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【2026年版】業務効率化ツールおすすめ17選|6カテゴリ別に料金・機能を比較

「日々の業務に追われて、本来注力すべき仕事に手が回らない」
「業務効率化ツールを導入したいが、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
こんなお悩みを抱えていませんか。
タスク管理や会計処理、会議の記録など、日々の業務は多岐にわたり、多くの時間と労力を必要とします。こうした負担を軽減し、生産性を高めるのが業務効率化ツールです。
ただし、ツールは種類が多く、自社の課題に合わないものを選ぶと「導入したのに使われない」という失敗につながります。
本記事では、業務効率化ツールをAIエージェント・生成AI・ビジネスチャット・タスク管理・会計経費精算・営業支援の6カテゴリ17選で比較し、失敗しない選び方もあわせて解説します。
カテゴリごとに候補を絞って紹介するので、自社の課題に合うツールを2〜3個に絞り込めるようになるでしょう。

業務効率化ツールとは?6つのカテゴリと料金相場【早見表】
日々の業務を自動化・簡略化し、作業時間を短縮するのが業務効率化ツールです。
タスク管理や会計処理、営業支援など幅広い業務をサポートするものがあり、導入することで手作業による負担を軽減し、ミスの削減やスピードアップにつなげます。
最近ではAIを活用したツールも普及しており、会議の議事録作成やデータ分析など、今まで人手に依存していた業務の効率化が可能になっています。
対応する業務領域ごとに、次の表の6カテゴリに分けて紹介します。
カテゴリ | 効率化できる業務 | 掲載数 | 月額の相場(1人あたり目安) | 無料プラン |
|---|---|---|---|---|
①AIエージェント | 会議や記録から次のアクションまで自動で実行する | 2 | 無料〜6,600円程度(一部ドル建て) | 一部あり |
②生成AI | 資料作成・調査・文章生成を支援する | 3 | 無料〜16,800円程度(一部ドル建て) | あり |
③ビジネスチャット | 社内外のコミュニケーションを速くする | 4 | 無料〜1,920円程度 | 一部あり |
④タスク・プロジェクト管理 | 進捗の可視化とタスクの抜け漏れ防止 | 2 | 無料〜2,700円程度(一部ドル建て) | あり |
⑤会計・経費精算 | 仕訳や経費精算などバックオフィスの手入力を減らす | 3 | 数千円〜4万円程度(年額・初期費用ありのツールを含む) | なし |
⑥営業支援(SFA/CRM) | 顧客情報と案件を一元管理する | 3 | 無料〜12,000円程度 | 一部あり |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
自社の課題があるカテゴリだけ読めば、候補が2〜4本に絞り込めます。まずは自社の業務でボトルネックになっているカテゴリから確認してみてください。
業務効率化そのものの進め方やアイデアを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事:業務効率化のアイデア13選|今すぐ使えるツールと進め方【2026年版】
業務効率化ツールおすすめ17選|6カテゴリ別に比較
ここでは、業務領域を問わず幅広く効く横断型のツール(①AIエージェント・②生成AI)から、業務領域別のツール(③〜⑥)の順で紹介します。カテゴリ内の並び順に優劣はありません。
① AIエージェント|会議や記録から実行まで自動化する
選ぶときに見る点は、どこまで自動で実行してくれるか、既存のツールに結果を戻せるかの2点です。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
Rimo Voice(Rimo Actions) | Rimo合同会社 | 会議の自動文字起こし・要約、議事録からのタスク抽出と実行 | 文字起こし1,650円/プロ4,950円/チーム6,600円(税込・月払い・1アカウントあたり。年払いは33%OFF) | 無料トライアルあり | 会議後の資料作成やメール送付に時間を取られている企業 |
Manus | Manus AI | Webリサーチ・資料作成・実装までの自律実行 | Free/Pro $20/Team $20(席)(米ドル・年払い時の月額。月払いはPro $40) | あり | リサーチから資料化までを少人数で回したい企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
1. Rimo Voice(Rimo Actions)

会議の議事録作成や、決まったことをまとめて共有する作業に時間を取られる、という悩みは多くの企業に共通します。
『Rimo Voice』はBotが会議に参加し、発言をリアルタイムで文字起こし・要約するAI議事録ツールです。
Rimo Actionsを使えば、議事録をAIが解析し次のアクションの提案・実行まで進められます。
Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議にBotが参加し、リアルタイムで文字起こし・要約
議事録をAIが解析し、資料のドラフト生成やメール下書きなど次のアクションを提案・実行
ISO27001・ISO27017認証を取得し、データは国内保管
2. Manus

Manusは、Webリサーチ・資料作成・実装までを自律的に実行する汎用AIエージェントです。自ら計画を立てて最後までタスクを進め、スライドやWebサイトといった成果物を作成できます。
Webリサーチから資料化までを1つのエージェントで完結
Gmail・Notion・Googleカレンダーなど40以上の外部アプリと連携
スライドやWebサイトの自動生成に対応
関連記事:【2026年版】自律型AIエージェント完全ガイド|生成AIとの違い・サービス10選
② 生成AI|資料作成や調査、文章生成を支援する
選ぶときに見る点は、主にどの用途で使うか(対話・分析・Office連携)、無料の範囲でどこまで試せるかの2点です。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
ChatGPT | OpenAI | 文章生成・要約・リサーチ・画像生成 | 無料版0円/Go 1,400円/Plus 3,000円/Pro 16,800円〜(月額・1人あたり。税の明記なし) | あり | 幅広い業務をAIで効率化したい企業 |
Claude | Anthropic | 長文の読解・要約、コード生成 | Free/Pro $17/Team $20(席)(米ドル・年払い時の月額・税別) | あり | 大量の文書を扱う企業、開発チームがある企業 |
Microsoft 365 Copilot | Microsoft | Word・Excel・Outlookでの資料作成や分析の補助 | Copilot Chat無料/アドオン3,148円(税抜・年払い・1ユーザーあたり) | 一部あり | Microsoft 365を日常的に使っている企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
3. ChatGPT

世界で数億人が利用し、文章作成・要約・リサーチ・画像生成まで幅広く対応できる生成AIがChatGPTです。無料版でも基本機能を試せるため、まずは業務の一部で使い勝手を確かめられます。
自然な対話形式で文章作成・要約・翻訳・質問応答に対応
有料プランでは高度な推論やリサーチ機能を利用可能
画像生成やデータ分析にも対応
4. Claude

Claudeは、長文の読解力と自然な文章作成に優れた生成AIです。数十万字規模の文書も読み込み、要約や整理を行えます。
長文の要約・分析に強く、大量の文書処理に対応
コード生成や既存プログラムの改善支援も可能
曖昧な指示でも意図をくみ取りやすい対話設計
参考:Plans & Pricing | Claude by Anthropic
5. Microsoft 365 Copilot

Microsoft 365 Copilotは、Word・Excel・Outlook・TeamsといったMicrosoft 365アプリに組み込んで使えるAIツールです。
メール内容から資料を作成したり、会議記録から次のアクションを抽出したりできます。
Word・Excel・Outlookでの資料作成やデータ分析を補助
会議やチャットの内容から重要情報を抽出
エンタープライズレベルのセキュリティ基盤を採用
関連記事:生成AIの種類・モデル一覧!テキスト・画像生成などサービス25選を紹介
③ ビジネスチャット|社内外のやり取りを速くする
選ぶときに見る点は、社外の相手が同じツールを使っているか、ITが得意でない人でも開けるかの2点です。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
Chatwork | Chatwork株式会社 | チャット・タスク管理・音声/ビデオ通話 | フリー無料/スタンダード700円/プロフェッショナル1,200円(税抜・年契約・1ユーザーあたり) | あり | ITスキルに自信がないメンバーが多い中小企業 |
Slack | Slack Technologies | チャンネル管理・外部アプリ連携・AI検索 | フリー無料/プロ925円/ビジネスプラス1,920円(税抜・年払い・1ユーザーあたり) | あり | 拡張性の高い運用を求めるスタートアップ〜中小企業 |
Microsoft Teams | Microsoft | チャット・Web会議・ファイル共有 | Essentials 599円/Business Basic 1,049円(税抜・年払い・1ユーザーあたり) | なし | Office環境が中心の企業 |
LINE WORKS | ワークスモバイルジャパン | チャット・カレンダー・掲示板 | フリー無料/スタンダード450円/アドバンスト800円(年契約・1ユーザーあたり。税の明記なし) | あり | LINEに慣れた現場が多い企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
6. Chatwork

多くの中小企業が使うチャットツールがChatworkです。直感的な操作性とセキュリティを両立しており、ITスキルに自信がない担当者でもすぐに使いこなせます。
チャット・ファイル送信・音声/ビデオ通話に対応
タスク管理機能を標準搭載
API連携で既存の業務フローに組み込める
参考:プラン・料金 | ビジネスチャットならChatwork
7. Slack

チャットだけでなく情報共有や業務を1か所に集約できるビジネスチャットがSlackです。会話やファイルをチャネルごとに整理・検索でき、必要な情報にすぐアクセスできます。
2,600以上の外部アプリと連携
Slack AIによる検索内容の要約
チャネル単位で情報を整理・検索
8. Microsoft Teams

Microsoft 365と統合し、チャット・会議・通話を1つにまとめられるのがMicrosoft Teamsです。Word・Excel・PowerPointをTeams上で直接操作できます。
Copilotが会議やチャットから重要情報を抽出
Microsoft 365アプリとシームレスに連携
高度なセキュリティ基盤を搭載
9. LINE WORKS

LINEと同じ感覚で使えるビジネスチャットがLINE WORKSです。従業員だけでなく、取引先や顧客ともLINE感覚でやり取りできます。
カレンダーや掲示板など業務支援機能を搭載
Botを使ったオンライン会議URLの自動通知に対応
他社サービスとの連携が可能
関連記事:【無料あり】情報共有ツールおすすめ15選|5つのタイプ別に詳しく紹介
④ タスク・プロジェクト管理|進捗の抜け漏れを防ぐ
このカテゴリは代表的な2本だけを紹介します。タイプ別の詳しい選び分けは、後述の専門記事にゆずります。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
Trello | Atlassian | カード・ボード形式のタスク管理 | Free無料/Standard $5/Premium $10(米ドル・年払い時の月額・1ユーザーあたり) | あり | 初めてタスク管理を導入する中小企業 |
Asana | Asana, Inc. | タスク・プロジェクトの階層管理、ガントチャート | Personal無料/Starter 1,200円/Advanced 2,700円(税抜・年払い時の月額・1人あたり) | あり | 複数部署でプロジェクトを横断管理したい企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
10. Trello

タスクを付箋のようにボードへ並べて視覚的に管理できるのがTrelloです。メールやチャットのメッセージをそのままタスク化できます。
カード・ボード形式で進捗を一目で把握
外部アプリ連携で他ツールと組み合わせやすい
繰り返し作業の自動化に対応
11. Asana

タスク管理を超えてチーム全体の目標達成を支援する業務効率化ツールがAsanaです。個々の作業と組織の戦略目標を紐付け、進捗を可視化できます。
タスクやプロジェクトの階層管理に対応
タイムライン(ガントチャート)で全体像を把握
SlackやGoogle Driveなど外部ツールと連携
関連記事:ToDoリスト共有おすすめ11選!無料・仕事で使えるアプリを厳選
⑤ 会計・経費精算|バックオフィスの手入力を減らす
選ぶときに見る点は、会計・経費・給与をまとめて管理したいか、経費精算だけを切り出したいかの2点です。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
マネーフォワード クラウド | 株式会社マネーフォワード | 会計・経費精算・給与計算・勤怠管理の統合 | ひとり法人29,760円/スモールビジネス54,760円(年額。税抜・事業者単位。人数枠の超過は1名300円) | なし | バックオフィス業務をまとめて効率化したい企業 |
freee会計 | freee株式会社 | 自動仕訳・銀行/クレカ連携、経営管理 | スターター5,480円/スタンダード8,980円/アドバンス39,780円(年払い時の月額換算・従業員4〜20人の場合。税の明記なし) | なし | 会計知識が少ない個人事業主やスタートアップ |
楽楽精算 | 株式会社ラクス | 経費精算の一括管理、承認フロー対応 | 初期10万円+月額3万円〜(税抜・利用人数で変動。支払サイクルは公式に記載なし) | なし | 経費処理に特化して運用したい企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
12. マネーフォワード クラウド

経費精算・給与計算・勤怠管理・契約業務など、バックオフィス全体を連携・自動化できるのがマネーフォワード クラウドです。個人事業主から上場企業まで、事業の成長に合わせて機能を組み合わせられます。
法改正や制度変更への自動アップデート
他社クラウドサービスや金融機関との連携
事業者単位の料金体系(人数枠あり)
13. freee会計

請求・支払い業務から決算書、経営管理までを集約して管理できる会計ソフトがfreee会計です。経理作業の属人化を防ぎながら業務を効率化します。
自動仕訳・銀行/クレカ連携
IPO準備企業向けのJ-SOX対応機能
会計・経費・給与などをまとめて管理
14. 楽楽精算

交通費や出張費、交際費といった精算業務を一括管理できるクラウド型経費精算ツールが楽楽精算です。領収書のスマホ撮影による自動データ化で、手入力の負担を削減します。
企業ごとの承認フローや規定を再現できるカスタマイズ性
請求書の自動読み取りに対応
電子帳簿保存法にも対応
関連記事:請求業務を効率化する5つの方法|今日から始める手順と進め方も解説
⑥ 営業支援(SFA/CRM)|顧客情報と案件を1か所にまとめる
選ぶときに見る点は、入力の手間を現場が負担できるか、必要な機能だけを選べるかの2点です。
ツール名 | 提供元 | 主な機能 | 料金(各社サイトの表記に準拠) | 無料プラン | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
Salesforce | Salesforce, Inc. | リード獲得から契約・請求管理までを一元化 | Starter Suite 3,000円/Pro Suite 12,000円(1ユーザーあたり月額。Pro Suiteは年間契約) | なし | グローバル展開や大規模営業組織を持つ企業 |
HubSpot Sales Hub | HubSpot, Inc. | メール・電話・Web行動履歴の一元管理 | 無料(2名まで)/Starter 840円〜/Professional 10,800円〜(1シートあたり・年払い。税の明記なし) | あり | 集客から契約後のフォローまで一貫管理したい企業 |
kintone | サイボウズ株式会社 | ノーコードでの業務アプリ作成、顧客・案件管理 | ライト1,000円/スタンダード1,800円(税抜・1ユーザーあたり月額。10ユーザーから) | なし | 部署ごとに異なる管理ニーズを持つ企業 |
※料金は2026年8月時点の情報です。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
15. Salesforce

世界No.1のシェアを誇るAI搭載型CRMがSalesforceです。リード獲得から契約・請求管理までを一貫して支援できます。
AI機能「Agentforce」による商談支援
外部サービスとの豊富な連携
グローバル規模の大規模導入実績
16. HubSpot Sales Hub

短期間で成果を上げることを重視した営業支援ツールがHubSpotのSales Hubです。標準搭載のAIエージェントが見込み客対応や商談の次の一手を提案します。
Eメール・電話のトラッキング機能
見積作成から契約管理までを一元化
無料プランから始められる拡張性
17. kintone

ノーコード・ローコードで業務アプリを自由に作成できるクラウド型プラットフォームがkintoneです。現場が自ら業務に適したシステムを作れます。
専門知識がなくても業務改善システムを構築可能
部署・業種に合わせた100以上のサンプルを用意
300種以上の外部サービス連携に対応
関連記事:商談議事録の書き方を解説!チームを強化し営業成約率を上げる活用方法も
【失敗しない】業務効率化ツールの選び方5つのポイント
ここまで多くのツールを紹介してきましたが、大切なのは「数を増やす」ことではなく「自社に合うものを選ぶ」ことです。ツール選びで失敗しないための5つのポイントを、以下にまとめました。
解決したい業務を1つに絞る
毎日使える操作性で選ぶ
既存ツールとの連携で選ぶ
導入する数を3つ以内に抑える
企業の規模に合わせて選ぶ
順番に見ていきましょう。
1. 解決したい業務を1つに絞る
最初のポイントは、解決したい業務を1つに絞ることです。
「あれもこれも効率化したい」と欲張ると、ツールが多機能すぎて使いこなせず、定着しないまま終わりがちです。まずは「最も時間がかかっている業務」を1つ特定し、その課題に特化したツールから試すのがおすすめです。
このとき効果的なのが、ツールを選ぶ前に現場の声を集めることです。全社員に「今の仕事で一番困っていること」を付箋や短いアンケートに書き出してもらい、15〜30分程度の共有会議を開くと、本当に必要なツールが見えてきます。
2. 毎日使える操作性で選ぶ
2つ目は、毎日使える操作性で選ぶことです。
業務効率化ツールは毎日使ってこそ効果が出ます。どれだけ高機能でも、操作が複雑で現場が使いこなせなければ意味がありません。
ここで意識したいのが「メンバーの日常の動線上にあるか」という視点です。新しいツールの操作を覚えてもらうのではなく、すでに毎日使っている行動の延長線上に仕組みを組み込むイメージです。
例えば、「重要なキーワードを含むメールを受信したら、自動でいつものチャットに通知する」といった形なら、誰も新しい操作を覚えずに自然に定着します。
ITに詳しくないメンバーでも直感的に操作できるか、既存の業務の流れに溶け込むかを、無料プランやトライアルで確かめましょう。
3. 既存ツールとの連携で選ぶ
3つ目は、すでに使っているツールと連携できるかで選ぶことです。
新しいツールを単体で導入すると、既存のツールとの間で二重入力が発生し、かえって手間が増えるケースがあります。SlackやGoogleカレンダー、会計ソフトなど、社内で使っているツールと連携できるかを確認しましょう。
連携できれば、データを自動で同期でき、入力の手間や転記ミスを減らせます。今ある業務フローを活かしながら効率化を進められる点もメリットです。
4. 導入する数を3つ以内に抑える
4つ目は、導入するツールの数を3つ以内に抑えることです。
ツールは多ければ良いわけではありません。ボストン コンサルティング グループ(BCG)の調査では、業務で使うAIツールが1〜3個のうちは生産性が向上する一方、4個以上になると自己申告の生産性がかえって低下する傾向が確認されています。
出典:When Using AI Leads to "Brain Fry"
ツールが増えるほど、アプリの切り替えやログイン、使い分けの判断に時間を奪われ、工数が発生します。「全部試さなければ」と焦らず、2〜3個に絞って深く使い込むほうが、結果的に効率化につながります。
5. 企業の規模に合わせて選ぶ
5つ目は、自社の規模に合わせて選ぶことです。
ツールには、中小企業向けに低コストでシンプルに使えるものと、大企業向けに高度な権限管理やセキュリティを備えたものがあります。規模に合わないツールを選ぶと、機能を持て余したり、逆に機能が足りなかったりします。
従業員数が少なくITに詳しい担当者がいない場合は、Chatwork・Trelloのように直感的に使えるツールを選びましょう。
一方、部署が多く大量のデータを扱う大企業では、Salesforce・kintoneのように権限管理や拡張性に優れたツールが適しています。
業務効率化ツールを活用するメリット
業務効率化ツールを導入すると、生産性の向上やミスの削減など、複数の効果が期待できます。主なメリットを以下の表に整理しました。
メリット | 内容 |
|---|---|
付加価値の高い業務に集中できる | 繰り返し作業を自動化し、空いた時間を企画や顧客対応に振り向けられる |
属人化を解消できる | 特定の担当者に依存していた作業を標準化し、誰でも一定品質で対応できる |
人的ミスを削減できる | 手入力や転記をツールに任せ、入力漏れや計算間違いを防げる |
コストを削減できる | 作業時間の短縮や外注費の見直しにより、運用コストを抑えられる |
情報共有がスムーズになる | データやファイルを一元管理し、必要な情報にすぐアクセスできる |

業務効率化ツールの活用事例|会議の議事録作成を効率化
▼マックスサポート株式会社のオフィス

ここでは、業務効率化ツールを活用した事例から、ツール導入を成功させるためのポイントを紹介します。
コールセンター事業を展開するマックスサポート様では、オペレーターの対応品質を確認するために録音音声を一つひとつ再生していました。しかし、目的の箇所を探すだけで多くの時間を要していたといいます。
同社は、議事録作成ツール『Rimo Voice』を導入し「音声を文字起こしして検索できる状態」にしました。
テキスト検索で必要な箇所を即座に見つけられるようになり、確認作業時間を1件あたり平均4〜5分短縮、年間では約160時間もの残業削減を実現しています。
この事例から学べるのは、「録音音声から目的の箇所を探すのに時間がかかる」という課題を起点に、それを解決できるツールを選んだ点です。
多機能なツールを幅広く導入したのではなく、自社のボトルネックに合った機能(文字起こしと検索)に絞ったからこそ、時短につながりました。
関連記事:Rimo導入で年間約160時間の残業削減、コールセンター業務の業務効率化・品質向上に貢献 | 株式会社マックスサポート様
このように、ツール導入を成功させる鍵は「自社のどの課題を解決したいか」を先に決めることです。
特に会議前後の作業は見落とされがちです。資料作成や議題整理に2〜3時間、議事録作成に30分〜1時間を費やしている企業も多く、フォローアップメールや提案資料の修正といった後工程まで含めると負担はさらに膨らみます。
『Rimo Voice』は、Botが自動でZoom・Google Meet・Microsoft Teamsの会議に参加し、発言をリアルタイムで文字起こし・要約するAI議事録作成ツールです。
加えて、Rimo Actionsを使えば、議事録をAIが解析して次にやるべきタスクを自動で抽出・提案します。「実行」ボタンを押すだけで、資料のドラフト生成やメール下書きまで進められます。
議事録や文字起こしといった記録業務に時間を取られていると感じている場合は、こうしたAI議事録ツールの活用を検討する価値があるでしょう。
業務効率化ツールに関するよくある質問
業務効率化ツールの導入を検討する際によくある疑問に回答します。
Q. Excel作業を効率化できるツールはありますか?
Excelの作業効率化には、2つのアプローチがあります。
1つは、CopilotのようにExcel上でAIが関数作成やデータ分析を補助するツールを使う方法です。もう1つは、kintoneのように、Excelに近い操作感でより高度な集計・共有ができるツールに乗り換える方法です。
複雑な集計やチームでの共有に限界を感じている場合は、後者への移行を検討するとよいでしょう。
Q. 無料で使える業務効率化ツールはありますか?
Slack・Chatwork・Trello・Asana・LINE WORKSなど、基本機能を無料で試せるツールは多くあります。
ただし、チームの人数が増えたり高度な機能を使ったりする場合は、有料プランが必要になるケースがほとんどです。まずは無料プランで使い勝手を確かめてから、必要に応じて有料プランを検討しましょう。
Q. ツールは何個まで導入してよいですか?
目安は2〜3個です。前述のとおり、AIツールに関するBCGの調査では次の傾向が確認されています。
1〜3個の利用では生産性が向上する
4個以上になると自己申告の生産性がかえって下がる
「あれば便利」で増やすのではなく、自社の課題に直結するツールから優先的に導入し、定着してから次を検討するのが安全です。
Q. 生成AIとAIエージェントは何が違いますか?
生成AIは、質問や指示に対してテキスト・画像などを生成する「アシスタント」です。一方のAIエージェントは、目的を伝えるだけで複数の作業を自律的に実行してくれる「実行者」にあたります。
例えば、議事録の要約までが生成AIの役割だとすると、その議事録から次のタスクを洗い出し、資料の下書きやメール送信まで進めるのがAIエージェントの役割です。
まずは生成AIで情報整理を効率化し、余力が出てきたらAIエージェントで実行部分まで広げる、という順番が導入しやすいでしょう。
まとめ|業務効率化ツールは自社の課題で選ぶ
業務効率化ツールを選ぶ際は、自社の課題に合っているかを最優先に判断しましょう。
進捗管理に弱みがあるならタスク管理ツール
会計や契約に時間を割いているならバックオフィス向けのツール
会議前後の作業に課題があるなら議事録作成ツールやAIエージェント
ツールは数を増やすほど良いわけではなく、本当に必要な2〜3個に絞り、現場が使いこなせるものを選ぶことが定着の鍵になります。無料プランやトライアルで試し、業務プロセスの見直しとあわせて導入すれば、最小限の投資で大きな効果を得られるでしょう。
会議前後の作業負担に課題を感じている場合は、議事録作成だけでなく会議後のアクション実行まで自動化できるツールの導入が効果的です。Rimo Voiceのようなツールで、記録から先までまとめて任せる選び方も検討してみてはいかがでしょうか。
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