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ChatGPTの有料版と無料版は何が違う?料金プランや課金メリットを解説

更新日: 2025/5/26 10:31
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いまの会議、リモってた。
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人工知能(AI)の進化に伴い、私たちの日常生活やビジネスにおいてもAIツールの活用が広がっています。

そのなかでも、特に人気を集めているのがOpenAI社が提供するChatGPTです。ChatGPTは、文章生成や会話の支援など、さまざまな用途で活用されています。

しかし、ChatGPTには無料版と有料版があり、それぞれに異なる機能や制限があります。今回は、ChatGPTの有料版と無料版の違い、そして無料版の機能制限について詳しく見ていきましょう。

無料版で使い続けるか有料版に切り替えるべきかで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

image.png

ChatGPTの無料版・有料版の違いは?料金プラン一覧を比較

ChatGPTには複数のプランが用意されています。それぞれのプランによって、料金体系、利用できるAIモデルや使える機能などに違いがあります。

各プランの違いは以下のとおりです。

特徴

無料版

Plus

Pro

Team

Enterprise

価格(月額)

無料

20ドル

200ドル

1人あたり

25ドル(年額課金)

30ドル(月額課金)

要問い合わせ

利用可能モデル

GPT-4o※1

GPT-4o mini

OpenAI o4-mini※1

GPT-4o※2

GPT-4.1 mini

GPT-4.1※2

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

トークン上限

8,000

32,000

128,000

32,000

128,000

日本語文字数目安(入力+出力)

約6,000~8,000字

約25,000~32,000字

約100,000~128,000字

約25,000~32,000字

約100,000~128,000字

回答スピード

混雑状況により変動

高速

高速

高速

最速

GPTsの利用

◯※1

画像読み込み・生成

◯※1

動画生成

×

◯※1

◯※1

×

Deep Research(高度なWeb調査)

◯※1

URLの読み込み

※1:制限あり

※2:無料版の5倍

本章では、プランごとに特徴やメリットをわかりやすく紹介します。

ChatGPTの使い方は以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

関連記事:ChatGPTの使い方は?最新モデルGPT-4oでできることや始め方、実践的な活用法を紹介

無料版

主な機能

テキストチャット・検索連携・GTPs利用

ファイルアップロード※・画像生成※など

利用可能モデル

GPT-4o※

GPT-4o mini

OpenAI o4-mini※

料金

無料

おすすめな人

AI初心者や気軽に試したい方

※制限あり

無料版は、AIチャットを気軽に体験したい方に最適なエントリープランです。最大のメリットは完全無料で、すぐに利用を始められる点です。

最新モデルの「GPT-4o」や「GPT-4o mini」などの高度なAIモデルも使えるため、日常的な会話や調べ物、アイデア出しなど幅広い用途に対応できます。

また、回数に制限はありますが、画像生成・ファイルアップロード・音声入力といった機能もひととおり利用可能です。ほかのユーザーが作成した専用AI(GPTs)の利用も可能で、自分に合ったAI体験が楽しめます。

有料プランに比べると利用回数や処理速度に制限があるため、業務や大量のデータ処理には不向きですが、AIを手軽に試したい方や、学習・趣味で使いたい方には適しています。

Plus

主な機能

テキストチャット・ファイルアップロード

画像生成・音声モード・GPTs利用

Deep research・新機能の先行利用など

利用可能モデル

GPT-4o※

GPT-4.1 mini

GPT-4.1※

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

料金

月額20ドル

おすすめな人

日常的にAIを使いたい個人やビジネスパーソン

※無料版の5倍

ChatGPT Plusは、月額20ドルで利用できる個人向けの有料プランです。

無料版と比べて、画像生成・ファイルアップロード・Deep Researchといった高度な機能を、制限なく何度でも使えるのが特徴です。仕事や資料作成、学習などでAIを頻繁に活用する方には大きなメリットとなるでしょう。

高性能モデルも優先的に利用でき、無料版と比較して応答速度や安定性も向上しています。GPTsの作成・共有、プロジェクト管理機能、新機能への先行アクセスも加わり、業務効率化に役立ちます。

無料版で物足りなさを感じた場合や、画像生成・ファイルアップロード・リサーチ機能を日常的に使う方にはPlusへのアップグレードがおすすめです。

Pro

主な機能

128Kの長大コンテキストウィンドウ

Sora動画生成やDeep Researchなど、ChatGPTで提供しているすべての機能が無制限で利用可能

利用可能モデル

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

料金

月額200ドル

おすすめな人

研究者・AI開発者・専門職など、高度な業務や大規模タスクにAIをフル活用したい方

OpenAIの最高レベルの機能とアクセス権が付与される上位プランがChatGPT Proです。

Plusプランの全機能に加え、OpenAI o1プロモードなどの各種推論モデルも無制限に利用でき、コーディングや分析などの用途でAIのパワーを最大限に引き出せます。

Proプランでは、Soraによる高品質な動画生成機能が自由に使用できます。AIがプロンプトに応じて動画コンテンツを自動で作成できるため、プロモーション用の映像やイメージ動画など多彩な用途に活用できるでしょう。

複雑なデータ解析やWebリサーチなどもストレスフリーに実行できるため、膨大なデータ処理や専門的な作業を日常的に行う方にとっては高い生産性を実現できるプランです。

Team

主な機能

Deep research・画像生成・ファイルアップロード

チーム用ワークスペース・メンバー一括管理・データ学習除外など

利用可能モデル

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

料金

1人あたりの月額

25ドル(年額課金)

30ドル(月額課金)

おすすめな人

プロジェクト単位でAIを活用したい組織

セキュリティを重視する中小企業・教育機関

Teamプランは、複数人によるAI活用を前提とした有料プランです。

無料版やPlusプランでは個人利用が基本ですが、Teamではチーム専用のワークスペースが用意され、ファイル共有やプロジェクト・タスクの管理が可能になります。

また、管理者コンソールを通じてメンバーや利用状況の管理、一括請求など企業利用に最適な機能が揃っています。やりとりの内容はAIの学習に利用されないため、顧客情報や社内データの安全性が高い点も安心材料です。

画像生成やDeep Researchといった高度機能も利用でき、Googleドライブ連携など業務効率を高める連携機能も搭載。チーム単位でAI活用を進めたい組織に最適なプランです。

Enterprise

主な機能

128Kの長大コンテキストウィンドウ・最上位モデルの無制限利用

専用ワークスペース・管理者機能(SCIM/SSO/ドメイン認証)

高度なデータ暗号化・データ学習除外など

利用可能モデル

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

料金

要問い合わせ(利用人数・規模・契約内容による)

おすすめな人

セキュリティ・ガバナンスを重視する大企業・官公庁

グローバルに展開する組織

Enterpriseプランは、ChatGPTの全機能を最大限に活用したい大企業や組織向けの最上位プランです。

Teamプランの全機能を含みつつ、128Kトークンという超大容量コンテキストウィンドウを利用できるため、大規模な文書や複雑な業務データも一度に処理可能です。

SAML SSOやSCIM、ドメイン認証によるユーザー管理、コンプライアンスAPIやアナリティクスなど、大規模組織に必要な高度な管理・監査機能が充実しています。

やりとりの内容はAIの学習から完全に除外され、GDPR・SOC2など各種法令・国際標準にも準拠しています。

専任サポートによる導入支援・アカウント管理も提供されるため、安心して全社展開やグローバル活用が可能です。

無料版ChatGPTの制限

ChatGPTの無料版には、文字数や機能、拡張性などで制限が生じます。

ChatGPTを使う場面や頻度によっては、有料版を利用した方が業務効率アップが見込める場合もあります。

以下、無料版における制限の注意点を詳しく解説しますので、検討の材料にしてみてください。

文字数

### 文字数の制限.png

無料版でプロンプトの文字数制限を検証した結果、約10,000文字が上限であることがわかりました。

文字数は日本語ではなく、トークンというデータの単位で表されており、ひらがなや漢字、数字などで若干異なるため、毎回10,000文字上限となるわけではありません。

日本語で記載する場合の目安として参考にしてみてください。

シンプルなタスク依頼や質問であれば10,000文字上限で十分活用できますが、長い文章の要約や会議議事録作成をさせたい場合などには、上限によって不便さが生じる場合があります。文字数制限に関しては、以下の記事もご覧ください。

関連記事:【2024年最新】ChatGPTの文字数制限は1万字弱!無料・有料の違いや対処法を解説

ちなみに、ChatGPT Plusでも同様の検証を行い、先ほどの2倍以上の約25,000文字を打ち込んでもエラーが出ませんでした。

そのため、長い文章・資料の要約や校正などでChatGPTを使用している場合、有料版に切り替えた方が一気に作業できて良いと言えるでしょう。

回答(レスポンス)速度

ChatGPTは有料プランのユーザーを優先的に接続しているため、無料版は遅延が起こる可能性があります。

すぐに回答が欲しいときに、利用ユーザーが多いピーク時のタイミングにあたってしまうと、ChatGPTからのレスポンスが遅くなり、業務効率が下がってしまいます。

文字数制限と同様に、無料ユーザー向けのサーバー負荷の問題も改善に向かっているという声もありますが、有料版と比較すると使用感は劣る可能性が高いです。

API連携

## API連携.png

API連携とは、ChatGPTをほかのプラットフォームやツール上で動かすための機能です。

API連携は、有料版だけではなく無料版でも利用できます。

API連携自体は無料ですが、APIで使用した文字数(単位はトークン)と使用モデルに応じて以下のとおり料金が加算されます。

モデル

入力

出力

GPT-4.1

$2.00 / 100万トークン

$8.00 / 100万トークン

GPT-4.1 mini

$0.40 / 100万トークン

$1.60 / 100万トークン

GPT-4.1 nano

$0.100 / 100万トークン

$0.400 / 100万トークン

OpenAI o3

$10.00 / 100万トークン

$40.00 / 100万トークン

OpenAI o4-mini

$1.100 / 100万トークン

$4.400 / 100万トークン

詳細なモデルの違いは、Open AI公式サイトをご参照ください。

無料版ユーザーであってもAPI自体に制限はないですが、APIは使った分だけ請求される従量課金制であるため、使いすぎには十分注意しましょう。

GPTsの使用

### GPTsの使用.png

ChatGPTの無料版では、GPTsへのアクセスが可能です。

GPTsとは、過去にはプラグインと呼ばれており、ChatGPTをカスタマイズしてより使いやすくする機能です。

従来は無料版ではアクセスできなかったGPTsですが、2024年5月13日のアップデートで利用可能となりました。

一方で、有料版で使用できるGPTsの作成はできません。

### GPTsの使用2.png

また、アクセスできても多くのGPTs使用は不可(弊社で検証したGPTsはすべて)なので、使用したい場合は有料版への切り替えを検討しましょう。

GPT store(GPTsをまとめており、インストールできるページ)にあるGPTsのなかには、無料で利用できるGPTsが含まれている可能性があるため探してみてください。

画像作成

現在、無料版のChatGPTでも画像生成が利用可能ですが、回数や生成速度に制限があります。多くの画像を素早く生成したい場合や、安定したサービスを求める場合には物足りなさを感じることもあるでしょう。

有料版に切り替えると制限が大幅に緩和され、よりスムーズにロゴやアイコン、資料用の素材作成など幅広く活用できます。

また、画像をプロンプト(入力文)として使う機能も、無料版・有料版の両方で利用可能です。

今後もOpenAIのアップデートによって無料版の制限内容が変わる可能性があるため、最新情報を確認しながらプランを選びましょう。

関連記事:ChatGPTがエラーで使用できない時の対処法は?問題発生の原因も解説

有料版のChatGPT Plusへ加入するメリット

ChatGPT Plusに加入するメリットとして、以下が挙げられます。

無料版で制限されていた機能が利用できるため、より柔軟かつ効率的にChatGPTを活用できます。

GPTsを作成できる数が多い

### GPTsの作成.png

GPTsの作成は有料版に加入した人が使用できる機能であり、自分好みにカスタマイズできるサービスです。

冒頭の設問は英語ですが、日本語で作成可能なのでご安心ください。

ChatGPTで利用可能な範囲で、自分がAIに実行して欲しい機能を独自に作れるため、業務効率化に繋がります。

例として、アメコミ風のイラストを生成したい場合、以下のようにプロンプトを作りGPTsの作成を指示します。

### GPTsの作成2.png

最初は英語で回答されるため、日本語での作成を希望する場合は、その旨を伝えておきましょう。

一度プロンプトを作れば、内容を理解してもらえるため、構成タブに移り名前やアイキャッチ、指示の調整を行えば完了です。

### GPTsの作成3.png

ひととおり完了したら、右上の「作成する」をクリックし、画面の指示に従って公開すれば終了です。

今回はシンプルな例ですが、業務プロセスを詳細に詰めると、実用的なGPTsを作成できるので試してみてください。

GPT Storeから好きなGPTを使用できる

GPT Storeから全てのGPTを使用できる.png

無料版はGPT Storeにアクセスできますが、前述のとおり実際に使用できるGPTsはほとんどありません。例として、画像のDALL-Eは無料版では使用できません。

一方で、Plusにアップグレードすれば、GPTsを制限なく使用できます。

そのほかに、DALL-Eを応用したポップな3Dアートを生成できるようにカスタマイズされた「Cartoonize Yourself」、プログラミングを補助する「Code Copilot」などがあります。

他者がカスタマイズしたGPTの使用により、プロンプトの細かい部分を省略できるのがメリットです。

画像生成の制限がない

### 画像生成が可能.png

Plusでは画像生成が回数や生成速度の制限なく利用可能です。そのため、記事制作をする際のアイキャッチ画像や表をグラフにするなどのシーンで活用できます。

文字で画像制作を指示できるほか、写真のイラスト化なども可能なので活用の仕方は無限にあると言えるでしょう。

前述のGPTsの使用により、イメージしている画像をすぐに生成できる点もメリットといえます。

最新情報がアウトプットされる

無料版のChatGPTは、決められた期間の学習データに基づいて回答するため、最新ニュースや最近の技術動向などには対応できません。

一方でPlusであれば「Webブラウジング機能」によってインターネット上の情報を検索・引用し、直近のトピックや最新の研究成果を反映した回答が得られます。

専門的な分野でも、最新の論文などの内容を踏まえたアウトプットが可能になり、情報の鮮度が格段に向上します。

ファクトチェックを行う手間が減るのも大きな魅力です。

利用者が多い時間でも快適に利用できる

無料版の場合、利用者が多い時間帯になるとサーバーが混雑し、回答速度が遅くなったり、一時的にアクセスが制限されたりするケースがあります。

Plusでは優先的なアクセス権が付与されています。そのため混雑時でもスムーズに利用でき、ストレスを感じずに作業を進められるでしょう。

また、新機能のリリース時にも、Plusユーザーは先行して利用できる場合が多く、最新のAI体験を快適な環境で活用できる点も魅力です。

有料版のChatGPT Plusへ加入するデメリット

ChatGPT Plusは多くの機能や優先アクセスといったメリットがある一方で、すべての機能が完全に無制限で使えるわけではありません。

Plusを利用する際に知っておきたい、主なデメリットは以下のとおりです。

それぞれ順に解説します。

一部利用制限がある

スクリーンショット 2025-05-22 19.18.40.png

ChatGPT Plusは無料版と比べて多くの機能が追加されますが、すべての制限が撤廃されるわけではありません。

あくまで有料プランのなかで最もベーシックな位置付けであり、例えば高性能なGPT-4oモデルや動画生成AI「Sora」へのアクセスには利用回数や機能面での制限があります。

最新機能やすべての推論モデルをフルに活用したい場合には、さらに上位のProプランへの加入が必要です。

高度な分析作業や長文レポートの作成など、本格的な業務でAIの能力を最大限活用したい場合、Plusでは物足りないケースがあります。

情報が間違っている可能性がある

無料版と比べて、より高性能なモデルや最新情報を活用できるChatGPT Plusですが、生成される回答が必ずしも正確とは限りません。

AIは大量の情報を基に文章を作成しますが、情報の正誤や鮮度を必ず保証できるわけではなく、誤った内容や事実と異なる回答が含まれるケースもあります。

そのため、ChatGPT Plusで得た回答も、最終的にはユーザー自身でほかの情報源と照らし合わせて確認し、ファクトチェックを行うのが大切です。

生成AIは便利なツールですが、すべてを鵜呑みにせず、情報収集の一手段として活用しましょう。

有料版のChatGPT Plusへのアップグレード方法

ChatGPT Plusへのアップグレード方法は実は簡単で、画面の指示のとおりに進めば完了します。

手順は以下のとおりです。

  1. ChatGPTにログインする

  2. ChatGPTの画面左下の「Upgrade plan」をクリック

  3. クレジットカード情報を入力

詳しく見ていきましょう。

ChatGPTにログインする

ChatGPTにログインする.png

ChatGPTの画面を開き、画面左下の「Log in」をクリックし次の画面に移行します。

まだアカウントを持っていない場合、「Sign up」をクリックします。

### ChatGPTにログインする2.png

「アカウントを作成する」という画面内で以下のいずれかの方法で初期登録しましょう。

メールアドレス以外であれば入力が少し早いため、GoogleやMicrosoft、Appleでのサインアップをおすすめします。

ChatGPTの画面左下の「Upgrade plan」をクリック

### ChatGPTの画面左下の「Upgrade plan」をクリック.png

サインアップが完了したら、左下の「Upgrade plan」をクリックします。

その後、「Plus」か「Team」のいずれかをクリックして選択しましょう。

2つの違いとして、機能的には大きく変わりませんが、Teamは団体向けでありワークスペースの共有や管理機能が充実している点が特徴です。

基本的に個人で使用する場合、Plusで問題ないため、Plusの「Upgrade to Plus」をクリックし次のフローに移行します。

クレジットカード情報を入力

### クレジットカード情報を入力.png

最後のフローとして、クレジット情報の入力があるため情報を入力します。

入力し「申し込む」をクリックすると、メールアドレスあてに認証番号が届きます。

画面にも認証番号の入力欄が表示されるため、入力すればアップグレード完了です。

関連記事:ChatGPTのセキュリティ・情報漏洩リスクは?安全に利用する5つの対策を紹介

ChatGPT以外の生成AIとの料金比較

チャット形式でさまざまなタスクの実行・回答生成ができるAIは、ChatGPTだけではありません。

以下、代表的なAIをご紹介します。

Gemini(旧 Bard)

### Gemini(旧 Bard).png

画像引用:https://gemini.google.com/app

プラン

料金

無料版

無料

Gemini Advanced

月額2,900円

GeminiはGoogleが開発・提供する生成AIであり、無料版と有料版の「Gemini Advanced」の2つのプランが提供されています。

無料版でもテキストや画像を使ったプロンプト作成が可能です。有料のGemini Advancedプランに加入すると、高度なリサーチ機能や音声での会話が可能な「Gemini Live」、動画や画像の生成といったGoogle独自の先進機能も利用できます。

Geminiの最大の特徴は、GmailやGoogleカレンダー、YouTubeなどのGoogleアプリと連携できる点です。アプリを切り替えることなくメール作成やスケジュール管理、情報検索など複数のタスクを同時にこなせます。

関連記事:Gemini(ジェミニ)の使い方を基礎から徹底解説!ChatGPTとの比較や便利な活用例も紹介

Copilot(旧 Bing AI)

### Copilot(旧 Bing AI).png

画像引用:https://copilot.microsoft.com/

プラン

料金

無料版

無料

Microsoft 365 Personal

2,130円

Microsoft 365 Family

2,740円

Microsoft Copilot Pro(拡張プラン)

3,200円

Microsoft 365 Copilot

4,497円

Copilotは、Microsoftが提供する生成AIで、個人から法人まで幅広いニーズに対応した複数のプランが用意されています。

Copilot Chatは、Microsoft 365サブスクリプションを持つユーザーなら追加料金なしで利用可能で、GPT-4oを搭載し、ビジネスや日常のタスクをサポートします。

さらにCopilotはWebグラウンディング機能を持ち、インターネット上の最新情報をリアルタイムで参照したうえで回答できる点が大きな特長です。

有料のMicrosoft 365 Copilotプランでは、Word・Excel・PowerPoint・Outlook・TeamsなどでAIアシスタントを活用でき、業務効率化が期待できるでしょう。

関連記事:【活用事例】Copilotで何ができる?Copilot for Microsoft 365のおすすめ機能や特徴、事例を徹底解説

Claude

### Claude.png

画像引用:https://claude.ai

プラン

料金

Free

無料

Pro

月額17ドル

Max

月額100ドルから

Team

1人あたり

月額25ドル(年額課金)

月額30ドル(月額課金)

Enterprise

要問い合わせ

Claude(クロード)は、ChatGPTの運営元であるOpenAIの元技術者が立ち上げたとされる「Anthropic」で開発・提供されている生成AIです。サイト自体は英語ですが、日本語にも対応しています。

料金プランは複数あり、用途に応じた選択が可能です。

画像分析やコード生成など、多様なAI機能を手軽に体験できる

無制限のプロジェクト管理、ウェブ検索機能、Google Workspaceとの連携など、豊富なClaudeモデルが利用可能

出力上限や利用頻度が大幅に拡大され、研究開発や大規模な業務利用にも対応

Claudeは自然な日本語の文章生成や高度な情報処理が特徴で、セキュリティ面も業界基準を満たしています。

関連記事:Claudeアプリの日本語での使い方!スマホ・PCでの始め方や活用例を解説

ChatGPT搭載の便利ツール

ChatGPTをはじめとした生成AIは多くのタスクを実行できますが、希望どおりのアウトプットをAIから得るにはコツが必要な場合があります。

そんなときに活用できるのがChatGPT搭載ツールです。

以下、ChatGPTなどの生成AIを搭載した便利ツールをいくつかご紹介します。

Notion AI:社内ナレッジ共有に便利

### Notion AI:社内ナレッジ共有に便利.png

画像引用:https://www.notion.so/ja-jp/product/ai

提供元

Notion Labs

料金(Notion の料金プラン)

フリープラン:無料

プラス:月額2,000円

ビジネス:月額3,800円

エンタープライズ:要問い合わせ

ログインの有無

使用用途

テキスト作成・タスク管理・QA対応

他ツールとの連動

Notionのみ

公式URL

https://www.notion.so

Notion AIは、Notion Labsが提供する多機能プラットフォーム「Notion」に搭載されたAI機能です。タスク管理やノーコード開発など、さまざまな目的に応じて利用できます。

Notion AIは、ほかの生成AIと違い、Notion内のみで利用できるのが特徴。以下のようにアイデア出しやSNS投稿、To Doリストの作製など多くの活用テンプレートが用意されているため便利です。

Notion内で社内ナレッジなどを蓄積しておくと、NotionAIが自社のNotion内データを元に回答をします。

例えば、「オフィスに送った荷物送料の経費申請はどのようにすれば良いですか?」などの具体的な質問が可能です。

Confluence:社内ナレッジ共有に便利

### Confluence:社内ナレッジ共有に便利.png

画像引用:https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

提供元

Atlassian

料金

フリープラン:無料

スタンダード:月額679円※

プレミアム:月額1,277円※

エンタープライズ:要問い合わせ

ログインの有無

使用用途

タスク管理・ナレッジ共有

他ツールとの連動

Googleドライブ・セールスフォース・Slackなど

公式URL

https://www.atlassian.com/ja/software/confluence

※300人で契約した場合の1人あたりの金額。金額は契約人数によって変動します。

Confluenceは、タスク管理およびナレッジ共有ツールです。

ホワイトボードという機能があり、アイデアや情報をスタッフが出し合い、タスク管理や業務に関する情報を共有できます。

また、AI機能を活用すれば、従来の検索では見つけづらかった情報も素早く発見できます。さらに社内専門用語の意味調査や資料の要約も簡単です。

無料プランでは、10ユーザーまで無料かつ2GBストレージ付きで、無制限のスペースやページ作成、テンプレートの活用、最大3つのホワイトボードも利用できます。

連携機能も充実しており、タスク管理・ナレッジ共有を一元化したい企業におすすめです。

Transcope:記事ライティングに便利

### Transcope:記事ライティングに便利.png

画像引用:https://transcope.io/app

提供元

シェアモル株式会社

料金

無料プラン(1週間のみ)

Basic:月額11,000円

Transcope Pro:月額38,500円

Transcope Enterprise:月額66,000円

ログインの有無

使用用途

記事の作成・文字起こし

他ツールとの連動

WordPress

公式URL

https://transcope.io/app

Transcopeはシェアモル株式会社が提供する、ChatGPTを応用した記事作成ツールです。

生成AIの機能として、記事作成に特化したカスタマイズがされているため、SEO事業者やWebライターにおすすめのツールと言えます。

無料プランでもOpenAI o1を使用した機能を使えるため、最新のAI技術を駆使した記事作成が可能です。

一方で、無料プランは4,000文字までの生成しかできないため、大量に作成する方は有料プランの方が良いと言えるでしょう。

プランごとの文字数制限は以下のとおりです。

機能としては、有料プランであれば制限がなく全機能を使用できるため、使用頻度および文字数でプランを決定するのをおすすめします。

Catchy:記事ライティングに便利

### Catchy:記事ライティングに便利.png

画像引用:https://lp.ai-copywriter.jp/

提供元

株式会社デジタルレシピ

料金

無料プラン

Starter:月額3,000円

Pro:月額9,800円

Enterprise:要問い合わせ

ログインの有無

使用用途

記事の作成、キャッチコピーなどの補助

他ツールとの連動

-

公式URL

https://lp.ai-copywriter.jp/

Catchyは株式会社デジタルレシピが提供する、ライティング補助ツールです。

ChatGPTを活用したサービスを展開しており、記事の作成から広告文の作成、資料作成の補助などに活用可能です。

無料プランがあり、毎月クレジットと呼ばれる機能を使用するためのポイントが10クレジット付与されます。

付与されたクレジットの額は、生成する文字の長さで決まります。

より長い文章を生成したい場合は、必要に応じて有料プランに加入しましょう。

Rimo Interviewer:ブログ作成や営業ロープレ、面接練習などで便利

rimo interviewer.png

カスタマイズ可能な対話型AI『Rimo Interviewer』では、以下のようにさまざまな場面で活用できます。

インタビュー質問作成~インタビュー実施~録音内容の文字起こし・まとめをすべて自動化できるのが特徴です。

現在無償で試せるβ申請ができるため、ぜひ一度試してみてください。

Rimo Interviewer βテスター申請用フォーム

インタビューは自分で実施したいという方には、AI議事録ツール『Rimo Voice』もおすすめです。

プロダクト画像.png

まとめ

ChatGPTには有料版と無料版があることを解説しました。

改めて違いをまとめると、以下のとおりなのでおさらいしておきましょう。アップデートにより、制限付きとはいえGPT-4oが無料版でも使用可能になりました。

特徴

無料版

Plus

Pro

Team

Enterprise

価格(月額)

無料

20ドル

200ドル

1人あたり

25ドル(年額課金)

30ドル(月額課金)

要問い合わせ

利用可能モデル

GPT-4o※1

GPT-4o mini

OpenAI o4-mini※1

GPT-4o※2

GPT-4.1 mini

GPT-4.1※2

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

GPT-4o

GPT-4.1 mini

GPT-4.1

GPT-4.5 研究プレビュー版

OpenAI o3

OpenAI o4-mini

OpenAI o4-mini-high

OpenAI o1 プロモード

トークン上限

8,000

32,000

128,000

32,000

128,000

日本語文字数目安(入力+出力)

約6,000~8,000字

約25,000~32,000字

約100,000~128,000字

約25,000~32,000字

約100,000~128,000字

回答スピード

混雑状況により変動

高速

高速

高速

最速

GPTsの利用

◯※1

画像読み込み・生成

◯※1

動画生成

×

◯※1

◯※1

×

Deep Research(高度なWeb調査)

◯※1

URLの読み込み

※1:制限あり

※2:無料版の5倍

また、画像の読み込みや生成が可能になったのは、無料ユーザーにとってメリットと言えるでしょう。

ほかにも無料で使用できる生成AIを紹介しましたが、生成AIの先駆者とも言えるChatGPTの進化により、今後も無料で利用できる機能の充実が期待されます。

加えて、有料版の機能もさらに拡充されることも予想されるため、使用できる機能を比較してアップデートするか否かを検討してみてください。

ChatGPTを活用したツールを使ってみたい方には、『Rimo Interviewer』もおすすめです。

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最終更新日: 2025 / 5 / 26

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