しています。
社内では、部署ごとの業務に合わせたカスタムGPTを「AI行員」として活用し、時間のかかる作業の効率化や、特定の担当者に偏っていた知識の共有にも役立てています。
参考:OpenAI「MUFG aims to become AI-native with OpenAI」
6-2.【IT・インターネット】MIXI|月間約17,600時間の業務時間を削減
MIXIは2025年3月から、全従業員にChatGPT Enterpriseを導入しています。
全社員向けの研修や新卒社員向けワークショップ、エンジニア向けハッカソンなどを実施しました。その結果、全社導入から3か月未満で週間アクティブユーザー率は80%に到達し、社員が作成したカスタムGPTは1,800個以上となりました。
導入3か月時点の社内アンケートでは、ChatGPT Enterpriseの活用によって全社で月間約17,600時間の業務時間削減が見込まれるとしています。利用者1人あたりでは月間約11時間に相当し、99%が生産性の向上を実感しています。
参考:MIXI「ChatGPT Enterpriseの全社活用で月間約17,600時間を削減」
6-3.【製造・電機】パナソニック コネクト|年間78.8万時間を削減
パナソニック コネクトでは、OpenAIの大規模言語モデルをベースとした社内向けAIアシスタント「ConnectAI」を国内全社員に展開しています。もともとはChatGPTをベースとした「Connect AI」として導入され、その後、社内情報や業務データも扱えるよう機能を拡張してきました。
2025年度には、議事録作成やコード生成、ログ分析、提案書、設計書・仕様書の作成などに活用され、年間78.8万時間の業務時間を削減しました。これは同社の年間総労働時間の3.4%に相当します。
年間利用回数は361万回、月間ユニークユーザー率は61%に達しており、1回あたりの削減時間は平均33分と報告されています。
参考:パナソニック コネクト「AI活用で総労働時間の3.4%削減」
6-4.【公共】横須賀市|約半数の職員がChatGPTを活用
横須賀市は2023年4月から、全庁でChatGPTの活用実証を開始しました。
約1か月間の実証では、約半数の職員が実際にChatGPTを利用しました。最終アンケートの回答者のうち、約8割が「仕事の効率が上がる」「利用を継続したい」と回答しており、利用者へのヒアリングでも業務時間の短縮効果が確認されています。
その後も活用は続いており、横須賀市が運営する「自治体AI活用マガジン」によると、2025年5月時点では、職員の17.1%が週1回以上利用し、一度以上利用した職員の割合は7割に達しています。予算・決算や議会説明資料などの文章案作成にも活用されています。
自治体でも、文書作成などの身近な業務からChatGPTを導入し、継続的な活用につなげている事例です。
参考:横須賀市「ChatGPTの全庁的な活用実証の結果報告と今後の展開」
参考:自治体AI活用マガジン(横須賀市運営)「数字で見る横須賀市のChatGPT利用状況【2025年5月末時点】」
6-5.【小売】Wayfair|月4万1,000件の問い合わせ処理を自動化
米国の家具・生活用品EC企業Wayfairは、OpenAIのモデルを商品カタログ管理やサプライヤー対応のシステムに組み込んでいます。
商品カタログでは、表示・購入頻度の高い100万点以上の商品を対象に250万件の商品タグを修正しました。
サプライヤー対応では、問い合わせ内容の分類や回答支援、自動処理にAIを活用し、月間41,000件のサポートチケットを自動化しています。一部の業務では最大70%が自動化されています。
さらに、社内向けにも1,200以上のChatGPT Enterpriseの利用枠を展開しており、個人の文章作成だけではなく、業務システムにOpenAIのモデルを組み込んだ事例として参考になります。
参考:OpenAI「Wayfair、OpenAIでカタログ精度とサポート対応のスピードを向上」
7.ChatGPTをさらに便利にする機能やサービス
ChatGPTには、会話や文章作成だけでなく、仕事の整理や自動化に役立つ機能があります。ここでは、初心者でも始めやすい機能から、複数の作業をまとめて任せられる機能まで紹介します。
7-1.タスク・リマインダー|決まった日時に自動で実行する
タスク・リマインダーは、指定した日時に通知したり、決まった作業を定期的に実行したりする機能です。
例えば、次のように依頼できます。
毎週月曜日の朝9時に、先週のAI関連ニュースを3つ調べて要約してください。
明日の19時に、会議があることをリマインドしてください。 |
定期的な作業を登録するときは、まず通常のチャットで一度実行し、期待どおりの結果になるまで指示を調整します。その後「これを毎週月曜日の朝9時に実行してください」と伝えると、同じ作業を繰り返し実行できます。
▼ タスク登録画面

登録したタスクは「スケジュール済み」の画面から内容や実行日時を確認・変更できます。
▼ 登録したタスクを確認・管理する画面

毎回自分で調べたり思い出したりする必要がなくなり、定期的な情報収集や予定の確認漏れを防ぎやすくなります。利用できるタスク数や実行頻度、通知方法はプランや利用環境によって異なります。
7-2.プロジェクト機能|チャットや資料をテーマ別にまとめる
プロジェクト機能を使うと、同じテーマに関するチャット・ファイル・指示を一つの場所にまとめられます。
例えば「旅行ガイド記事」というプロジェクトを作り、次の内容を保存できます。
記事の構成案や下書き
参考にするPDFや画像
表記ルールや執筆方針
記事ごとのチャット
画面左側のメニューから「プロジェクトを新規作成」を選び、プロジェクト名を設定します。その後、必要なファイルや指示を追加しましょう。
▼ プロジェクトを作成して資料を追加する画面

利用環境によっては、参照するチャットやメモリの範囲も設定できます。案件やテーマごとに情報を分ければ、過去の資料を探す手間が減り、前提を引き継ぎながら作業を進めやすくなります。
ただし、細かく分けすぎると管理しにくくなるため「顧客別」「案件別」「業務別」など、継続して使う単位で作成するのがおすすめです。
7-3.メモリ・カスタム指示|毎回の説明を減らす
メモリとカスタム指示は、前提条件や出力ルールをChatGPTに保持させ、毎回のプロンプト入力を省略するための機能です。
機能 | 内容 |
メモリ | 普段の会話内容から、役職、業務内容、使用ツール、好みの形式などをChatGPTが自動で学習・記憶する機能 |
カスタム指示 | 回答のトーンやフォーマットの制約(「結論から書く」「専門用語を避ける」など)を、あらかじめ入力欄に固定ルールとして設定しておく機能 |
例えば「初心者にもわかる言葉で説明してください」とカスタム指示に登録しておけば、チャットを始めるたびに同じ条件を書く手間を減らせます。
▼ メモリとカスタム指示を設定する画面

また、メモリ機能により「普段扱っている商材」や「社内の役割」が自動で蓄積されていくため、前置きの説明を省いて本題から質問できます。
なお、業務で利用する際は、機密情報や顧客の個人情報が意図せずメモリに記憶されないよう注意が必要です。設定画面から保存されているメモリの一覧を定期的に確認し、不要または不適切な情報があれば削除してください。
7-4.スキル|繰り返す作業を同じ手順で実行する
スキルは、特定の作業に必要な手順やルール、テンプレートなどをまとめて再利用する機能です。同じ作業を依頼するたびに、長いプロンプトを書く必要がなくなります。
例えば、領収書を整理するスキルには、次の手順を登録できます。
領収書の画像から日付・店名・金額を読み取る
決められた形式でファイル名を変更する
経費の一覧をCSVファイルにまとめる
スキルを選択し、領収書画像が入ったフォルダを指定すれば、次のような短い指示で実行できます。
このフォルダにある領収書を整理し、経費一覧を作成してください。
▼複数の領収書を用意


▼ 整理された経費一覧


あらかじめ「スプレッドシートで○○フォルダに登録する」というスキルを作成していたため、細かな指示を出さなくても実行してくれました。
作業手順をスキルとして残しておけば、担当者が変わっても同じ流れで処理しやすくなり、確認漏れや成果物のばらつきを抑えられます。
7-5.MCP|外部サービスとつなぐ
MCP(Model Context Protocol)は、ChatGPTと社内ツールや外部サービスを安全に接続するための仕組みです。従来のChatGPTはチャット画面内で完結していましたが、MCPを介することで外部データベースの参照や、各種業務ツールへの情報書き込みといった連携が可能になります。
主な仕組みと活用例は次の通りです。
外部データの参照・検索:社内データベース、クラウドストレージ、ドキュメント管理ツールと連携し、ChatGPTの画面上から最新の社内情報を直接検索・参照する
外部ツールへの操作連携:チャット上で指示を出し、タスク管理ツールのステータス更新や、外部コミュニケーションツールへの下書き送信などを実行させる
MCPを導入するメリットは、複数のツールを行き来する「画面の切り替え」や「手作業でのコピペ」をゼロにできる点です。
例えば、資料の検索から要約、タスク管理ツールへの登録までをChatGPTの画面上だけで完結できるようになります。ひとつのツールで様々なSaaSや社内データを横断操作できるため、日々の定型業務にかかる工数を大幅に削減できます。
7-6.ChatGPT Work|複数の工程をまとめて任せる
ChatGPT Workは、調査や分析、資料作成、Web操作など、複数の工程が必要な仕事をまとめて任せられるエージェント機能です。
依頼した内容に応じて必要な作業を整理し、Webやファイル、連携したツールなどを使いながら、成果物の完成まで作業を進めます。専用のブラウザを使ってWebサイトを開き、クリックや入力を行うことも可能です。
例えば、次のように依頼できます。
契約中のサービスへログインし、今月の利用料金を確認してください。前月との差を表にまとめ、契約変更は行わないでください。 |
クラウド上で作業するため、PCを閉じたあとも処理を続け、スマートフォンから進捗を確認できます。
ログインが必要になると作業が一時停止します。ユーザーがChatGPTアプリで、パスワードなどを入力すると、Work機能でログイン後の作業を代行します。
※フォームに入力した認証情報は、リモートブラウザに直接送信されます。入力したユーザー名とパスワードはChatGPT内には表示されず、ログイン情報は保存されません。
参考:OpenAI「ChatGPT でのクラウドブラウザーの使用」
▼ ログイン後のサイトを操作して結果をまとめた画面

情報の送信、データの削除など、重要な操作の前には確認が求められます。
7-7.Codex|デスクトップやブラウザ操作などを任せる
Codexは、OpenAIが開発したプログラミングやファイル操作の自動化が可能なAIツールです。自然言語(普段の言葉)で指示を出すだけで、PC内のファイルを確認し、分類や名前変更、一覧表の作成といった作業も進められます。
例えば、営業資料が一つのフォルダに混在している場合は、次のように指示を出します。
「営業資料」フォルダ内のファイルを確認し、顧客名ごとのフォルダに分類してください。ファイル名を「顧客名_資料の種類_作成日」に統一し、整理した内容をExcelの一覧表にまとめてください。元のファイルは削除しないでください。 |
指示を受けたCodexがフォルダ内のファイルを読み取り、指定通りのフォルダ分けとリネーム、一覧表の作成まで自動で処理します。ファイルを一つずつ開いて手作業で整理する手間が削減され、必要な資料を探す時間も短縮可能です。
Codexに関する詳しい情報は以下の記事で解説しています。
▶関連記事:Codexとは?使い方・料金・Claude Code比較まで初心者向けに解説
7-8.Excel・PowerPoint・Googleスプレッドシート連携|表や資料を作成する
ChatGPTでは、ファイル機能や対応する連携サービスを使って、表やスライドの作成・編集を依頼できます。

出典:ChatGPT for Excel と ChatGPT for Google Sheets
例えば、売上データを渡して、次のように依頼します。
このExcelの売上データを店舗別に集計し、前月比を計算してください。前月より売上が10%以上減少した店舗を抽出し、減少率が大きい順に並べてください。あわせて、店舗ごとの前月比がわかるグラフをこのシート内に作成してください。 |
ChatGPTがExcel内のデータを確認し、集計や並べ替え、グラフ作成まで進めてくれます。結果はそのままシート上で確認・修正できるため、別のツールへデータを移す手間も減らせます。
7-9.音声モード|考えを整理し、会話を練習する
音声モードでは、文字を入力せずにChatGPTと会話できます。考えがまとまっていないときの壁打ちや、営業・面接などの会話練習に便利です。
例えば、商談の練習では次のように伝えます。
あなたは導入を検討している企業の担当者です。私がサービスを提案するので、疑問点や懸念点を質問してください。会話が終わったら改善点を3つ教えてください。 |
▼ 音声モードを開始する画面

▼ 会話後に改善点をまとめてもらった例

声に出して説明することで、自分でも整理できていなかった考えや、説明が不足している部分に気づきやすくなります。
8.GPT-6 Astraとは?複雑な仕事をまとめて任せたい人向けのモデル
GPT-6 Astraは、OpenAIが発表したマルチステップ業務の自動遂行に特化したAIモデルです。ブラウザやPC環境、複数の社内資料や外部ツールを横断して自律的に操作し、ゴールまで一貫して業務をやり切る能力を備えています。
主な活用領域と具体例は次の通りです。
Astraでできること | 具体例 |
複数の情報を調査・分析する | Webと社内資料を調べ、市場や競合を分析する |
アプリをまたいで作業する | Webサイト、表計算、文書作成ソフトなどを順番に操作する |
データから成果物まで作る | データを分析し、グラフ・表・プレゼン資料まで作成する |
パソコン上の作業を進める | ソフトをインストールし、動作確認やトラブル対応まで行う |
開発から確認まで任せる | Webサイトを作り、実際に操作して正常に動くか確認する |
特に強みを発揮するのは、「調査 → 分析 → 判断 → ツール操作 → 成果物作成」という複数工程を、人間の介在なしで自律的につなぎ合わせる処理です。
複数工程業務の遂行精度を測るベンチマーク「AutomationBench」では、前世代モデル(GPT-5.6 Sol)の18.1%から41.4%へと大幅に向上しました。
さらに、PC画面の直接操作を評価する「OSWorld 2.0」でも65.7%から72.6%へと改善しています。指示を1工程ずつ細かく分割して与える必要がなく、「最終的な成果物の作成」というゴールを提示するだけで完結させられる点が大きな変化です。
GPT-6 AstraはChatGPTのPlus以上の有料プラン等で提供されています。利用枠や提供形態の詳細はOpenAIの最新仕様をご確認ください。
なお、2026年9月にはGPT-6 SolとGPT-6 Lunaに続き、GPT-6.1 Solも登場しました。GPT-6.1 SolはPlus・Pro・Business・Enterpriseなどの対象プランでChatGPT WorkとCodexから利用できます。通常のChatではまだ提供されていません。
参考:OpenAI「GPT Astra」
参考:OpenAI「GPT-6.1 Solのご紹介」https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-6-1-sol/
9.ChatGPTに関するよくある質問
ここでは、ChatGPTを初めて使う方が疑問に感じやすい点をまとめました。
できないことや苦手な作業、無料版の利用回数、セキュリティなどについて順番に解説します。
9-1.ChatGPTでできないことや苦手なことは?
ChatGPTでできないことや苦手なことは以下のとおりです。
苦手なこと・注意が必要なこと | 内容 |
正確性が求められる回答 | 事実と異なる内容を、もっともらしく回答する場合があります |
医療・法律などの専門的な判断 | 一般的な情報は回答できますが、専門家による判断の代わりにはなりません |
最新情報の把握 | Web検索を使わない場合、最新の出来事を把握できていないことがあります |
複雑な計算 | 計算方法や条件によっては間違えることがあります |
曖昧な指示への対応 | 条件が不足していると、意図と異なる回答になることがあります |
現実世界での作業 | ChatGPT単体では、物を運ぶなどの物理的な作業はできません |
9-2.ChatGPTより優れたAIツールは?
ChatGPTより常に優れているAIツールがあるわけではなく、目的によって使いやすいサービスは異なります。
例えば、Googleサービスとの連携を重視するならGemini、長い文章や資料を扱うならClaudeなど、ChatGPT以外のAIが使いやすい場合もあります。
主な違いは「1-4.ChatGPT・Gemini・Claudeの違い」で比較しています。まずはChatGPTを試し、不足を感じる用途があれば別のAIを併用するとよいでしょう。
9-3.ChatGPTの無料版は1日何回まで使えますか?
2026年9月時点では、無料版の通常のテキストチャットに「1日○回まで」という固定の回数制限はありません。
Freeプランでは日常的なテキストチャットを基本的に回数を気にせず利用できます。ただし、画像生成やファイルのアップロード、音声、データ分析など、一部の機能には個別の利用上限があります。
9-4.ChatGPTで作った文章はバレますか?
ChatGPTで作成した文章かどうかを正確に判定できるわけではありません。
一方で、生成された文章をそのまま使うと、表現が均一だったり、具体的な体験が少なかったりするため、読み手にAIを使ったと気付かれる可能性があります。
そのため、ChatGPTの文章をそのまま提出するのではなく、事実関係を確認したうえで、自分の経験や具体例を加えて修正することが大切です。
9-5.ChatGPTのセキュリティ対策は?
ChatGPTを安全に利用するためには、アカウント設定だけでなく、入力する情報にも注意することが大切です。
主な対策は以下のとおりです。
セキュリティ対策 | 内容 |
多要素認証(MFA)を設定する | パスワード以外の認証を追加し、アカウントの乗っ取りリスクを減らします |
強力なパスワードを使用する | 他のサービスと同じパスワードの使い回しを避けます |
学習設定を確認する | 必要に応じて「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします |
機密情報を入力しない | 顧客情報やパスワード、社外秘資料などの入力を避けます |
一時チャットを活用する | 履歴に残したくない会話では一時チャットを利用します |
共有リンクを確認する | チャットを共有する前に、機密情報が含まれていないか確認します |
10.まとめ
ChatGPTは、質問への回答だけでなく、文章作成や情報収集、資料整理、データ分析など、さまざまな作業に活用できるAIツールです。
最初からすべての機能を使いこなす必要はありません。まずは「メールの文章を作ってもらう」「長い文章を要約してもらう」など、身近な作業から試してみると良いでしょう。
また、ChatGPTは指示の出し方によって回答が変わります。思った回答が得られない場合は、目的や条件を追加しながら対話を続けてみてください。
一方で、回答が必ず正しいとは限らないため、重要な情報は公式サイトなどで確認することも大切です。
本記事で紹介した基本的な使い方や活用例を参考に、まずは実際にChatGPTを使ってみましょう。
社内の情報を有効活用するならRimo ナレッジAIがおすすめ
本記事を執筆したコンテンツマーケティング担当の金城が弊社の業務でChatGPTを使ってみると、次のような傾向がありました。
メールや要約、データ分析など、指示を工夫すれば幅広い仕事を任せられる
一方で、自社のルールや過去の経緯は知らないため、社内の事情を踏まえた答えには、そのつど資料を用意する必要がある
メールの下書きや一般的な調べものであれば、ChatGPTだけで十分に仕事を進められます。
ただ、社内規程の確認や問い合わせへの回答のように、社内の情報が前提になる仕事では、必要な資料を探して用意するところから毎回始めることになります。
こうした仕事は、社内の資料をあらかじめ取り込み、そこから答えるAIに任せると手間を減らすことが可能です。弊社では、そのためのサービスとして「Rimo ナレッジAI」を提供しています。

ChatGPTとRimo ナレッジAIは得意なことが異なるため、それぞれ向いている人を整理しました。
【ChatGPTがおすすめな人】
メールの下書きや要約など、身近な作業から効率化したい人
企画の壁打ちやアイデア出しの相手がほしい人
翻訳やデータ分析など、幅広い作業を1つのAIで進めたい人
【Rimo ナレッジAIがおすすめな人】
社内規程やマニュアルを探す時間を減らしたい人
問い合わせへの一次回答を、社内資料をもとに作りたい人
過去の提案書や会議録を踏まえた答えがほしい人
Rimo ナレッジAIは、Googleドライブ・SharePoint・Boxなどの社内資料をフォルダごと取り込むだけで、資料・チャット・会議録を横断して根拠付きで回答するAIエージェントです。社内資料を探して回答をまとめる作業を減らせます。
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入力データはAIの学習に使われず、ISO27001/ISO27017も取得しています。チームプラン(1人あたり月額6,000円・税抜)は1名から契約できるので、まずはサービス概要で自社の業務に合うかを確かめてみてください。
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