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【例文付き】プレスリリースの書き方|記者に選ばれる3つのコツも解説

プレスリリースは「誰に・何を伝えるか」を整理したうえで、タイトル・リード文・本文などの決まった型に沿って、ニュース価値がすぐに伝わるように書くことが重要です。
本記事では、初めてプレスリリースを作成する方でも実践できるよう、以下の内容を順番に解説します。
【本記事でわかること】
プレスリリースの基本的な書き方
記者に読まれ、記事化につなげるためのコツ
新商品・サービス、イベント、調査、業務提携など目的別のテンプレートと例文
誇張表現や景品表示法・薬機法など、配信前に確認したい注意点
AIを使ってプレスリリースのたたき台やニュースの切り口を作る方法など
記事内では、AI議事録ツール「Rimo Voice」やAIエージェント「Rimo Actions」を開発する弊社が、サービス紹介などで実際に配信したプレスリリースも例として紹介します。
本記事を読むことで、初めてでも自社の発表内容に当てはめながらプレスリリースを書けるようになるでしょう。
プレスリリースとは?書き方を知る前に押さえる基礎知識
プレスリリースとは、企業や団体が新商品・サービス、調査結果、経営情報などのニュースをメディアに向けて発表する公式文書です。広告のように自社で掲載内容を決めるものではなく、記事として取り上げるかどうかは各メディアが判断します。
そのため、一般消費者だけでなく、記者や編集者などのメディア関係者に内容がすぐ伝わるように書くことが重要です。
とはいえ、プレスリリースを配信しても、必ず記事化されるわけではありません。広報担当者100人への調査では、メディア掲載率が「1割以下」と回答した人が合計63%にのぼりました。また、作成時に難しいと感じる工程の1位は「ニュース価値の整理」で29%でした。
出典:東京新聞「『プレスリリースのメディア掲載率10%以下」が6割【広報100人に聞いたプレスリリースのお悩み実態調査】」
書き方を詳しく見る前に、プレスリリースを配信する主なメリットも確認しておきましょう。
メリット | 内容 |
メディア掲載による露出を狙える | ニュース価値が認められれば、新聞・テレビ・Webメディアなどに取り上げられる可能性がある |
第三者による発信で信頼につながりやすい | メディアという第三者を通じて情報が報じられることで、自社発信だけでは得にくい客観性や信頼に繋がる |
認知拡大やブランディングに繋がる | 配信した情報がWeb上に蓄積され、検索やSNSなどを通じて継続的に認知される可能性がある |
特に予算や人手が限られる中小企業やスタートアップにとって、広告以外の方法でメディア露出や認知拡大を狙える点は大きなメリットです。
次の章からは、記者に内容が伝わるプレスリリースの書き方を、準備の段階から順に解説します。
参考:PR TIMES MAGAZINE「プレスリリースとは?意味、配信する目的と使い方を広報担当者がわかりやすく簡単に解説」
プレスリリースを書く前に決めておきたい4つの準備

プレスリリースを書く前には「誰に・何を伝えるか」を明確にし、発表内容を整理してニュースとしての価値を見つけることが重要です。
書き始める前に、次の4つを整理しましょう。
誰に届けたいか(ターゲット)を決める
伝える内容を1つのテーマに絞る
5W2Hで発表情報を整理する
ニュースバリューを見つける
以下で、それぞれ詳しく解説します。
誰に届けたいか(ターゲット)を決める
最初に、どのメディアを通じて、どのような読者に情報を届けたいのかを決めます。届け先によって、ニュースの切り口や強調すべきポイント、使う言葉が変わるためです。
例えば、以下のように、届けたいメディアによって伝え方は異なります。
全国紙の経済面
業界専門誌
地域の情報サイト
全国紙であれば社会的な影響、業界専門誌であれば業界にとっての新規性や技術的な特徴、地域メディアであれば地域との関わりなどがニュースの切り口になります。
まずは「どのメディアの、どのような読者に届けたいのか」を明確にしてから、発表内容を整理していきましょう。
伝える内容を1つのテーマに絞る
1回のプレスリリースで伝えるテーマは、できるだけ1つに絞りましょう。複数の発表を詰め込むと、何についてのニュースなのかが伝わりにくくなるためです。
例えば、新商品の発表とイベントの告知を同時に伝えたい場合でも、それぞれ別のプレスリリースとして配信したほうが、発表の要点を明確にできます。
テーマを1つに絞れているかどうかは、タイトルだけを読んで「何の発表なのか」がわかるかを基準にすると判断しやすくなります。
▼弊社Rimo合同会社のプレスリリースタイトル
AI議事録「Rimo Voice」、SalesforceおよびMicrosoft Dynamics 365との連携機能を正式リリース |
参考:PR TIMES「Rimo Voice」
この例では「Rimo VoiceのCRM連携機能を正式リリースした」という1つのテーマに絞られているため、何についての発表なのかをタイトルだけでも把握できます。
5W2Hで発表情報を整理する
本文を書く前に、発表内容を5W2H(Who・What・When・Where・Why・How・How much)で整理しましょう。
「誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように・いくらで」をあらかじめ洗い出しておくことで、必要な情報の抜け漏れを防ぎやすくなります。
整理した5W2Hは、後ほど解説するリード文を作る際にも活用可能です。特に「誰が・何を・いつ発表するのか」を簡潔にまとめると、リード文の骨格を作りやすくなります。
弊社が配信したプレスリリースを例に、5W2Hの整理方法を以下にまとめました。
5W2H | 弊社のプレスリリースでの記述例 |
誰が(Who) | Rimo合同会社(本社:東京都渋谷区、代表:相川直視) |
何を(What) | AI議事録「Rimo Voice」の「AI検索」機能を正式リリース |
いつ(When) | 機能を正式にリリースした日 |
なぜ(Why) | 社内に埋もれがちな会議・商談の記録を、次の判断に使える情報資産にするため |
どのように(How) | 蓄積した議事録・商談記録を、チャット形式で横断検索できるようにする |
どこで(Where) | オンラインで提供(イベントなどでは会場や開催形式を記載する) |
いくらで(How much) | 既存プラン内で提供(有料商品やセミナーでは価格を記載する) |
参考:PR TIMES「AI議事録「Rimo Voice」、蓄積した議事録をチャット形式で横断検索できる「AI検索」機能をリリース」
このように5W2Hで情報を整理しておくと、発表内容の全体像を把握しやすくなり、タイトルやリード文、本文にも必要な情報を落とし込みやすくなります。
ニュースバリューを見つける
ニュースバリューとは、発表をメディアがニュースとして取り上げる価値があるかを考えるための判断軸です。
記事化するかどうかは最終的に各メディアが判断しますが、プレスリリースを作成する際は「この発表の何がニュースになるのか」を明確にしておくことが重要です。
ニュースバリューにはさまざまな考え方がありますが、ここでは「新規性・社会性・時事性」の3つの軸を紹介します。
軸 | 内容 | 切り口の例文 |
新規性 | 業界初・自社初など初めての要素 | |
社会性 | 社会課題や利用者の不便の解決 | |
時事性 | 話題のトピックや時期に乗る |
商品や機能そのものに大きな新規性がない場合でも、社会課題や利用者の困りごと、地域との関わり、開発に至った背景などに目を向けると、別のニュース価値を見つけられることがあります。
「何を発表するか」だけでなく「なぜ今、この情報を伝える価値があるのか」まで整理しておくと、プレスリリースの切り口を明確にできます。
プレスリリースの基本構成5要素と各パートの書き方

書く前の準備が整ったら、整理した情報を5つの基本構成に沿って文章にしていきましょう。
発信日・発信者
タイトル
リード文
本文(画像・補足資料を含む)
問い合わせ先・会社概要
各パートでは、弊社が実際に配信したプレスリリースを例として紹介します。自社でプレスリリースを作成する際の参考にしてください。
1. 発信日・発信者の書き方
プレスリリースの冒頭には、配信日と発信元の企業情報を記載します。いつ、どの企業が発表した情報なのかを明確にするためです。
企業名は略称ではなく正式名称で記載し、必要に応じて本社所在地や代表者名も添えましょう。発信元を明確にしておくことで、記者が企業情報を確認したり、問い合わせたりしやすくなります。
ポイント | 記入例 |
配信日を冒頭に記載し、いつ発表された情報なのかを明確にする | 2026年6月18日 11時00分 |
「(株)」などの略称を避け、企業の正式名称を記載する | Rimo合同会社 |
本社所在地や代表者名を併記し、発信元を明確にする | (本社:東京都渋谷区、代表:相川直視) |
企業名の表記ゆれや配信日の誤り、代表者名の記載漏れなどがないか、配信前に確認しましょう。
2. タイトルの書き方
タイトルは「何についての発表なのか」を一目で伝える重要な部分です。記者が多くのプレスリリースを確認するなかで、続きを読むかどうかを判断する材料にもなります。
タイトルを作る際は、次の3点を意識しましょう。本文を書き終えてからタイトルを決めると、発表内容とのズレも防ぎやすくなります。
ポイント | 記入例 |
最も伝えたい内容をタイトルの前半に置く | |
抽象的な形容詞だけでなく、具体的な数字で特徴や変化を示す | |
顧客名や提携先などの固有名詞を入れ、発表内容を具体的にする |
3. リード文の書き方
リード文とは、タイトルの直後に置き、プレスリリースの要点を簡潔にまとめる文章です。
準備段階で整理した5W2Hをもとに「誰が・何を・いつ発表したのか」を冒頭で示します。400字未満を目安に、専門用語や長い修飾を避け、リード文だけでも発表の概要が把握できるようにしましょう。
ポイント | 記入例 |
5W2Hをもとに、誰が・何を・いつ発表したのかを冒頭で要約する | Rimo合同会社(本社:東京都渋谷区、代表:相川直視)は、AI議事録ツール「Rimo Voice」において、蓄積した議事録・商談記録をチャット形式で横断検索できる「AI検索」機能を正式リリースしました。 |
発表によって何が変わるのか、どのような価値が生まれるのかを示す | これにより、社内に埋もれがちな会議・商談の記録が、次の判断に使える情報資産へと変わります。 |
参考:AI議事録「Rimo Voice」、蓄積した議事録をチャット形式で横断検索できる「AI検索」機能をリリース
「何を発表したか」だけでなく「それによって何が変わるか」まで示すと、ニュースの価値が伝わりやすくなります。
4. 本文の書き方
本文では、リード文で示した発表内容を詳しく説明します。
プレスリリースでは、重要な情報を先に示し、その後に詳細を説明する「逆三角形」の構成を意識しましょう。リード文で発表の結論を伝えたうえで、本文では背景や特徴、実績などを順番に補足していきます。
基本的な流れは、次のとおりです。
背景 → 詳細・特徴 → 実績・データ → 今後の展望 |
画像や補足資料がある場合は、関連する箇所に配置します。各要素に盛り込む内容を整理すると、次のようになります。
本文の要素 | 書く内容 | 記入例 |
背景 | なぜこの発表に至ったか、社会や利用者のどんな課題に応えるか | これまでPCを持ち歩けない外出先の商談や現場では「外出先でもっとシームレスに使いたい」という声が多く寄せられていました。 |
詳細・特徴 | 商品やサービスの中身と、他社にない差別化点 | 議事録の内容からAIがCRMの入力項目を自動で読み取り・入力し、SalesforceとMicrosoft Dynamics 365の両方に対応します。 |
実績・データ | 数値・検証結果・導入事例などの客観的な裏づけ | 議事録作成時間は、従来の約3時間から1時間以内へと、約66%削減しました。 |
今後の展望 | これからの計画や目指す姿 | 今後は、過去の類似案件における合意事項を即座に検索・参照できるナレッジ検索の開発に取り組みます。 |
[画像・補足資料] | 記事化でそのまま使える写真・グラフをキャプション付きで添える |
本文を書く際は、次のポイントも意識しましょう。
リード文で最も重要な発表内容を先に伝える
一文は50字程度を目安にし、長くなる場合は2文に分ける
段落は3〜5行程度を目安にし、話題が変わる箇所には小見出しを入れる
数値を掲載する場合は、調査条件や比較対象などの根拠も示す
専門用語を使う場合は、初めて読む人にもわかるよう補足する
画像は、発表内容を正確に伝えられるものを選びます。商品画像やサービス画面、グラフなど、記事でも使用しやすい解像度の高い画像を用意しておくとよいでしょう。
5. 問い合わせ先・会社概要の書き方
プレスリリースの最後には、記者が追加取材や事実確認をできるよう、問い合わせ先と会社概要を記載しましょう。
問い合わせ先には、以下の内容を記載します。
取材対応が可能な担当者名・部署名
メールアドレス・電話番号
会社の正式名称
本社所在地
代表者名
設立年
事業内容
会社のWebサイトURL
問い合わせ窓口を明確にしておけば、記者が追加情報を必要とした際にもスムーズに連絡できます。
記者に「読まれる」プレスリリースを作成する3つのコツ

基本の型に沿って書くだけでなく、発表の価値が短時間で伝わるように工夫することも重要です。記者がニュースのポイントを把握しやすいプレスリリースにするため、次の3つを意識しましょう。
専門用語を生活者目線の言葉に翻訳する
開発ストーリーで発表の独自性を伝える
具体的な数字でニュース価値を裏付ける
以下で、それぞれ詳しく解説します。
1. 専門用語を生活者目線の言葉に翻訳する
業界の専門用語を使う場合は、その分野に詳しくない人でも理解できる言葉で補足しましょう。
専門用語だけで説明すると、担当分野に詳しくない記者には発表の内容や価値が伝わりにくくなる可能性があります。言い換えが難しい場合は、初出時に括弧書きで短い説明を加えてください。
弊社のプレスリリースでも、専門用語に次のような補足を加えています。
商談後のCRM(顧客管理システム)への手入力が不要になりました。 |
参考:AI議事録「Rimo Voice」、SalesforceおよびMicrosoft Dynamics 365との連携機能を正式リリース
「CRM」だけでなく「顧客管理システム」と補足すれば、専門外の記者や読者にも内容を理解してもらいやすくなります。
2. 開発ストーリーで中小企業ならではの差別化をする
商品やサービスの機能だけで差別化しにくい場合は、開発に至った背景や担当者の思いを伝えることも有効です。
同じような機能を持つ商品がある場合でも「どのような課題をきっかけに開発したのか」「なぜこの機能が必要だったのか」といった背景は、自社ならではの情報になります。
弊社のプレスリリースでも、開発担当者のコメントを掲載し、機能を開発した背景を伝えています。
「言語の壁が、チーム内や外部パートナーとの日々のコミュニケーションを静かに遅らせていました。誰かがメッセージを手動で翻訳するために立ち止まるたびに、会話のリズムが途切れていました。翻訳を、手間なく・意識しなくていいものにしたかった。今ではSlack内で自動的に翻訳されるため、まるで全員が同じ言語を話しているかのように感じられます。言語の壁がなくなったことで、チームのコミュニケーションがこれほど変わるのかと、改めて驚かされています。」── 開発担当者 |
参考:Rimo、Slackメッセージを世界の主要25言語に自動翻訳する「Rimo Slack Translator」を提供開始
このように、機能だけでなく「どのような課題から生まれたのか」「開発によって何を変えたかったのか」まで伝えると、その発表ならではの背景や独自性を示せます。
3. 具体的な数字でニュース価値を裏付ける
プレスリリースでは、発表によって生まれた変化や成果を具体的な数字で示すと、ニュース価値を伝えやすくなります。
「業務を効率化できる」「多くの時間を削減できる」といった抽象的な表現だけでは、どの程度の効果があるのかを記者が判断しにくいためです。利用件数や導入社数、削減時間、改善率など、発表内容を裏付ける数字があれば積極的に盛り込みましょう。
例えば、弊社のプレスリリースでは、自動翻訳機能による効果を次のように紹介しています。
異言語間のやり取りが1日あたり100〜120件発生するチームでは、毎日3〜6時間分の工数削減につながっています。 |
このように、具体的な利用状況と成果を数字で示せば、発表によって「何が、どの程度変わったのか」が伝わりやすくなります。数字を掲載する際は、対象や期間、比較条件なども可能な範囲で示し、根拠を確認できる状態にしておくことが重要です。
参考:Rimo、Slackメッセージを世界の主要25言語に自動翻訳する「Rimo Slack Translator」を提供開始
【目的別】プレスリリースのテンプレートと例文

プレスリリースは、発表する内容によって盛り込む要素が変わります。ここではプレスリリースのテンプレートと例文をご紹介します。
新商品・新サービスの例文
イベント・セミナーの例文
調査リリースの例文
業務提携の例文
自社の発表内容に近いものを選び、必要な情報を当てはめながら作成してみてください。
1. 新商品・新サービスの例文
新商品や新サービスのプレスリリースでは、「何を提供するのか」「何が新しいのか」「利用者にどのような価値があるのか」を明確に伝えます。
タイトルとリード文で発表の要点を示し、本文では開発の背景や特徴、料金、提供開始日などの詳細を補足しましょう。製品スペックを並べるだけでなく、その商品やサービスによって利用者の課題がどう解決されるのかまで示すと、発表の価値が伝わりやすくなります。
▼そのまま使えるテンプレート・例文(新商品・新サービス)
<タイトル> 【会社名】、【新商品・サービス名】を【提供開始日】より提供開始 <サブタイトル> 〜【商品・サービスによって実現する価値や特徴を一言で】〜 <リード文> 【会社名】(本社:【所在地】、代表:【代表者名】)は、【商品・サービスの概要】である「【商品・サービス名】」を【提供開始日】より提供開始しました。これにより、【対象となる利用者】が抱える【課題】を解決し、【実現できること・得られる価値】を目指します。 ■開発・提供の背景 【利用者がこれまで抱えていた課題や、商品・サービスを開発した理由を記載する】 ■【商品・サービス名】の特徴 【商品・サービスによって、課題をどのように解決するのかを説明する】 ・【特徴①:機能+利用者が得られる価値】 ・【特徴②】 ・【特徴③】 <機能・サービス概要> ・名称:【 】 ・提供開始日:【 】 ・料金:【 】 ・対応環境/提供形態:【 】 ・URL:【 】 <利用方法> 【利用開始までの手順や申込方法、利用条件などを記載する】 ■実績・データ 【導入実績、検証結果、改善率など、発表内容を裏付ける数字があれば記載する】 ■今後の展開 【今後の機能追加やサービス展開などを記載する】 ■【商品・サービス名】について 【商品・サービス全体の概要、実績、URLなどを記載する】 <会社概要> 社名:【正式名称】 所在地:【 】 代表者:【 】 設立:【 】 事業内容:【 】 URL:【 】 <本件に関するお問い合わせ先> 【会社名】 【部署名】 【担当者名】 メール:【 】/電話:【 】 |
参考:AI議事録「Rimo Voice」、SalesforceおよびMicrosoft Dynamics 365との連携機能を正式リリース
2. イベント・セミナーの例文
イベントやセミナーのプレスリリースは、開催前に参加者やメディアへ情報を伝える「告知型」と、開催後の内容や成果を伝える「実施報告型」に分けられます。
型 | 例文の骨格 |
実施報告型 | カンファレンスにおいて、後援スポンサーとしてリアルタイム翻訳機能を提供しました。 |
告知型 | ■タイトル:AI活用で全員が売れる営業に/■日時:2026年6月24日(水)15:00〜15:45/■形式:Zoom開催(参加無料) |
▼そのまま使えるテンプレート(イベント・セミナー/実施報告型)
【配信日:2026年〇月〇日】 報道関係者各位 <タイトル> 【会社名】、【イベント名】で【実施・提供した内容】 <サブタイトル> 〜【イベントで実現したこと・参加者への価値】〜 <リード文> 【会社名】(本社:【所在地】、代表:【代表者名】)は、【開催日】に開催された「【イベント名】」において、【自社が実施・提供した内容】を行いました。【実施内容によって生まれた価値や成果】につながりました。 ■【イベント名】について 【イベントの目的・テーマ・参加者・当日の内容などを説明する】 ■イベントで実施・提供した内容 【自社がイベントで担った役割や、商品・サービスをどのように活用したのかを説明する】 [当日の画像] ▲【画像のキャプション】 ■主催者・関係者コメント 「【実施内容への評価やイベントで感じた効果など】」──【氏名・役職】 ■提供した商品・サービスについて 【イベントで使用した商品・機能の概要、特徴、利用方法などを説明する】 ■イベント概要 ・イベント名:【 】 ・日時:【 】 ・会場/形式:【 】 ・参加費:【 】 ・主催:【 】 ・URL:【 】 <会社概要> 社名:【正式名称】/所在地:【 】/代表者:【 】/設立:【 】/事業内容:【 】/URL:【 】 <本件に関するお問い合わせ先> 【会社名】 【部署名】 【担当者名】 メール:【 】/電話:【 】 |
参考:Rimo、『東京AI祭2025』にリアルタイム翻訳機能を技術協賛
3. 調査リリースの例文
調査リリースとは、企業が実施したアンケートや調査、自社で保有するデータなどから得られた結果を発表するプレスリリースです。
調査リリースでは、特徴的な調査結果を数字とともに冒頭で示し、その後に詳しい結果や調査概要を説明します。
また、調査対象・調査方法・調査期間・有効回答数などを明記し、読み手が「どのような条件で得られたデータなのか」を確認できるようにすることも重要です。
▼そのまま使えるテンプレート(調査リリース)
【配信日:2026年〇月〇日】 報道関係者各位 <タイトル> 【調査でわかった最も意外な数字・事実】|【会社名】が【調査対象】〇〇人に調査 〜【テーマ】に関する実態調査〜 <リード文> 【会社名】(本社:【所在地】、代表:【代表者名】)は、【調査対象】を対象に「【調査テーマ】」に関する調査を実施しました。その結果、【最も伝えたい結果を一文で(数字入り)】ことがわかりました。 <本文> ■調査の背景 【なぜこの調査を行ったのか。社会・業界のどんな関心に応えるのか】 ■調査結果のポイント ・【結果①:数字+事実】 ・【結果②】 ・【結果③】 ■調査結果の詳細 【設問ごとに結果を解説。グラフ・図を添える】 ▲【グラフのキャプション】 ■調査概要 ・調査名:【 】 ・調査対象:【 (属性・人数)】 ・調査方法:【 (インターネット調査など)】 ・調査期間:【 (〇年〇月〇日〜〇日)】 ・有効回答数:【 】 ・調査主体:【 】 ■考察/今後 【結果から言えること、今後の取り組み】 <本件に関するお問い合わせ先> 【会社名】 【部署名】 【担当者名(個人名)】 メール:【 】/電話:【 】 <会社概要> 社名:【正式名称】/所在地:【 】/代表者:【 】/設立:【 】/事業内容:【 】/URL:【 】 (※引用したデータには出典元のURLを必ず明記する) |
4. 業務提携の例文
業務提携のプレスリリースでは、提携の相手先と、提携によって何が実現するのかを正確に書きます。販売提携型と共同開発型で、強調する点が変わります。
型 | 例文 |
販売提携型 | SB C&S株式会社とディストリビューター契約を締結。全国約13,000社の販売パートナーを通じて販売を開始しました。 |
共同開発型 | 大成建設と日立グループ3社が開発を進める「建設承認メタバース」に、開発パートナーとして参画しました。 |
提携先の正式名称と、提携で生まれる具体的な数字(販売網の規模など)を入れると、発表のインパクトが伝わります。
▼そのまま使えるテンプレート(業務提携・新会社設立)
【配信日:2026年〇月〇日】 報道関係者各位 <タイトル> 【A社】と【B社】、【提携内容】で業務提携 <サブタイトル> 〜【提携によって実現すること・具体的な数字】〜 <リード文> 【A社】(本社:【所在地】、代表:【代表者名】)は、【B社の正式名称】(本社:【所在地】、代表:【代表者名】)と、【提携内容】に関する業務提携を締結しました。本提携により、【対象顧客・販売網など】を通じて【実現すること】を目指します。 ■提携の背景 【両社がそれぞれ抱えていた課題や、提携に至った背景を説明する】 ■提携内容・実現すること ・【具体的な提携内容①】 ・【具体的な提携内容②】 ・【販売網・対象企業数・対象地域など、提携によって生まれる具体的な変化】 ■商品・サービスの特徴/採用された理由 【提携の対象となる商品・サービスが選ばれた理由や特徴を説明する】 ・【特徴①】 ・【特徴②】 ・【特徴③】 ■【商品・サービス名】について 【商品・サービスの概要、導入実績、URLなどを記載する】 ■今後の展開 【提携によって今後どのような取り組みを進めるのかを記載する】 ■お問い合わせ・募集案内 【販売パートナー募集や問い合わせなど、発表に関連する案内があれば記載する】 <会社概要> 社名:【正式名称】/所在地:【 】/代表者:【 】/設立:【 】/事業内容:【 】/URL:【 】 <本件に関するお問い合わせ先> 【会社名】 【部署名】 【担当者名】 メール:【 】/電話:【 】 |
参考:Rimo、SB C&Sとディストリビューター契約を締結
配信前に確認したいプレスリリースのチェックリスト|NG表現と法的リスクを避けよう!

プレスリリースを書き終えたら、配信前に表現の正確性や法的なリスク、引用・画像の利用条件などを確認しましょう。根拠のない表現や権利侵害があると、発表内容の信頼性を損なうだけでなく、法的な問題に繋がる可能性があります。
特に確認したいのは、次の3点です。
広告的・誇張表現を避ける
景品表示法・薬機法に注意する
著作権・肖像権・商標権を確認する
1. 広告的・誇張表現を避ける
プレスリリースでは、「業界最高」「圧倒的な効果」「画期的」といった広告色の強い表現や、根拠のない誇張表現は避けましょう。記者に客観的な情報として受け取ってもらうためには、主観的な表現ではなく、具体的な事実や数値で特徴を示すことが重要です。
例えば、次のように書き換えます。
避けたい表現 | 書き換え例 |
多くの企業から圧倒的な支持を得ています | 国内25万以上のアカウントに利用されています |
業務時間を大幅に削減できます | 議事録作成時間を約3時間から1時間以内へ、約66%削減しました |
業界最高水準のサービスです | 【比較できる具体的な機能・実績・数値】を記載する |
数値や実績を記載する場合は、その内容を裏付ける根拠も確認しておきましょう。主観的な評価ではなく、検証可能な事実を示すことで、プレスリリースの客観性を保ちやすくなります。
2. 景品表示法・薬機法違反に注意する
「No.1」「業界初」など、優位性や新規性を示す表現を使う場合は、その表示を裏付ける合理的な根拠があるか確認しましょう。
「No.1」表示が合理的な根拠に基づかず、事実と異なる場合には、消費者に実際よりも著しく優良・有利であると誤認させる不当表示として、景品表示法上問題となる可能性があります。
参考:消費者庁「No.1 表示に関する実態調査報告書の公表について」
また、満足度調査を根拠として「No.1」と表示する場合は、調査対象や調査方法、調査時期などを確認し、表示内容と調査結果が適切に対応していることが重要です。
第三者調査機関が20〜30代の利用者200名を対象に実施した調査で、満足度1位(2026年4月実施)。 |
また、化粧品などのプレスリリースでは薬機法にも注意が必要です。化粧品で表示・広告できる効能には範囲が定められており、実際の商品に認められる範囲を超えた効能をうたうことはできません。
商品やサービスの効果・実績を強調するときほど、その表現を裏付ける根拠があるか、関連する法令の範囲を超えていないかを配信前に確認しましょう。
3. 著作権・肖像権・商標権を確認する
外部のデータや文章、画像、人物写真、ロゴなどを使用する場合は、著作権・肖像権・商標権などの権利を侵害していないか確認しましょう。
特に注意したいのが、他社の文章や調査データを引用する場合です。出典を記載するだけで、すべての利用が適法な「引用」になるわけではありません。
著作権法上の引用として利用するには、次のような条件を満たす必要があります。
公表された著作物である
引用する必要性がある
引用部分と自社の文章が明確に区別されている
自社の文章が主、引用部分が従となっている
引用する量が必要な範囲に収まっている
出所を適切に明示している
上記の要件を満たしたうえで、引用元を適切に明示しましょう。
最後に、配信前のチェックリストを以下にまとめましたのでご確認ください。
誤字脱字・企業名の表記ゆれはないか
テーマは1つに絞られているか
「最高」「No.1」など根拠のない表現はないか
数字に出典や根拠は添えてあるか
専門用語に補足はあるか
画像にキャプションはついているか
引用データの出典を明記しているか
問い合わせ先に担当者名と連絡先があるか
景品表示法・薬機法に抵触する表現はないか
A4で1〜2枚に収まっているか
AI時代のプレスリリースの書き方|たたき台づくりからAI検索対策まで

AIを活用すると、プレスリリースのたたき台作成やニュースの切り口の検討を効率化できるほか、AI検索に引用・参照されやすい形に情報を整理できます。
主な活用方法は、次の3つです。
発表会議の記録からたたき台を作る
ニュースの切り口をAIと一緒に練る
AI検索(LLMO)に引用される形式で書く
以下で詳しく解説します。
1. 発表会議の記録からたたき台を作る
プレスリリースに必要な発表内容や数値、開発の背景などは、企画や発表について話し合う会議の中に含まれています。会議の内容を記録して整理すれば、その情報をもとに原稿のたたき台を作成できます。
AIを活用する場合は、会議の議事録や文字起こしを読み込ませ、5W2Hや重要な数値、発表の背景、商品・サービスの特徴などを抽出してから、プレスリリースの構成に沿って文章化してもらいましょう。
たとえば、次のような流れで進めます。
会議を録音・文字起こしする
AIに議事録を読み込ませる
5W2Hや重要な数値、発表の背景を整理する
タイトル・リード文・本文の順にたたき台を作成する
固有名詞や数値、表現に誤りがないか人が確認する
AIに原稿作成を任せる場合も、会議で話していない内容が追加されていないか、数値や固有名詞が正しいかを必ず確認しましょう。
なお、会議の記録から文書のたたき台作成までまとめて効率化したい場合は、Rimo Actionsを活用する方法もあります。
2. ニュースの切り口をAIと一緒に練る
同じ発表内容でも、どこにニュース価値を見いだすかによって、プレスリリースの切り口は変わります。
自社だけでは切り口が思いつかない場合は、AIを壁打ち相手として活用してみましょう。
例えば、発表内容を入力したうえで、次のように指示します。
この発表について「新規性」「社会性」「時事性」の3つの観点から、プレスリリースの切り口とタイトル案をそれぞれ提案してください。 |
複数の候補を出してもらえば、自社だけでは気づかなかったニュース価値を見つけるきっかけになります。
ただし、AIが提案した内容をそのまま使用するのではなく、事実と異なる情報がないか、実際の発表内容に合った切り口になっているかを人が確認することが重要です。
AIへの指示の出し方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
▼関連記事: AIで文章作成する方法を完全解説|要約・構成・リライトを失敗なく進める方法
3. AI検索(LLMO)に引用される形式で書く
ChatGPTなどの生成AIを使った検索が広がるなか、プレスリリースもAI検索で引用・参照されることを意識して作成する重要性が高まっています。
東京新聞とPR TIMESが広報・PR担当者547名を対象に行った調査では、生成AIの回答で自社情報が引用されることを意識している担当者は84.4%でした。
出典:東京新聞「【LLMO時代のPR活動、広報・PR担当者への実態調査】約8割がPR活動の目的・方針に「変化あり」と回答、生成AIの引用を意識する担当者は84.4%、調査PRを約9割が評価」
AI検索から内容を理解・引用されやすくするには、必要な情報を明確かつ構造的に記載することが重要です。
冒頭で「何を発表したのか」を明確にする
商品名・会社名・日時などの固有情報を正確に記載する
効果や実績は具体的な数字と根拠を示す
見出しや箇条書きを使って情報を整理する
専門用語には簡潔な説明を加える
自社にしか出せない独自情報を出す
同調査では、49.4%が生成AI対策として「プレスリリースを検索・AI対応の形式で作成・公開すること」が有効だと回答しています。
AI検索を意識する場合も、まずは人が短時間で理解できる明確な構造を基本にするとよいでしょう。
従来の書き方を基本にしながら、固有情報や数値、結論を明確に記載することがAI検索対策にもつながります。
プレスリリースの配信方法【一斉配信と個別配信】
原稿が完成したら、メディアへ配信します。主な方法は以下の2つです。
配信代行サービスで一斉に配信する
記者を選んで個別に配信する
以下で詳しく解説します。
1. 配信代行サービスを利用する
配信代行サービスを利用すると、自社でメディアの連絡先を一から集めなくても、複数の媒体へプレスリリースを届けられます。
例えばPR TIMESでは、プレスリリースをサイト上に掲載できるほか、登録したメディアリストへの配信や提携メディアへの転載などが可能です。従量課金プランは、2026年9月時点で1件3万円(税抜)です。
幅広いメディアへ情報を届けたい場合や、自社で配信先を管理する負担を減らしたい場合に適しています。
2. メディアを選んで個別に配信する
特定のメディアに取り上げてもらいたい場合は、発表内容と相性のよい媒体や記者を選び、個別にメールを送る方法もあります。
個別配信では、一斉配信よりも手間はかかりますが、その記者が扱っているテーマに合わせて情報を届けられる点がメリットです。
メールを送る際は、次のポイントを意識しましょう。
件名だけでも発表内容がわかるよう簡潔にする
本文の冒頭で「誰が・何を発表したのか」を伝える
なぜその媒体や記者に送ったのかが伝わる内容にする
担当者名がわかる場合は、記者個人宛てに送る
一斉送信のような画一的な文面を避ける
単にプレスリリースを添付するだけでなく、その媒体にとってニュース価値がある理由を短く添えると、内容を確認してもらいやすくなります。
【配信する曜日や時間帯も考慮する】
プレスリリースを配信する際は、曜日や時間帯も意識しましょう。
一般的には、週明けの月曜日や週末よりも、火〜木曜日の日中が候補になりやすいとされています。ただし、適切なタイミングは媒体の更新時間や発表内容によって異なるため「火〜木曜の午前中なら必ず読まれやすい」と考えるのではなく、狙う媒体の特性に合わせて判断することが重要です。
また、新商品発売やイベント開催など日付が決まっている発表では、記者が取材や記事作成をする時間も考慮して、直前になりすぎないよう配信するとよいでしょう。
参考:PR TIMES MAGAZINE「プレスリリースの最適な配信タイミングは?曜日・時間・時期を戦略的に決定して効果を最大化させよう」
プレスリリースを効率的に作成するならRimo Actions

プレスリリースは、発表内容の整理や会議の記録、原稿のたたき台作成などに手間がかかります。こうした作業を効率化できるのが、Rimo Actionsです。
Rimo Actionsは、AI議事録「Rimo Voice」で記録した会議の内容をもとに、AIが必要なタスクを抽出し、実行計画の作成から文書の下書きまで行います。
例えば、プレスリリースの発表内容を決める会議を記録しておけば、議事録をもとに情報を整理し、原稿のたたき台作成までつなげられます。会議内容を見返しながら一から原稿を作る手間を減らし、担当者は事実確認や表現の調整など、最終的な仕上げに集中できるでしょう。
▼会議や打ち合わせデータ、資料などからプレスリリースを自動作成

さらに、作成した下書きはGmailから送信でき、資料はSlackで関係者へ共有できます。会議の記録から文書作成、関係者への共有までを一連の流れで進められるため、複数のツールを行き来しながら作業する負担も減らせます。
クレジットカードの登録は不要で、7日間の無料トライアルから試せます。
作って終わりにしないプレスリリースの二次利用術
プレスリリースは、配信後もさまざまなコンテンツに二次利用できます。記事化の有無にかかわらず、発表内容や実績をまとめた公式情報として活用できるためです。
例えば、次のような使い方があります。
自社のSNSで発信し、フォロワーや既存顧客へ情報を届ける
オウンドメディアの記事として展開し、検索やWeb上での情報発信につなげる
営業資料に実績や導入事例として掲載する
採用サイトに掲載し、企業の取り組みを求職者へ伝える
1本のプレスリリースを目的に合わせて複数の媒体へ展開すれば、作成した情報をより幅広く活用できます。
オウンドメディアとして企業ブログを運用する方法については、以下の記事も参考にしてください。
▼関連記事:【目的別】企業ブログの成功事例7選!書き方や効率化する方法も紹介
プレスリリースの書き方を押さえて発表を確実に届けよう
プレスリリースを書くときは、誰に何を伝えるのかを整理したうえで、タイトル・リード文・本文などの基本構成に沿って情報をまとめることが重要です。
さらに、ニュース価値が伝わる切り口や具体的な数字、わかりやすい表現を取り入れ、発表内容に合った方法で配信しましょう。
一方、プレスリリースの作成には、会議内容の整理や情報収集、原稿のたたき台作成などの手間もかかります。
こうした準備を効率化したい場合は、Rimo Actionsもおすすめです。会議の記録をもとに、タスクの抽出や文書の下書き作成までAIに任せられるため、担当者は内容の確認や仕上げに集中できます。
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