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自動化ツールの選び分け方|RPA・連携・AIの違いと自社に合うタイプの決め方

「毎日の転記作業を自動にしたいが、どのツールを選べばいいか分からない」
「RPAという言葉は聞くけれど、自社に合うのかが判断できない」
こうしたお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。自動化ツールは製品の数が多いうえに、何を得意とするかが方式ごとに違います。製品の一覧を眺めても、自社の作業に合うものはなかなか見つかりません。
本記事では、自動化ツールを「つなぐ・繰り返す・読み取る・まとめる」の4タイプに分けて違いを整理し、自社の作業に合うタイプを選び分ける基準を解説します。
読み終えたときには、自分の作業がどのタイプに当たるのかと、選ぶ前に確かめることが分かるようになります。
会議や打ち合わせのように、そもそも記録が残らない作業を自動にしたい場合は、AI議事録サービスの『Rimo Voice』が向いています。無料トライアルもあるので、気軽に試せます。

自動化ツールの4タイプ|つなぐ・繰り返す・読み取る・まとめる
自動化ツールと一口に言っても、中身はひとつではありません。人がしていた作業を代わりに行う「代行のしかた」によって、大きく4つのタイプに分かれます。
1つの道具だけで、社内のあらゆる作業を自動化できるわけではありません。まずはこの4タイプを押さえておくと、自社の作業がどれに当てはまるかを考えやすくなります。
タイプを取り違えると、あとから手間が増えることもあります。連携だけで解決できる作業に画面操作の自動化を組んでしまうと、システムの画面が変わるたびに設定を直す羽目になります。
話し言葉のように形が決まっていないデータに、決まった項目を扱う仕組みをそのまま当てはめても、うまく処理できません。どのタイプにするかを最初に見極めておくほうが、結果的に手戻りが少なくなります。
世の中にある自動化ツールの多くは、名称や見た目が違っても、突き詰めるとこの4タイプのどれかに当てはまります。
自動化そのものの意味や、効率化・DXとの違いから知りたい方は、業務自動化とは?効率化との違い・進め方・使えるツールをわかりやすく解説を参考にしてください。
4タイプの違いをまとめると、次のとおりです。
タイプ | 代表的な作業 | 得意なこと | つまずきやすいところ | よく使われる仕組み |
|---|---|---|---|---|
つなぐ | フォームの回答を表に書き込む、通知を飛ばす | サービス同士の連携が公式にあれば安定して動く | 連携の窓口がないサービスには使えない | API連携・iPaaS |
繰り返す | 決まった画面操作の反復、データの転記 | 連携の窓口がないシステムでも動かせる | 画面のレイアウトが変わると止まる | RPA・マクロ |
読み取る | 紙の書類やPDF、音声のデータ化 | データになっていない情報を扱える | 読み取り精度が元データの状態に左右される | OCR・AI-OCR・AI文字起こし |
まとめる | 文章の要約、下書きの作成 | 手順が毎回同じでない作業に対応できる | 出した内容を人が確認する前提が必要 | 生成AI・AIエージェント |
つなぐ|アプリ間の受け渡しを自動にする
「フォームに回答が入ったら表に書き込み、担当者へ通知する」。このように、サービス同士をつないで情報を流す方式です。
つなぐ役割を果たすのがAPIです。サービス同士が決まった形でデータをやり取りするための、公式の受け渡し口を指します。
クラウドサービス同士をつなぎ、片方で起きたことをもう片方へ自動で流す仕組みはiPaaS・連携自動化ツールと呼ばれます。
フォーム管理ツールとチャットツールが連携していれば、回答が入るたびに担当チャンネルへ自動で通知する、といった使い方ができます。一度組んでしまえば、双方の画面デザインが多少変わっても動き続けるのが特徴です。
上位の解説記事の多くは、この選択肢にほとんど触れていません。「自動化ツール=画面操作を覚えさせるもの」という前提で書かれているためです。
しかし、連携の窓口が用意されているサービス同士なら、つなぐ方式のほうが安定して動きます。画面のデザインが変わっても、公式の受け渡し口自体は簡単には変わらないからです。
繰り返す|同じ画面操作をそのまま代行する
繰り返す方式の代表がRPAです。人がパソコンでする操作(クリック・入力・コピーなど)を、そのまま代わりに実行するソフトを指します。似た手段に、表計算ソフトの操作を自動化するマクロがあります。
繰り返す方式の強みは、連携の窓口がない古いシステムでも動かせることです。画面さえ見えていれば、人の操作をそのまま覚えさせられます。
会計システムに外部連携の窓口がない場合でも、画面上の入力操作をRPAに覚えさせれば、同じ手順を毎回代行させられます。反面、覚えさせた分だけ、あとから見直す手間も抱えることになります。
対象の画面のレイアウトが変わると、覚えさせた操作が正しく動かなくなります。システムの更新が多い環境では、そのたびに設定を直す手間がかかります。
RPAの仕組みや無料ツールについて詳しく知りたい方は、RPAとは?意味と仕組みを初心者向けに解説!無料ツールや自分で作る方法までで確認できます。
読み取る|紙・音声・画像を扱えるデータに変える
つなぐ・繰り返すのどちらも、扱う対象がすでにデータになっていることが前提です。紙の書類や音声、画像のように、まだデータになっていない情報は、その手前で読み取る作業が必要になります。
紙や画像に写っている文字を読み取ってデータに変える技術がOCR・AI-OCRです。請求書や申込書をスキャンしてOCRにかければ、金額や日付を手入力せずにデータとして取り込めます。
読み取りの精度は、元になる紙や画像の状態に左右されます。文字がかすれていたり、傾いて撮影されていたりすると、読み取り後の確認作業が増えてしまいます。
音声を文字にする文字起こしも、この読み取るタイプに含まれます。会議や打ち合わせのように話し言葉のまま記録が残る作業は、まずここを済ませないと、つなぐ・繰り返すの入り口にすら立てません。
データに変えたあとは、そのままつなぐ・繰り返すのどちらかの方式へ引き継ぐ形になります。
まとめる|文章にする、次の作業まで進める
手順が毎回同じでない作業には生成AIやAIエージェントが向いています。目的を伝えると必要な作業を自分で組み立てて進めるAIのことで、文章の要約、下書きの作成、資料のたたき台づくりなどが代表的な使い道です。
問い合わせメールの返信文の下書きや、会議のメモから議事録の骨子をつくる作業などが当てはまります。何を、どこまでやってほしいかを具体的に伝えるほど、出てくる下書きの精度も上がります。
まとめるタイプは、出した内容を人が確認する前提で使うのが基本です。手順が決まりきっていない分、AIが出した答えをそのまま採用してよいかどうかは、人の目で確かめる必要があります。
活用の具体例を幅広く知りたい方は、AIエージェントの活用例12選|自社で使える業務がわかる【2026年版】を参考にしてください。
4つのタイプは、どれか1つを選べば済むというものではありません。実際の業務では、複数のタイプを組み合わせて使うケースがほとんどです。読み取るタイプでデータに変えたあと、つなぐタイプで別のシステムへ渡す、という組み合わせもよくあります。
製品を幅広く比較して検討したい方は、【2026年版】業務効率化ツールおすすめ17選|6カテゴリ別に料金・機能を比較も参考にしてください。
自動化ツールを選び分ける5つの見極め
ここからは、4つのタイプのどれを選ぶかを決めるための、具体的な見極め方を紹介します。上位の比較記事に多い「操作性・費用・サポート体制」といった、製品を買うときの一般的なチェック項目とは別の切り口です。
次の5つを、順番に確かめてみてください。
その作業は「つなぐ」のか「繰り返す」のか
手順が毎回同じか、例外が混じるか
扱うのは決まった項目か、話し言葉か
止まったとき、誰が気づいて誰が直すか
新しく入れるか、いまのツールの機能で足りるか

1. その作業は「つなぐ」のか「繰り返す」のか
いちばん大きな分かれ道です。いま使っているサービスに、公式の連携先一覧があるかどうかをまず確認してください。
連携できる先があるなら、画面操作を覚えさせる前に、そちらを使うほうが安定します。連携で済む作業に画面操作の自動化を組んでしまうと、画面が変わるたびに直す手間が発生するためです。
先に画面操作の自動化を組んでしまい、あとから公式の連携先が見つかって作り直す、という遠回りもよく起こります。順番を間違えないことが、後々の手間を減らす一番の近道です。
たとえば、勤怠管理システムと給与計算システムの両方に外部連携の機能があれば、担当者が転記しなくても、勤怠データはそのまま給与計算に反映されます。
2. 手順が毎回同じか、例外が混じるか
毎回まったく同じ手順で進む作業であれば、つなぐ・繰り返すの方式がそのまま向きます。
一方、例外がある程度混じる作業は、決まった手順として覚えさせるのが難しくなります。例外のパターンをすべてルールとして書き出そうとするほど、条件分岐が複雑になり、あとから見直す人が中身を追えなくなります。
たとえば、毎月同じ書式で届く請求書は手順が一定ですが、取引先ごとに書式がばらばらな請求書は例外が多い部類に入ります。
この場合は、まとめるタイプでいったん下書きを作らせ、人が確認して仕上げる形に寄せるほうが現実的です。
3. 扱うのは決まった項目か、話し言葉か
金額・日付・件名のように、入力する箱があらかじめ決まっているデータと、会話や文章のように形が決まっていないデータでは、向く方式が変わります。
決まった項目を扱うなら、つなぐ・繰り返すのタイプでそのまま処理できます。話し言葉や文章のように形が決まっていないデータは、いったん読み取るタイプで扱える形に変える必要があります。
逆に、決まった項目を扱うだけの作業に生成AIを当てはめると、同じ入力でも出力が毎回微妙に変わり、確認の手間がかえって増えることがあります。
4. 止まったとき、誰が気づいて誰が直すか
自動で動く仕組みは、止まったこと自体に気づけないのがいちばん怖いところです。
作った本人しか直せない状態にしないでください。エラーが起きたときの通知先を決めてから選ぶと、止まったまま気づかれない事態を防げます。あわせて、入れたデータがどこへ送られるのかも、選ぶ前に確認しておきたい点です。
通知先を決めないまま動かし続けると、止まっていること自体に長く気づけず、誤ったデータがそのまま積み上がることもあります。
通知先は担当者個人のメールだけでなく、チームで共有しているチャットツールのチャンネルにしておくと、担当者が不在のときでも気づけます。
5. 新しく入れるか、いまのツールの機能で足りるか
いま使っている業務ソフトやグループウェアに、自動化の機能がすでに付いていることは少なくありません。
新しいツールを増やす前に、手元の機能で足りないかどうかを確かめてください。
ツールが増えるほど、誰が何をどこで管理しているかが分かりにくくなります。使っているサービスのアップデート情報を見るだけで、探していた機能がすでに用意されていると分かることもあります。
5つすべてを一度に完璧に判断できなくても構いません。まずは対象の作業をひとつ思い浮かべながら、順番に当てはめてみてください。
自動化ツールを選ぶ前に確かめる3つのこと
自動化ツールは、入れれば終わりというものではありません。選ぶ前に確かめておくと、あとで使われなくなる事態を防ぎやすくなる3つのことを紹介します。
その作業に月何時間かかっているかを測る
自動化しないほうが早い作業を外す
面倒を見る人を先に決めておく

その作業に月何時間かかっているかを測る
まず、対象の作業にどれくらいの時間がかかっているかを数字にしてください。
手順はシンプルです。各担当者に、その作業の回数と1回あたりの時間を聞きます。それを月間の合計時間にまとめ、時給を掛け合わせると、費用として見える形になります。
担当者によって体感時間の感じ方は違うものです。複数人に聞いて平均をとると、より実態に近い数字になります。
この数字は、方式を選ぶときの判断材料になるだけでなく、社内で話を通すときの説明材料としても使えます。なお、この見積もりは自動化する価値があるかを選ぶ前に確かめるためのものです。導入後にどれだけ効果が出たかを測る話とは目的が異なります。
稟議を通す場面や、契約更新を検討する場面でこの数字を求められることも多いため、早めに測っておくと安心です。
自動化しないほうが早い作業を外す
自動化ツールの紹介記事の多くは、何を自動化できるかを増やす方向でしか語りません。ここでは逆に、外したほうがよい作業を挙げます。
次のような作業は、いったん自動化の対象から外してください。
回数が少ない作業
毎回やり方が違う作業
手順を言葉で説明できない作業
すべてを自動にしようとすると、いちばん難しいところで止まり、結局手作業に戻ってしまいます。月に1回しか発生しない作業や、そのつど担当者の判断が必要な作業は、無理に自動化するより人が対応したほうが結果的に早く済むこともあります。
自動化しなくてよい作業を正直に切り分けることは、遠回りに見えて、実は無駄な工数をいちばん減らせる判断です。
外すかどうかに迷ったときは、まず小さく試してみて、手間のわりに効果が薄いと感じたら、その時点で手作業に戻すという進め方でも構いません。
面倒を見る人を先に決めておく
自動化ツールを入れたのに、いつの間にか使われなくなる企業には共通点があります。よく挙がる理由は次のとおりです。
旗を振る人がいなくなった
よく使っていたメンバーが異動・退職した
目的だった業務そのものがなくなった
別のツールが後から入ってきた
このうち、旗を振る役目は、導入前に誰が担うかを決めておけば防げます。推進役は、必ずしも情報システム部門の担当者である必要はありません。日常的にその作業を行っている現場の担当者が兼ねるケースも少なくありません。
推進役を決めずに始めると、設定や問い合わせへの対応が特定の人に集まり、いずれ手が回らなくなります。
最初に触った人がよい体験を得られるかどうかが、その後の広がり方を大きく左右します。旗振り役を先に決めることは、その最初の体験を作り込むための、いちばん確実な一手です。
定着するかどうかの差は、機能の良し悪しではなく、こうした事前の備えを怠らなかったかどうかで生まれます。

迷いやすい3つの分かれ道
ここまでの見極めを使って、実際に判断に迷いやすい3つの作業を見ていきます。どちらの方式でも一見片づけられる作業ほど、判断の順番を知っておくことが大切です。

毎日のデータ転記|連携でつなぐか、画面操作を代行させるか
毎日のデータ転記は、つなぐ・繰り返すのどちらの方式でも進められる、代表的な作業です。
判断の順番は、見極め1がそのまま当てはまります。まず、転記元と転記先のサービスに公式の連携先があるかを確認してください。
連携があるなら、つなぐ方式を優先します。連携の窓口がない場合にはじめて、繰り返す方式(画面操作の代行)を検討します。両方に公式の連携先があれば、転記の自動化はつなぐ方式だけで完結し、あとから画面のレイアウトが変わっても影響を受けません。
紙とPDFの入力|読み取らせるか、受け取り方を変えるか
紙やPDFで届く書類のデータ入力も、迷いやすい作業のひとつです。
すぐに読み取るタイプのツールを検討する前に、一度立ち止まってください。紙やPDFで受け取ること自体をやめられないか、を確かめる余地があります。
取引先にオンラインフォームでの提出を依頼できるなら、読み取る手間そのものをなくせます。それが難しい場合に、読み取るタイプの出番です。
会議の記録とそのあとの作業|聞き直すか、任せるか
会議や打ち合わせの記録は、ここまでの4タイプのどれにも当てはまらない、少し特殊な作業です。転記や集計の対象になる前に、話し言葉のまま、そもそもデータになっていないためです。
会議の記録は、まず読み取るタイプの技術で文字のデータに変え、そのあとまとめるタイプの技術で整理する、という2段階の自動化が必要になります。
会議のあとには、いくつもの作業がまとまって発生します。議事録を作る、決まったことを資料にする、やることを洗い出す、関係者へ共有する、といった工程です。これらを一つひとつ人の手でこなすと、会議の回数だけ同じ負担が積み重なります。
こうした会議後の作業をまとめて引き受けるのが、AI議事録サービスの『Rimo Voice』です。録音した音声を文字起こしし、内容を要約するところまでを自動で行います。
さらに、会議で決まった「やるべきこと」の実行までを支援するのが『Rimo Actions』です。
会議内容からタスクを自動で抽出し、資料や下書きの作成、関係者への共有までをつなげます。
実際に複数のツールをトライアルで比較したうえで、自社に必要な機能で選んだ例もあります。
株式会社高速道路総合技術研究所様は、専門用語の辞書登録や話者分離の精度、Zoomとの連携機能を決め手に『Rimo Voice』を導入し、議事録作成にかかる時間を平均3分の1程度まで削減しました。
転記や入力の作業に比べると、会議の記録は後回しにされがちです。しかし、実際には最も時間を取られている作業のひとつでもあります。
関連記事:話者分離・共同編集を活用し、議事録作成工数を平均3分の1に削減!|株式会社高速道路総合技術研究所様
自動化ツールに関するよくある質問
Q. 自動化ツールとRPAは何が違いますか?
RPAは、自動化ツールの中の1つの方式(繰り返すタイプ)です。自動化ツール全体とRPAは、同じ意味ではありません。つなぐ・読み取る・まとめるといった、RPA以外の方式もあります。
検討の際は、まず自社の作業がRPA以外のどの方式に当てはまるかを確認すると、探すべきツールの範囲を絞り込めます。
Q. 社内システムが外部と連携できない場合はどうすればよいですか?
連携の窓口がないシステムであれば、つなぐ方式は選べません。その場合は、繰り返すタイプ(画面操作の代行)が有力な選択肢として残ります。
この場合も、将来的に連携の窓口が用意される予定がないかをあわせて確認しておくと、あとからの切り替えがスムーズになります。
Q. 無料のツールから試しても大丈夫ですか?
小さく試すこと自体は問題ありません。ただし、本番の業務に載せる前に、止まったときにどう気づくかを決めておいてください。
無料版のまま検証を続けると、気づかないまま止まっている期間が長引くことがあります。試す対象は1つの部署や1つの作業に絞ると、問題が起きたときの影響範囲も限定できます。
また、無料版には機能の制限やデータの保存期間の制限があることが多いため、本番の運用に耐えられるかもあわせて確認しておくと安心です。
Q. 社内で話を通すとき、先に何を決めておけばよいですか?
検討が止まる理由は、金額よりも「誰が判断する話なのか」がはっきりしていないことが多いです。測った作業時間、対象にする作業、面倒を見る人の3つを先に用意しておくと、話がスムーズに進みます。
あわせて、測った作業時間の数字を資料としてまとめておくと、決裁者への説明がしやすくなります。
まとめ|自動化ツールは作業のかたちに合わせて選ぶ
自動化ツールは、製品名の数で選ぶものではありません。「つなぐ・繰り返す・読み取る・まとめる」という作業のかたちから逆算すると、自社に合うタイプが見えてきます。今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
自社の作業が4タイプのどれに当たるかを整理する
5つの見極めで、方式を決める分かれ道を確認する
選ぶ前に、かかっている時間を測り、外す作業を決め、面倒を見る人を先に決める
この3つを飛ばして選ぶと、入れたあとに使われなくなるリスクが残ります。選び方に、これさえ守れば必ずうまくいくという単純な正解はありません。作業のかたちと、社内の運用体制の両方を見ながら、そのつど判断していくものです。
すべての業務を一度に自動化しようとする必要はありません。まず1つの業務に絞って始めるのが現実的です。
会議や打ち合わせのように、毎週必ず発生していて、しかも記録がまだデータになっていない作業は、その最初の一歩として選びやすい業務のひとつです。
自動化は、一度選んで終わりというものでもありません。業務の内容やツールの機能はこれからも変わっていくため、定期的に見直す前提で選んでおくと、長く付き合えるものになります。
記録が残らないまま流れていく会議や打ち合わせから始めるなら、『Rimo Voice』のようなAI議事録サービスが「読み取る」と「まとめる」の両方を引き受けます。
本記事で触れた見極めや確かめごとは、どれも特別な知識がなくても、今日から自分の職場で試せるものばかりです。自社の作業のかたちを見極めながら、無理のないところから自動化を始めてみましょう。
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