「こっそり録音をしたい」
「机にボイスレコーダーを置かずに録音する方法はある?」
このようにこっそり録音したり、ポケットの中で録音できたりするボイスレコーダーを探している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ポケットの中でも使えるおすすめなボイスレコーダーを5つ紹介します。ボイスレコーダーの選び方のポイントも解説しているので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
ボイスレコーダーを机に置きたくない時の対処法は?
事情があってボイスレコーダーを机に置かずに録音したいと考えている方もいるのではないでしょうか。そのような場合の対処法は、下記の通りです。
ボイスレコーダーをポケットの中に入れて録音する
スマホを使って録音する
PC用のツールを使って録音する
『Rimo Voice』というツールを使って録音する
ボイスレコーダーを目立たせず、ポケットの中などで録音したい方は、ぜひ参考にしてください。
ボイスレコーダーをポケットの中に入れて録音する
1つ目は、小型のボイスレコーダーをポケットの中に入れて録音する方法です。ジャケットやシャツのポケットを利用するのがおすすめです。机に置かずに録音できるうえに、スペースがなくても録音できるのが利点です。
一方で衣服に擦れる音が生じたり、音がこもってしまったりする可能性があります。そのため、クリーンな音を録音するのは難しいでしょう。
しかし、ノイズは専用ツールを使うことで後から消すことができます。ある程度綺麗な状態にできるため、基本的には問題ありません。
スマホを使って録音する
ボイスレコーダーを持っていない方は、スマホを使って録音することも可能です。スマホをポケットに入れたり、手に持ったりなど様々な方法で録音できます。
ここからは、iPhoneとAndroidそれぞれの録音方法を紹介します。
iPhoneの「ボイスメモ」を使って録音する方法
iPhoneでは、初期アプリの「ボイスメモ」を使用します。
ボイスメモを開くと下記のようなページが開かれます。
録音を開始する場合は、画面下部にある赤い「録音開始ボタン」を押しましょう。
録音中は上記のような画面が表示されます。録音を終了したい場合は、スタート同様に「録音終了ボタン」を押しましょう。
録音された音声は、上記のように表示されます。ボイスメモの編集などは上記から行えます。
Androidで標準搭載されているアプリで録音する方法【Galaxy】
AndroidもiPhoneと同様に標準装備されているアプリで録音が可能です。今回は、Galaxyの録音方法を紹介します。
ボイスレコーダーアプリを開く
「録音ボタン」をタップして録音を開始する
「停止ボタン」をタッチして録音を終了する
任意で録音タイトルを入力し、保存をタップする
保存されたボイスメモは、録音ファイルリストの一覧に表示されます。
PC用のツールを使って録音する
PCを持参する会議などであれば、PC用のツールで録音か可能です。ボイスレコーダーなどのアイテムをわざわざ机に置く必要がないため、こっそり録音したい方にも向いています。
しかし、タイピング音が入ってしまう可能性があります。会議内容を聞き返したり、文字起こししたりする分には問題ない程度ですが、気になる場合はボイスレコーダーをポケットに入れて録音する方がよいでしょう。
『Rimo Voice』というツールを使って録音する方法
『Rimo Voice』とは、デバイスのマイクから録音した音声を直接文字起こしできるツールです。使い方を簡単に紹介していきます。
まずは『Rimo Voice』を開き、右上のマイクボタンをクリックします。
メニューから録音開始をクリックしましょう。パソコンの内部音声も録音したい場合は「内部音声」にもチェックを入れます。
録音中はリアルタイムで文字起こしが行われます。録音を停止したい場合は右上の「終了する」をクリックしましょう。
音声を聞き直したい場合は、文字起こしの該当部分をクリックします。またAIテンプレートを使用することで、要約を作成することも可能です。
ポケットの中に入る小型ボイスレコーダーのおすすめ5選
ポケットの中に入るおすすめな小型ボイスレコーダーを5つ紹介します。
それぞれの価格やおすすめな人の特徴などを詳しく解説していきます。
ベセトジャパン | ペン型ボイスレコーダー VR-P009
出典:株式会社MEDIK
サイズ | 14.3mm(Φ) x 136.5mm(L) / 27g |
ストレージ | 4GB・8GB・16GB |
最大録音時間 | 音質によって異なる PCM,XHQ:約12時間 / HQ,SP,LP :約16時間 |
電源形式 | USB充電 |
マイク | ALC機能つきマイク |
対応ファイル | リニアPCM非圧縮録音 |
価格 | オープン価格 |
おすすめな人の特徴 | ・相手に録音していることを気づかれたくない方 ・高音質な機材を求めている方 ・早送りで音声を聞きたい型 |
「ペン型ボイスレコーダー VR-P009」は、ボールペン型のボイスレコーダーです。本体に小さなELパネルが付いていますが、見た目はただのボールペンのため、周囲に気づかれず録音ができます。
また、ペン型ボイスレコーダーでは珍しい時計機能が付いています。時計以外にも録音時間や再生時間などがELパネルに表示されるため、使いやすさも抜群です。
ソニー | リニアPCMレコーダー PCM-A10
出典:SONY
サイズ | 約39.2×109.5×16.0mm |
ストレージ | 16GB |
最大録音時間 | ・リニアPCM 96kHz/24bit(STEREO)6時間35分 48kHz/24bit(STEREO)13時間15分 48kHz/16bit(STEREO)19時間50分 44.1kHz/24bit(STEREO)14時間25分 44.1kHz/16bit(STEREO)21時間35分 ・MP3 320kbps(STEREO)95時間25分 192kbps(STEREO)159時間00分 128kbps(STEREO)238時間00分 48kbps(MONO)636時間00分 |
電源形式 | DC 3.7V 内蔵リチウムイオン充電式電池 |
マイク | 可動式マイク |
対応ファイル | リニアPCM(WAV)・FLAC・MP3・WMA・AAC |
価格 | オープン価格 |
おすすめな人の特徴 | ・ボイスレコーダーに使い慣れていない方 ・Bluetoothに接続してワイヤレス再生をしたい方 ・高音質を求めている方 |
「リニアPCMレコーダー PCM-A10」は、可動式マイクを搭載しているボイスレコーダーです。2つのマイクを平行・外側・内側に向けることができるため、会議をはじめ楽器演奏や講演会など様々なシーンで活躍します。
また、リハーサル機能やプリレコーディング機能など様々な機能が付いており、ボイスレコーダーを初めて使う方でも使いやすい機能が充実しているのも特徴です。
OM SYSTEM | ICレコーダー Voice-Trek VP-20+TP8通話録音セット
出典:OM SYSTEM
サイズ | 17mm×130mm×17mm |
ストレージ | 8GB |
最大録音時間 | ・リニアPCM形式 約6時間40分 ・MP3形式 128 kbps:約74時間30分 32 kbps mono:約298時間 8 kbps mono:約1193時間 |
電源形式 | 単4形乾電池1本(LR03) またはOMデジタルソリューションズ製ニッケル水素充電池1本 |
マイク | マイクジャック:Φ 3.5mm 入力インピーダンス 2kΩ |
対応ファイル | リニアPCM形式・MP3形式 |
価格 | 13,200円(税込) |
おすすめな人の特徴 | ・衣服と擦れる音を軽減したい方 ・広い場所や狭い場所など様々なシーンでボイスレコーダーを使用する方 |
「ICレコーダー Voice-Trek VP-20+TP8通話録音セット」は、会議やインタビューなどはもちろん、通話録音にも対応しているボイスレコーダーです。
すぐに録音を開始できる「ワンタッチ録音」や設定時間を超えたら録音をスタートしてくれる「セルフタイマー機能」など、便利な機能が装備されています。
オリンパス | ICレコーダー Voice-Trek DM-750
出典:OM SYSTEM
サイズ | 105.9mm×39.6mm×14.4mm |
ストレージ | 4GB |
最大録音時間 | ・リニアPCM形式 48.0kHz/16bit:約3時間 44.1kHz/16bit:約3時間20分 ・MP3形式 320kbps:約29時間40分 128kbps:約74時間30分 64kbps mono:約149時間 8kbps mono:約1193時間 |
電源形式 | 単4形乾電池1本(LR03) またはオリンパス製ニッケル水素充電池1本 |
マイク | マイクジャック:φ3.5mm インピーダンス2kΩ |
対応ファイル | リニアPCM形式・MP3形式 |
価格 | 15,400円(税込み) |
おすすめな人の特徴 | ・ノイズキャンセリング機能付きの機材が欲しい方 ・遠くの音を録音したい方 ・複数人の会議やインタビューを録音したい方 |
「ICレコーダー Voice-Trek DM-750」は、ノイズキャンセリング機能が付いているボイスレコーダーです。
ほかにも遠くの声も拾える「ズームマイクモード」や環境や声量によって調整をしてくれる「ボイスチェイサー」などが搭載されており、大人数の会議の録音などに向いています。
TASCAM | ステレオオーディオレコーダー DR-07X
出典:TESCOM
サイズ | 68×158×26mm |
ストレージ | 最大128 GBのカードに対応 |
最大録音時間 | アルカリ(EVOLTA):約17.5時間 ニッケル水素(eneloop):約15.5時間 |
電源形式 | 単3形電池 2本(アルカリ乾電池またはニッケル水素電池)・パソコンからのUSBバスパワー・専用ACアダプター |
マイク | 単一指向性・ステレオ・A-B / X-Y切替式 |
対応ファイル | WAV・BWF・MP3 |
価格 | オープン価格 |
おすすめな人の特徴 | ・長時間録音をしたい方 ・難しい操作は避けたい方 ・文字起こしなどで再生スピードを調整したい方 |
「ステレオオーディオレコーダー DR-07X」は、単3形電池で約17.5時間録音が可能なボイスレコーダーです。
さらにUSBモバイルバッテリーと組み合わせることで、より長時間の録音が可能になります。また、再生速度の調整が可能なため、議事録作成や文字起こしに最適です。
小型のボイスレコーダーを選ぶ際のポイント
ポケットに入れるなど目立たないように録音したい場合は、小型のボイスレコーダーを選びましょう。他にもボイスレコーダーを選ぶ際のポイントは下記があげられます。
それぞれについて詳しく解説していきます。
大きさや形で選ぶ
小型ボイスレコーダーは、小型といってもさまざまな大きさや形があります。ここでは、下記の4種類のボイスレコーダーについて紹介します。
ペン型・腕時計型・USB型 | ・録音していることを周囲に気づかれたくない ・擦れ音や雑音が入りづらい ・高性能な製品が多い傾向にある |
超小型タイプ | ・荷物や服の中からでも録音できる ・相手に気づかれずに録音できる |
キーホルダー型・クリップ型 | ・シンプルな設計で子どもでも使いやすい ・録音を周囲に気づかれにくい |
ボタンの大きいタイプ | ・ポケットや荷物の中でも手探りで録音を開始しやすい ・高性能なレコーダーであれば長時間の録音もできる |
このようにそれぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選びましょう。
ファイル形式や音質で選ぶ
小型ボイスレコーダーは、ファイル形式や音質も確認しておきましょう。小型ボイスレコーダーは、ステレオマイクかモノラルマイクを搭載しています。
ステレオマイクは、2本のマイクで1つの音源を集音できるのが特徴です。そのため、複数人が参加する会議などの録音に向いています。
また、ハイレゾ音源やPCM形式の製品は、はっきりと会話を取れる高音質で録音が可能です。音源から離れていたり、ポケットやバッグに入れて録音したりする場合におすすめです。
他にも音声をクリアに録りたい場合は、ノイズキャンセリング機能が付いているボイスレコーダーを選ぶとクリアな音声が録音できます。
録音できる時間で選ぶ
録音時間が12時間以上など長時間になる場合は、MP3やWMV形式で保存できる製品がよいでしょう。データを圧縮できるため、少ない容量で長時間の録音が可能です。
製品によっては、長時間の録音が難しかったり、容量が大きくなったりしてしまう可能性があります。そのため、長時間の録音目的の場合は、製品選びに注意が必要です。
値段で選ぶ
小型ボイスレコーダーは、3,000円程度の手頃な価格のものから1万円以上のものまでさまざまな価格のアイテムがあります。
一般的に安い小型ボイスレコーダーは、音質レベルがやや劣りますが、会話内容は聞き取れる程度です。会話内容を聞き返したり、文字起こしをしたりする分には問題ありません。
一方で、高い小型ボイスレコーダーはリニアPCM形式で保存ができたり、高性能なステレオマイクを搭載していたりなど多機能性に長けています。
複数人が発言をしたり、音源から離れた場所で録音したりする場合は、2万円程度の高価なレコーダーがおすすめです。
ポケットの中のボイスレコーダーできれいに録音するコツ
ポケットの中のボイスレコーダーできれいに録音するコツは、下記のとおりです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
高品質なボイスレコーダーを選ぶ
きれいに録音するためにも高品質なボイスレコーダーを選ぶのがおすすめです。
会話が聞こえなくなるような大きな雑音ではなくても、小さな雑音が入ってしまうと、聞き取りが難しくなってしまうケースがあります。雑音によって後の作業に手間がかかってしまうことも少なくありません。
ノイズキャンセリング機能がついていると、クリアに音声を録音できます。値段が高くなる可能性もありますが、ポケットの中で録音する場合は、高品質なボイスレコーダーを検討してみましょう。
なるべく静かな場所を選んで録音する
ボイスレコーダーを使用する際は、静かな場所を選んで録音しましょう。取材などでボイスレコーダーを使用する際は、室内で使用することが多いのではないでしょうか。
室内で録音する場合は、レストランやカフェなど騒音が入りやすい場所は避けましょう。周囲の会話が入りやすく、話し手の声に被ってしまう可能性があるためです。レストランなどで録音する場合は、できるだけ人が少ない席を選びましょう。
ほかにも風や車の音も邪魔になりやすいため、室外もおすすめできません。とくに風の音は、話し手の声が全く聞こえなくなってしまうケースもあります。
事前にポケットの中で録音できるかテストしておく
ポケットの中で事前に録音できるかをテストしておくことも大切です。事前に本番と同じような状況でテストするようにしましょう。
例えば1対1のインタビューであれば、話し手と聞き手の両方の位置に座り、声の聞こえ具合をチェックします。複数人の会議の場合は、遠い場所にいる話し手の声がどのように聞こえるかを確認します。
ポケットの中で録音する場合は、ボイスレコーダーを動かすことは難しいため、他の機材に変えるなどして工夫しましょう。
念のためボイスレコーダーを2つ用意する
確実に録音するために念のためボイスレコーダーを2つ用意しておくと安心です。2つ用意しておくことで片方の機材のバッテリー切れや不具合が生じた場合でも、確実に録音を聞くことができます。
また大人数の会議や雑音が入りやすい場所で録音をする場合は、複数のボイスレコーダーがあると聞き比べができるといったメリットもあります。文字起こしの作業効率も上がるため、できる方はボイスレコーダーを2つ用意しておきましょう。
録音したい人の声に自分の声を被せないようにする
録音したい人の声に自分の声を被せないように意識しましょう。インタビューや会議中に話し手が話を終えていないのに、被せるように他の人が話し始めることも少なくありません。
その場にいる分には聞き取れますが、ボイスレコーダーで録音した音声を聞くと、両方の会話が聞き取りづらくなってしまうのです。さらに同時進行で2つの会話が行われると、文字起こしの際にどちらがメインの話題なのか悩んでしまうこともあります。
このような事態を防ぐためにも、相手が話し終わってから話すことを心がけたり、進行担当が上手く会話を仕切ったりすることが大切です。
音声の記録を手軽に残すなら『Rimo Voice』!
音声を録音したあと、データの管理に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
会議の内容を振り返る際に録音データがあると便利ですが、「聞き返したい箇所を探すのに苦労する」「データが重くて共有が大変...」など、さまざまな課題があるかと思います。
そのような方には、『Rimo Voice』がおすすめです。
『Rimo Voice』には、リアルタイムで録音・文字起こし・メモ作成ができる機能や、ボイスレコーダーでの録音データを後からアップロードして文字起こし・要約作成をする機能があります。聞き返したい箇所の文字をクリックすれば音声が連動して再生されるため、ピンポイントに確認をすることが可能です。
また、文字化されていることで検索しやすくなり、過去に録音したデータの中から必要なものを探す際にも役立ちます。
少しでも『Rimo Voice』に興味を持っていただいた方は、ぜひ一度無料トライアルをご利用ください。
ポケットの中で使えるボイスレコーダーで快適に録音しよう
相手に気づかれずに録音したい方は、ポケットの中で使えるボイスレコーダーがおすすめです。小型のボイスレコーダーはもちろん、ペン型やUSB型など一見ボイスレコーダーとはわからないような製品もあるため、目的や用途に合ったものを選びましょう。
またポケットの中で録音する際は、できるだけ静かな場所を選んだり、話すタイミングに気をつけたりすることも大切です。ぜひ、本記事の内容を参考にして、ポケットの中で使えるボイスレコーダーを入手し、快適に録音してみてください。
最終更新日: 2024 / 7 / 19
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