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Zoom録画(レコーディング)データはどこに保存される?保存先の確認と変更方法について解説

Update date: 2025/2/7 01:47
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Zoomで会議やセミナーを開催する際に便利な機能のひとつが、ミーティングを録画できる「レコーディング機能」です。しかし、いざ録画データを元に議事録を作成しようとしたり、他の人に録画データを共有しようとするとき、保存先がどこかわからず探すこともあるでしょう。

本記事では、Zoomで録画したデータの保存先と保存場所の変更方法について解説します。またZoom会議を簡単に録画・議事録化する方法についても紹介していますので、Zoomを活用されている方々にとって作業の効率化に役立てていただければ幸いです。

Zoom活用におけるノウハウは別記事でも詳しく解説しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

Zoomの録画(レコーディング)方法は2種類

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Zoomでの録画(レコーディング)方法には「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2種類があります。使用できるレコーディング方法は、Zoomアカウントの料金プランによって異なり、保存先も変わります。まずはそれぞれの概要について説明します。

① ローカルレコーディング(無料アカウント・有料アカウントで利用可能)

ローカルレコーディングは、すべての Zoom アカウントに標準装備されており、無料アカウント・有料アカウントのどなたでも利用可能です。ローカルレコーディングで録画されたデータは利用者のデバイスに保存され、ダウンロードする手間を省くことができます。

しかし一方で、デバイスの容量をかなり使用するため、十分な空き容量があるか事前に確認しましょう。例えばパソコンの空き容量が足りない場合は、外付けのハードディスクやUSBメモリに保存するなどの工夫が必要です。

またローカルレコーディングのデータは、録画した人のデバイスに保存されるため、別のデバイスで使用したり、他のユーザーと共有することはできません。録画データを他の人と共有するためには、Google Drive、YouTube、Vimeo などのサービスにアップロードするひと手間が発生します。

なおローカルレコーディングはモバイルデバイス(iOS、iPad、Android)では利用できませんので、有料アカウントで利用可能なクラウドレコーディングを使う方法をご確認ください

② クラウドレコーディング(有料アカウントのみ利用可能)

クラウドレコーディングは、有料アカウントのみが利用できる機能です。録画データはZoomのクラウドに保存され、ブラウザからZoom ウェブポータルを開いて管理することができます。

デバイスの容量を消費することがないので、大容量ファイルでも安心して保管できる点がメリットです。さらにクラウド上で保存するためデバイスを問わず利用することができ、会社でも外出先でも録画データを確認することが可能です。

またZoom ウェブポータルにアクセスすると、録画したデータの視聴・ダウンロード・共有・削除などの操作を行うことができます。特に共有可能リンクのURLを伝えるだけで、録画データを簡単にシェアできる点は大きな魅力です。ローカルレコーディングのように、メール添付やGoogle Driveにアップしたりといった録画データ共有時のひと手間を省略することができます。

なおクラウドレコーディングはローカルレコーディングと違ってパソコンの空き容量を心配する必要がありませんが、プランによってストレージ容量が異なりますので、詳細は以下をご参照ください。

参考)Zoomサポート「クラウドレコーディングのストレージ容量」

ローカルレコーディングとクラウドレコーディングの比較

上記の違いをまとめると以下のようになります。

ローカルレコーディング

クラウドレコーディング

利用できるプラン

無料アカウント・有料アカウント

有料アカウント

保存場所

録画に使用するデバイス内

Zoomのクラウド

保存容量

録画に使用するデバイスの容量による

プランによる

・プロ/ビジネス:ライセンス数×5GB

・ビジネスプラス:ライセンス数×10GB

・エンタープライズ:無制限

モバイルデバイスでの利用

不可

可能

ローカルレコーディングの保存先・変更方法

それではまず、ローカルレコーディングで保存した場合の録画データ保存先と、保存先の変更方法について説明します。

デフォルトの保存場所

ローカルレコーディングは、デフォルトでは以下のフォルダに保存されます。なおデータの保存先は使用するデバイスにより異なります。

例えばwindowsの場合、「ドキュメント」を開くと「Zoom」という名称のフォルダがあるので、そのフォルダをクリックするとZoomの録画データが格納されています。

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保存場所の確認・変更方法

ローカルレコーディングのデフォルトの保存場所は、Zoom デスクトップクライアントの設定で確認・変更することができます。またZoom ウェブポータルからも確認することが可能です。
以下では無料アカウントを例に、録画データの保存先を確認・変更する手順をそれぞれご紹介します。

▶Zoom デスクトップクライアントで保存先を確認・変更する場合:
1.Zoom デスクトップクライアントを開いて、右上のプロフィール画像をクリックし、「設定」をクリックします。

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2.レコーディング」タブをクリックするとローカルレコーディングしたデータのデフォルトの保存場所が表示されています。

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なお「ミーティング終了時のレコーディングファイルの場所を選択します」にチェックを入れておくと、毎回どこに保存しますか?と聞かれるように設定することができます。

▶Zoom ウェブポータルで保存先を確認する場合:
1.Zoom ウェブポータルにサインインします。画面左側メニューの「レコーディング」をクリックし、「ローカルレコーディング(Computer recordings)」タブにレコーディング済みのデータが表示されます。

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2.保存先を確認したいミーティング名の右側にある「開く」をクリックすると、「ZoomMeetingsを開きますか?」と表示されるので、「Zoom Meetingsを開く」をクリックします。

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3.保存先のフォルダが開き、パソコン上のどこに録画データが格納されているか確認することができます。

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クラウドレコーディングの保存先

次にクラウドレコーディングで保存した場合の録画データ保存先について説明します。

クラウドレコーディングはZoomクラウドに録画データが格納されるため、保存先の指定や変更をすることはありません。録画が終了すると自動的に保存処理が行われ、クラウドに保存されます。

レコーディングはZoom ウェブポータルで管理し、録画データは以下の方法でアクセスすることができます。

1.Zoom ウェブポータルにサインインします。画面左側メニューの「レコーディング」をクリックし、「クラウドレコーディング(Cloud recordings)」タブにレコーディング済みのデータが表示されます。

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2.確認したいデータのミーティング名をクリックすると、レコーディングの詳細ページが開きます。

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3.詳細ページでは、レコーディングを再生・ダウンロード・共有可能リンクを取得することができます。

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Zoom会議を録画するならAI議事録ツールもおすすめ!

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Zoomで開催した会議を録画し、録画データから文字起こしをして議事録作成している方には、AI議事録ツールの活用もおすすめです。AI議事録ツールはZoomの録画データをアップロードするだけで、AIが自動で文字起こし・議事録作成を行うので、会議内容をまるごと記録することができます。

なかでもRimo Voice録音(音声データ)だけでなく、録画も保存しながら文字起こしや要約を作成できる点がポイントです。

関連記事:Zoomで文字起こしをする3つの方法を分かりやすく解説!おすすめのツールも紹介

AI議事録ツール「Rimo Voice」の特徴

Rimo VoiceでZoom会議から議事録を自動作成する手順

AI議事録ツールの活用は便利なことではありますが、実際どれくらいの議事録をどのような手順で作ってくれるものなのか...?と気になる方もいらっしゃるでしょう。

それでは以下Rimo Voiceを例にして、Zoom会議の録画データから議事録を作成する手順をご説明します。

Step1┃ Zoomの録画データをアップロードする

Rimo Voiceにログインし、 「ファイルをアップロード」もしくは「アップロード」をクリックします。

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▶ローカルレコーディングの録画データを使う場合:
ファイルを選択」もしくは「Drag & Drop」でファイル選択フィールドから、文字起こしをしたいファイルをアップロードします。アップロード後、音声認識の解析が始まり、解析が完了すると文字起こし・要約の結果が表示されます。

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なおZoomの録画データには動画を含めた「.mp4」形式と、音声のみの「.m4a」形式で保存されています。Rimo Voiceは動画を保存することができ、後から文字起こしと動画を一緒に振り返ることができるため、基本的には「.mp4」形式でアップロードすることをおすすめします。

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▶クラウドレコーディングの録画データを使う場合:
共有リンクのURLを取得して、録画データをRimo Voiceにアップロードすることができます。

Zoom ウェブポータルにサインインし、画面左側メニューの「レコーディング」クリックします。「クラウドレコーディング」タブより、文字起こしをしたいミーティングの「共有」ボタンをクリックします。

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共有設定」をクリックします。

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パスコードを設定する」のチェックを外して、「保存」をクリックします。

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コピー」をクリックして、共有可能リンクを取得します。

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Rimo Voiceアップロード画面の「URLを入力」欄に先程コピーしたURLを貼り付けて「OK」をクリックします。アップロード後、音声認識の解析が始まり、解析が完了すると文字起こし・要約の結果が表示されます。

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Step2┃ AIが作成した文字起こし・要約を確認する

1時間の動画データであれば、10~15分ほどで文字起こし・要約の作成が完了します。完了したら、文字起こし結果(画面右側)・要約結果(画面左側)を確認しましょう。

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要約のタイムスタンプをクリックすると、該当箇所の動画が文字起こしとシンクしながら再生されます。

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要約はAIが自動で作成しますが、文字起こしの特定箇所を指定して、追加で要約させることも可能です。もちろん手入力で会議内容のポイントやタスクを追記することもできます。

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Step3┃ 議事録結果をダウンロード・共有する

Rimo Voiceで作成した文字起こし・要約は、以下の形式でダウンロードすることができます。

【文字起こし】

【要約】

画面上からワンクリックでダウンロードが可能です。

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また共有する際はユーザー・チームを指定するか、もしくはURLを伝えることで簡単に会議の振り返り・確認をシェアすることができます。

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Rimo Voiceの便利機能

その①:録画データからのキャプチャ
Zoom会議内で画面共有をしている場合などに便利なのが、動画からキャプチャ(スクリーンショット)を抽出できる機能です。
Rimo Voice上で動画に表示されているキャプチャボタンをクリックするだけで、指定した場面のキャプチャを要約結果(議事録)に添付します。議事録に添付されたキャプチャをクリックすると、キャプチャの箇所から動画を再生できるため、会議欠席者に注目箇所を伝えるための目印としても便利に使っていただけます。

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その②:Zoom録画の自動取り込み
録画取り込み機能」は、Zoom会議の名前や主催者・定期開催かどうかなどで条件を指定し、条件に合うZoom録画を自動で取り込むことのできる機能です。
本機能を使うと、Zoomのクラウドレコーディングが完了するのを待ってRimo Voiceにアップロードする必要がなくなるため、更に自動化を推進することができます。

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その③:Botによる自動録画
Rimo議事録Bot機能」はZoom会議の予定を登録し、議事録Botを招待することで、BotがZoom会議中に自動で録画・リアルタイム文字起こしをしてくれる機能です。
OutlookカレンダーやGoogleカレンダーでZoom会議の予定を連携している場合、連携されたスケジュールに自動でBotを招待することもできます。

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関連記事:

TeamsでWeb会議をレコーディングする方法を徹底解説!保存・共有するやり方も紹介

会議を録音する方法を徹底解説!おすすめのデバイス・ツールも紹介


まとめ:Zoomで録画したデータの保存先を確認してみましょう

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この記事では、Zoom録画(レコーディング)機能の種類と記録したデータの保存先・変更方法についてご紹介しました。オンラインでの商談やセミナーが一般的になり、Zoomで録画する機会はどんどん増えています。録画データを使って会議の振り返りを行ったり、会議を欠席した人への連絡事項として議事録代わりに録画データを共有するケースもあると思います。スムーズに確認・共有するためにも、あらかじめ録画データの保存先を確認しておきましょう。

Zoomを録画する機会が多い場合は、AI議事録ツールを使って録画・文字起こし・要約を一括管理することもおすすめです。今回ご紹介した「Rimo Voice」はZoomの録画データから文字起こし・要約を自動作成するので、議事録作成の手間を削減できます。また音声だけでなく、動画をあわせて確認できることもRimo Voiceの魅力です。業務効率化のお役立ちとしてツールとしてRimo Voiceを活用してみてはいかがでしょうか。

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音声60分の無料トライアルをご用意しております。「無料トライアル」をクリックして、ぜひ「Rimo Voice」をお試しください。

最終更新日: 2025 / 2 / 7

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