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【PC・スマホ】議事録アプリのおすすめ20選!選び方や機能、メリットを解説

更新日: 2024/12/18 07:44
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いまの会議、リモってた。
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会議の議事録作成は、多くのビジネスパーソンにとって避けられない重要なタスクの一つ。手作業での議事録作成は時間がかかり、聞き逃しやミスが発生しやすいですが、議事録アプリを活用すればその課題を大幅に軽減できます。スムーズに議事録作成ができれば、業務時間を短縮したり、他の業務に集中したりして、余裕が生まれるでしょう。

本記事では、議事録アプリの特徴や選び方、おすすめのアプリを詳しく解説します。目的に合ったアプリやツールを選び、作業効率を高めましょう。

議事録アプリとは

議事録アプリとは、会議や商談などの音声を自動でテキスト化し、議事録を作成・管理・共有するツールです。これまでの手書きやタイピングによる議事録作成と比べて、使い方次第では作業時間の大幅な短縮を目指せます。

例えば、AI技術を搭載したアプリでは話者ごとに発言を自動で分類する機能があり、参加者が多い会議でも整理された議事録を作成できます。また、録音データをあとからテキスト化できるため会議中にメモを取る必要がなくなり、会議に集中できるでしょう。

議事録アプリは、手軽に利用できる個人向けのものから、企業の業務効率化に役立つ高度な機能を備えたものまで、さまざまな種類があります。目的に応じたアプリを選ぶことで、より効率的な議事録作成ができるでしょう。

議事録アプリの選び方6つのポイント

議事録アプリを選ぶ際は、いくつかの注意点があります。以下の6つのポイントを順番に紹介するので、参考にしながら議事録アプリの導入を検討してください。

  1. 音声認識の精度は高いか

  2. 議事録を共有しやすいか

  3. 無料プラン・トライアルはあるか

  4. 適切なセキュリティ対策が行われているか

  5. アプリ形式・Webブラウザ形式のどちらを使えるか

  6. 簡単に操作できるか

それぞれ詳しく解説します。

1. 音声認識の精度は高いか

音声認識の精度は議事録作成の効率を大きく左右するため、重視したいポイントの1つです。高精度な音声認識技術を備えたアプリでは、99.8%の精度で音声をテキスト化できるものもあり、議事録作成の時間の短縮を目指せます

そのため、議事録アプリを選ぶ際には「自動話者分離機能」や「専門用語を正確に認識する機能」が搭載されているかを確認すると良いでしょう。

2. 議事録を共有しやすいか

共有のしやすさも、議事録アプリを選ぶうえで大切なポイントです。クラウドベースのアプリでは、リアルタイムで共同編集ができたり、特定のメンバーだけに共有設定を行ったりする機能があります。このような機能があると、会議終了後にデータを共有する手間が省け、作業効率が向上します。

議事録を共有する方法やアプリの機能は業務効率に直結するので、共有したい人や利用シーンを考慮して選択すると良いでしょう。

3. 無料プラン・トライアルはあるか

無料プランやトライアル期間がある議事録アプリは、導入前に使用感を確かめられるため、最適な選択がしやすいです。多くのアプリでは、基本的な機能を含む無料プランや一定期間利用できるトライアルを提供しています。

例えば、音声文字起こしや議事録の共有機能を試すことで、実務で活用できるかどうか判断しやすくなります。また即有料プランを契約するリスクも最小限に抑えられるでしょう

無料期間中にアプリの操作に慣れておけば、導入後の業務もスムーズに進められます。まずは無料プランを利用してみて、導入するか検討してみてはいかがでしょうか。

4. 適切なセキュリティ対策が行われているか

議事録には企業の重要情報が含まれる場合が多いため、セキュリティ対策が不十分なアプリでは情報漏えいの危険があります。議事録アプリを選ぶ際は、以下のセキュリティ対策が行われているか確認してください。

セキュリティがしっかりしたアプリを選び、情報の流出リスクを抑えましょう。

5. アプリ形式・Webブラウザ形式のどちらを使えるか

議事録アプリには、アプリ形式とWebブラウザ形式の2種類があります。アプリによって対応している形式は異なりますが、両方に対応しているアプリを選べば、利用の幅が広がります。

それぞれのメリットやデメリットは以下のとおりです。

メリット

デメリット

アプリ形式

・オフライン環境でも利用可能

・プッシュ通知などの機能を活用できる

・インストールの手間がかかる

・デバイスのストレージを消費する

Webブラウザ形式

・インストール不要ですぐに利用開始できる

・デバイスを選ばず、どこからでもアクセス可能

・インターネット接続が必須

・ブラウザの制約を受けるため、一部機能が制限される可能性がある

業務に最適な形式を選ぶことで、作業環境に左右されずに効率よく議事録を作成できるでしょう。

6.簡単に操作できるか

操作が簡単なアプリを選べば、導入後からスムーズに活用できます。操作が難しい議事録アプリは、作業効率を落とす原因になりかねません

そのため、まずは無料プランや無料トライアル期間を活用して操作性に問題がなさそうか確認すると良いでしょう。とくに社員のITリテラシーに懸念がある場合には、複数の社員に試してもらうのも1つの方法です。

【PC向け】議事録アプリのおすすめ10選

ここからは、PC向けのおすすめの議事録アプリを以下の順に紹介します。

これらは使用するデバイスやバージョンによっても適応が異なるため、必ず事前に確認してください。それぞれ具体的に解説するので、自社の業務に合った議事録アプリを見つけましょう。

1. Rimo Voice

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出典:『Rimo Voice

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

個人:音声22円/30秒、動画33円/30秒

法人:要問い合わせ

無料プラン

無料トライアル

Rimo Voice』は、1時間の音声データを5分程度で文字起こしし、AIが自動で要約・議事録まで生成できる議事録アプリです。話者識別機能やオンライン会議ツールと連携できる点も魅力です。

また、セキュリティ対策がしっかりと施されており、情報漏えいのリスクを軽減しています。そのため企業での利用にも適しており、安全性を重視する人にとっても安心して導入できるでしょう

2. スマート書記

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出典:スマート書記

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

基本使用料10,000円/月~

+オプション費用/月

無料プラン

14日間の無料トライアルあり

『スマート書記』は、エピックベース株式会社が運営する議事録アプリです。AIによる要約・書き言葉への変換などを自動化することで、これまでの手作業で行う議事録作成の手間を大幅に軽減できます。

また最大20名までの発言者を識別でき、AIを活用した文字起こしの精度も90%以上と高いことから、多くの利用者から評価を得ています。

3. AI GIJIROKU

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出典:AI GIJIROKU

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

個人:月額1,500円(1人)

法人:年額327,800円(10名分)~

無料プラン

表示のみ

『AI GIJIROKU』は株式会社オルツが提供する議事録作成アプリで、音声認識精度99.8%という高い性能が特徴です。会議の際にZoomやオンライン会議ツールと連携することで、リアルタイムで議事録の自動生成も可能です。

また30言語のリアルタイム翻訳に対応しているため、多言語での会議や商談にも向いています。

4. AmiVoice®ScribeAssist

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出典:AmiVoice ScribeAssist

Windows

Mac

×

iPhone

×

Android

×

料金

要問い合わせ

無料プラン

無料トライアルあり

『AmiVoice®ScribeAssist』は株式会社アドバンスト・メディアが提供しており、企業・官公庁・教育機関などで導入実績がある議事録アプリです。音声録音から文字起こし・編集・要約まで一貫して行えるため、効率的に議事録作成が進められます。専門用語の単語登録機能や話者識別機能も搭載しており、さまざまなシーンで活用できます。

またオフラインでも利用可能なため、機密情報を扱う会議でも安心して使用できる点が大きな魅力です。

5. YOMEL

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出典:YOMEL

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

スターター:28,000円(税込)~

無料プラン

フリートライアル(10時間まで)

無料トライアルあり

『YOMEL』は、アーニーMLG株式会社が提供する議事録作成アプリです。会議後にワンクリックで議事録の約9割が完成するため、議事録作成に悩んでいる人に最適です。

簡単な操作性と高精度な書き起こし機能を特徴としており、議事録作成にかかる工数を削減できます。

また、要約データが一切学習に利用されないため、プライバシーが守られます。利用者の操作ログを記録する機能も搭載されており、セキュリティ面でも安心して利用できるでしょう。

6. Notta

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出典:Notta

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

個人:1,317円(税込)/月~

法人:2,508円(税込)/月~

無料プラン

個人:〇(120分)

法人:〇(7日間)

『Notta』はNotta株式会社が提供する、AIを活用した音声の自動文字起こしツールです。生成されたデータは暗号化され、高いセキュリティ基準に準拠しているため、大企業・官公庁・自治体でも導入されています。

また58言語に対応しているため、社内だけではなく海外向けのマーケティング活動にも活用できるでしょう。

7. AI議事録取れる君

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出典:AI議事録取れる君

Windows

Mac

iPhone

×

Android

×

料金

Enterprise:6,050円(税込)/月~
Personal:1,078円(税込)/月~

無料プラン

株式会社ALMが提供する『AI議事録取れる君』は、2024年7月時点で1,500社以上の利用実績をもつ信頼性の高い議事録アプリです。上場企業・官公庁・大学など幅広い分野で導入されており、導入した企業からは「議事録作成が劇的に楽になった」という声もあります。

また録音した音声やオンライン会議ツールのデータからAIが自動で議事録を作成する機能を備えています。Google Meetなどのオンライン会議ツールと連携できるほか、話者識別機能・単語登録機能によって、さらに満足度の高い議事録作成が目指せるのが『AI議事録取れる君』の特徴です。

8. toruno

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出典:toruno

Windows

Mac

〇※一部

iPhone

×

Android

×

料金

個人向け:1,650円(税込)/月10時間まで~

法人向け:9,000円(税抜)/月30時間まで~

無料プラン

個人向け:0円(累計3時間まで)

『toruno』は株式会社リコーが提供する、議事録を効率的に作成するアプリです。文字起こし・録音・画面キャプチャで会議を記録するため、精度の高い議事録作成が可能です。

また、辞書機能を活用することで、企業独自の専門用語や略語を正確に文字起こしできます。Microsoft TeamsやZoomと連携可能なため、会議後の振り返りや情報共有がスムーズに行えるのも『toruno』の特徴です。

9.TIMO Meeting

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出典:TIMO Meeting

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

30,000円/月~(5ユーザー)

無料プラン

無料プランなし
無料トライアルあり

『TIMO Meeting』は、会議のプロセスをデジタル化することで、生産性向上を目指す管理ツールです。AIによる文字起こしや要約、アジェンダの共有により、議事録作成の負担を大幅に軽減できます。

さらにAIによる要約機能が優れており、ポイントをまとめたり、文章を構成・推敲したりして、議事録作成をサポートします。

10.ログミーツ

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出典:ログミーツ

Windows

Mac

不明

iPhone

不明

Android

不明

料金

要問合せ

無料プラン

無料トライアル:〇(デモ利用)

『ログミーツ』はオンライン・オフライン両方の会話に対応した議事録作成ツールです。会話の内容を漏れなく記録し、自動で文字起こしします。独自に開発したモバイル端末やWindowsアプリを利用することで、より精度の高い文字化ができるでしょう。

また、300社以上の企業で導入されており、ビジネスシーンで生じる「言った言わない問題」などのトラブルを防ぐためにも役立つツールです。

【スマホ向け】議事録アプリのおすすめ

ここからはスマートフォン向け議事録アプリのおすすめ10選を以下の順に紹介します。

アプリの特徴を参考にしながら、お持ちのデバイスやバージョンが対応しているかどうかも含めて検討すると良いでしょう。それぞれ具体的に解説します。

1. CLOVA Note

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出典:CLOVA Note

Windows

Mac

不明

iPhone

Android

料金

無料

無料プラン

あり

『CLOVA Note』はLINEのAIテクノロジーブランドであるLINE CLOVAが提供する議事録アプリです。日本語に特化した精度の高い文字起こし機能と、AIによる要約機能が特徴です。

話者分離機能を搭載しており、複数人が参加する会議でも発言者を区別して文字起こしができます。スマートフォン向けのアプリだけではなく、PCで利用できるブラウザ版も提供しており、2024年11月にCLOVA Note βの正式版『LINE WORKS AiNote』がリリースされました。ビジネスシーン向けに進化しているため、合わせて確認してみると良いでしょう。

参考:LINE WORKS AiNoteがついに正式リリース

2. AutoMemo

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出典:AutoMemo

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

スタンダードプラン:1,580円(税込)/月30時間まで・要約1回

プレミアムプラン:1,980円(税込)/月30時間まで・要約10回

無料プラン

お試しプラン:1時間無料

『AutoMemo』はシンプルで使いやすい議事録作成アプリです。録音した音声を文字起こしし要約まで自動で行います。Open AI社の音声認識モデル「Whisper」を採用しているため、ポイントをおさえた議事録が容易に作成できるのも魅力です。

また録音済みのファイルをアップロードすることで文字起こしや要約ができるため、会議後の整理作業にも役立つツールです。

3. Just Press Record

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出典:Just Press Record

Windows

×

Mac

iPhone

Android

×

料金

700円(買切り)

無料プラン

なし

『Just Press Record』は、Apple WatchやiPhoneなどのApple製品に特化した、高品質の録音アプリです。音声を自動でテキスト化し、アプリ内でテキストの編集も可能です。

録音時間は無制限に対応しており、空白の時間が発生しても録音が継続できるため、長時間の録音に最適です。

また作成したデータはiCloudに保存され、他のデバイスで容易に共有できます。Apple製品を多用しているユーザーにおすすめのアプリです。

4. Texter

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出典:Texter

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

Premium M:1,500円(税込)/月

Premium M+:3,000円(税込)/月

Premium Y:7,400円(税込)/月

無料プラン

フリープランあり/リアルタイム文字起こし1分など

『Texter』はOpenAI社のWhispe技術を採用した、高精度な文字起こしツールです。音声をスピーディーに文字起こしし、そのまま共有できる機能を備えています。句読点や疑問符への変換もサポートしており、議事録作成の時間を大幅な短縮を目指します。

また、会議録の自動要約機能や画像・動画からの文字起こしにも対応しているため、実用性の高いツールです。

5. Speechy Lite

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出典:Speechy Lite

Windows

×

Mac

×

iPhone

Android

×

料金

無料版

無料プラン

『Speechy Lite』は音声をテキスト化できる文字起こしアプリです。ダウンロード後に細かな設定をせずにすぐに使用できる、シンプルな操作性が特徴です。

また『Speechy Lite』は『Speechy』の無料版となっており、より精度の高い文字起こしにも対応しています。目的に応じて選択できるため、手軽に文字起こしを試したい人は『Speechy Lite』から試してみてはいかがでしょうか。

6. GPChat

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出典:GPChat 

Windows

不明

Mac

不明

iPhone

Android

料金

無料

無料プラン

『GPChat』は最新AIモデルGPT-4o に対応したチャット形式の文章生成アプリです。日本語に対応しており、スマートフォンで簡単に操作できます。会員登録をせずに利用できる手軽さが好評です。

7. Group Transcribe

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出典:Group Transcribe

Windows

Mac

iPhone

Android

料金

無料(30分まで)

無料プラン

『Group Transcribe』はMicrosoftが提供する無料の文字起こしアプリで、議事録作成に役立つツールです。アカウント登録やパスワード設定が不要なため、ダウンロード後すぐに利用できる手軽さが特徴です。

リアルタイムでの文字起こしに加え、翻訳機能や複数人での同時編集にも対応しています。

ただし、文字起こしは30分の時間制限があるため、長時間の会議には不向きといえるでしょう。利用する際は、制限時間を踏まえて検討してください。

8. YYProbe

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出典:YYProbe

Windows

(Windows OS向けのデスクトップアプリあり)

Mac

iPhone

Android

料金

法人(デイリープラン):5,000円(税込)/日~

無料プラン

個人(アカウント登録なし):30分/日、5時間/月まで~

『YYProbe』は会話をリアルタイムでテキスト化する音声認識アプリです。繰り返し録音した音をもとに、データベースを構築・分析できるのが特徴です。

また、笑い声の認識機能や20言語以上に対応した翻訳機能が搭載されており、自然な形で情報を伝える工夫がされています。

9. 簡単ボイスレコーダー

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出典:簡単ボイスレコーダー

Windows

×

Mac

×

iPhone

Android

料金

無料

無料プラン

『簡単ボイスレコーダー』は、スマートフォンで手軽に音声を録音できる便利なアプリです。録音データを文書化する機能が備わっており、議事録作成にも役立ちます

また、録音データをフォルダ分けしたり名前を変更したりすることで、効率的に管理できます。共有機能も充実しているため、録音した内容を他のメンバーと共有したい場合にも便利でしょう。

10. Voioi

20.jpg

出典:Voioi

Windows

×

Mac

×

iPhone

Android

料金

無料

無料プラン

30分まで無料

『Voioi』は録音した音声をAIが文字起こししてくれる便利なアプリです。ノイズキャセリング機能が優れており、周囲の雑音を低減したうえでテキストに変換できるため、騒がしい環境でも活用できます。

また『Voioi』は30分まで無料となっており、有料版の『Voioi Pro』であれば毎月600分までの文字起こしが可能です。使い方や目的に合わせてプランを検討してみてください。

議事録作成に役立つアプリ・ツール6選

ここまでは主に議事録作成機能を提供しているアプリをご紹介しましたが、他にも議事録作成に役立つツールやアプリが豊富です。以下のようなZoomやChatGPTなどもその1つです。

それぞれの特徴を活かして組み合わせることで、さらに効率的に議事録作成が可能になります。まずは無料プランから試してみて、自分に合ったツールを見つけてください。

1. Zoom

『Zoom』は会議中の音声を自動で文字起こしできる機能を搭載した、オンライン会議ツールです。クラウドレコーディング機能を使えば、会議の様子を自動で録画・録音し、保存も可能です。

有料プランにある「AI Companion」の機能を使えば、簡易的な要約も自動作成されます。

※関連記事:Zoomの議事録を自動作成したい!業務効率化の方法やおすすめツールを紹介【文字起こし】

2. Microsoft Teams

『Microsoft Teams』は、会議の録画と文字起こしを同時に行える、便利なツールです。Microsoft 365のライセンスがあれば、会議の録画データをOneDriveに自動で保存できます。

日々の業務でWord・Excel・PowerPointなどを利用している場合、業務に必要な機能を統一して管理できるため、チーム内で情報を共有しやすくなるでしょう。

※関連記事:業務効率アップ!Teamsで文字起こしをする方法を徹底解説【会議・議事録】

3. ChatGPT

『ChatGPT』は、質問に対して人間のような自然な回答ができると話題になった生成AIです。文字起こしデータを渡すことで、要約や決定事項の抽出等を自動で生成し、次のアクションまで提案してくれるため、後工程の業務も効率的に進められるでしょう。

※関連記事:ChatGPTで議事録作成する方法・プロンプト・コツを徹底解説!おすすめのAI議事録ツールも紹介

4. Googleドキュメント

Googleが提供するドキュメント作成ツール『Googleドキュメント』は、音声入力機能を利用して、文字起こしが可能です。音声をそのままテキスト化できるため、タイピングよりもスピーディーに議事録が作成できます。

一方で句読点は自動で入力されないため、のちほど手動で追加する必要があります。そのため、Googleドキュメントを日常的に利用している人や、補助的なツールとして活用したい人に向いているツールです。

※関連記事:Googleドキュメントで音声を文字起こしできる?スマホ・PCそれぞれの方法や注意点について徹底解説!

5. Evernote

『Evernote』は議事録からタスクまで、あらゆる文書を一元管理できる万能メモツールです。2024年6月には、音声の文字起こし機能が追加されました。録音機能と文字起こしを組み合わせれば、会議や商談の記録作業を効率化できるでしょう。

またタグ付けや検索機能が充実しており、過去の議事録や関連資料を簡単に見つけられるのが特徴です。チームプランを利用すれば共同編集も可能なため、複数人での資料作成・編集もできます。Evernoteは効率的に業務を進めたい人に適しているツールといえるでしょう。

6. Microsoft Translator

『Microsoft Translator』は、Microsoft社が提供する自動翻訳ツールです。リアルタイムで会話を翻訳し、翻訳されたものをそのまま議事録として保存することが可能です。翻訳精度が高いため、複数の言語が飛び交う会議や商談も円滑に進められるでしょう。

また利用料金は無料で、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンアプリも提供されています。

議事録アプリの基本機能

会議や商談後の議事録作成をスムーズに行うことを目的に、多くの議事録アプリでは以下のような機能が備わっています。

機能

内容

音声録音・自動文字起こし機能

会話の内容を録音し、自動でテキスト化する

要約生成・要点抽出機能

長い議論の中から重要なポイントを整理

タイムスタンプ機能

いつどの話題が出たかを可視化

共有機能

第三者に即座に情報を共有できる

管理機能

フォルダ分け・アクセス権限などを管理

ただしツールによっては対応していないものもあるため、利用したい機能が搭載されているか事前に確認してください

このように、議事録アプリはさまざまな機能により議事録作成をサポートします。適切に利用することで、業務効率化を目指せるでしょう。

議事録アプリの3つのメリット

議事録アプリを活用するメリットは、以下の3つです。

それぞれ具体的に紹介するので、参考にしてください。

1.議事録作成を効率化できる

議事録作成アプリを活用すれば会議中にメモを取る手間が省け、会議後の文字起こし作業も不要になるため、効率的な議事録作成が可能です。これにより作業時間の大幅な短縮が目指せます。

例えば手作業で会議の議事録を作成する場合、会議時間の2〜3倍の時間がかかるといわれていますが、議事録アプリを使えば負担を軽減できます。作業の効率化によって、これまで議事録作成にかけていた時間を会議の内容分析やコア業務に活用できるでしょう。

2.スピーディーに情報共有できる

議事録アプリを活用すれば、作成した議事録を簡単に共有できる点が大きな魅力です。クラウド上で共有できるアプリを利用すれば、メールやチャットで送信する手間を省けます。さらに、タグ付けや検索機能が充実しているアプリであれば、必要な議事録を素早く見つけることが可能です。

これらの機能により、会議終了後にスピーディーに情報を共有できるため円滑な業務進行を目指せるでしょう。

3.議事録を正確に作成できる

会議によっては、同じ趣旨の議論を繰り返したり、結論が出ないまま終わったりすることもあるでしょう。そのような場合、議事録を正確に作成するには労力や時間が必要です。

議事録アプリを利用すれば、AIが自動で文字起こしや要約を行い、自動話者分離機能で発言者を区別することも可能です。これにより誰がどのような発言をしたのかを正確に記録でき、「言った言わない問題」の回避にも役立ちます

ただし、アプリや環境によっては正確な記録が難しい場合もあります。目的に応じて最適な議事録アプリを選んでください。

議事録アプリの2つのデメリット

メリットが多い議事録アプリですが、以下のデメリットもあります。

2つのデメリットについて詳しく紹介するので、議事録アプリ選びの参考にしてください。

1.音声を正しく認識できない場合がある

議事録アプリによっては、音声を正しく認識できない場合があります。音声認識の精度はツールによって異なるため、周囲の騒音や複数人の同時発言、話し手とマイクの距離などによって正確に認識ができないことがあります

そのため重要な会議や商談の際は補助機能を使用したり、認識精度の高いアプリを選択したりして、何らかの対策が必要です。適切に利用できるように、アプリの機能を十分に把握しておくと良いでしょう。

2.導入・運用コストがかかる

高性能な機能を搭載した議事録作成アプリは有料のものが多く、導入・運用にコストがかかります。企業によってはコストが負担になることも懸念されますが、効率化によって削減できる時間や労力を考慮すると、投資として検討する価値があるでしょう

議事録アプリは求める機能やサービスによってコストが異なるため、費用対効果を含めて検討してみてはいかがでしょうか。

議事録アプリの活用事例2選

ここからは議事録アプリの活用事例を2つ紹介します。

  1. 話者分離・共同編集の利用で、議事録作成工数を約3分の1に削減

  2. 生成AI機能を備えたツールで約800時間の議事録作成時間の削減

業務内容をイメージしながら、詳しく見ていきましょう。

1.話者分離・共同編集の利用で、議事録作成工数を約3分の1に削減

株式会社高速道路総合技術研究所では会議の機会が多く、議事録作成に膨大な時間がかかり、録音したデータを聞き返しても誰の発言が分からないことが課題でした。

このような背景から課題を解消するために議事録ツール『Rimo Voice』を導入しました。導入後は、議事録作成にかかる時間を平均3分の1程度に削減でき、なかには10分の1や20分の1にまで時間を短縮できた事例もあります。

また話者分離機能により発言者の特定が容易になり、議事録作成が「スムーズになった」「楽になった」といった声が挙がっています。

※関連記事:話者分離・共同編集を活用し、議事録作成工数を平均3分の1に削減!|株式会社高速道路総合技術研究所様

2.生成AI機能を備えたツールで約800時間の議事録作成時間の削減

茨城県取手市では、文字起こしや要約などの議事録作成業務が大きな負担となっていたため、AI音声認識&生成AIを導入。各種会議を音声認識機能によりリアルタイムで文字に起こし、モニターに表示することを可能にしました。

その結果、議事録作成にかかる時間がこれまでの約1,000時間から200時間へと大幅に削減できました。

また、音声認識結果をモニター表示することで、視覚に困難を抱える相談者にも筆談以外の方法で対応できるようになり、利用者からは「安心して相談できる」との声が寄せられています。

またセキュリティ面にも配慮し、高いセキュリティ下で利用できるAzure OpenAIを選択することで、二次利用のリスクを最小限に抑えたうえでシステムを利用しています。

参考:2つのAI活用で住民に寄り添った業務改善 |茨城県取手市

議事録アプリの特徴を理解して目的に合ったサービスを選ぼう

議事録アプリは多機能で便利ですが、それぞれの特徴や使用感が異なるため、自社に適したものを選ぶことが欠かせません。効率化や正確性を重視する場合は、高精度な音声認識機能を搭載したアプリが適しています。一方で、チーム全体での利用を前提とするなら、共有機能が充実しているアプリが便利でしょう。

種類が豊富なAI議事録アプリの中でも、精度や効率化にこだわりたい人におすすめなのが『Rimo Voice』です。

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Rimo Voice』は高性能なAIを搭載しており、議事録作成にかかる時間を大幅に短縮できます。

まずはぜひ、無料トライアルで一度実際の使い勝手を確認してみてください。

最終更新日: 2024 / 12 / 18

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